FXのレバレッジ10倍規制問題。ポイントサイトユーザーと陸マイラーに与える影響とは?

 

2018年5月現在、25倍まで認められているFX(外国通貨証拠金取引)のレバレッジ。

2018年度中にレバレッジ規制がさらに強化され、レバレッジが10倍まで引き下げられるのは、ほぼ避けられない状況のようですね。10倍への引き下げは、5月30日の金融庁の有識者会合の結果、正式に延期になりました。良かったですが、業者への監視・監督は強化されるそうですので安心はできませんね。

 

このFXのレバレッジ規制。ポイントサイトユーザーと陸マイラーにはどのような影響があるのでしょうか。簡単にまとめてみました。

 

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レバレッジとは「預けた証拠金で取引できる金額」のこと

 

レバレッジとは、直訳すると「梃(てこ)」のことです。

このため、「レバレッジ効果」といえばいわゆる「梃(てこ)の原理」のことを指し、投入した金額(力)以上の金額を取引できる効果のことをいいます。

 

レバレッジ25倍の場合であれば、例えば5万円をFX業者に証拠金として預けた場合、その25倍の125万円分の外貨の売買ができるということになります。

例えば、米ドルの場合1ドル=約110円ですので、1万ドルで約110万円です。つまり、5万円の証拠金で、1万米ドルの売買ができる、ということですね。

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なぜ、レバレッジを規制するのか

一番大きい理由を簡単に言ってしまうと「投機的すぎ」と見られているということです。

つまり、先を見通すことのかなり難しい、外国為替相場の売買というほとんど賭け事に近い「FX」に、この倍率はちょっと投機的すぎるのではないかということが一つの大きい理由です。

 

そしてもう一つ大きいのが、FXの場合、実際の通貨の購入・売却は実は必要なくて、仮想の取引でも取引としては成立するんですよ。

この「仮想取引」であるFXが、為替相場を大きく変動させるとともに、実需としての通貨の取引を減少させる(=本来の取引手数料が減る)って、どうなの?というのが、今回のレバレッジ規制の議論のキックになっています。

 

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ポイントサイトユーザーと陸マイラーへの影響は、2017年10月頃から既に発生

 

このFXレバレッジ規制の影響は、実は2017年10月ごろからポイントサイトユーザーと陸マイラーには、既にかなり大きな影響として表れていました。

それが、ポイントサイトにおける、FX広告を利用することによるポイント獲得相場の暴落です。

 

ポイントサイト経由での広告利用で、15,000円分のポイント獲得は確実だったFX案件で、DMMFXやSBI FXが、軒並み4,000円程度に暴落したことは、記憶に新しい方も多いのではないかと思います。

これは、このFXレバレッジ規制への予防線という側面が大きかったといわれています。

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投機的なFXの世界に・・「ポイントサイト経由で大量のポイントを付与して顧客を勧誘するのはけしからん!」「そうまでしてユーザーを増やしたいのは、よほどFX業者にとってうま味がある商売なんだろう?」・・だから、レバレッジを10倍まで下げるぞ!という金融庁の疑念を先取りする形で、大手FX会社が自主的にポイントサイトでのポイント付与を自主規制した、というのが真相なんです。

「強引に新規ユーザーを増やしたりはしません!」「だから、現行のレバレッジ25倍は・・なんとかこのまま許してください!お代官様!」という訴えだったんですね。

 

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レバレッジ10倍規制が陸マイラーにもたらすもの

 

では、このFXのレバレッジ規制が仮に10倍まで引き下げられた場合、ポイントサイトユーザーと陸マイラーにはどのような影響が想定されるのでしょうか。

ポイントサイト広告のポイント獲得条件の悪化

 

ポイント獲得条件の悪化は、真っ先に想定される影響です。例えばこのセントラル短資FX案件の場合、ポイント獲得のためには新規100万通貨の取引が必要です。

例えば、1万通貨(例えば米ドル)×100回の取引でもOKですので、証拠金は5万円を預け入れすれば、5万×25倍で125万円ですので、1万米ドル(約110万円)の取引が可能でした。

