スカイマークが国内線最高LCCといえる4つの理由

機内持込手荷物の大きさ、重量制限、受託手荷物の重量、定時運航率、欠航率・・・様々な指標で比較した「最強LCCランキング」で、タイガースジェットでおなじみのスカイマークは最強LCCといっても良いのではないか?と思います。

管理人も愛用のスカイマークが国内線最強のLCCといえる理由を4つ、紹介します。

①機内持ち込み手荷物・受託手荷物の制限がレガシーキャリアと同等

管理人のように親子4人でそろって旅行!という乗客にとっては、受託手荷物・機内持込手荷物って結構あるんですよね・・・。

レガシーキャリア(JAL or ANA)では、機内持込10kg(ただし、大きさ制限あり)、受託手荷物20kg(@1人あたり、個数制限はなし)というのが常識というか定番です。この常識に慣れていると、LCCの手荷物重量制限には驚くばかりです。

各社の最安料金での手荷物の扱いがこちら。

スカイマーク スターフライヤー ソラシドエア エアドゥ バニラエア ジェットスター ピーチアビエーション
受託手荷物 20kgまで × ×
機内持込手荷物 10kgまで 7kgまで 10kgまで
備考 バニラ・・10/29以降機内持込7kgまで 受託手荷物には追加料金要

ご覧のとおり、ジェットスター、ピーチアビエーションの2社は最安料金では受託手荷物を預けることすらできません。ビジネス用なら良いですが、家族旅行では不向きですね。

ジェットスターの場合、「ちゃっかりプラス」料金+1,650円支払ってはじめて受託手荷物10kgまで可。家族で40kg預けようと思うと、管理人一家の場合4×1650円=6,600円もかかります。

ピーチアビエーションは最安料金「シンプルピーチ」に約2000円程度プラスした「バリューピーチ」にしてはじめて受託手荷物1個(20kgまで)を預けることができます。他社が「合計20kgまで」に比べ、「1個(20kgまで)」というのが大きく違いますね。また、機内持込も「2個、10kgまで」となっています。

その点、スカイマークをはじめとした5社はANAやJALと同様のサービスですので安心です。


②定時運航率はANAを抜いて国内3位!

定時運航率、という用語をご存知ですか?

国土交通省が毎年発表しているのですが、「全体の便数に占める出発予定時刻以降15分以内に出発した便数の割合」のことを言います。

ビジネスでも旅行でも、当然ですが「後の予定」というものがあります。出発便が大幅に遅延!とかになると本当に困ってしまいますよね。

【平成28年度定時運航率ランキング】

順位 キャリア 定時運航率 搭乗管理システム
スターフライヤー 92.15 あり(Skip)
JAL 91.68 あり
スカイマーク 89.72 なし
ANA 89.23 あり(Skip)
ソラシドエア 88.74 あり(Skip)
日本トランスオーシャン航空 87.55 あり
エアドゥ 86.00 あり(Skip)
バニラエア 83.02 なし
春秋航空日本 80.17 なし
10 ジェットスター 79.75 なし
11 ピーチアビエーション 76.75 なし

国内線における平成28年度定時運航率は僅差ですがANAを抜き国内3位。しかも、レガシーキャリアをはじめとした他社が搭乗管理システム(保安検査場等の通過したかどうかを確認できるシステム。2次元バーコードをかざす「あれ」ですね。)を導入しているのに対し、2015年1月に経営破綻したスカイマークではそんなお金はなく、搭乗管理システムは導入していません。

保安検査場を通過していない人がわかれば、空港で特定の方の名前を放送でアナウンスすることができます。一方でそのシステムがないと誰が保安検査場を通過していないかがわかりませんので、搭乗の際まで誰が搭乗していないのかわかりません。

にも拘わらず、国内3位は立派です。なんでも、「定時性向上委員会」を立ち上げ、パイロット、客室乗務員、地上係員、整備それぞれの連携を高めて定時運航に努めているんだとか。

確かに、今年も北海道にはスカイマークで行きましたが、ほぼ定時運行でした。本当に、5分くらいの誤差しかないという完ぺきな運航です。この定時運航率の高さはLCCの中でスカイマークをイチ押しできる大きな理由かと思います。

一方、LCCの雄、ジェットスターの定時運航率は79.75%、ピーチアビエーションは76.75%です。ピーチアビエーションの76.75という数字はちょっと驚異的で、4本に1本は15分以上遅れる、ということです。

安さと定時運航率のバランスでも、スカイマークはなかなか健闘しています。


③欠航しない割合が国内キャリアナンバー1!

急な機材トラブル等で飛行機が飛ばない!楽しい旅行中の欠航って、地味に効きますよね・・。

天候(台風や大雪)によるものなら仕方がありませんし、例えば台風の進路などが事前にわかっているなら乗客側で対応すべきです。

でも、それ以外の理由での欠航は勘弁してほしいですよね。

【平成28年度欠航率ランキング】

順位 キャリア 欠航率 内 訳
天候 それ以外
スカイマーク 0.58 0.42 0.16
日本トランスオーシャン航空 0.79 0.46 0.33
ピーチアビエーション 0.88 0.45 0,43
スターフライヤー 0.98 0.29 0.69
ANA 1.27 0.69 0.58
ソラシドエア 1.33 0.37 0.96
JAL 1.35 0.70 0.65
ジェットスター 1.66 0.86 0.80
バニラエア 1.74 1.31 0.43
10 エアドゥ 2.09 0.57 1.52
11 春秋航空日本 2.86 0.54 2.32

ここでも、スカイマークが大健闘しています。天候による欠航については仕方のない部分がありますが、スカイマークの場合、天候を除いた理由による欠航率を見ても、全体の1位、わずか0.16%です。

これはかなり信頼できるキャリアだといえると思います。

ANAやJALは絶対的な本数が多いので欠航率が一定程度増えるのは仕方ないと思います。その他、ピーチアビエーションも地味に健闘していますね。

下位勢は・・・いつものメンバー。LCCというのはそういうことだ、ということを覚えておいた方がよいと思います。


④運賃とキャリアの信頼性のバランスが最高!

