ANAマイルでビジネスクラス世界一周特典航空券を予約する方法。必要マイルや関連ルールまとめ

 

ANAのマイルを貯めたことのある方ならお分かりと思いますが、ANAマイルはかなり貯めやすいマイルです。

数十万マイルくらいなら、実は簡単に貯めることができてしまいます

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頑張って貯めたこの大量ANAマイル。

折角ならより価値の高い使い方をしたいところです。そうなると、時間に余裕のある方、旅好きの方なら視野に入ってくるのが「世界一周特典航空券」ですよね。

しかもビジネスクラスを利用した世界一周特典航空券ではないでしょうか。なんと、このスターアライアンス世界一周特典航空券、ANA陸マイラーなら実は簡単に発券できるんです。

世界一周特典航空券の発券に必要なマイル数は?発券ルールは?発券方法は?そんな疑問に徹底解説でお答えしていきたいと思います。

 

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目次

世界一周特典航空券発券に必要なANAマイル

 

まず、このスターアライアンス世界一周特典航空券発券に必要なマイル数から確認しましょう。

ビジネスクラス利用の場合、上記縦の赤枠内のとおり、世界一周の旅程の各区間の基本マイレージの合計数に応じ、13の必要マイルのクラスが設定されており、最小で63,000マイル~最大で300,000マイルを消費することで世界一周特典航空券を発券できる、ということになります。

といっても、最小限の区間基本マイレージ数である4,001~7,000マイルや、7,001~9,000マイルといった旅程では、当然ですが世界一周には距離的に届きません

この場合、世界一周特典航空券とは別に手配した飛行機や電車などで、その間の旅程をつなぐことになります。

どうせ世界一周特典航空券を発券するなら、それはちょっともったいないですよね。

本当に飛行機だけで世界一周を実現し、しかも行きたい国に訪問するためには・・赤道上を地球1周するマイル数が約25,000マイルですので、最低でも上記横の赤枠内のとおり、18,000~34,000マイルの飛行距離は覚悟しておく必要があるでしょう。

この縦と横の赤枠がクロスする場所・・つまり、115,000~200,000ANAマイルが、ビジネスクラス世界一周特典航空券発券に必要なマイル数、と考えておけばよいと思います。

 

例えばこんな旅程・・。

東京 → 台北 → バンコク → シンガポール → イスタンブール → ローマ → ロンドン → リスボン → ニューヨーク → ロサンゼルス → ホノルル → 東京

こんな超豪華旅程を、全部ビジネスクラスでつないでも、約26,000マイルに収まってしまいますので、特典航空券発券チャートを逆引きしてみると、なんとたったの17万マイルで発券できてしまう、ということになります。

東京 → ニューヨーク → フランクフルト → シンガポール → 東京

 

一方、こんな感じの直線的な旅程の場合・・

出発地 到着地 区間マイル数
東京(成田) ニューヨーク 6,737
ニューヨーク フランクフルト 3,840
フランクフルト シンガポール 6,380
シンガポール 東京(成田) 3,311
合 計 20,268

 

全ての区間マイル数を合計しても、合計で約20,000マイルの旅程です。

このため、なんとたったの125,000マイルで発券可能ということになります。ニューヨーク、フランクフルト、シンガポールをめぐるビジネスクラス旅券がたったの125,000マイルですよ!?

この総旅程約20,000マイル~22,000マイル、発券に必要なマイル数=125,000ANAマイルが、ビジネスクラスで行く世界一周特典航空券の所要マイルの一つの目安になりそうですね。

 

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世界一周特典航空券なら、マイルの価値は約5.5円で使える

 

このビジネスクラス世界一周特典航空券ですが、まともに購入した場合の価格がこちらです。(燃油サーチャージ、空港税、航空保険料などは別途加算)

マイル数 価格
29,000マイル以内 691,600円~
29,000~34,000マイル以内 805,800円~
34,000~39,000マイル以内 940,000円~

 

29,000マイル以内であれば、691,600円~という価格設定になっています。

ANAマイルでの世界一周特典航空券を発券する場合は、行程中の総フライトマイルによってかなり細かく必要マイル数が区分されていますが、実費で購入する場合はあまり区分が大きくありません

