北京首都国際空港エアチャイナ・ビジネスクラスラウンジ訪問記。中国フラッグ・キャリアの実力とは?

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北京首都国際空港のラウンジといえば、ラウンジ設置区域の面積の大多数を占めるのが、中国のフラッグ・キャリアである、エアチャイナ・ビジネスクラス/ファーストクラスラウンジです。

北京首都国際空港への訪問は、トランジットでの訪問。かなり悪名高い乗り継ぎにはかなり苦しめられましたが、何とか解放された後、訪問してきました。

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北京という大国中国の誇る首都国際空港の、しかもフラッグキャリアがプライドをかけて設置するビジネスクラスラウンジのサービスは一体どうだったのか?訪問記を人柱報告したいと思います。

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エアチャイナビジネスクラスラウンジへの行き方は簡単

今回の北京訪問はかなり特殊な訪問で、当日朝にNH961便羽田ー北京ビジネスクラスで北京に到着後・・

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なんと到着後、約4時間後にCA159便で、名古屋に移動するというトンでもない旅程です。

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ちなみにこの旅程、国際線ビジネスクラスを国内線代わりに使うという裏技で発券したビジネスクラス航空券です。

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2018年4月18日

上記のとおり、乗継手続きにはかなり苦戦しましたが、乗り継ぎ便でも必要になるセキュリティチェック後は、いたるところに「エアチャイナ ビジネスクラスラウンジはこちら」的な案内があるので、よほどの方向音痴でない限りまず間違いなくたどり着くと思います。

これは、セキュリティチェック後の北京首都国際空港の、普段なら見慣れた国際線出発ロビーなんですが・・・気のせいか、全体的に照明が暗いのは気のせいでしょうか。

自然光を取り入れた作りなのかもしれませんが、何となく薄暗い感じが気になりました。

中国っぽい庭園もありますが・・これは多分日本の空港に武士の甲冑が置いてあるようなものなんでしょうね。

本当の中国じゃないんだろうと思います。普通、日常生活で武士の甲冑なんて見かけませんからね。

この庭園の近くのエスカレーターを登れば・・・

エアチャイナのビジネスクラスラウンジがあります。

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ソファ・座席:時間帯によっては混み合うが、広さ・座席数は十分

座席は、こんな感じのソファ席がほとんどです。

一部テーブル席もあるんですが、ソファ席が圧倒的な数を占めています。

私が陣取った席からの写真がこちらです。

ファーストクラス風シートが最高な香港国際空港シルバークリスラウンジには比べるべくもないのではありますが、ソファの座り心地もよく、特に問題はない、単なる居心地の良いラウンジです。

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食事:フルーツ・菓子・パン系以外は期待薄

まずはじめにお断りしておきたいのが、ラウンジで特に食事系の写真を撮っていると、係員の女性にえらい勢いで怒られます

「いいじゃん、別に」と一応反論しますが、問答無用の「ダメ!」。このあたりが、なんか秘密主義の中国を感じるんだよなぁ・・。このため、係員の女性の目を盗んで写真を撮っています。

まさかの盗撮です。写真枚数的には少な目ですが、そういう事情ですので、ご容赦ください。

食事はメインエリアとその他のワゴンエリアに分かれる

この写真のエリア(1か所)にメインの食事系があります。

その他、広いラウンジエリアのいろんなところに屋台っぽいワゴンがあって、フルーツや菓子、パンなどを提供しています。

屋台っぽいワゴンがこちら。

このフルーツ・菓子・パン類はまあまあ食べられそうなんですが、メインエリアの食事系は・・・。

・・・すいません。一言で感想を言うと、「エサ」って感じなんですけど。とても食べようという気になれませんでした。(だから、写真撮影禁止なのか・・)

