ロイヤルホストが、2017年11月6日に「現金支払いお断り」「支払いはクレカか電子マネー限定」の実験店舗をオープンするとのこと。
これは、近年まれにみる大英断。
ぜひ、実験とはいわず本気で根付かせてほしいところです。
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誰しもが「常識」と思っている無駄をやめるのが、正しい経営判断
こういう英断には、「いや、それ無理ですよ!」の声がつきもの。
でも、冷静に考えて、そして今後を展望して不要・無駄なものは、今現在の常識がどうであれ、やめてしまえばよい。
私自身、この一月を振り返ってみると、美容院に行った代金以外は、すべて電子マネーかコンビニ支払い。
この1か月で美容院代5000円以外、現金の支出をしていない。(美容院もクレカ払いができるんですが、手数料のことを考えて気を使って現金払いにしてます)
電子マネー、クレカ払いに限定しても、もう十分生活できるようになったと思う。
現金決済は無駄なだけ。不要なのでやめてしまう。これ、大英断だと思います。
現金商売したことがある方は皆さんわかると思いますが、お釣りを用意して、途中どこかのタイミングで締め切って現金残高と売り上げを合わせて、銀行に売り上げを預けに行って、レジ打って・・現金にまつわる仕事って、滅茶苦茶手間がかかる。
現金が合わなかったら、それこそ死ぬまでチェックですよ。1円が合わなくても大パニック。でも、冷静に考えたらその合わなかった1円より1円を合わせに行く手間の方が時給的価値が高い。
その現金の取り扱いをやめてしまい、全部電子マネーorクレカにする発想。これ本当に大英断。
以前ニュースになった「24時間営業の廃止」も含め、ロイヤルHDさんは、「やめる」選択が上手だと思います。
今後有望な企業ですね。
ロイヤルHDの株を購入してしまおうか、と思ってしまいます。(もう十分高いので今買うのは躊躇しますが・・)
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何をやり、何をやらなかったかで、人生の密度は変わる

スティーブ・ジョブスは、「最も重要な決定とは、何をするかではなく、何をしないかを決めることだ」という名言を残しています。
ビジネスはもちろん、個人の日常生活でも、時間は1日24時間。全員に等しく与えられている。
でも、その24時間でできることは、限られている。
あれも、これも、やってもよいが、その結果本当に必要なことが後回しになっては意味がない。
必要ないことはやめてしまう。そして、必要なことをやる。
それが、成功につながる。
意味のないこと、無駄なことはやめてしまうのが基本だと思います。
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仕事、プライベートで無駄なことはやめてみては
私はここ1年で、長いもので30年以上、短くても10年続けていた仕事を、3つほどきれいさっぱりやめました。
例えば、毎日〇〇を調べて、特定の人にメールで送る・・等、ルーチンでやってるけど、「これって、誰得?」っていう仕事、結構あるのではないかと思います。
もちろん、いざやめるとなると社内の根回し、社外への説明など面倒な点は多かった。
でも、一旦やめてしまうと、もうその後その件に関する仕事は発生しないので、本当に負荷が減る。
その分、新しい時代に対応するために必要な時間を回せるんです。
不要・無駄なことは(まずは実験的にでも)やめてしまう。これって、重要な発想だと思います。
そして、個人的に一番にやめるべきは「残業」かも・・と思います。無駄ですからね。
残業という無駄時間をやめたら、自分の本業である「人生」を送るために、有意義な時間を持てると思います。
あなたにとって(あなたのビジネスにとって)一番必要な時間は何か。
そのために不要な時間はないか。あるのなら、やめてしまえばよい。
変化の大きい時代、その英断が必ず必要になると思います。