※ソラチカルートは、2019年に閉鎖となりました・・。 |
ANA To Me Card Pasmo JCBカード、通称「ソラチカカード」は、陸マイラーを目指すあなたが真っ先に発行すべき、まさに必携のカードです。
ゴルフで例えるならゴルフクラブ、テニスで例えるならラケットと言ってもよいでしょう。道具が無ければスポーツが成立しないのと同じように、まさに「ソラチカカードが無ければ陸マイラー生活は始まらない」と言っても過言ではないカードです。
ソラチカカードが陸マイラー必携である理由と、お得な発行方法、発行に当たっての注意点を徹底解説します。
ソラチカカードが陸マイラー必携である理由
ANAマイルへの驚異的な交換率

陸マイラーデビューを目指す人がまず絶対に発行しなければならないカード。それがソラチカカードです。
ソラチカカードのポイントプログラムの名称を「東京メトロポイント」と呼びますが、このメトロポイントは、1メトロポイント(=1円)あたり、0.9ANAマイルに交換できます。
正直言って、このANAへのマイル交換率は驚異的です。1円あたり0.9ANAマイルという交換率は、まさに空前絶後の超絶怒涛の業界最高交換率なんです。
ポイント | 価値 | ANAマイル |
Tポイント | 1円 | 0.5マイル |
楽天スーパーポイント | ||
東京メトロポイント | 0.9マイル |
例えば、メジャーなポイントであるTポイントや楽天スーパーポイントからも、ANAマイルに交換することはできますが、その交換率は1円=0.5ANAマイルです。
このように、ANAマイルへの交換率は、1円=0.5ANAマイルが業界の相場です。
にもかかわらず、東京メトロポイントはなんと驚異の1円=0.9ANAマイルに交換できるんです。なんと1.8倍ですからね。違いすぎます。この高いANAマイルへの交換率が、ソラチカカードが陸マイラーにとって必携である最大、最強の理由です。
交換率によるマイルの貯まりやすさの差
ポイント交換元 | ポイント | ANAマイル |
一般的なポイント | 3万円 | 15,000マイル |
東京メトロポイント | 27,000マイル | |
差 | 12,000マイル |
そして、この交換率の差は、ANAマイルの圧倒的な貯めやすさへの差となって現れます。
上記のとおり、同じ3万円分のポイントは、一般的なポイントだと半分の0.5倍、つまり15,000マイルにしかなりませんが、東京メトロポイント経由だとなんと27,000マイルと、12,000マイルも多くANAマイルに交換できるのです。
3万円分のポイントだけで差が1万2千マイルって・・これだけで、ローシーズンの国内線特典航空券が発券できるマイル数ですからね!?たった3万円分のポイントでこんなに違う!この破壊力はマジで異常です。
ソラチカカードなしでANAマイルを貯めようと考えるのは、木刀で真剣に立ち向かうようなものです。それくらい、圧倒的な切れ味の差があります。
ANAマイルの価値

でも・・・ANAマイルに交換することによって、なんかポイント数の数字的には目減りしているように見えるんだけど、そこのところはどうなの?と思われましたか?
安心してください。ANAマイルに交換することによって、ポイントの価値は爆増するんです。
クラス | 1ANAマイルの価値 | 1万円分のポイントの価値(参考) |
ファーストクラス | 15円超 | 12万円超 |
ビジネスクラス | 7~9円 | 5~6万円超 |
プレミアムエコノミークラス | 3~4円 | 2~3万円超 |
エコノミークラス | 1.5~2円 | 1.2~1.6万円超 |
これは、ANAマイルを私が実際に国際線特典航空券として利用した際の、1ANAマイルの価値を示したものです。
国際線特典航空券のファーストクラスやビジネスクラスで利用すれば、1ANAマイルは7~9円以上、ファーストクラスの場合下手すると15円以上という凄まじい価値で利用することができます。
現金にも交換できるポイントですが、現金として使うよりは、逆にANAマイルに交換し特典航空券に交換することでこそ、超得で利用することができるのです。
その大量ポイントはどうやって貯める?
ここまで読まれて・・中には「で、そのANAマイルに交換するための大量ポイントはどうやって貯めるの」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
大量ポイントを貯めることは、ポイントサイトを活用することで実は誰でも簡単にできます。知っているか知らないか、やるかやらないかだけの違いといっても過言ではありません。
こちらから解説記事をご覧になることも可能です。
また、一旦ソラチカカードについて最後までご覧になりたい方は、末尾にポイントサイトでのポイントの貯め方のリンクを張っておきますので、そちらからご覧ください。
ポイントサイトで貯めたポイントを、最高倍率でANAマイルに交換するために、ソラチカカードは必携

