三井住友ワールドプレゼントからTポイント/Pontaへの交換レートが改悪。三井住友のポイント戦略とは

 

2018年6月11日。

三井住友VISAカードのポイントプログラムである「ワールドプレゼント」から、Tポイント、Pontaポイントへの交換レートが、2018年10月1日より、それぞれ以下のとおり変更となることが発表されました。※詳細はこちらの三井住友カード発表をご覧ください。

移行レート
変更前 ワールドプレゼント1P=4.5P
変更後 ワールドプレゼント1P=4P

 

変更前は、1P=4.5円相当のTポイント/Pontaポイントに交換できていたにも関わらず、10月からは1P=4円相当にしか交換できなくなる、ということですので、完全なる改悪です。

そして、ご存知の方はご存知だと思いますが、もともとこの「ワールドプレゼント」は、1P=5円相当の価値があるポイントなんです。

つまり、そもそもポイント交換を行うことで価値が目減りする対象であったTポイント/Pontaポイントへのポイント交換レートを、さらに価値を目減りさせる方向で改定したということになります。

何故、このような交換レートの改定を行ったのか?その狙いはなんなのか?透けて見えてくるワールドプレゼントの戦略を考えてみたいと思います。

 

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ワールドプレゼントからTポイントへの交換レート改悪はこれが2度目

 

実は、ワールドプレゼントからTポイントへの交換率の引き下げは今回が初めてではありません。もともと、このWP→TPの交換レートは他のサイトと同じく、ワールドプレゼント1P(5円)=Tポイント5Pだったのです。

その後、初めの改悪としてTポイントへの交換レートがWP1P=4.5Pに引き下げられたのが2014年3月末のこと。※詳細はこちらをご参照ください。

その後、2014年の10月にPontaポイントへの交換がスタートしましたが、Pontaは、スタート時からワールドプレゼント1P=4.5Pontaポイントの交換レートから交換がスタートしました。

そして、今回2018年10月からTポイント/Pontaそろってワールドプレゼント1P=4Pへの改悪が行われることになったのです。

 

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陸ANAマイラーへの影響はほぼなし

なお、この改悪によるANAマイラーへの影響はほぼありません。

2018年6月現在、ANAマイルへの最高交換率を誇るLINEルートにおいて、このワールドプレゼントからTポイント/Pontaポイントへの交換を行う必要はありません。

また、ニモカルートでも同じくTポイント/Pontaポイントは経由しませんので、陸マイラーへの影響はほとんどないといってよいと思います。

【2018年10月最新】LINEルートでANAマイルを貯める方法。移行率0.81倍のソラチカ経由メインルート

2018.05.29

ニモカルートでANAマイルを貯める方法。移行率0.7倍/陸マイラー必携のサブルート

2018.06.10

 

このため、この改悪自体は陸マイラーへの直接の影響はありませんが、間接的に、透けて見えてくる三井住友カードのポイント戦略が・・場合によっては陸マイラーに大きく影響を与えるかもしれません。

 

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三井住友カードは、クレジットカードヘビーユーザー=陸マイラー優遇にかじを切った?

 

TポイントやPontaポイントが「交換レートの低下」というサービス改悪を受ける一方、実は、2017年以降、交換レートの改善を受けたポイントサービスや、等価交換レートによる新規ポイント交換開始がはじまったサービスもあります。

例えば、Gポイントは、2017年6月まではワールドプレゼント200P=Gポイント990G(Gポイントは1G=1円)で、交換に10円分の手数料が取られていたのですが、2017年6月以降、200P=1,000Gポイントと、完全等価交換に改善されました。

そして、記憶に新しいのは2018年5月10日から新たに始まった、ポイントタウンへの等価交換サービスです。

これ、考えすぎなのかもしれないんですが、Gポイントもポイントタウンも、LINEポイントへ等価交換が可能なサイトであり、ANAマイラーにとって、ポイント交換経由地として超重要なポイントサイトなんですよね。

例えば、ワールドプレゼントから等価交換できるサイトと、等価交換できないサイトを比較してみました。

【等価交換できるサイト】

楽天スーパーポイント ヨドバシカメラゴールドポイント
Bicポイント PeX
auポイント Gポイント
ベルメゾンポイント カテエネポイント(中部電力)
ポイントエクスチェンジ ポイントタウン

 

【等価交換できないサイト】

Tポイント Pontaポイント
nanacoポイント スターバックスカード
楽天Edy タリーズカード

 

改めて並べて比較すると何となく見えてくるものがお分かりかと思いますが、等価交換できるサイトは、明らかに「一回の決済額が大きい」「クレジットカード利用顧客」を意識していますよね。

一方、GポイントやPeX、ポイントタウンは、直接そのサイト上でクレジットカードの高額利用をするわけではありませんが、クレジットカードのヘビーユーザーで、ワールドプレゼントポイントを多く貯めている(=高額利用の)ユーザーが、貯めたポイントをANAマイルなどに交換する際に利便性の高いサイトです。

この理由から、PeXやGポイントを等価交換で優遇しているのではないかと思われます。

一方で、TポイントやPonta、nanacoポイント、スターバックスカード、楽天Edyなどは、どちらかというと日常生活で「一回の決済額が少額」「現金で利用する可能性が高い」顧客がメインに貯めているポイントです。

これらポイントサイトは、結果して等価交換以下になってしまっています。

 

ここから導き出される仮説。それは、三井住友カード/ワールドプレゼントは、自社クレジットカードの高額利用者(大量ポイントを貯めている方)をより優遇するポイント制度を目指していて・・その優遇すべき「カード大量利用者」には、陸マイラーも含まれているのではないか、ということです。

今後、ANAマイルやJALマイルに交換しやすい交換先へのポイント相互交換が、もしかすると三井住友カード「ワールドプレゼント」から始まることになるかもしれません。

 

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まとめ 三井住友カードワールドプレゼントには今後も大注目

  1. 三井住友カード「ワールドプレゼント」が、6月1日よりTポイント/Pontaポイントへの交換率低下の改悪を実施
  2. 一方、Gポイントやポイントタウンなど、ANAマイルへ交換可能なポイントサイトへの交換率は改善
  3. 三井住友カード「ワールドプレゼント」の今後のポイント交換戦略に注目

 

この記事のまとめは、以上のようになります。

ANAマイルの交換率が、2018年6月現在最も高いLINEルートにおいても、ワールドプレゼントからポイントタウンへの等価交換開始は、実は非常に大きな意義のあるルートの開通になりました。

今後、三井住友カード「ワールドプレゼント」のポイント戦略によっては、さらに陸マイラーにとってお得なポイント経由地が加わるかもしれません。ワールドプレゼントは、継続してウオッチしていきたいと思います。

 

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