２０１７年１０月現在の仮想通貨ブーム。
この現在の仮想通貨ブームに対する私の見立ては、１９世紀前半のゴールドラッシュのようなもの。
１９世紀前半、アメリカ西海岸で金鉱が発見され一攫千金を狙って多くの人がアメリカ西海岸に押し寄せた。
しかし、本当に金を掘り当てて金持ちになった人のことは、聞いたことも見たこともない。
１９世紀のゴールドラッシュ時には、結局金を掘る人ではなく、金を掘るためにシャベルやスコップを売った商人や、西海岸まで金を掘るために移動する人を運んだ鉄道など、ブームをうまく利用した人だけが大儲けした。
シャベルをもって金を掘るために踊った人は、結局何も得ることはできなかった。
しかも、本物の金（ゴールド）なら実需（希少性）と、人間の（採掘）努力の裏打ちがあるが、仮想通貨には裏付けが何もない。
まさに、バブル。ゴールドラッシュに近いブーム。
ブームには、乗った時点で負け。
仮想通貨というブームに乗って、今から金を掘りに行くか。
それとも、金を掘りに行く人相手に商売するか。はたまた、第三の手段をとるか。
少し、立ち止まって考えて見る時期だと思います。
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目次
仮想通貨は掘るべき金鉱か？それとも？
仮想通貨は、すでにもう十分すぎるほど高値で取引されている。
本当に儲けを出している人は、もう十分過ぎるほど儲けている。
何しろ、ビットコインの初値が付いた２００９年。１ビットコインは０．０７円。
本当に儲けたいのなら、１BTC=０．０７円で初めて値がついた２００９年時点で買っておかなくてはだめ。
２０１７年１０月末現在の価格は、１BTC=７０万円。
価値は１０００万倍になっている。
よく考えてください。もう、だれがどう考えてもこのゴールドラッシュは終了している。
ここからこの金（ビットコイン）を採掘に行くのは、ゴールドラッシュ時にツルハシ担いで金を掘りに行くようなもの。
つまり、今から参戦しても、仮想通貨ではほぼ儲からない。
逆にツルハシやスコップ商人（仮想通貨の取引方法や必勝法などを教える雑誌、情報業者等）、金を掘りに行く人を運ぶ鉄道（BTC取引業者）の食い物にされに行くってこと。
それでも、金を掘り（仮想通貨を買い）に行きますか？っていうことです。
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次の仮想通貨を探すか、仮想通貨投資で抜け穴になっている資産を買うか
今から仮想通貨に手を出すのは、掘りつくされた金鉱脈に、わざわざスコップとシャベルのお金を払って、西海岸までの鉄道代を払って、金を掘りに行くようなもの。
私なら、そんなことはしない。私なら、取る方法は以下の二つです。
①金を掘りたい人にシャベルとスコップを売るか、西海岸まで送り届ける
つまり、「仮想通貨の買い方や取引の仕方を紹介して儲ける」か、「取引所まで連れていく（紹介する）ことで儲ける」。
このどちらか。
仮想通貨で儲けようという発想ではなく、仮想通貨で一儲けしようという人を狙って取引の仕方や取引所のあっせんで儲ける。
最近はアフィエイト広告も多く出ているので、簡単に実現できますね。
この活動には、市場参加者を増やすことによって、さらに参加者を増やし、先行者利益を高めるという効果もあります。
これは、分かってやっている人も多いので注意が必要ですよ。
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②仮想通貨に代わる新たな「将来の可能性」を探る
私の本命はこちらですね。
仮想通貨に代わる新たな将来の可能性を探る。これが、最も成功に近いと思います。
ビットコインの初値が付いたのが２００９年。それから約８年で、価値が１０００万倍になっています。
たったの８年で１０００万倍ですからね。それくらい、価値変動が大きい時代。
今現在では、誰も目にもくれない。
でも、将来的に価値があるかもしれない。そういうものに１万円でも、２万円でも投資してみた方が、スコップ商人に儲けさせるより実は面白い。
２００９年に１万円分のビットコインを買っていたら、今では１０００億円ですからね。
ゴールドラッシュの金鉱脈に群がって、他人を儲けさせるのではなく、自分なりに将来を予測して、投資してみたいと思います。
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ゴールドラッシュに乗るつもりはない
これは全くの私の持論かつ信念ですが、信用の裏付けのない仮想通貨は危ない通貨としか思えない。
しかも、もう十分すぎるほど高騰している。このバブルがはじけないわけがない。
ここにスコップもって参戦するくらいなら、新たな金鉱脈を探す方がよっぽどまし。
さすがに１０００万倍は無理だと思いますが、自分が信じる何かに、賭ける投資をしてみた方が、仮想通貨に今から投資するより１００万倍面白いと思います。