ここまではよろしいでしょうか。
ポイントサイトで貯めたポイントを、100メトロポイント=90ANAマイルという業界最高倍率でANAマイルに交換するためのポイント経由地として、ソラチカカードは陸マイラー必携なのです。
- ソラチカカードは、そのポイントプログラムである東京メトロポイントを利用するために必要
- 東京メトロポイントとANAマイルの交換率は、どこよりも高い1円=0.9ANAマイル
- ソラチカカードの利用でANAマイルを貯めるのではなく、他社で貯めたポイントを東京メトロポイントに移行し、高い交換率を活用してANAマイルに交換することで、マイルを貯める
まずは、上記「ソラチカカードの基本」を理解してください。
とにかく、ソラチカカードはANAマイラーにとって必携のカードです。このカードが陸マイラーの全てのカギを握る、といっても過言ではありません。
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東京メトロポイントは、LINEポイント経由で貯める

大量ANAマイルを貯める方法。
それは、各ポイントサイトで貯めたポイントを、東京メトロポイントからANAマイルへの0.9倍という驚異的な交換率を利用することにある。ここまでは、ご理解いただけたかと思います。
次に確認しておくべきなのが、各種ポイントサイトで貯めたポイントを、ANAマイルへの最大交換率を誇る東京メトロポイントに集約し、ANAマイルに交換する方法です。
ここがもう少し簡単ならいいのですが・・・東京メトロポイントに集約するのはちょっと厄介です。上記のとおり、LINEポイントを経由して、東京メトロポイントへポイント交換することになります。ANAマイルへの交換率が業界最大なのが東京メトロポイントの0.9倍であるように、東京メトロポイントへの交換率が業界最大なのが、LINEポイントの0.9倍なのです。LINEポイント以外のポイントから東京メトロポイントの交換はそもそもほとんどできませんし、可能であったとしてもポイント交換率がものすごく低くなります。
LINEポイントにポイントを集約し、東京メトロポイントを貯める方法、通称「LINEルート」の交換スケジュールは、以下の関連記事で徹底的に解説しています。
これも非常に大切になりますので、この記事と合わせて徹底的に読み込まれることをおすすめします。
ソラチカカードの概要

ここで、ソラチカカードのクレジットカードとしてのスペックについて、簡単にまとめておきます。
項目 | 内容 |
年会費 | 2,000円 |
継続ボーナスマイル | 1,000ANAマイル |
申込対象 | 18歳以上で安定収入のある方 |
ブランド | JCB |
海外旅行傷害保険 | 1,000万円 |
国内航空傷害保険 | 1,000万円 |
ショッピングガード保険 | 100万円(海外) |
カード盗難保険 | あり |
クレジットカードとしては、こんな言い方をしては大変申し訳ないのですがいわゆる「普通」のカードです。
年会費は2,000円かかりますが、その分毎年継続ボーナスマイル1,000ANAマイルがもらえるので、前述のANAマイルの価値を踏まえると実質年会費無料のようなものです。
その他、保険系は・・・正直カード盗難保険以外はあまり意味がないですね。
ただ、ここまでご覧になったとおりANAマイルはこのソラチカカードを利用して貯めるものではなく、ソラチカカードのポイントプログラムを利用して貯めるものですので、スペックとかにはあまり関係はありません。サクッと発行してください。
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ソラチカカードの入会方法

