成田空港ANAアライバルラウンジ。国内線乗り継ぎ時/乗り継ぎがなくても使えるシャワー完備の快適空間

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成田国際空港にはANA国際線で成田到着後の、ANA便への国内線乗り継ぎ時はもちろん、国内線に乗り継がない関東圏在住者の方も、帰宅前に使える「ANAアライバルラウンジ」があるんですが・・・ご存知でしたか?

到着後に使えるラウンジはもちろん他にも存在しますが、主に国際線到着後、国内線への乗り継ぎ前の利用を想定しているラウンジ(=アライバルラウンジ)は、日本国内でもここくらいではないでしょうか。

そして、このラウンジはANAの国内線出発ラウンジも兼ねているという、かなりトリッキーなラウンジでもあります。

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デュッセルドルフー成田を結ぶNH210便ビジネスクラスで成田到着後、国内線乗り継ぎ前に利用しましたので、早速ご紹介します。

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成田国際空港から国内線乗り継ぎ時には一旦手荷物ピックアップ→税関→再預け入れが必要

飛行機の乗り換えの場合、機内預け入れ手荷物は多くのケースで目的地までスルーバゲージ、という印象がありますよね。

しかしながら、成田国際空港で国際線→国内線へと乗り継ぐ場合、必ず一旦手荷物をピックアップして税関を通過し、再度国内線カウンターで手荷物を預け入れる必要があります。

これ、税関申告の関係だからだと思うんですけど、正直旅行者からするとめんどくさいですね。

「お帰りなさい 税関」って・・・いつも思いますけど何とかならんのでしょうか、この看板。なんか税関に帰ってきたみたいで、お帰りなさい気分も吹っ飛んじゃいますよね。

ただ、税関がしっかりしているのは日本という国がしっかり機能しているという証でもありますので、しょうがありませんね。

手荷物カウンターで一旦受託手荷物を受け取り、さらに税関申告を終了したら、到着ゲートを抜け到着ロビーに出ましょう。

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成田空港ANAアライバルラウンジの場所

成田国際空港のANAアライバルラウンジの場所ですが、上記のとおり国際線到着エリアから税関を抜けて一旦国際線到着ロビーに出た後の、ANA手荷物受付の横にあります。

私は何の気なしにフラッと到着エリアまで出てしまい、「ん?もしかしたらANAラウンジは制限エリア内だったか?」と思って正直焦ったのですが、その心配はありません。

何しろ、制限エリアには後戻りはできませんからね。

目的地であるANAアライバルラウンジは、一応ANAの国内線出発ラウンジ兼用のため、制限区域ではなく国際線到着エリアにあります。普通に制限エリアを出ても大丈夫ですので、ご安心を。

一旦、制限エリアを抜けて到着ロビーに出たのち、再度手荷物を預け入れるANAカウンターの横にアライバルラウンジはあります。

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ANAアライバルラウンジの入室資格等

入室資格

状況 入室資格
国際線到着
  • ANAファーストクラスで到着の乗客+同行者1名
  • ANAビジネスクラスで到着の乗客(本人のみ)
  • ANA国際線で到着のダイヤモンド・プラチナ・SFC会員+同行者1名
国内線出発
  • ANA国内線で出発のダイヤモンド・プラチナ・SFC会員+同行者1名
  • ANAミリオンマイラー「ラウンジアクセス」権の所有者
  • スターアライアンスゴールドメンバー

このANAアライバルラウンジの入室資格がこちらです。

上記条件に加え、国際線到着/国内線出発のいずれも有効な当日の搭乗券を持っている必要があります。当然ですが念のため。

基本的に他のANAラウンジと入室資格は同じですが、注意点は以下の2つですかね。

  1. 国際線到着時はスターアライアンスゴールドメンバー資格では使えない
  2. 国際線到着後は、国内線で乗り継ぎでなくても使える

まず、①の注意点としては、国際線到着時に利用する場合スターアライアンスゴールドメンバー資格ではラウンジは使えません。

ただ、国際線到着後国内線出発が控えている場合は、国内線利用者として使えます

到着だけだとダメだけど、このラウンジは国内線出発ラウンジも兼ねているので、スタアラゴールドメンバーでも国内線出発時の資格として使えるという・・・。ここ、結構複雑ですので注意してください。

また、②の注意点としては、国際線到着時の資格で入室する場合国内線の乗り継ぎがなくても使えます

国際線到着後、軽食をちょっと食べて、ビールちょっと飲んで電車で関東圏の自宅に帰る、という使い方も全然OKです。

営業時間・サービス等

営業時間 AM6時30分~PM19時30分
場所 第1ターミナル 南棟1F 国際線到着ロビー
設備 シャワーブース(5ブース)
電話
FAX
コピー機
Wi-Fi
プリントサービス
パソコン
フライト情報
喫煙スペース
ソフトドリンク・アルコール類
軽食

