2020年夏休みの海外旅行はいつキャンセルできる?国際線航空券コロナ特別対応まとめ

2020年夏休みの海外旅行に向け、国際線航空券(チケット)を既に予約済みで持っている・・って方も多いんじゃないでしょうか。

ええ。私も持っています(笑)。

そんな方にとって気になるのは、この航空券、これから一体どうなってしまうの?ってことですよね。

多くの方が該当するのではないかと思いますが、私の場合既に子どもの学校の夏休みの期間短縮が正式に発表されており、予約済みの旅程では学校を1週間近く休ませないといけないので、現在の旅程での海外旅行は無理なんです。

じゃあ、キャンセルできるかというと、そう簡単にはキャンセルできません。例えば私の航空券はANAのいわゆる「Super Value」運賃なので、今のところ予約変更も、キャンセルも身動きが取れないんです。

今キャンセルすると、航空券の発券時のルール通りの扱いが適用されるため、もともと返却される諸費用以外の全ての費用が基本全て没収・・払い戻しがされません。

私の不手際が原因なら没収も仕方ないんですが・・原因は全て憎き新型コロナです。このまま没収されるわけにはいきません。つまりこの夏休みの国際線航空券、各航空会社のキャンセル・予約変更の「特別対応待ち」の状況なんです。

今後、特別対応は夏休み期間まで延長されるのか?現時点での情報から考察してみたいと思います。

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各航空各社の特別対応まとめ

ANA

では、航空各社の新型コロナ特別対応の状況を確認してみましょう。

まずは、ANAからです。ANAのコロナ特別対応特設ページはこちらです。

2020年5月現在、ANAは2020年6月30日搭乗分までの予約キャンセル・変更に対する特別対応を打ち出しています。

具体的には、6月30日までであれば、欠航である場合はもちろん、運航便であってもキャンセル(全額払い戻し)、および予約変更が可能です。

しかしながら、7月1日以降の対応については、まだ発表されていません

つまり、現時点で夏休み・・例えば8月旅行の予定をキャンセルしようと思うと、所定の変更手数料もしくはキャンセル費用が掛かるということです。

正直、キャンセル費用が数万円くらいならANAさんへのお布施とも思えるんですが、私の場合数十万円のチケットなので・・これが全額没収はちょっと厳しいです。

今後、夏休み以降の何らかの特別対応が発表されるのか?もう少し様子を見たいところですね。

JAL

次にご紹介するのがJALですね。JALの新型コロナ特別対応特設ページはこちらです。

JALも、ANAと同じく2020年6月30日までの特別対応を発表しています。

6月30日までの国際線であれば、欠航であろうと、運行していたとしても、キャンセル(全額払い戻し)および予約変更の特別対応をしていただけます。

ただし、2020年7月1日以降の特別対応については、ANAと同じくまだ未定ですね。

同じく、JAL便のチケットをお持ちの方は、今後どうなってしまうのか気が気ではない・・といったところではないでしょうか。

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スカイマーク

次が、スカイマークですね。新型コロナ特設ページ(国際線)はこちらです。

スカイマークエアラインズは、上記のとおり、2020年7月31日までのフライトについて、キャンセル(全額払い戻し)および変更が可能です。

ANA・JALにほぼ準ずる対応と言って良いですが、2020年5月の時点で既に7月末までのフライトに特別対応を適用しています。

かなり迅速なのはありがたいですが、その分働いている人は大丈夫か?という気もしてなりません。

ユナイテッド航空

次にご紹介するのが、ユナイテッド航空です。特設ページはこちらですね。

ユナイテッド航空から、日系の航空会社と違う欧米の航空会社特有の対応になってきます。

まず、ユナイテッド航空の場合、2020年12月31日までという、既に夏休み期間を含んだ期間までの特別対応を打ち出しています。

ただ、このユナイテッド航空の対応をパッと見ると、全便で予約変更とキャンセルができそうなんですが、実はこれ実際に可能なのは予約変更だけであり、キャンセルはできないんですよね。

期間中のフライトをキャンセルしても、キャンセル金額は現金として返金されるのではなく、24か月以内の次のフライトに利用できるフライトクレジットの形で返却されるんです。

