管理人は某企業でマネージャー職を務めています。
管理人は飲み会と残業が大嫌い。大事なことなのでもう一度言います。飲み会と残業が大嫌い。
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時間中に効率よく仕事して、定時になったら速攻帰宅。そしてブログ更新や、社外で受講している研修や勉強会の予習・復習。
そして、休息の時間を多く取る。
これこそが、公私ともに生産性を最高に高める働き方だと思い、もう15年以上続けてます。
もちろん職場での痛い視線は当初ありましたが、もう全く気にしてません。
ま、でも痛い視線もその一瞬だけで、会社を出ちゃえばもうこっちのものですしね。翌朝まで痛い視線なわけじゃないですから。しっかり仕事さえしていれば、残業している人の痛い視線は単なる「嫉妬」だと割り切ることが大切。(そんなに嫌なら、みんなも帰ればいいのに)
そして、そんな管理人でも同期トップで管理職になることができた。
当然、仕事でやるべきことをやらず、仕事山積みなのに「定時だ~」って帰宅していたら、そんなのは無理。
定時に帰っても上司から評価される仕事術。
管理人が心がけている5つの仕事術を紹介します。
目次
①とりあえず毎日定時に帰ることから始める
めちゃくちゃのようですが、これ、非常に大事。
毎日定時帰宅を習慣化すると、毎日定時に帰っても、仕事は終わっていくことに気づくと思います。
時間中まともに仕事していると、残業中の仕事って惰性になりがち。
普通、8時間も真剣に働くと人間疲れちゃう。
つまり、残業は生産性が低いってこと。
確かに時間をかけて遅くまでやっているので仕事しているように見えますが、人間の集中力ってそんなに続かないから、やったような気になっているけど実はほとんど仕事なんて進んでいない。
そして、「今日は定時に帰る」って決めて仕事をスタートすると、朝から仕事の段取りを考えるようになる。これも大切。
とりあえず、定時帰宅からスタート。
細かい仕事術は、あとからついてきます。
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②スピードにこだわる
仕事で最も大事なことは「スピード」。
とにかく、スピードを意識しましょう。
そして、スピードにこだわるためには「完璧」を求めてはいけません。
「2:8の法則」って知ってますか?「2割の努力で8割の完成度までは持っていける。完成度の残りの2割を高めるには、残りの8割の努力が必要になる」って、例の法則です。
とりあえず2割努力して、8割の完成度を目指す。そして、とにかく早めに報告(アウトプット)する。
これが基本です。
管理人も管理職になり、評価できるのはやっぱり、仕事が速くて、レスポンスの良い部下。
まずは「誰よりも速く」のスピードにこだわりましょう。
③スピード報告で仕事のスピードを可視化する
誰よりも速くのスピードを意識していても、上司やお客さま、先輩、同僚に同じスピードで「アウトプット」しなければ評価に結び付きません。
つまり、仕事のスピードと「報告」のスピードはセットというか、一体となって初めて周囲に認知(可視化)される。
そして、このスピードの可視化の仕方は、大きく2つの方法があります。
- 短納期(1~2日)のもの:超スピードで8割まで仕上げ、とりあえず報告する
- 長納期(1週間~1か月)のもの:ゴール(目的)までのマイルストーンを可視化してとりあえず報告する
とりあえず報告するというのがポイントですね。順に簡単に説明します。
①は読んで字の通り。短納期の仕事は調べ物やレポートがほとんどでしょうから、2割の努力で8割まで仕上げ、とりあえず報告です。
「取り急ぎ、ここまで作りました。」と報告し、良さそうならそれで終わり。微修正があれば、修正して終わりです。
もし、ここで残りの8割の努力(=完璧な資料)が求められそうなら、「では、〇〇日までお時間をください」とお願いします。
ここで、残業を前提としない時間設定をするのがコツです。
②はどういうことかというと、長納期の仕事は例えば社内プレゼンや提案書作成等でしょうから、まずは完成までのマイルストーンを組んで可視化しちゃう。そして、その可視化したスケジュールを先に報告する。
【仕事の進捗管理の見える化の例(社内プレゼンの場合)】
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例えば、こんな感じ。
ここまでを超スピードでスケジューリング(もちろん、実際の会議室の押さえから出席者の予定の確保も)して、先に報告しておく。
