太陽光発電3.3kW設置後約半年の発電量と収支は?買取価格27円の2017年でも太陽光発電設備は設置すべきか改めて考えてみた

管理人がハウスメーカー施工の太陽光発電3.3kWを設置してから約半年。年間を通して一番発電量の多い5月~6月も過ぎ、提案と比較した実際の発電量や投資回収年数等もだいたい見えてきました。

太陽光発電をはじめとした再生可能エネルギー固定価格買取制度の抜本的な見直しが迫る中、買い取り価格が27円にまで下がった2017年度からでも太陽光発電を設置すべきなのか?考えてみました。

太陽光発電3.3kW設置後約半年の発電量と毎月の電気代収支

まずは早速これまで約半年の発電量から紹介します。

3月の発電量:361.3kW

4月の発電量:364.8kWh

5月の発電量:437.1kWh

6月の発電量:432.8kwh

・・・という結果になりました。思った以上に発電してくれたなーというのが、率直な感想です!

ハウスメーカー提案との発電量の比較

提案時にいただいた3.3kw太陽光発電システムの発電量シミュレーションがこちら。

提案発電量 実際の発電量
3月 350kWh 361.3kWh +11.3kWh
4月 370kWh 364.8kWh ▲5.2kWh
5月 390kWh 437.1kWh +47.1kWh
6月 327kWh 432.8kWh +105.8kWh
合 計 1,437kWh 1,596kWh +159kWh

6月が梅雨にしては雨の少ない日が続きましたので、提案された発電量シミュレーションに対する実際の発電量は大幅なプラスになりました。提案発電量からの差は約1割というところですね。

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電気料金の収支は

こちらがお支払いした電気料金。

こちらが太陽光発電の売電料金。

購入料金 売電料金
3月 10,675円 5,053円 ▲5,622円
4月 11,051円 7,037円 ▲4,014円
5月 8,017円 8,866円 +849円
6月 7,331円 9,455円 +2,124円
合 計 37,074円 30,411円 ▲6,663円

電気料金の収支は上記のとおりとなりました。5月、6月は太陽光発電の収入が電力会社へ支払う電気代を上回り、単月では黒字(電気代0)を達成しました。

トータルでも、差し引きしてトータルで実際に支払った電気料金は6,663円です。もちろん、初期投資がありますので実際にはそんなにお安いわけではありませんが、精神的には達成感がありますよね(笑)。

その他、そもそもの毎月の電気料金も、昼間の発電分を自家消費している分、昼間の高い電気料金の使用が減り、前年と比べて大幅に低減していることがわかりますね。(右の青いグラフが今年、左の赤いグラフが去年です。)

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ちなみに、管理人の地元中京地区の電力会社は中部電力さん。自由化前から太陽光に特化したおトクプラン「Eライフプラン」に加入しています。ちなみにこのEライフプラン、今後まず間違いなく現れない「オール電化割引」という割引制度がありますので、オール電化の方は絶対にプラン変更してはだめです。

そして、上記の電気料金の確認は、中部電力さんと契約している場合に限定ですが、中部電力さんのクラブ「カテエネ」のホームページから確認できます。太陽光発電を設置すると(設置しなくても、今後10年間の間に必ず)スマートメーターに取り替えになりますので、一日の電気の使い方などが、ホームページ上で詳しく確認できるようになります。

また、NTTドコモのdリビングと提携した、前日の電気の使用実績がわかるサービスなども充実しています。

そしてこのカテエネですが、今ならなんと!登録するだけで700円相当のポイントがもらえます。さらに、電気料金やANAマイルにも移行できるカテエネポイントも溜まりますので、中部電力さんと契約している方は、登録しない意味がわかりません(笑)。

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太陽光発電の自己消費/売電の割合

自己消費 売電 割合
3月 160.0kWh 201.3kWh 45:55
4月 128.6kWh 236.2kWh 36:64
5月 132.8kWh 304.3kWh 31:69
6月 154.9kWh 277.9kwh 35:65
合計 576.3kWh 1019.7kWh 37:63

そして、管理人の自己消費対売電の割合ですが、上記のとおり、自己消費対売電の割合は、約40%:約60%という結果に。管理人の場合、売電単価は31円/kWh。購入単価は、中部電力さんのEライフプランですので、昼間は35円です。(正確には平日のみですが、便宜的に35円計算します)

自己消費と売電の割合によって、発電した電気を換算する単価が異なってきますので、その割合を知ることは非常に重要です。

管理人の場合、自己消費分は576.3kWh×35円=20,170円。売電分は1019.7×31円=31,610円。合計で、51,780円分発電したことになります。昼間発電分をすべて売電する場合の単価は31円ですし、自己消費に使う場合はそれより少し高くなる、ということですね。

太陽光発電による合計年間収入の予測は?