というか、29,000マイル以下は全部統一価格なんです。

 

スターアライアンスの世界一周特典航空券サイトで、実際に旅程を組んで金額を確認してみましょう。

確認するのは、先ほど例としてあげた、約2万マイルの直線ルート「東京 → ニューヨーク → フランクフルト → シンガポール → 東京」のルートです。

 

スターアライアンスのサイトで実際に提示された見積金額がこちらです。

約2万マイルの全旅程ビジネスクラスに搭乗して、金額は705,500JPYになりました。ほぼ、ANAのホームページで紹介されている金額(691,600円~)と同じ金額ですね。

なお、上記のとおりサーチャージ、手数料およびサービス料は別途かかります。これは、マイルでの世界一周特典航空券発券時でも同様ですので、この点はご注意ください。

 

 

全旅程が2万マイル超の場合、この世界一周ビジネスクラス特典航空券発券に必要なマイル数は前述のとおり125,000ANAマイルです。

つまり、この世界一周ビジネスクラス特典航空券の発券は、1ANAマイル=5.6円の価値で使える、という計算になります。(705,500円÷125,000ANAマイル)

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ファーストクラスでの特典航空券に比べたら若干コスパが悪いのかもしれませんが、世界一周のビジネスクラス特典航空券ですからね。

これがたったの125,000ANAマイルで発券できるとなれば、かなり夢のある話ではないでしょうか。

 

ちなみに、東京(成田)→ニューヨーク(JFK)→フランクフルト→シンガポール(チャンギ)→東京(成田)という、世界でも空港利用料高めの空港を経由して、正式な税金と手数料は65,810円でした。

このように、マイルを使った発券であっても、プラスして約5~6万円のサーチャージ・空港利用料が掛かることは忘れないでください。

 

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スターアライアンス世界一周特典航空券の発券ルール

 

スターアライアンス世界一周特典航空券発券に必要なマイル数と、世界一周特典航空券を発券した場合のマイルの価値換算については、お分かりいただけましたか?

次は、実際にこの航空券発券のルールをご説明していきます。

主な発券ルールは上記のとおりです。順に、解説していきますね。

 

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発券ルール①:旅行を開始した国を終点とする

 

これは見たとおり、読んだとおりのルールです。

旅行を開始した国を終点とする必要があります。例えば、日本発の場合、帰着地は日本である必要があるということです。ただし、同じ都市である必要はありません

もちろん、海外発着も可能です。例えば、ソウル発着の世界一周特典航空券も発券は可能です。

例えば、お盆など日本発着の航空券が取りづらい場合、ソウルや香港など海外発着の航空券の方が、予約が取りやすかったりしますので、覚えておくとよいと思います。

 

発券ルール②:出国便の搭乗日から帰国便の搭乗日まで最低10日以上間隔が必要。有効期間は1年間

 

次のルールがこちらです。

出国便の出発日から帰国便の搭乗日まで、最低10日以上の間隔を開ける必要があります。

「帰国日」ではなく「帰国便の搭乗日」と出発日との間隔になります。微妙ですがご注意ください。

また、有効期間は1年間です。このため、出国便から帰国便の間は、最大1年間の間隔を開けることも可能、ということです。

 

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発券ルール③:ルートには、太平洋横断、大西洋横断を必ず含まなければならない

 

世界一周するには当然といえば当然ですが、ルートには、太平洋横断、大西洋横断を必ず含む必要があります。

また、太平洋、大西洋の横断は各1回のみです。ご注意ください。

 

発券ルール④:ヨーロッパ、中東およびアフリカのエリアと、アジアと太平洋地域のエリア間の横断は1回のみ

 

これも読んで字のとおりですが、ヨーロッパ、中東およびアフリカのエリアと、アジアと太平洋地域のエリア間の横断は1回のみです。

 

前述のルール③太平洋、大西洋横断1回必須(ただし1回のみ)ルールと組み合わせると、上記とおりとなります。

それぞれのエリアの横断は1回に限定されます。

しかしながら、逆に言うとそれぞれのエリア(南北アメリカ、欧州およびアフリカ、アジア大洋州)内の移動は自由にできる、ということになります。

 

