ECナビがまたまた陸マイラー向けの大型キャンペーンを打ち出してきました。
なんと今度はANAマイルではなくJALマイルへの交換率が実質71.4%にもなる「JALマイルキャンペーン」です。
ソラチカ(LINE)ルートの封鎖により、ANA陸マイラー業界のスタンダードなマイル交換ルートはTOKYUルートに移行したわけですが、ご存知のとおり、ECナビーPeXルートではTOKYUルートの利用ができないんです。
このため、ECナビはどうするのかな?と思っていましたが、ここに来てまさかのJALマイルルートの開拓です。
JALマイラーにとっては、かなりの朗報と言えますね。このキャンペーンの概要と、ECナビの狙いを解説します。
スポンサーリンク
ECナビ「JALマイルキャンペーン」の概要

では、早速ECナビのJALマイルキャンペーンをご紹介していきます。
このキャンペーンは非常にシンプルで、ECナビのポイントをPeX経由でJALマイルへ交換すると、ECナビポイントが30%ポイントバックされるため、なんとJALマイルが実質71.4%の交換率で貯まるんです。

模式図はこんな感じですね。
ECナビポイントは10P=1円ですので、100,000P(10,000円分)をJALマイルに交換すると、5,000JALマイルに交換でき、さらに30,000P(3,000円分)のポイントがポイントバックされます。
つまり、70,000P(7,000円)で5,000JALマイルを手に入れた計算になるので、還元率は実質71.4%という計算になるんですね。
そして、この30,000P(3,000円)はまたまた1,500JALマイルに交換ができるので、10,000円分のポイントで獲得したJALマイルは6,500JALマイル・・。この計算だと、還元率は65%、ということになります。
どちらにしてもかなりお得であることには間違いがありませんね。
そして、2019年に開催されていたANAマイラー優遇のLINEポイントキャンペーンは約1年間開催されていましたので、このキャンペーンも長期化の予感がします。
スポンサーリンク
ECナビ「JALマイルキャンペーン」の注意点
この超絶お得なJALマイルキャンペーンですが、注意点についても併せて解説しておきます。
- キャンペーン参加登録が必要
- キャンペーンには各種条件あり
具体的には、上記の2点です。順番に、簡単に解説していきます。
①キャンペーン参加登録が必要

地味ですが、意外に重要な注意点がこちらです。このキャンペーンですが、キャンペーン参加登録が必要です。
こちらのECナビさんのキャンペーン参加登録ページから、JALマイル交換キャンペーンへの登録をしたうえで、ECナビからPeXへのポイント交換を行うようにしてください。
②キャンペーンには各種達成条件あり
2つ目の注意点がこちらです。キャンペーンには、各種達成条件があります。これも、簡単にご紹介すると下記のとおりです。
- キャンペーンの参加登録
- 当月中に130,000P(13,000円相当)のECナビの広告の利用履歴反映
- 1月あたりの30%還元は、上限150,000P(15,000円相当)まで
このうち、①については、上記で説明したとおりです。②③について簡単に解説します。
当月中に130,000P(13,000円相当)以上のECナビの広告利用履歴反映

これは、読んだ通りの条件です。
ECナビからPeX経由JALマイルへの交換で30%還元を受けるためには、ポイント交換当月中に130,000P(13,000円相当)のECナビの広告利用が必要です。
一応70,000P以上でも10%還元がもらえますが、ここは何とかして130,000P以上のサービス利用履歴への反映を狙いたいですよね。
なお、この広告利用は「利用履歴反映」ですので広告を利用して履歴(通帳)に反映させればよく、当月中にポイント確定しなくてもOKです。
30%還元は、1月あたり上限150,000P(15,000円相当)まで

これまた読んだ通りの条件です。
ECナビからPeX経由JALマイルへの交換で30%還元を受けられるのは、1月15,000円分のポイントが上限です。
つまり、還元でもらえるポイントは4,500円分のポイント(45,000ECナビポイント)が上限ということになります。このポイント還元条件も、忘れずに覚えておいてください。
スポンサーリンク
JALマイルへの交換率最高水準

今回ご紹介したキャンペーンを利用すれば、ECナビからJALマイルへの交換率最大実質71.4%での交換が可能です。
さらに、JALマイルへの全額PeX経由での交換は交換率が0.65倍にはなってしまいますが、ポイント交換の手間も少なく、陸マイラーにとってかなり有望なポイントサイトになると思います。
ECナビへの入会は、以下のバナーからどうぞ。今なら、登録するだけで1,500P(150円分)のポイントがもらえます。
さらに、PeXへのポイント交換が完了するともれなく10,000P(1,000円分)のポイントがもらえます。(※PeXへのポイント交換をしなくても1,500Pはもらえます。)

ECナビ&PeXの狙い「陸マイラーの囲い込み」

ここまで、ECナビ&PeXのJALマイルキャンペーンの概要&お得度をご紹介しました。
そして、このECナビ&PeXの陸マイラー向けの交換率優遇キャンペーンですが、その狙いは間違いなく、「陸マイラーの囲い込み」にあることは、ほぼ間違いありません。
ソラチカ(LINE)ルートの閉鎖により、TOKYUポイントへの交換ができないECナビーPeXの陸マイラー的な優先順位はかなり下がっていた・・いや、下がらざるを得なかったのが事実ですから、ECナビはJALマイルに活路を見出した、ということでしょう。
詳細は下記関連記事をご覧いただければと思いますが、ECナビ(PeX)は陸マイラー的ポイントサイトとしては、かなり使いにくいポイントサイトになっちゃっているんです。
スポンサーリンク
ECナビ&PeXは同じ会社の傘下の企業

この施策を打ち出してきたECナビ&PeXの狙いはどこにあるのか?
それを理解する前に、押さえておきたい事実。ECナビとPeXって、実は運営会社の母体が同じなんです。「株式会社VOYAGE GROUP」の傘下に、ECナビも、PeXも存在しています。つまり、ECナビは同一母体であるPeXを差し置いて、ドットマネーと提携することは絶対にできないんです。
このため、ポイントサイトである「ECナビ」的には、ドットマネーに交換もTOKYUポイントへも交換ができず、ANAマイラーにとっての競争優位がかなり低下している状況でした。
このECナビ&PeX双方にとって苦しい状況を打破するために、起死回生の策として打ち出したのが、ECナビ&PeX経由JALマイル交換への30%還元キャンペーン、という構図だと、業界構造的には読めてしまいますね。
どちらにしろ、我々陸マイラーにとっては朗報なのは確かですので、折角ならお得に利用しちゃいましょう!
スポンサーリンク
貯めたマイルでハワイに無料で行ける!陸マイラーのはじめ方はこちらから
私は普段の生活にちょっとの工夫をするだけで、年間50万ANAマイルを貯めています。え・・そんなにマイル貯まるの?と興味が湧いた方は、ぜひこちらも併せてご覧ください。
当ブログにアップされている、年間50万ANAマイル貯めて特典航空券を発券する方法、マイルの価値、そしてマイルの使い方は、以下にまとめています。順に読んで行くだけで、陸でマイルを貯める方法が誰でも簡単に理解できます。