児童手当が所得制限で減額。不公平感が半端ないので不平不満をぶちまけてみる

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サラリーマンの一つの到達点である年収1000万円を超えて数年がたちます。

でも、はっきり言って全く良いことはありません

税金額は死ぬほど上がる。それだけ税金払っているにも関わらず、もらえる金額は死ぬほど減る。

特に、基本的には少子高齢化対策として用意されたはずの子ども向けの手当て(特に、児童手当)が減額されるのは非常に腹立たしいです。

 

少子高齢化は所得に関係あるのでしょうか?

高額納税している子育て世代に対して、所得制限設ける意味がさっぱり分かりません。

今日は、年収高めの子育て世代が、どれだけ日本国から冷遇されているのか、不平不満をぶちまけてみたいと思います。

 

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税金取られ放題

 

まずは、税金を取られる側面から。

もうとにかく、税金が取られ放題。例えば所得税額の早見表(平成29年度)がこちら。

課税される所得金額 税率 控除額
195万円以下 5% 0円
195万円を超え 330万円以下 10% 97,500円
330万円を超え 695万円以下 20% 427,500円
695万円を超え 900万円以下 23% 636,000円
900万円を超え 1,800万円以下 33% 1,536,000円
1,800万円を超え4,000万円以下 40% 2,796,000円
4,000万円超 45% 4,796,000円

(注) 例えば「課税される所得金額」が700万円の場合には、求める税額は次のようになります。
700万円×0.23-63万6千円=97万4千円

(国税庁ホームページより引用)

 

この表は、給与所得から各種所得控除後の金額にかかる税率。

感覚的には年収が1150万円を超えると、課税所得が900万円を超え(所得控除は大体220万円限度)、税率が33%(-控除額)になります。

税率33%(-控除額)って、ふざけるんじゃない。

その下の「695万円を超え、900万円以下」に比べて、単純に比較はできませんが、明らかに超絶高くなります。

 

もうね。感覚的には、給料が増えても手取りが全く増えないんです。

給与の上昇が手取りに影響を与えない。本当に微動だにしない。増えているのは税金額だけ。

 

社会保険に至っては、金額がよくわからないのでもう早見表等の引用はしませんが、厚生年金保険料、健康保険料なんて、もっと死ぬほど累進的に徴収されている。

 

税金、年金、健康保険・・・天引きだけで死ぬほど取られていきます。

内 容 金 額 合 計
総支給額 760,000
社会保険 雇用保険 ▲2,200 ▲92,000
健康保険 ▲28,400
介護保険 ▲5,100
厚生年金保険 ▲56,300
税金 所得税 ▲51,300 ▲100,800
県市町村民税 ▲49,500
社会保険・税金合計 ▲192,800
手取り額 567,200

 

これは、ある月の給与明細ですが、社会保険料と税金で▲192,800円です。

絶対取られすぎです。

社会保険料なんて、現在の支払い分はほとんどが現役高齢者分に充当されていますので、支払った分だけ受益できるかなんて超不透明。

 

しかも、あなたのご自宅でもそうだと思いますが、ここから家賃(住宅ローン)、自動車ローンその他の固定費がかかるんです。

大事なことだからもう一度言います。年収900万円と1200万円の間に、手取りに感覚的な差はありません。その分、税金と社会保険料でむしり取られてしまいます。

 

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児童手当も減額!!

 

これだけ税金と社会保険料を払っていても、収入が増えると、自動的に行政からもらえる各種手当は軒並み減額。

例えば、児童手当。

私は子ども2人。本来ならもらえる金額は月1万×2人×4か月で8万円。

そこが、所得制限で4万円。たった4か月で4万円の差

 

うちの子が仮に二人とも5歳だとして、中学卒業の15歳まで10年間の収入差は、5000円×12か月×10年×2人で、120万円

 

すみません。キレていいですか

 

納税者を馬鹿にしてんのか!!

 

誰より働いて、納税して。

そして、その結果誰より可愛い子育て費用の給付まで少なくなることは、納税者として許せません。

 

少なくとも子育ては平等であるべきでは

もちろん、生まれ育った環境やいろんな事情はある。

でも、私も決して裕福な環境に育ったわけではない。実家はクソ貧乏で、小さい頃のおもちゃの記憶は、母親がかまぼこを食べた後の板に字を書いてくれた積み木の記憶だけ。

日本人の大半は、辛くても我慢する。そして、その境遇を乗り越えるために努力する。

 

某朝〇新〇では生活保護費で月30万円で「足りない」という記事があったそうです。一切働かずして子ども2人を育てるために保護費(手取り)で30万円で足りない。

そんなことは、この記事をご覧のほとんどの方は思っていないと思うんです。(思っているのは、朝〇新〇の記者さんだけ)

 

我が国を成長させ、税収を伸ばすためには、頑張って働く国民を増やすべきではないのか。働かずして生活保護もらって月30万で子どもが劣等感ってどういうことなのか。

 

少なくとも、子育てに対して年収格差をつけるべきではないです。

 

そこまで全員を「同じスタートラインに立たせたい」ということなら、何か他の方法を考えるべきだと思います。(幼児~高等教育まで塾通いも含めて全員一律無償化など)

 

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児童手当が満額欲しいわけじゃない。頑張るインセンティブが欲しい

 

別に児童手当が満額欲しいわけじゃないんです。

頑張って頑張って。歯を食いしばって頑張って。

そして、その結果ちょっと年収がもらえるようになると、税金が取られまくって、児童手当が減額される。そんな世の中でいいのかなーって思うだけです。

 

世の中の頭の良い方は、節税対策やいろいろなことをして、税金取られないようにしたりいろいろなことをやられるのだと思いますが、サラリーマンはなかなかそううまく行きませんので。

以上、不満をぶちまけてみました。



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