つまり、厳密には欠航の場合を除きキャンセルはできず、予約変更のみ可能なんです。

ただし、「欠航」の場合は当然キャンセル・現金払い戻しが可能・・・とも読めますが、一応公式には「リクエストができる」との表現になっています。

欠航の場合でも、場合によっては払い戻しは不可の可能性はあります。

ただ・・個人的にはこのユナイテッド航空の特別対応、かなり「あり」だと思います。これが、今後の航空券の特別対応の一つの方向性なんじゃないかと思いますね。

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デルタ航空

次が、デルタ航空です。コロナ対応特設ページはこちら

デルタ航空も、2020年9月30日までのフライトで特別対応を予定しています。

デルタ航空の特別対応はほぼ「ユナイテッド航空方式」です。基本的には欠航の場合を除きキャンセル=払い戻しの申請はできず、キャンセルしたい場合は、その金額分最長2年先のフライト代金への充当ができます。

また、「欠航の場合はキャンセルの申請ができる」のですが、明確に「キャンセル=返金」とも書かれていないのは、ユナイテッドと同様です。ユナイテッド、デルタというアメリカの航空会社は、仲良く横並びの特別対応になっています。

日本のANAとJALがほぼ同じ・・みたいなものですかね。

ハワイアン航空

ハワイアン航空の対応も確認しておきましょう。特設ページはこちらですね。

ハワイアン航空も、ユナイテッド航空方式です。2020年12月31日までのフライトについては、変更のみ可能です。

ただし、ユナイテッド航空と同じく完全なキャンセルはできず、キャンセルした場合は同額のフライトバウチャーが返金され、1年以内のフライトの費用に充当できます。

ユナイテッドとデルタとの明確な違いは、運休(欠航)が確定した場合は当然ながら全額払い戻しが可能となっています。

また、フライトを変更する場合、変更可能なフライトがユナイテッド・デルタが24か月先のところ、ハワイアン航空は12か月先までになっているところくらいが、大きな違いでしょうか。

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シンガポール航空

お次が、アジア系の航空会社シンガポール航空です。特設ページはこちらですね。

シンガポール航空の特別対応は、日系のANA・JALとアメリカ系のユナイテッド・デルタのちょうど中間って感じです。

まず、国際線の予約変更・キャンセルの特別対応は、2020年5月現在、2020年6月30日までとなっています。

7月以降の対応については、現時点では未定です。

そして、ここが非常に面白いのですが、6月30日までのチケットは全額現金で払い戻しすることも可能ですが、ユナイテッド・デルタ方式で、次のフライトに使える「フライトバウチャー」として保持することも可能です。

そして、このフライトバウチャーを選んだ場合5,600円~38,000円の「ボーナスフライトクレジット」を貰うことができるんです。

全額払い戻しして仕切り直すのもありですが、フライトクレジットの利用は2021年12月31日までとそこそこ期間があるので、このフライトクレジットに交換するのもありだと思います。

ルフトハンザ

お次にご紹介するのはルフトハンザ・ドイツ航空ですが・・ぶっちゃけ、ルフトハンザは経営が厳しいからか、かなり厳しめの特別対応となっています。特設ページはこちらですね。

まず、ルフトハンザも2020年8月31日までの出発便で特別対応を実施中です。

その内容としては、まず予約変更は無料で可能です。さらに新しい出発日が2020年12月31日までの場合、フライトによっては、フライトの差額等に利用できる50ユーロのバウチャーがもらえます。