こうすることで、上司に確実に仕事が進む安心感を持ってもらう。そして、上司が「ステップが不足している」と思えば、先に意見がもらえる。
上司としては残業をして欲しいわけではなく、納期までに仕事を仕上げて欲しい。残業より欲しいのは、実はこういうアウトプット。
そして、このスケジュールを自分に無理のない期限に設定しておけば、そもそも残業をする必要がなくなる。
残業って、結局上司から「あれ、どうなった?」と言われて、焦って「明日までに報告します」とか言って残業に・・というパターンがほとんど。
そうならないように、自分の仕事を自分で可視化する。そして、先にアウトプット(報告)しておく。
こうやって「報告」して「可視化」することを習慣にすれば、1日単位で区切りがつけられる。
「ここまで進んだ」というのが、上司を含む周囲と、自分自身にもわかるようになる。
そうすれば、「今日はもう帰って良いよね(仕事は進んでいるから)」というのが、自分にも、周囲にも可視化される、という効果もあります。
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④連絡・相談で手戻りを防ぐ
仕事を超スピードで仕上げても、出来上がりが上司・同僚・先輩・お客さまの期待するものと違ったら、それは全くの時間の無駄です。
意外に時間がかかるのがこの「手戻り」。手戻りを少なくすることは、大切な仕事術です。
そのために必要なのが、連絡・相談です。特に、相談ですね。
特に仕事に取り掛かる前の「相談」が大事です。
上司って、無意識に「今日は鍋料理食べたいから、鍋料理作っといて」というような適当な指示を出しがち。(あくまで「例」です。「例」)
そこで、いきなり鍋作りに取り掛かるなってこと。
「鍋といっても味付けなら醤油味、みそ味、具材なら肉系、海鮮系などいろいろ種類があります。味つけ、具材はどうしますか?何人くらいで食べますか?社内用ですか?接待用ですか?」とか、必要な情報や出来栄えを先に相談しておく。
そうしないと、作ったはいいけど、まったくイメージと違ったものになる可能性がある。
仕事に取り掛かる前に、必要な情報はそろっているか、成果物に対する上司とのイメージ合わせができているか。
必ず相談して確認してから、仕事に取り掛かるようにしましょう。
⑤相手の仕事を手元に持たない。ボールは相手に持たせる
日々、いろいろな問い合わせ等がメールで来ることと思いますが、できる限り瞬時に反応してボールを投げ返してしまう。
仕事は手元に持ってはダメです。
例えばの例であげたこの「メールでの問い合わせ」の場合、問い合わせをしてきているのは「相手」。
つまり相手の仕事です。
この「相手の仕事」に自分の時間を割くな、ってことです。
もちろん、問い合わせを無視することはできませんから、必要最低限の情報を秒速で打ち返す。どこの部署でもいわゆる「ありもの」の資料があると思いますので、とりあえずそのあたりを打ち返しておく。
そこから先、その「ありもの」の資料を見て、必要な情報を整理して、さらに追加の情報が必要かどうかを判断するのは「相手の仕事」ですから、そこに時間を割いてはダメ。
ボール(相手の仕事)を投げられたら、秒速で投げ返す。
手元にボール(相手の仕事)を持たない。これも、鉄則です。
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残業をやめた方が、仕事の評価は高まる

管理人は勤続20年。入社当時は残業していました。
周りもほとんど残業していましたので、当時はそれが当然って感じで、特段違和感は感じていませんでしたね。
大体22時くらいまで会社にいて、それから会社の近所で23時くらいに大盛定食食べて、一杯飲んで0時くらいに寮に帰る、という生活。
会社を出るのが23時を過ぎるような場合は、コンビニ弁当を買って帰るのですが、何しろ昼も抜きで仕事していましたので、腹ペコ。
余裕でコンビニ弁当2つとか食べてました。0時くらいに。
当然健康にも悪い。かなり、太りました。
そして、ある時「はっ」と気づきました。
「自分の人生の主人公は自分であって、会社ではない」
残業やめました。すっぱりと。
そしたら気づきました。結局残業って、自分の仕事のできなさを時間で解決する行為なんですよね。
人より多くの仕事を、定時内に終わらせる。
そのためには、効率を上げる必要があるし、報連相も一層意識しなければ無理。
時間が限られているので、漫然と仕事していてはダメ。仕事の段取りも意識するようになった。
「残業しなくなってからの方が、上司に評価されるようになったんじゃないか」と個人的には思っています。
さ、あなたも定時帰宅から始めましょう(笑)。