「よし、分かった!早速ソラチカカードに入会しよう!」と思ったあなた。
それが賢明な選択です。とにかくソラチカカードが手元にないと陸マイラー生活はスタートしないので、何をさておいても、ソラチカカードを発行してください。
ソラチカカードによりお得に入会する方法
- ポイントサイトの広告を経由して発行する
- 入会キャンペーンを利用する
ただし、ソラチカカードを発券する際に必ずご確認いただきたいのが、上記の2点です。
ソラチカカードが無いと陸マイラー生活は始まらないので、サクッと発行すればよいといえば良いのですが、実は、ソラチカカードの発行にあたってもANAマイルを貯めることができます。
これもできれば利用した方がよいので、順に、簡単に解説していきます。
①ポイントサイトの広告を経由して発行する

まず、確実に狙っていきたいのがポイントサイトの広告経由でソラチカカードを発行することです。
例えば、上記はポイントサイトちょびリッチのソラチカカード案件ですね。ソラチカカードの発行「だけ」で、この場合7,000円分ものポイントをもらうことができます。
7,000円分のポイントは前述のLINEポイント経由でのANAマイルへの交換で、0.81倍の約5,600ANAマイルに交換できます。
ポイントサイトでポイントを貯めるまず一件目の案件として、ソラチカカードが利用できると言うことです。ソラチカカード案件はポイントサイトに広告として掲載されているとき、されていないときがありますが、念のため確認しておくことをおすすめします。
ポイントサイトでのソラチカカード案件の有無は「どこ得」で検索する

ポイントサイト上でのソラチカカード広告の横断検索には、「どこ得」を使うのが簡単です。
こちらが「どこ得」の検索画面。この検索窓に「ソラチカカード」と入力しましょう。

運よく「ANAJCB一般カード(ソラチカカード)」が表示されたらラッキー。その広告を経由してカード発行しましょう。
またポイントサイトにはいろいろなサイトがあり、多くのサイトが表示されますが、広告を利用するに際しては、LINEポイントへの交換のしやすさを重視するとよいと思います。
- ちょびリッチ
- モッピー
- ファンくる
- i2iポイント
- ゲットマネー
- ライフメディア
- マイボンバー
- ポイントインカム
なお、LINEポイントに交換しやすいサイトは上記の「Gポイント」に直接等価交換可能なサイトです。特に赤字のサイトはおすすめですね。
まずソラチカカードを発券する方におススメなのは、「ちょびリッチ」と「モッピー」です。もらえるポイント差が千~千数百ポイントなら、この2サイトから発券するとよいでしょう。
ソラチカカードはポイントサイト案件が無くても発券しよう
また、もし運悪くソラチカカードの広告案件が発見できなかったとしても、その場合気にせず公式HPからカード発行してください。
とにかく、手元に早めにソラチカカードを作らないと、まったくANAマイルは貯まりません。カード発行でもらえる数千ポイントは、ソラチカカードの驚異の交換率に比べれば微々たるものです。
とにかく、ソラチカカード作成を優先してください。こちらから、公式サイトにリンクします。
②入会キャンペーンを利用する

また、このソラチカカードはもちろん「ANAJCBカード」に分類されるカードですので、随時実施されている入会キャンペーンの適用があります。
そして、この入会キャンペーンは、ポイントサイトを経由してカードを発行した場合でも適用されます。入会キャンペーンの内容は時期によって異なりますが、一挙に50,000ANAマイル近く手に入れられる入会キャンペーンが開催されている場合もありますので、必ず見逃さずにキャンペーンを利用してください。
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ソラチカカードの発行に当たっての注意点
- ポイントコースの選択は「マルチポイントコースの5マイル」
- キャッシング枠は「0」円が基本
ここまで、ソラチカカード発行前の確認事項を簡単に解説しました。
次は、ソラチカカードの実際の発行です。ポイントサイトにソラチカカード案件が掲載されている場合は、ポイントサイトのリンクから。もし、ポイントサイト案件が無ければ、こちらからそれぞれ申込しましょう。
そして、ソラチカカードの入会/発行ですが、これは入力フォームに沿って順に入力するだけですので、全く難しいことはありません。強いて言うなら、注意点は上記2点です。順に、簡単にご説明します。
ポイントコースの選択

