陸マイラーが高額所得者限定のお楽しみに?ポイントサイト、クレジットカード業界の動向について

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2018年10月の陸マイラー業界の話題といえば、アメリカン・エキスプレス・プラチナカードのメタル(金属)化や、ANAダイナースやANAアメックスゴールドをはじめとした超高額マイルがもらえる入会キャンペーン案件でしょうか。

私も、このブログで紹介したとおりANAダイナースカードの入会キャンペーンにはバッチリ参加しました。ただ、この後ご紹介しますが、これやめとけばよかったかなっていう・・。

一方のアメックスプラチナについては、そもそもアメックスゴールドを解約しましたのでプラチナどころではありませんし、メタル化とかそういうことは関係なく、そもそもプラチナカードを所有するつもりはありません。

だって、このアメックスプラチナカード、なんかみんな持っているカード、できれば所有したいよね的なカードとしてさらっと紹介されているんですが、このカード、年会費13万円もするんですよ??税込年会費は14万円超です。

こんな年会費が超高額なカード、いくらメリットがあったとしても、所有できませんよ。

そのアメックス・プラチナが話題になる陸マイラー業界。ポイントサイトの案件やクレジットカードの入会キャンペーン的にも、高年収層限定の、お金持ちのお楽しみになりそうな気もしてきましたので、気になる最近の動きをまとめてみました。

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2018年の陸マイラー業界のトレンド

2018年の4月には、歴史的な「ソラチカルートの封鎖」という一つの転換点となる出来事がありました。

このソラチカルート封鎖以降の陸マイラー業界のトレンドをまとめてみると、以下のとおりではないかと思います。

  1. ポイントサイト案件の高難度/高ポイント化
  2. クレカ入会キャンペーン案件の高難度/高ポイント化
  3. 不動産投資案件の増加と高ポイント化

上記のいずれにも共通するのが、「高難度化」と、「高ポイント化」です。

①ポイントサイト案件の「高難度化」「高ポイント化」

まず、第一に挙げられるのがポイントサイト案件の「高難度化」と「高ポイント化」です。

例えばFX案件は、「セントラル短資」や「ひまわりFX」などかなりの高ポイントを叩き出す案件は増えてきましたが、一方でポイント獲得条件も加速度的に悪化(高難度化)しています。

例えば上記セントラル短資なんて、2万円分以上の高額ポイントが狙えますが、一方で取引条件が200万通貨の取引完了とかですからね。おいそれとチャレンジできる条件ではありません。

スプレッドが0.3銭と低めなので、損失目安が6,000円と低めなのが救いですが、そうはいっても実際に200万通貨の取引が必要になりますからね。

その昔は1万通貨で1万5千円とかもらえていたことを考えると、雲泥の差です。少なくとも初心者の方だと躊躇してしまうと思います。

また、ポイントサイトのクレジットカード発行案件も、これまで見られたような年会費無料のカード発行だけで1万円!といった案件があまり見られなくなり、ビジネスカードや、年会費のかかるゴールドカード系の案件が増えてきました。

高額ポイントの案件は結構見るんだけど、あまり手を出す案件が無い、って感じですね。

②クレカ入会キャンペーン案件の高難度化&高ポイント化

2つ目の変化が、クレカ入会案件の高難度化&高ポイント化です。

2018年10月以降特にこの兆候が顕著で、高ポイント化、という側面からは、上記ANAダイナースの最大77,000マイル相当のポイントなど、かなり破壊力がある入会キャンペーンがガンガン出てきています。

そしてこれらの入会キャンペーン案件が、高額マイルがもらえる破壊力の高いキャンペーンであることは間違いないのですが、クリア条件も半端無いことが多いのが困りものなんです。

だって、上記ANAダイナースでも最大ポイントの獲得には3ヶ月でカード利用100万円とかですからね。かなりの難易度です。

私も何とかクリアしようと頑張っていますが、何とか無理してクリアできても、無理した分家計への後遺症が半端ないです。やはり3か月で100万円のカード利用とかは結構きついですよね。

③不動産投資案件の増加&高ポイント化

そして、これらの動きと完全に突合する形で最近かなり目立つのが、不動産投資案件です。

マンション投資、不動産投資の営業マンとの面談で数万ポイントや、中には不動産投資用物件一戸ご購入で数十万ポイント、という案件まで出てきました。上記案件の場合、投資用のマンション成約で、なんと50万円分のポイントです。

もちろん、超高ポイントですが、超高難度であることもお分かりいただけると思います。普通、ポイント目当てで投資用のマンションなんて買いませんからね。

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陸マイラー業界のターゲットは高年収層へとシフト?

ここから見えてくるトレンド。

それは、ポイントサイト業界、そしてクレジットカード業界ともに、陸マイラーのうちターゲットを高年収層に絞ってきているのでは?ということです。

明らかに高所得者層向けのポイントサイト案件、クレジットカード入会キャンペーン案件が増えてきていますので、この想定についてはあながち間違っていないのではないかと思っています。

ポイントサイト/クレジットカード入会キャンペーンが「元を取りに」来ている

2017年前半頃までのポイントサイト案件はあくまで「広告」でした。

自社のサービスを「試しに」利用してもらうための「広告」として、ポイントサイトに案件を掲載する。求めるのは「お試しで利用してもらうこと」であり、広告利用で広告費用分の「元」を取ろうとは考えてなかったと思います。ある程度、バラマキ覚悟だったということです。

しかし、2018年に入り、明らかに傾向が変わってきました。FX案件の高難度化が代表例ですが、付与するポイント分「元を取ろう」とするような広告が増えてきたと感じます。

ターゲットの高年収層化もその一環ですね。クレカも不動産投資も、高年収層は利用金額の多い「上客」です。ターゲットをこの「上客」層に絞り、単なるポイントばら撒きではなく、確保すれば確実に元が取れる「高年収層」をターゲットとした「狙い撃ち」にシフトしてきた。

個人的にはそう感じています。

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陸マイラーとしての今後の活動方針

これらの動きを踏まえた、個人的な今後の活動方針。

それは、年間20万マイルに固執せず、無理のない陸マイラー活動を続けていくということです。

何となく、月18,000マイル、年間216,000ANAマイル貯めるのはもちろん理想ではありますが、妙に背伸びをすると危険だと思いいます。

そもそも、陸マイラーは家計の足しにするためにやっている活動なので、家計を圧迫していては本末転倒ですよね。自分の身の丈に合った活動に心がけるのが基本かな、と思っています。

2018年は明らかに過去とは状況が違っていると感じますので、無理のない陸マイラー活動を心掛けていければと思っています。

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