具体的には、スターアライアンス世界一周航空券サイトに記述がありますが、上記3つのエリア内ですね。

このエリア内の移動であれば、かなり露骨な逆回転の移動にならない限り、後述のストップオーバー(途中降機)制限の範囲内で移動することができます。

2大洋+アジア大陸間の移動は1回のみ。しかし、世界を3つのエリアに区切ったそのエリア内なら、一定の回数内で自由に移動可能。(国内移動/エリア内移動には一定の回数制限あり)

そう覚えておくとよいと思います。

 

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発券ルール⑤:ストップオーバー(24時間以上の途中降機)2回以上必要で、最大15回まで

 

世界一周特典航空券の発券ルールその⑤がこちらです。

世界一周の旅程のうち、必ず2つ以上の都市で24時間以上の降機(ストップオーバー)が必要です。(一部運賃で3回以上のストップオーバーが必須なものもあります。)

そして、ストップオーバーの都市は最大で15都市までです。

この「ストップオーバーの回数縛り」により、どこの都市にも立ち寄らずに、ただ単純に飛行機を乗り継ぎまくる、という方法での世界一周特典航空券の利用はできない、ということになっています。

また、前述のルール②のとおり、世界一周特典航空券ではそもそも10日以上旅程を組む必要がありますので、その意味から実はストップオーバーは必須になります。これはそういうルールですし、折角世界一周特典航空券を発券したなら、世界各地に立ち寄るべきだと思いますので、特段問題になるルールではないと思います。

 

ちなみに、このストップオーバールールは、2018年1月から、必須となる回数が3回→2回に変更になっています。

2018年1月までは、どうしても・・強制的に3つ以上の都市にストップオーバーが必要だったのですが、今後は2つの都市だけで大丈夫になりました。

地味ですが、大きな改善だと思います。

 

発券ルール⑥:旅程中、陸路移動は5回まで

 

この解説記事の冒頭、世界一周特典航空券の発券に必要な「所要マイル数」の解説で、以下の記載があったのは記憶に新しいところかと思います。

スターアライアンス世界一周特典航空券は最低4,001マイル~7,000マイルの旅程から発券できます。

ただ、(特典航空券発券のための)最小限の区間基本マイレージ数である4,001~7,000マイルや、7,001~9,000マイルといった旅程では、当然ですが世界一周には距離的に届きません

この場合、世界一周特典航空券とは別に手配した飛行機や電車などで、その間の旅程をつなぐことになります。

 

この6番目の発券条件は、この上記「つなぎ旅程」の制限のことを指しています。

空港間を例えば陸路で移動すると、到着空港と出発空港が異なることになります。この「到着/出発空港が違う」のは、最大5回まで、ということです。

実際に予約してみるとお分かりになると思いますが、特典航空券を利用した世界一周特典航空券は、予約が取れそうで実はなかなか取れなかったり、取れたとしてもビジネスクラスの座席が残念な座席だったり、残念な航空会社だったりするので、「そのくらいなら、陸路で隣の国まで行くか」ということもよくあります。

この陸路での移動、これは5回までに制限されるということです。

5回もあれば十分だと思いますが、これ、実はうまく使えば旅程次第ではいろんなところに行ける面白い方法でもあります。

制限というより、うまく使えばお得なルールとして覚えておいてください。

 

スターアライアンス特典航空券発券ルールまとめ

ルール
旅行を開始した国が必ず終点となる必要(都市は問わない)
出国便の搭乗日から帰国便の搭乗日まで最低10日以上間隔が必要。有効期間は1年間
ルートには、太平洋横断、大西洋横断を必ず含まなければならない
ヨーロッパ、中東およびアフリカのエリアと、アジアと太平洋地域のエリア間の横断は1回のみ
ストップオーバー(24時間以上の途中降機)は2回以上必要で、最大15回まで
旅程中、陸路移動は5回まで

 

ここまで紹介した、スターアライアンス世界一周特典航空券発券ルールをまとめたものがこちらです。

②出国便の搭乗日から帰国便の搭乗日まで最低10日間以上の間隔

ストップオーバー(24時間以上の途中降機)が最低2回以上必要

上記の2つが、特に重要なルールになるでしょうか。ただ、極端に難しいルールではありませんので、十分に頭に入れておけば、難なく世界一周の旅程を組むことができると思います。

 

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ANAマイルでの世界一周特典航空券の予約方法

 

ANAマイルを利用したスターアライアンス「ビジネスクラス」世界一周特典航空券の、発券に必要なマイル数の計算方法、そして発券ルールはご理解いただけましたか?