営業時間やサービスはこちらです。

なんといってもシャワーブース完備なのが嬉しいところですね。国際線到着後、シャワーを浴びて地元空港まで戻りそのまま仕事・・という方も多いでしょうから、これはありがたいです。

そして、ソフトドリンクおよびビールなどのアルコール類も完備していますし、軽食も用意されていますので国内線出発ラウンジと考えるとなかなかに充実したラウンジといってよいでしょう。

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もちろん、国際線のANAラウンジにはくらぶべくもありませんが、それでも国内線にしては充実のサービスだと思います。

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ANAアライバルラウンジの室内の様子

こちらがANAアライバルラウンジの様子なんですが・・すみません、訪問した時間帯が悪く、本当に人、多すぎ!!

まさに、「芋洗い状態」でした・・・。成田国際空港の国際線到着と国内線出発が集中する夕方だと、どうしても混雑しちゃうんですよね。

ANAのHPから拝借した、閑散時のラウンジの様子がこちら。

何となく、様子を感じ取っていただくことは可能でしょうか?

閑散期は居心地の良さそうなラウンジですが、私が訪問した日は日曜日の午後ということもあり、ご覧のとおりの大混雑。

なんとか、入り口の付近に座席を確保できましたが、とてもではないですがゆったりするという感じではありません。ただ、乗り換えまでにはあまり時間は無いので、私の滞在的には特に問題はありませんでした。

家族連れとかの場合、座る席を確保するのにも苦労しそうな混雑具合でしたので、日曜日夕方などは特にご注意ください。

ANAアライバルラウンジは拡張工事中

やはりこの慢性的な超大混雑の解消を目的としているんだと思うのですが、このANAアライバルラウンジは2018年11月下旬までの予定で拡張工事に入っています。

私が訪問したのは11月下旬でしたが、まだ工事中でした。拡張工事が完了したらもう少し居心地が良くなることを期待したいと思います。

しかし、どこからこれだけの数の利用者が・・やっぱSFC修行の解脱者の皆さんですかね?

シャワー室は受付入ってすぐ左手

そして、このANAアライバルラウンジで嬉しいサービスはこちら。シャワーサービスです。

受付入ってすぐ左手にあります。混雑時はかなり待つ可能性がありますので、利用したい方は入室時早めに受付をした方が良いでしょう。

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軽食・飲み物等は国内線としては充実!

ドリンクサービス

さて、このアライバルラウンジ。一応?ANAラウンジの位置づけですが、国内線出発ラウンジということで軽食・ドリンク等は「そこそこ」といったところです。

でも、そこは「ANA」の名前を冠したラウンジ。それなりに充実したサービスが提供されます。

私個人的にはこの生ビールサーバーがあるのはかなりポイント高い!

ビールグラスもしっかり冷やされています。

こういうひと手間が掛かっているのが、海外ラウンジとは違うところですよね。さすがANAです。

その他のアルコールは、ウイスキー「ロイヤル」と芋焼酎「鉄幹」。

一応、ありますよ・・・程度のなんちゃってラインナップですが、無いよりは全然マシです。

野菜ジュースとトマトジュースとミルク。

海外で野菜不足だった方には、これは結構嬉しい飲み物ではないでしょうか。

もちろん、ソフトドリンクもあります。なぜデカビタC・・・。

コーヒー・紅茶類ももちろん充実しています。

軽食

一方、軽食類も用意されています。とにかく大混雑ですのでどんどんなくなっていきますが、「そこそこ」な品揃えでした。

まず、明らかに「ANAラウンジから持ってきました」的なおにぎり。でも、帰国後におにぎりが食べられるって結構嬉しいかも。

サンドイッチに、ANAオリジナルのチョコ。

クッキー系の軽食と、おつまみ系の軽食がもう少しあったように思いますが、とにかく大混雑で写真は撮れませんでした。

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ANAアライバルラウンジを見逃さず利用しよう!

以上、成田国際空港ANAアライバルラウンジの訪問記についてご紹介しました。

これ、存在を知らないとちょっと見過ごしてしまいそうなラウンジですが、ANAのファースト/ビジネスクラスで成田に帰国した後、国内線で全国各地に乗り継ぐ方は、普通に使えるラウンジです。

そして、もちろん成田に帰国後普通に帰宅する関東圏の方も使えるラウンジです。これ、見逃すともったいないです。

  • シャワー室完備でビジネスに最適
  • ビールなどのアルコール&ソフトドリンク+軽食が充実

個人的なおすすめは上記の2つですね。

特にビジネス利用者の方はシャワー室完備なのはありがたいところではないでしょうか。ANAマイラーならビジネスクラス利用くらいは自由自在だと思いますので、是非機会があれば使ってみてください。

この旅行は往路ANAのファーストクラスで!

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