
海外現地でのスマホ利用は、現地でのSIMカード購入がベストかと思っていましたが、時間的なことやコスト的なことを考えると、日本で購入していくという方法がもしかしてベストかも!ということは以前紹介しました。
では、実際の設定方法、使用方法は?速度は?気になるポイントを実際に海外(香港)で使用した管理人がレポートします!
目次
まずはSIMフリースマホを手に入れよう
兎にも角にもまずはSIMフリースマホを手に入れることからスタートです。1台あると何かと便利ですので、海外使用も視野に入れ、テザリング可能で、ある程度長めに使えそうな1台を手に入れておくと良いでしょう。
このHUAWEIのnova lite等は、この先十分使えて、しかも値段もお手ごろでおすすめかと。
ちなみに管理人が利用しているのは、国内3キャリア利用可能なパーフェクトSIMフリースマホ、HTCのLGL22。
こちらでも記事にしましたが、auのキャリア端末にも係わらず、非常に簡単にSIMフリー化できるため海外利用や子どものYoutube用のサブ機に最適です。
ちなみに、管理人はヤフーオークションで3千円台でゲットしました。入手方法や機種の選択はメイン機として使うのか、それとも海外用のサブ機として使うのか、という個人の考え方次第ですが、まずはSIMフリースマホを1台確保しましょう。
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海外でのスマホへのSIMの設定方法
これについては非常に簡単です。説明書を良く読めば間違えることはないと思います。
管理人が香港・タイ弾丸旅行用に購入し、実際に利用したのは下記のSIM。
アマゾンさんで売られている、並行輸入品の中国移動香港の格安sim。
4日間データ通信無制限、国内通話80分無料がついてたったの980円(送料無料)です。肝心のデータ通信は4日間、1日1GBまでであれば速度低下なく使い放題。
1GB利用後も、速度は落ちますが利用できます。容量的にも十分です。
値段的にも香港現地では80ドル(約1,200円)以下の格安SIMは見かけませんでした。あるのかも知れませんが、海外のSIMカウンターでそんな交渉をする会話力と精神力はありません・・。(香港はまだましですが、お世辞にも親切とはいえないですよね)
980円なら海外現地で購入するより絶対におトクだと思います。
実際に設定する
さて、実際にSIMフリースマホに設定していきます。

SIMを自分のSIMスロットの大きさにカット(手で折るだけです)して、
SIMフリースマホにセットします。

後は説明書どおり、新しいAPNとして「名前」「APN」にcmhkを入力し、認証方式をCHAP形式にすれば・・


完成!cmhk(China Mobile HongKong)のキャリアで、LTE回線を拾っています。

接続直後からすごい勢いで中国移動香港からSMSが届き少しあせりますが、漢字なので冷静によく読むと、利用期限の案内等が書いてあるだけ。プリペイド(事前支払い)式のSIMですので、追加請求などについても考える必要はありません。逆に無事に利用開始できたと考えればよいです。
肝心の速度は?
一応LTE回線をつかんでいますので、そんなに遅いことはないだろうと思いつつ・・一方あまり時間もなかったので少しだけテストしてみました。

これは香港国際空港でのスピードテスト結果。平均データ転送速度は下りで約3.8MB。
正直、日本の格安キャリアと同等かそれ以下の速度・・といった感じではありますが、電波が途切れることもなく、実用上の問題は一切感じませんでした。日本の格安キャリアだと、いわゆるパケ詰まり(通信しないこと)が発生してしまうことがありますが、このSIMではそんなことはなく、通常利用であれば快適に利用することができました。
LINEでの通話、メッセージ送信、写真の送信等にも何の支障もありませんでした。実用上は全く問題の無いSIMです。
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日本国内で設定できるプリペイドSIMを使えば、海外での設定も不要
この日本国内で購入できる海外使用可能なプリペイドSIM。中には、日本国内で設定(利用開始)できるものもあります。
このSIMは、8日間、3GBの通信ができます。3GBを超えても、128kbにて通信は可能。
そしてこのSIMは日本で利用開始して海外に持ち出すことができます。この利点は、特にご高齢の方などの「海外旅行中でもスマホを使いたい!」というニーズに応える際に、国内で息子世代が設定して持たせることができること。
管理人は、これに何度助けられたことか・・国内キャリアの設定は難しいですし、ミスすると高額請求につながります。また、ミスしなくても、国によってはちょっと使うだけで1日3千円近くの出費になってしまうこともあります。
しかも、海外での設定も結構面倒・・・。というか、実際には面倒ではないのですが、いくら説明してもご理解いただけないのですよね・・・。
その点、これならプリペイドですのでミスのしようがありませんし、高額請求もありえません(少なくとも、スマホの利用だけに関しては)。
下手に小難しい国内キャリアの海外利用設定をして、高額の料金を支払うくらいなら、プリペイドSIMを設定済みのスマホをWifiルーター代わりにテザリング機として持たせる(国内キャリアのSIMは抜いておく)ことが、一番簡単なように感じています。
国によって通信事情が異なる点は注意
その他の注意点としては国によって通信事情が異なる点ですかね。
管理人が試してみた香港などはもちろん何の問題もありませんでしたが、国によってはつながりにくかったり、場合によっては全く使えかったりすることがあると思います。
このあたりは自己責任の世界ですね。後からクレームを入れられる国内キャリアの海外利用であれば、そういうことは回避できますが、値段が高い!どちらを選ぶかは自己責任の世界です。
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日本でSIMを買って、お手軽に海外旅行でのスマホを楽しもう!
以上、海外でのお手軽なスマホ利用方法をご紹介しました。
特に、日本でSIMを購入する。これは、時間の節約的にも、コスト的にも、また設定的にもおすすめだと思います。
購入する場合は、SIMの購入先はほぼアマゾンさん一択になると思います。よろしければ、試してみてくださいね!