実際に出会ったトンでも就活生から、ビジネスで伝えるべきことを学んだ

 

企業である程度の期間勤めていると、「採用活動」への協力依頼が来ることがあります。

管理人のように勤続20年選手になると、いわゆる「リクルーター」から「面接官」まで、別にやりたいと手を挙げてお願いしたわけではないですが、人事からお願いされて何度も経験させられてます。

 

そうすると、中には「こいつだけは絶対に採用しない」と思う、超ハチャメチャ就活生に出会うことが。

今日は、実際に出会った就活生の面白言動について、面接官目線で振り返りつつ、実際のビジネスでの応用について考えてみます。

 

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①教育研修クレクレ就活生

 

管理人が出会った中で最もインパクトのある就活生がこの学生。

彼は就職できたのだろうか・・。

 

就活生
御社の教育・研修制度についてお聞きしたいのですが。新入社員研修以降に、大学院への進学や海外MBA留学等の制度はありますか?
管理人
あります。ただ、かなりの狭き門ですので、まずは、実務でしっかり力をつけてもらって、上司の推薦があれば応募できますよ。
就活生
若手ですぐにMBA取得で海外留学した事例はないのですか?余計な遠回りなしに勉強した方が無駄がないと思うのですが。できれば、国内の大学院に留学した後、MBAを取得したいです。
管理人
(・・いつ働くんだ?)当社でやってみたい仕事はありますか?当社に今後どういう貢献ができそうですか?
就活生
しっかり勉強して、MBAを取得したのちに貢献したいと思います。しかし、社が私の能力の発揮に足るフィールドでなければ、その時点で転職も検討します。
管理人
そんなに進学したければ、自費で進学すればよいのでは?当社が費用を出して進学してもらっても、結局転職されたら当社にとってはメリットがないのですが。
就活生
でも、そういう制度はあるんですよね?
管理人
・・・。

 

残念ながら秒殺で不採用にさせていただきました。

 

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②世襲型就活生

 

リクルーターや面接官をやっていると、たまに「親も同じ業界にいた」という就活生に会います。

別に親の職業で判断するつもりはこれっぽっちもありませんが、こういう感じだと採用する気になれません。

 

就活生
私の父が御社と同じ業界におりまして、御社は身近に感じていました。親は定年まで勤めあげまして、一戸建てを立て、私たちを育て上げてくれました。私も御社で定年まで働きたいと思います。
管理人
親御さんのことは、面接の質問として聞けないのでとりあえず置いておいて、当社に入ってチャレンジしてみたい仕事はありますか?
就活生
私の父は××部門と〇〇部門が半々でした。父から仕事内容は聞いていますし、この2部門なら自分もやっていけると思います。
管理人
親御さんが経験しているから、あなたも当社に貢献できるということにはならないのでは?
就活生
いえ、親からは「お前なら絶対やれる」と言われています。業界の大ベテランが言っているので、間違いないと思います。

 

ぜひ、父上にオーナー企業を立ち上げてもらって、2代目社長の道をおすすめしたいです。

 

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③志望動機自己中型就活生

 

これも就活生に結構多いです。

滑り止めも含めていろんな会社を受けているんだと思うんですが、志望動機に無茶苦茶無理があって、笑えてきます。

 

就活生
私は小学校卒業まで南アフリカに住んでました。南アフリカに貢献したいという強い思いがあります。それで、御社を志望しました。
管理人
(南ア・・??)当社は、国内事業を中心とした企業です。海外進出もしてはいますが、南アフリカには現在のところ全くの接点もありませんが。
就活生
御社の〇〇技術は、南アフリカに必要なんです。私は、御社に入社して南アフリカに〇〇技術を普及させたいと思っています。
管理人
ご希望は分かりました。南アフリカ以外に当社でやってみたい仕事や、当社にこういう面で貢献できる、という点はありますか?
就活生
貴社が南アフリカに〇〇技術を移転する。それが御社の最大のビジネスチャンスだと思います。それ以外に私のやりたい仕事はありません。

 

いっそベンチャー企業でも立ち上げたら?

その方が、あなたの希望どおりに手っ取り早く国際貢献できるので、就活している時間が無駄じゃないかと思ってしまいます。

 

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トンでも就活生から考える、ビジネスで伝えるべきこと

 

面白就活生の事例は実はまだまだあるのですが、切りがないのでこの辺にして。

この就活生がなぜ管理人的に不採用だったのか。

 

もう、お分かりですよね。

企業にとっての採用活動は、優秀な人材を獲得して企業の業績を拡大するために行うもの。

 

一方、面白就活生達は、自分の都合ばかり並べて、自分を採用することが、採用してもらう企業の業績拡大につながるかについて、一切言及していない。

 

「面白いやつだなー」とは思いますが、採用は難しいですね。

 

ニーズを把握して、自分なりの付加価値を付けて伝えるのがビジネス会話

 

ビジネス上の会話の基本。それは、相手のニーズを把握して、それに自分なりの付加価値をつけ、発信すること。

電話一本取るのでも、同じことをしゃべるだけなら機械が取っても同じ。「自分が取ったからこそ」の付加価値をつけるべき。

 

営業が一番わかりやすいですね。

営業は、自社のサービスが「いかにお客さまのニーズに応え」「お客さまのビジネスの拡大につながるか」をフォーカスして伝える必要がある。

「自社の都合」や「自社のサービス」だけ伝えていたら、真っ先に出入り禁止になります。

 

実はブログでも同じ。読者のニーズにいかに応える記事を書けるか。

それが、ブログ運営の基本だと思います。

 

要は、「発信者(就活生)の都合」はどうでもいい。

発信者(就活生)がどれだけ価値を生み出してくれる存在か」を伝えられるかどうかで判断されるってことです。

 

就活も、ビジネスも、ブログ運営も同じ。

どれだけ「相手に価値を生み出せるか存在にだと伝えられるか」を意識することで、ビジネス上の発信内容も大きく変わってきます。

 

相手はなぜ、わざわざ時間を取って自分の話を聞いてくれるのか。

相手にとって、自分の話は価値を認めてもらえる内容なのか。

 

トンでも就活生に、いろんなことを勉強させてもらいました(笑)。



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