奥の方には麺類のコーナーもあるのですが、麺類の提供は不定期で、食べたいときに食べられるとか、そういう麺類コーナーではありません。

これは多分牛肉麺ですが、ちょっと色が黒めですね。でも、牛肉麺は大体こんな感じなので特段このラウンジがひどいとか、そういうことは無いと思います。

ただ、若干ぬるいだろうな・・とは思いました。全体的に、食事には、あまり期待しない方がよいと思います。

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ドリンク:安定の飲み放題。味も普通でいける

メインの食事処、屋台風ワゴンいずれにも冷蔵庫があって、ビールとソフトドリンク、ミネラルウォーターは飲み放題です。このあたりは、どこのラウンジでも変わりはないですね。

ただ、この燕京ビールは・・ちょっと。何しろ甘いんです。甘いビールって、初めて飲みました。こういうものなんでしょうかね。

でも、青島ビールと、謎の中国産白ワインはまあまあでした。

でも、青島ビールはまさかの「プルトップ」でビックリ。多分、うちの子どもは開け方が分からないと思います。

プルトップ・・20年ぶりくらいに見た気がします。

ビール、ワイン以外のお酒系も、結構立派なバーカウンターがあって、

品揃えはまあまあいいですね。当然、バーテンダーの方がいらっしゃって、作っていただけるのかと思いきや・・

ここはまさかのセルフサービスでした。みんなでバーカウンター内に入り込んで、思い思いのドリンクを作る

でも、慣れると、これはこれでありだと思いました。いろんな国の旅行者の方と譲り合いながら、また「ここに、これあるよ」とか教えあいながらドリンクを作るのは、なんか、セルフの飲み放題居酒屋みたいで面白いかもと思いましたね。

Wifi:つながり悪いので、SIM持ってくと良い

ちなみにこのラウンジ内は、お世辞にもWifiのつながりは良いとは言えないんですよね。このため、実は日本で買って持っていったSIMが重宝しました。

その重宝したSIMが、この中国と香港で使えるSIMです。7日間、2GBまで使えてたったの1,380円です。

このチャイナユニコムのSIMですが、速度もまあまあ・・というか、かなり速いSIMでした。

北京(中国大陸)の場合、WifiだとTwitterが見れないって聞いていたんですけど、このSIMの場合だと、特段の不自由なく使えました。

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総評:北京エアチャイナラウンジはお酒の飲める喫茶店だ

以上、北京エアチャイナラウンジの様子をお伝えしました。

食事は正直期待できませんが、それ以外はまあまあ、国際的なラウンジのサービス基準から見ても十分及第点はあげられるレベルだと思います。

お菓子・パン・フルーツ系はそこそこなので、コーヒー・紅茶と合わせれば喫茶店代わりで充分利用できますし、さらにアルコールも飲み放題なので、別に極端なダメなわけではないように思います。

でも、Wifiのつながりがいまいちなことと、写真撮影に対して姑娘が異様なまでの拒否反応を示すこと、そして、食事系がエサっぽいことはやっぱりいまいちなのかもしれません。

でも、他に行くところがあるなら行きませんが、ここしかないなら別にそういうものかと我慢できる

それが、北京首都国際空港のエアチャイナラウンジだと思います。

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北京首都国際空港はだだっ広い。出発時間に注意

エアチャイナはディレイで有名でしたが、最近はそんなこともないので、ラウンジから搭乗ゲートへの移動には、特にご注意ください。

最近では、むしろ、搭乗30分前にファイナルコール、なんてこともしばしばあります。

空港はとにかくだだっ広いので、搭乗時刻からはかなり余裕をみて移動しましょう。

この日も、16:45(現地時間)出発なのに、16:14という30分以上前にゲートに到着したにも関わらず、すでにファイナルコール。ほとんど最終の搭乗でした。

これ、本当にお気をつけください。まさかの出発時間前のファイナルコールで、乗り遅れるなんてことも十分あり得ます。

この後、エアチャイナCA159便ビジネスクラスで、名古屋に戻ります。

北京ー名古屋CA159便ビジネスクラス搭乗記。エアチャイナって、結局どうなの?

2017年11月21日

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