まず、いきなり面食らうのがこの「ポイントコースの選択」だと思います。
項目 | 説明 |
マルチコース | ポイントからマイルへの移行タイミングを選べる |
自動移行コース | ポイントからマイルに自動移行される |
5マイルコース | 通常Pが1P=5ANAマイルに交換できる |
10マイルコース | 通常Pが1P=10ANAマイルに交換できる(有料) |
マルチだの自動移行だのいきなりさっぱりわからないと思いますので、簡単に説明したものがこちらです。
簡単に言うとJCBカードのポイントプログラムであるポイント「OkiDokiポイント」を手動交換(マルチ)にするか、自動交換(自動移行)か、通常ポイントは1P=5マイル(無料)に交換するか、1P=10ANAマイル(手数料が年5,000円必要)に交換するか、という選択です。
正直、自動的にマイルに移行されるとめちゃ困りますし、そもそもがOkiDokiポイント(通常)でANAマイルを貯めるコンセプトではないので、1P=5ANAマイルで十分です。
このため、ポイントコースは「マルチポイントコース(5マイル)」を選択しましょう。
キャッシング枠の選択

そしてもう一つのポイントがこちらです。「キャッシングサービス(融資)ご利用希望枠」は、「その他」を選択したうえで「0」万円で入力しておきましょう。
審査のスピードや、プロセスに格段の違いがでます。
キャッシング枠なしの審査は18分、ありの審査は5日
キャッシング枠 | 金額 | 審査通過 |
なし | 0 | 18分 |
あり | 10万円 | 5日 |
ちなみに、私が実際に発券した際の、キャッシング枠の有無による審査通過までの時間の違いがこちら。
キャッシング枠のなしの場合、たったの18分。一方、キャッシング枠有りの場合、審査通過まで5日もかかりました。しかも、職場への在籍確認電話までありました。
この結果、キャッシング枠有りのカードが届いたのが審査通過から約10日後でしたので、発行まで約2週間を要しました。キャッシング枠なしのカードに比べて、審査の過程も面倒ですし、発行までの期間も長かったです。
メインで使うわけでもないカードにキャッシング枠を設定するのは本末転倒です。ソラチカカードをメインで使うつもりの方を除き、絶対にキャッシング枠は0で発行するようにしましょう。
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年間20万マイル以上を貯める、ソラチカカードの破壊力

いかがでしたでしょうか?
このソラチカカードの発券により、陸マイラー生活は一気に加速します。
上記のとおり、月18,000ANAマイル、年間21万6千ANAマイル、夫婦併せて年間43万2千ANAマイルを貯めることも、決して夢でもなんでもありません。
ただし、上記のとおり、東京メトロポイントからANAマイルに交換できるのは、月に20,000メトロポイントが上限です。

これは私の2018年2月現在のメトロポイント通帳です。毎月2万ポイントずつしかANAマイルには交換できないのがお分かりですね?
ただ、やって見るとお分かりになると思いますが、この月2万ポイントは絶妙なポイント設定です。多すぎず、少なすぎず・・といった感じで、2万ポイントで十分だと思います。
夫婦マイラーの場合家族カードの発券は絶対不可
もう一つ注意点を。
夫婦マイラーの場合、家族カードを発券してしまうと東京メトロとポイントが名義ごと合算されてしまうため、月のANAマイルへの上限は2万ポイントから増えないわ、カード名義が一方に統一されてしまうため、名義違いのため夫婦一方の名義で貯めたポイントを東京メトロポイントに交換できないわ、なんのメリットもありません。
(※東京メトロポイントへの交換は、同一名義のLINEポイントからしか交換不可)
夫婦マイラーの場合、夫、妻それぞれが必ず別々にソラチカカードを発行するようにしてください。
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最後に~ソラチカカードは最強の陸マイラー必携カード~

以上、ソラチカカード完全攻略と題して、解説させていただきました。
上記は、ANAビジネスクラスの機内食です。ソラチカカードがあれば、夢にまで見たANAのファーストクラス、ビジネスクラスへの搭乗も夢でもなんでもありません。
ソラチカカードが、お金の使いかた、マイルのため方、そして私の生活スタイルを一新してくれたと思っています。まずはソラチカカードがないと陸マイラー生活も始まりませんので、本記事も今一度確認のうえ、早めの発行をおすすめします。
そして、ソラチカルートに年間43万マイル分のポイントを送り込む、ポイントサイトでのポイントの貯め方は、是非下記関連記事からご参照ください。
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