ここまで、スカイマークのサービスとキャリアの信頼性をご紹介しました・・が、それで結局運賃高いじゃん!ということではLCCでもなんでもありません。

【平成28年度輸送人キロあたり旅客収入ランキング】

順位 キャリア 単価
ANA 17.3
スターフライヤー 17.0
JAL 16.9
エアドゥ 15.1
ソラシドエア 13・5
日本トランスオーシャン航空 12.8
スカイマーク 10.0
ピーチアビエーション 7.8
ジェットスター 7.7
10 バニラエア 6.7
11 春秋航空日本 6.1

平成28年度の輸送人・キロあたり平均単価がこちら。

例えばANAの欄で説明しますと、1人あたり、飛行距離が1000kmの路線の平均料金は、1000×17.3=17300円ということです。何となく、納得の単価ですね。一番安い春秋航空日本の場合、1000kmでの平均価格が6100円。

ANAの約1/3ですので、やはりLCCは安い!ということです。

ちなみに、1000kmというと、東京(羽田・成田)から九州への便の飛行距離と考えるとわかりやすいと思います。

そして、スカイマークを見てください。単価は10.0ということで全体の7位ですが、ピーチ・ジェットスター・バニラのLCC勢よりは若干高いのですが、ANA・JALよりは格段に安く、エアドゥやソラシドよりも安い、という絶妙の価格設定ということがお分かりいただけると思います。

これで、受託手荷物や事前の座席指定、高い定時運航率・欠航率などレガシーキャリアと同等のサービスが受けられるのです。

スカイマークが最強のLCCといえる理由が何となくお分かりになったのではないかと思います。


番外:ビールの価格が安い(笑)

馬鹿みたいな理由で申し訳ありませんが・・・ビールの価格が他社よりも安いんですよね(笑)。

ピーチ(スーパードライ)、ジェットスター(一番搾り)、エアドゥ(サッポロクラシック)、ソラシドエア(不定期に変わる)の各社で500円が相場なんですが・・・

スカイマークは300円(笑)。地味にうれしいところです。

実際に乗ってきました

管理人はバリバリのANAマイラーですが、国内線にはANAマイルは使いません(笑)。単価の高い国際線のビジネスクラスに利用してこそ、ANAマイルの価値は高まりますからね。

国内線はもっぱらスカイマークさんです。

①搭乗の際は手荷物タグを自分で取り付ける必要あり

まずは自動チェックイン機でチェックインです。

チェックインの際には荷物の個数の入力を求められますので、入力すると、こうやって手荷物タグが出てきます。

これ、慣れてないとわかんないです。手荷物タグを自分で取り付けて、手荷物検査を受けたのちカウンターで手荷物を預ける必要があります。

②手作り感満載のサービスが素敵

スカイマークといえば、2015年1月に一旦経営破綻したことはご存知ですよね。その後はANAの支援を受け、現在はその傘下で立派に経営を再建されました。

こういう手作り感満載のサービスが「経営破綻したことを忘れない」という気持ちの表れのようで、なかなかに感慨深いです。この調子で頑張ってほしい!と思う会社の一つですね。

②機材はB737のみ。革張りシートでピッチも十分

スカイマークの機材はほぼすべてがリース機材で、B737のみです。

かつてはA330を運航したり、馬鹿デカいジェットA380を導入しようとしたりして・・結局それが経営破綻の原因になりましたので、B737のみの運航。いさぎよくてよいですよね。

このため、どの機材に乗っても3×3の2列のアブレストは変わりません。

シートピッチもJAL、ANAと同様の79cmですから、他のLCCのような極端な窮屈感を感じることもありません。

④足のばシートは若干PR不足?

スカイマークでは、最前列のシートと非常口座席のシートはシートピッチが広いことから、「足のばシート」として+1,000円で売り出しています。

確かにシートピッチは広いですが、1,000円払うかといえば微妙(笑)。

管理人が中部ー新千歳を往復しましたが、誰も乗っていませんでした(笑)。若干PR不足なんじゃない?と思います。


まとめ スカイマークはコスパのバランスが良い最強のLCCだ!

管理人はスカイマークの回し者でもなんでもありませんが・・・国内線でかなりの数のLCC、レガシーキャリアを利用した結果からも、そしてデータからもスカイマークさんは最強のLCCとしてイチ押ししたいと思います。

定時運航率が高く、サービスはレガシーキャリアと同等で、価格設定も絶妙ですので、家族旅行、ビジネスどちらにも利用できますよね。

ANAマイラーのあなた!国内線でマイルを使うくらいなら、スカイマークさんをぜひ一度使ってみてください。



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