ビジネスクラスの世界一周特典航空券が、なんと125,000ANAマイルくらいあれば、実際に発券できるんです。かなり夢のある話ですよね。

ビジネスクラスで世界一周なんて、はっきり言っておとぎ話の世界だと思っていましたが、ANAマイラーにとっては実は滅茶苦茶現実的なマイル数です。

ここからは、この世界一周特典航空券の、実際の発券方法についてご紹介していきます。

 

ANAマイルでの世界一周特典航空券の発券方法はANAマイレージクラブ・サービスセンター(コールセンター)での電話予約限定

 

このANAマイルを使ったスターアライアンス世界一周特典航空券は、実はオンラインでの発券はできません

 

上記の、ANAマイレージクラブ・サービスセンターに電話して予約することになります。

電話することになりますので、発券手数料2,160円が必須で掛かります。

ただ、空席の検索や諸税、サーチャージ料金の計算を含め、オペレーターさんには無茶苦茶お世話になることになりますので、この発券手数料はむしろ安すぎるくらいだと思います。

 

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旅程の検討は「スターアライアンス世界一周特設サイト」が便利

 

いきなり電話する前に・・・「こんな旅程での予約は可能なのか?」「こういう路線での予約はできるのか?」

その検討用に、スターアライアンス世界一周特典航空券予約サイトがおススメです。

このサイトで、あらかじめ「このルートは大丈夫だな」「このルートはダメなのか」などの検討をしたうえで、電話するとスムーズだと思います。

ただ、この予約サイトでの「空席」はあくまで実費を支払う前提の方向けの「空席」なので、実際に特典航空券として開放されている座席ではありません。

このサイトで予約可能(空席あり)だからといって、世界一周特典航空券でも発券可能というわけではありません

この点だけは、くれぐれもご注意ください。

 

スターアライアンス特典航空券は、全世界28航空会社、1日約18,400運航便、191か国1,300都市に就航

 

このスターアライアンス世界一周特典航空券は、全世界28航空会社、約18,400運航便を利用でき、これら航空路線は191か国1,300都市に就航しています。

トンでもない・・まさにトンでもない数の航空路線を組み合わせて世界一周航空券を作ることができるんです。

このため、予約の際は絶対行きたい都市(ストップオーバー(24時間以上の降機)したい都市)をヨーロッパ、南北アメリカ、アジアもしくはオセアニアくらいの広いエリアそれぞれ2つ以上決めて、後はどこ経由でも良いくらいの、広い心で予約するとよいと思います。

乗りたかったあの路線のビジネスクラスは予約取れなかったけど、実はちょっと興味があったあの航空会社のビジネスに乗れた、とか、行く予定はなかったけど、あの都市で1日以上の時間があるので、あそこを観光してみようとか・・そういった楽しみ方ができるのが、この世界一周特典航空券プランの醍醐味でもあります。

行きたい都市に行くことはマストとして、後は自由に、世界一周の行程を組む楽しみも、スターアライアンス世界一周特典航空券の醍醐味だと思います。

 

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ANAマイルでの世界一周特典航空券の発券方法まとめ

まとめ
必要マイル ビジネスクラスで約12万5千マイル程度
発券ルール 太平洋、大西洋を各1回横断必須。途中降機2回以上、10日以上の旅程が必要
発券方法 電話での予約必須。Web発券不可

 

この記事を超簡単にまとめたものがこちらです。

ANAマイルを使ったスターアライアンス世界一周特典航空券の発券方法は、ご理解いただけましたでしょうか?

陸ANAマイラーにとっては、実は結構簡単に集めることのできるだけのANAマイルがあれば、簡単に世界一周特典航空券が発券できてしまう、ということがお分かりいただけたのではないかと思います。

陸マイラーになって、世界一周特典航空券を発券。ぜひあなたも試してみてください。

 

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