仕事の半分はダメ上司が増やす。できない上司の特徴3つ

 

できない上司の下につくと、本当に困りますよね。

本来、仕事は目的を明確にして、最短距離で進めれば、そんなに時間のかかるものではないと思うんです。

 

でも、その最短距離にわざわざシケインを設け、スピード遅らせ、手間を増やす存在

それが、クソ上司だと思います。

 

実感としては、クソ上司に当たると、仕事に掛ける半分以上の時間がなんの生産性もないクソ上司対応に取られます

私の考えるできないクソ上司の特徴を3つ、半分憂さ晴らしで紹介します(笑)。

 

スポンサーリンク

①決められない

 

もうこれ最悪ですよ。クソ上司の典型例です。

私も管理職だからわかるのですが、管理職の仕事は「決断」の連続だと思います。

 

上司としていろんな情報を常に入手し、整理し、考え方や方向性を整理しておく。そして、部下の提案に対し瞬時に判断し、決断する。

これが管理職の仕事です。最悪決められなかったら、もう一個上の上司にさっさと相談して、指示を仰ぐ必要がある。

 

もともと上司の方が部下よりも当然多くの情報を持ち、しかも組織の方向性を決める権限があるんだから、部下からの情報も踏まえて、瞬時に結論が出せるはずなんですよ。

 

一方、ダメ上司は、情報を持ってない。

考え方も持っていない。そして、持っていても決められない

 

決断を先延ばしにし、次から次へと部下に情報を求める。でも、そもそも情報や考え方をもっていないくらい無能だから、最後まで自分では決断しない。お腹一杯の情報を集めて、結局さらに上位に決断を迫りに行く。

そのお腹一杯の情報のうち、8割は使わない情報。そんなのが多すぎるんです。

 

決断をしない管理職は、管理職じゃないと思います。

そんな上司に当たった部下は、もう、上司を見切ってる。「結局、決断しないんでしょ。上に相談する情報集めに私を使ってるんでしょ」って思っているはずですよ。

 

決められない上司の情報収集は、単なる「好奇心」。それに付き合わされるほど、時間の無駄はありません。

 

スポンサーリンク

②部下を信じない

 

「〇〇部と、◇◇部に確認しましたが、・・・という結果でした。ここは両部を頼りにはできません。でも、これこれというやり方があるので、これでチャレンジしたいと思います。」

「それ本当か?そんなこと言うわけがない。もう一回、両部に確認してくれ」

 

・・・・えっ!?

でも、もう一回確認しても、絶対結果同じですよ。

 

そういう結果になったのは、あなた(上司)の信用がないから。だから、協力してもらえないの。

 

部下の報告を疑う。これ、上司としては最悪の所業です。

もちろん、常日頃から信憑性のない報告をする部下については、管理職として注意が必要だと思います。

 

でも、通常の場合、いうなれば管理職は部下が担ぐ神輿に乗っている状態。

その管理職が、神輿の担ぎ手の部下に「お前、しっかり担いでいるか?(お前の報告は信じられない)」なんて言ったら、ただでさえ担ぐ気持ちのない部下が、担ぎ続けてくれる可能性はほぼ消滅

 

部下の報告は信じる。そして上司はそれで動く。これが鉄則。

ただ、1点だけ注意点は、部下の報告の解像度を上げてやるのは、上司の仕事。

 

例えば、「A店の特売のあんぱん、安かったです!」という報告なら、「あんぱんの値段はいくらか?」「何に比べて安かったのか?」ということを質問してやると、さらに解像度が上がる。

そういう建設的な追加質問はもちろん必要だと思います。そうすると、次にはそういうところまで調べてくるようになりますしね。

 

逆に、自分を信じていない上司の神輿を担いで、働く部下なんて、いないと思った方がよいです。

 

調べ直しても同じ結論なのに、自分の求める答えとちがうから、追加調査させて余計な時間を取らせる

部下を信じない。クソ上司の典型例です。

 

スポンサーリンク

③言っていることとやっていることが違う

 

これはもう怒り心頭。

 

「おまえら!残業なんて絶対するなよ!!」 って言いながら・・。

「うーん、お前の報告書よくわかんない。明日の朝までにやり直し(今、夕方6時)」ってのが典型例ですが。

 

言っていることが超矛盾だと思います。

断言したいんですけど、私のこれまでの会社生活で、残業の半分以上は上司の好奇心を満たすための残業なんですよ。生産性のかけらもないと思います。

本当に残業を減らしたいのなら、目的を明確にし、その目的に一直線に進むように組織とその進む方向を整えるべきなんですが・・・そして、報告書にしても部下にしっかり指示していれば、部下からそんなわけの分からないレポート(アウトプット)が出てくるはずもないんです。つまり、あんたの指示が悪い!ってことです。

個人的に一番嫌いなのがこの「言っていることとやっていることが違う上司」。

『仕事を効率化しろ!!』っていいながら、部下には、『これと、あれと、あれも調べて』とか、余計な指示を出すんじゃねぇ!

その指示の大体が、自分の好奇心となると・・・ブチ切れですよ。

 

本当にやる気ないなら「残業減らせ」とか、言うな。

残業減らしたいなら、まず上司が、部下を早く帰らせることから始めるべきだと思います。クソ上司の言動が矛盾しているから、部下の仕事も迷走する。マジで思います。

スポンサーリンク

デキる上司になるために

 

デキる上司は、まずメリハリがある。そして、目指す方向性、考え方、指示が明確。

目指す方向や指示に対しずれてたら、本当に大事なところは厳しい。でも、些末なことにこだわることはない

 

多分、思い当たるところがあるのではないかと思いますが・・今あげた3つのクソ上司の特徴をしっかり胸に刻んで、自分はそんなクソ上司にならないように、日々努力したいと思います。

 

合わせて読みたい

関連記事:管理職が評価する「デキる若手」の4つの特徴

関連記事:毎日定時退社を15年続けても、同期トップで管理職になった5つの仕事術

 



AD