ANAマイルを貯める環境は、年々、そして日に日に厳しさを増していますね。
「マイルの素」になる、ポイントサイトのポイントを貯める難易度も上がっていますし、ソラチカルートの封鎖により、貯めたポイントをマイルに交換する交換率も目減りの一歩を辿っています。
このあたりの陸マイラーを巡る状況は、上記関連記事で解説した通りです。でも、上記記事を書いていても・・やはり私は「マイルを貯め続けたい」と思っています。
何故、そこまでしてマイルを貯めるのか。今後も貯め続けるのか?
自分の心に問い直した結果思い出したのが「あの時の決意」。
私がマイルを貯めようと思ったきっかけと、マイルが持つ唯一絶対の利点について、少し解説してみたいと思います。
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目次
ビジネス/ファーストクラスで海外旅行ができる!
やっぱり、原点はここなんですよ。
ANAマイルを貯めれば、ANAもしくはスターアライアンス特典航空券で、航空会社の上級クラスである「ビジネスクラス」「ファーストクラス」で海外旅行ができるんです。
これはもう、海外旅行といえば「エコノミークラス」が鉄板だった学生時代~サラリーマン生活を送っていた人間にとっては、まさに究極の贅沢です。というか、私にとっては究極の目標だったといっても過言ではありません。
サラリーマンになって以降も、私にとって海外旅行は本当に10年に一回行けるかどうかというレベルの出来事でした。
当然、そんな割合の海外旅行で利用するチケットといえば、エコノミークラスです。もちろん、お金があればビジネスクラスに乗りたいんですが、当然、そんなお金はありません。
ビジネスクラスの乗客を横目に見ながら「いつか、自分もビジネスクラスに乗ってやる」と決意した、そのビジネスクラスに、マイルを貯めれば、現実に乗れるんです。
大げさに言うなら現代の「下剋上」ですよね。
会社のお金でビジネスクラスに乗れるサラリーマンの方は別として、本来なら十分にお金を貯めることでしかその乗客になることができない、ビジネスクラスの乗客に、陸マイラーなら一足飛びになれるんです。
これは、普通にビジネスクラスに乗ることができる富裕層の方にはわからない気持ちかもしれません。
ANAマイルの、唯一絶対の利点
露骨ですがあえて言ってしまうと、航空チケットはいまだに「金が全て」の世界です。
航空会社に儲けをもたらすファーストクラス、ビジネスクラス層は、VIP顧客としてフルフラットになる座席から、フルコースの食事まで最大限優遇される。
一方、エコノミークラスの乗客は狭い機内で、忍耐を強いられる。
特に長距離線の機内は、まさにこの貧富の差の縮図を無修正で見せつけられる場面といってよいと思います。
この露骨な貧富の差を、多くの労力なく埋められる唯一の手段。それがANAマイルと言えると思います。
このブログでも何度も紹介しましたが、私自身、陸マイラー活動により活動前には夢幻の世界であったビジネスクラスに、何度も乗らせていただきました。
上記関連記事のとおり、ファーストクラスの搭乗券も実際に発券しました。そろそろ搭乗の日が近づいていて、今から楽しみで死にそうです。
そうです。陸マイラーの最大、唯一、絶対のメリット。それは、マイルを貯めればビジネスクラス/ファーストクラスに、実際に搭乗できるんです。実際に支払うお金は施設使用料+αですみます。
これこそが、ANAマイルを貯める最大の利点だと思います。
特にファーストクラスの特典航空券の場合、片道だけでも100万円超、往復200万円とかのチケット価格の航空機に、1人ならわずか十数万マイル+空港使用料だけで、実際に搭乗できるんです。
実際に100万円超のチケットを自腹で発券するのは、正直、一小市民である私には絶対に不可能です。多分、普通に生きていたら自腹でファーストクラスは一生発券することはないと思います。
それくらい、ファーストクラスの航空券は一般ピープルの生きている世界から隔絶された世界に存在するチケットです。
でも、その普通に生きていたら絶対に発券不可能なチケットを、一般庶民でも現実に発券できる。
これこそが、ANAマイルホルダーの絶対的な強みだと思います。
ビジネスクラスで家族をハワイに連れて行くのも夢じゃない!
陸マイラー活動のおかげで、こんな私でもビジネスクラスにもファーストクラスにも乗ることができました。今度は、家族をビジネスクラスでハワイに連れて行ってあげたい!
その夢も、もちろん実現する予定です。
確かに、マイルを貯める環境は厳しさを増しています。そして、マイルを貯める方が増えてきた結果、マイルで特典航空券を発券するのも実は簡単ではなくなってきました。
でも、ファーストクラスでの海外旅行や、家族をビジネスクラスでハワイに連れて行く方法は、やはり今現在は陸マイラーしか方法はないように思います。
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実際にファースト/ビジネスクラスに乗るにはマイルが最短ルート
例えばANAのファーストクラスに乗るための方法は、2つしかありません。有償航空券を購入するか、マイルの特典航空券を発券するか。この2つです。
上記関連記事でも詳細に解説していますが、ファーストクラスの場合有償航空券は往復100万円台~200万円台が当たり前。
100万円~200万円って、実際に軽自動車とか小型車が買えてしまうレベルです。飛行機に十数時間乗っていて100万円超ですからね。もちろん、離陸後に小型車がもらえるとかそういうことはなく、純粋に搭乗料金でこのレベルです。
当然ながら、ファーストクラスですから、ディスカウントチケットもありません。
このため、普通の小市民ではこのファーストクラスにははっきり言って手が届かないんです。このチケットに手が届くのは、唯一マイルなんですよ。
私が陸マイラーを続けているのも、まさにこの「届かない世界への架け橋のため」といっても過言ではないと思います。
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一般ピープルがファースト/ビジネスクラスに乗る方法は唯一マイルだけ
このように、私のような一般ピープルが、例えばファーストクラスに乗る方法は、社長になるか、マイルを貯めるかしかありません。
社長になるには、かなりの努力と運と年月が必要になります。ま、社長になっても確実にファーストに乗れるわけじゃありませんけどね。
しかし、マイルを貯めることなら、かなり難しくはなってきましたが、不可能というわけではありません。しかも社長になる年月よりかなり短い年月と努力で、ファーストクラスに搭乗できるだけのマイルを貯めることは実際に可能です。
久しく忘れていた、マイルを貯める根源的な喜び。
それは、絶対に手が届かないと思っていた、ファーストクラス、ビジネスクラスという高みを、ショートカットして経験することができることだと、久々に思い出しました。
確かに、ANAマイルは貯めにくくなり、陸マイラーのターゲット層も高年収化の動きが顕著です。
でも、自腹でビジネスクラス、ファーストクラスチケットを購入するよりは、陸マイラー活動は絶対にまだまだハードルは低いはずです。
陸マイラー活動でしか味わえない、航空機の「上級クラス」での旅。
陸マイラー活動の寿命が、今後どれくらいあるのかはわかりませんが、今後も最大限マイルを貯めていきたいと思います。
年間50万マイルを貯める。陸マイラーのはじめ方はこちらから
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