このように、もともと提案時にハウスメーカーからも言われていましたが、太陽光発電の発電量は提案の1割増し程度で推移しています。

ここまでの発電量を年間発電量の推定値と比較していくと、合計の年間の発電量の推定は、提案時3,712kWhの1割増、約4,000kWhであると推定されます。

これに、管理人の使用状況・・・つまり自己消費:40%、売電60%を当てはめると・・・

発電量 単 価 収 入
自己消費 1,600kWh 35円 56,000円
売 電 2,400kWh 31円 74,400円
合 計 4,000kWh 130,400円

年間収入の見積額は約13万円。投資額が150万円(補助金を控除後)ですので、投資回収は約12年と推定できます。

管理人の場合高いのを覚悟のうえでハウスメーカーの後付太陽光を、しかもHEMS付で購入しましたので、やはり投資回収が10年超えという結果に。管理人の太陽光発電の導入経緯は↓をご覧ください。

でも、いまどきの太陽光は3.3kW程度でしたら120万円程度で設置できると思います。そう考えると、一般的な工事費からすれば、投資回収は約9年ですね。

ちなみに、FIT、再生可能エネルギー固定価格買取制度の単価の約束期間は10年です。120万円程度で設置すれば一般的には楽々投資回収。管理人の場合は・・・10年目以降買取単価がわからないので、収支もわからず、なんとも見通しづらいのですが、このペースでいけば、投資回収は12年で楽々だと思います。

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結局、太陽光発電は設置するべきなのか?

と、ここまで読まれて「投資は回収できそうだけど、結局、太陽光発電ってどうなの?」と思われている方もいらっしゃると思います。投資回収で10~12年は分かるけど・・・結局儲かるの?ということですよね。

管理人の最終的な結論としては、太陽光発電は、固定価格買取制度が存続する間は単価に係わらず「設置すべき」だと思いました。管理人も東日本大震災前は太陽光発電懐疑派でしたが、今は、「太陽光発電設備を固定価格買取制度で持っている」というポジションを持っていることは、これからを考えるとものすごく有利だと考えています。

そもそも、現行の「FIT」つまり再生可能エネルギー固定価格買取制度は、あの悪名高い?民主党政権の菅直人元総理大臣が、「菅下ろし」(菅辞めろ!)の動きの中で、「この3つを導入したら辞める!」という辞任条件に入れ、強引に導入した制度。

制度導入当初の固定買取価格は、なんと42円/kWhでした。いくら普及させるためとはいえ、トンでもない価格です。

この結果、2017年7月現在、この固定価格買取を支えるための再生可能エネルギー促進賦課金の単価は、家庭用で約2.64円/kWhです。つまり、トンでもない価格での買い取りを支えるために、国民皆が負担している電気料金・・・これはこれまでの大手電力と契約している方、auさんのような新電力に乗り換えた方を問わず、一律で絶対に1kWhあたり2.64円負担しているんです。

この賦課金が家庭の電気料金に占める割合は、すでに約1割!電気代が約8,000円のご家庭なら、800円程度はこの再生可能エネルギー促進賦課金として取られているのです。

そして、この再生可能エネルギー促進賦課金で潤っているのは誰か。それは、当然ながら太陽光発電設備を設置している方です。(管理人も入っています(申し訳ありません(笑))。

太陽光を普及させるために、電気料金の相場よりも高く買い取るため、その差額を国民全員で負担しているのです。負担する側に回るか、援助してもらう側に回るかといえば、もちろん援助してもらったほうが得に決まっています。

そして・・・日本よりさらに太陽光をはじめとした再生可能エネルギーの導入が進んでいる欧米では、すでに時間帯によっては太陽光発電により昼間の電気が飽和状態になることがあります。また、アメリカでは太陽光で発電された電気が、晴天時では単価が1~2kWhで取引される例もあります。そのくらい、再生可能エネルギーの爆発的な普及のため、「昼間の電気が余る」時代はそう遠くありません。

そうなるとどういうことが起こるか。実際には昼間の電気(の市場価格)はそう高くないのですが、固定価格で買い取る必要があるため、太陽光発電を持っていない方は賦課金込みの高い値段で電気を買わざるを得なくなる。逆に、発電設備を持っている方は、市場価格より高い値段で、悠々と電気を売れるようになる・・ということです。

さらに、今後蓄電池の研究開発が進むと、昼間太陽光で発電した電気を蓄電して夜に使うこともできるようになります。固定価格買取終了後の未来図は誰にもまだわかりませんが・・・太陽光の発達により昼間の電気が余り気味になり、価格が低下し・・・逆に夜のほうが単価が高くなる・・ということもありえます。

その際に、昼間の発電設備を持っていることは、非常に強みになります。

このように、今後の技術の発展や太陽光の普及を考えると、今、確実に投資回収できる太陽光パネルを持っておくことは、近い将来を見越すと絶対に優位に立てると考えています。(これは、FIT導入以前には全く考えられないことでした)

まとめ

〇今確実に言えること

・初期投資については10年程度(固定価格買取期間中)で回収可能

・今より固定買取価格が高くなることはない

・逆に、再生可能エネルギー促進賦課金は高くなる一方

〇今後想定されること

・太陽光発電の普及により、「太陽光発電した電力を固定価格で買い取ってもらえる」というポジション自体が強みになる可能性

・昼間の電気(晴天時)が安くなり、夜間・曇天時の電気代が高くなる可能性

・蓄電池が発達し、夜間・曇天等電気料金が高いときに、太陽光発電で貯めた電気を使える可能性

以上、ある意味妄想かもしれませんが、欧米では実際に起こりつつあることです。少なくとも、太陽光発電を今設置しても、十分投資回収はできますので、迷っている方は、新しい時代に備えて設置をおすすめします。



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