 

一方、レバレッジ10倍規制が発動になると、12万円の証拠金(レバレッジ10倍で120万円の取引可能)を預け入れて、初めて1万米ドルの取引が可能となります。

このように、まずは取引条件達成のための証拠金の額が明らかに増えます。一定期間ポイント獲得のためにまとまったお金を預けておくのは実は結構辛いので、この条件悪化は実は結構キツいと思います。

 

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スプレッドの拡大→損失目安の拡大

 

次に想定される改悪が、「スプレッドの拡大」です。例えばFXサイトで円で米ドルを買い、全く同時に米ドルを売る。

全く同時ですので、同一単価で売買できるのだろう?と思われるかもしれませんが、実はここには単価差があります。この単価差のことを「スプレッド」と言います。俗に「為替差損」「為替手数料」と言われますが、この「スプレッド」が、FX業者の大きな利益になります。

 

例えば、1万米ドルを売買した場合、スプレッドが0.3銭なら、全く同時に売買しても1万通貨×スプレッド0.3銭=30円が、FX業者の儲けになるということです。(実際にはもっと儲けはありますがここでは単純化のために上記のように記載します。)

これが10万通貨の売買であれば、10万×0.3銭=300円の儲けが、FX業者に発生する、ということですね。

 

ここで、レバレッジ規制が発動してレバレッジが10倍まで下がると、どういうことが起こると想定されますか?単純に、預け入れた証拠金に対する取引数量が減ると思いませんか?

例えば50万円の証拠金を預けていた場合、レバレッジ25倍なら一回で取引できる数量の最大値は1,250万円なので、約12万米ドルの売買ができます。

 

一方、レバレッジ10倍なら一回で取引できる数量の最大値が500万円なので、約4万5千ドルしか売買できません。

明らかに、取引数量が減りますよね?前述のとおり、取引数量がFX業者の儲けの源泉なので、この取引数量が減るというのは実は致命的なんです。

 

この取引数量の減少を補うため、スプレッド(FX業者の手数料枠)の拡大というのが、当然、視野に入ってきます。

そして、ポイントサイトでのポイント獲得条件は、大抵「口座開設後〇〇万通貨取引」ですよね。スプレッドが大きくなるということは、取引での手数料拡大、つまり損失目安の拡大を意味するんです。

 

この点も、レバレッジ10倍規制が今後もたらすであろうデメリットの一つです。

 

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ポイントサイトからFX広告が減少・・最悪無くなることも!?

これは最悪のケースですが、ポイントサイトからFX広告が減少・・最悪無くなることも想定しておく必要がありそうです。

前述のとおり、FX業者の基本的なビジネスモデルは、FX取引の数量をこなしてもらうことによる「手数料ビジネス」です。

 

レバレッジが大きいと、個人投資家であっても少ない証拠金で多額の取引を行ってくれるので、ポイントサイトで勧誘してでも抱え込んでおきたい顧客なんです。

でも、レバレッジ10倍だと・・個人投資家のうち主婦層(ミセスワタナベ)など、お小遣いやへそくりの範囲で取引する投資家は、取引する数量が激減するので・・FX業者からすると、「あまり美味しくない」顧客になります。

 

最悪、FXは資金力のある法人メインの取引になり、個人投資家が積極的に取り組む取引ではなくなり・・結果、FX広告もポイントサイトでほとんど見ることができなくなる、という可能性もあると予想しています。

 

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FX広告でまだ利用したことのない広告は、早めに利用しておこう

 

ここまでご紹介したとおり、FX広告の利用で高額ポイントがもらえるのは、そんなに長い期間ではないのではないかと思います。

もし、まだ利用したことのないFX広告があるのであれば、下記の記事なども参考に、お早目に広告利用しておくことをおすすめします。

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