2018年6月18日早朝。大阪北部を震度6弱の地震が襲いました。
この地震で被害に遭われた方や、ライフラインの寸断などによりご不便な生活を送られている方に、まずは心よりお見舞い申し上げます。また、被災地の一刻も早い復旧をお祈りいたします。
そして、この地震がちょうど8時前という出勤・通学の時間帯を直撃したことにより、関西地域では、JRや私鉄の運休により出勤できない、学校に行けないという出勤・通学難民を多数発生させることになりました。
しかし・・私以前から思っているんですけど、こんな地震災害時に無理やり出社して、なんか意味あるんですかね?
何しろ公共交通機関が動いていないので、一部運転開始した超満員電車に乗って、なんとか昼前くらいに疲労困憊で出社して・・ほとんど仕事もできないまま、夕方の帰宅時はこれまた全然公共交通機関が動いてなくて、仕方なく何時間も歩いて帰宅する。
はっきり言って全く出社する意味なんてないですよね。仕事になんかならないですよ。
こういった災害時に「会社行っても仕事になんない」というほとんどの勤め人は、災害時には「会社は休み」をルール化したらどうか?というのがこの記事が強く訴えたいことになります。
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目次
災害時にこそ出社/出勤が必要な方にはただただ頭が下がる思い

災害時には会社休みにしたら?と簡単に書きましたが、もちろん、ライフライン系の企業にお勤めの方・・例えば鉄道、電気、ガス、電話などの公益企業にお勤めの方や、県庁や市役所に勤務する公務員の方は、一刻も早い災害復旧が必要なので、真っ先に出社が必要になるんだと思います。
まず、この記事はそのことについて否定しているわけでは全くありません。
また、病院などに勤務するお医者さんや看護師さんも、こんな時だからこそ、人命のために出勤が必要になりますよね。
また、スーパーやコンビニなど食料品関係の方も、食料は最も大切なライフラインとして大変役立つ存在ですので、できる限り出社が必要になるんだと思います。
こんな時でも真っ先に出社する、その使命感には頭が下がる思いです。
その他、営業担当者の方など、取引先企業の一刻も早い復旧のために出社が必要、という方もいらっしゃるかもしれません。
でも、こんなライフライン系/営業系のお仕事以外で・・・なんでこんな日にまで無理して会社行ってんの?って思っていらっしゃる方が、実は大多数なのではありませんか?
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無理に出社が必要ないなら、「出社不要」をルール化したら?

このような、前述したライフライン系の「無理やりにでも出社が必要」という強い使命のある業種で働く方でない場合・・こういった災害時にはむしろ会社主導で、「出社不要」というルールを決めておけばよいのではないでしょうか。
例えば、「大阪府で震度〇以上の地震が発生し、公共交通機関が不通の場合、出社不要」とか、「台風により公共交通機関が不通の場合は、出社不要」とか。
だって、公共交通機関が止まっているのに、何時間もかけて出社して・・結局ほとんどやることなく何時間もかけて帰宅するって、なんの意味もなくないですか?
一方で、ライフライン系企業や官庁、病院等にお勤めの方で、こんな時だからこそ出社/出勤が必要な方がいらっしゃると思います。できれば、そういった方のためにタクシーなど限られた輸送機関はお譲りすべきではないかと思います。
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会社に行った=仕事したではない

これ、本当に日本人の悪い癖だと思うんですが、日本人の大半は真面目すぎるんです。
しかも、どう真面目かというと、なんかとにかく「出社する」とか「登校する」とかいう、「その場に行く」行為を猛烈に支持する。災害時でも健気に会社に行って、「でも疲れたから今日は結局何もしませんでした」ってことが往々にしてあるんですけど、「出社したら、それで仕事した」気分になっちゃうんですよ。
だからこんな時、人によっては、「こんな災害時なのに、俺、出社しました」という事実だけで満足しちゃう。
はっきり言って、この行動にはなんの意味もありませんね。会社に行った=仕事したではありません。
会社は、結果を出すところで、毎日行けば結果出さなくてもOKなところではないはずなんです。
極論すれば、年に1回も来なくても、会社に多大な貢献をしてくれれば別にいいですよね。全く会社に来ない人でも・・例えばテレワークでも仕事で結果を出しさえすれば会社に来る必要これっぽっちもありません。
ちなみに、欠勤回数は当然評価対象だと思いますが、出勤回数を評価対象にしている会社って、どれくらいあります?そんな会社絶対にないはずです。
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非常時は出勤させず、平常時の成果を問え

こういった大地震、台風、大雨等による災害発生により公共交通機関が麻痺することは、年に1~2回あるかないかだと思います。
冒頭に書いたライフライン系の企業や官公庁、病院勤務の方以外は、こんな災害時には出勤不要をルール化してはどうでしょうか?
また、真冬などで、夕方以降大雪による交通機関の乱れが予想される場合、例えば午後休みをルール化することなども必要だと思います。
官公庁や病院勤務の方など、災害時でもどうしても出勤が必要な方は申し訳ありません。頭の下がる思いです。しかし、災害時に無理してまで出勤の必要がない業種は、いっそのこと休みにしてしまえばよいのではないかと思うんです。
日本人は本当に真面目なので・・休みでない以上、無理してでも出勤しようとします。その出勤に意味がなくても、出勤自体に意味を持たせてしまうんです。
でも、その出勤、本当に意味がありますか?仕事になりますか?
サラリーマンにとって働きやすい環境を作るのは、会社の責務だと思います。企業の皆さんは、この記事をご覧になっていただいていたとしたら、ぜひ、災害時はサラリーマンは「出社不要」にすることを検討していただきたいと思います。
何度も繰り返して申し訳ありませんが、もう一度言います。
災害時に無理やり出社させても、結局仕事にはなりません。
出勤時間帯の災害はいっそ全休にしましょう。そして、退社時間帯の災害予想(大雨/台風/大雪等)時は、速攻退社させましょう。それが、仕事でベストパフォーマンスを発揮させる近道だと思います。
例えば夕方以降に大雪予報が出ているのに、結局夕方まで仕事で引っ張って、大混乱の公共交通機関で社員を帰らせるって、本当に馬鹿げた行為だと思います。
そんなんなら、明日やれやと。大雪予報でも社員を帰らせられないほどの納期管理なら、それはその会社の責任ですよ。
災害時の、出勤不要を含めたルール作りが絶対に必要だと、本当に思います。
2000年代に入り、日本は幾多の災害に見舞われてきました。今こそ、このルール作りに着手すべき時ではないでしょうか。
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