ここまでは良いんですが・・なんと、ルフトハンザのでの場合キャンセルでの払い戻しは一切できないんです。もちろん、欠航になっても払い戻し対応をしないんですよね。

これ、かなり厳しいです。

これ、分かります?「もう、旅行をするつもりがない」というQに対し、Aが「航空券は予約変更ができます!」って・・。

全然QAがかみ合ってないですよね(笑)。

もう旅行するつもりが無いのに、「予約の変更ができます」ってどういうことだよ!?ってのは私の気のせいでしょうか・・。ちなみにこの対応、タイ国際航空でも同じです。

欠航しても、返金はしない(できない?)。経営が厳しい航空会社ほど、このような対応になるんでしょうかね。

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海外旅行再開の展望

ここまで、予約済みの国際線航空券に対する、今後の各航空会社の特別対応の予定についてご紹介しました。

このように各国の航空会社の対応を並べてみると、ANA・JALの対応がいかに神対応か、というのが良くわかりますよね。

ANAやJAL、スカイマークのように、欠航しようと運航しようと、キャンセルしたければ全額払い戻しします!って特別対応は世界的にみるとかなり例外的なんです。

世界的にはユナイテッド方式、つまり「キャンセルした場合は、一旦フライトバウチャーとして払い戻すけど、次に使えるのは自社便のフライトのみ」ってのが一般的です。

シンガポール航空のように、払い戻しかフライトバウチャーかを選択でき、フライトバウチャーの場合はさらにクーポン差し上げます!ってのは超例外で、中にはルフトハンザやタイ国際航空のように、自社便が欠航しても払い戻しは一切せず、フライトバウチャーでの振替のみ!って会社もあります。

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IATA(国際航空運送協会)の目算

IATA(国際航空運送協会)は、2020年5月13日に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で急減した国際線の需要が、2019年の水準に回復するのは2024年になるとの見通しを発表しています。

IATAが4月に空の便を使う旅行者を対象に実施した調査では、回答者の58%が最初の旅行を自国内にとどめる可能性があると答えた。

旅行者の86%が旅行中の隔離措置を心配しており、69%は14日間の隔離期間がある場合は旅行を検討しないと回答した。

こうした調査結果から、IATAは旅行者の多くが到着地での隔離への懸念から、国際線の利用をためらうと分析。

国際線の需要回復に向け、各国政府に対し到着時の隔離に代わる措置の検討を強く要請。具体的な代替策として、事前の体温測定による旅行中止や、政府による接触追跡システムの構築などを挙げた。

※2020.5.14 Aviationwireより引用

そして、同じ記事で紹介された調査結果がこちら。

IATAの調査によると、海外旅行者の86%が旅行中の隔離措置を心配しており、69%が14日間の隔離措置期間がある場合は旅行を検討しないと回答した・・とあります。

そりゃそうですよね。折角旅行に行って、旅行先入国時に14日も隔離されたらそれだけでほぼ旅程は終了しますし、日本帰国時に14日も隔離されたら、帰国後仕事にならんやん!って感じです。

これに対しIATAは「各国政府に対し到着時の隔離に代わる措置の検討を強く要請とありますが、これ、そんな簡単な話ではないですよね。

何しろ、人の命が掛かっているので、各国ともにそう簡単にはこの隔離措置を解除するとは思えません

IATA調査の冒頭「回答者の58%が最初の旅行を自国内にとどめる可能性がある」とあるように、2020年度中の旅行は、まずは国内から・・と考えた方が無難なのかもしれませんね。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

2020年夏休みの海外旅行が既にかなり厳しいことは、IATAの発表等よりほぼ確定ですが・・気になるというか超ドキドキするのが、特に日系の航空会社の特別対応の動向です。

一番怖いのは・・海外現地で14日隔離され、帰国時にも日本国内で14日隔離されるけど、一応フライトは飛ぶんでキャンセル・予約変更の特別対応は無しね!ってことです。

ただ、海外の航空会社の対応を見ても、ANA・JALなど国内の航空会社については、このようなドラスティック(過激)な対応の心配はないと思います。

フライトがほぼ正常化したどこかのタイミングで、いわゆる「ユナイテッド方式」・・つまり、フライトは飛んでいるけどキャンセルしたい人は、事前に支払った費用を一定の期間後のフライトの費用に充当しますよ、という特別対応に変更するのではないでしょうか。

もちろん、キャンセルの場合全額払い戻しが可能な特別対応が続けばそれはありがたいのは確かです。

ただ、2020年5月現在のように国際線の欠航が大多数!って場合は仕方ありませんが、フライトが徐々に戻ってきて・・でも検疫が厳しい場合などは、このユナイテッド方式が現実的ではないでしょうかね。

そしてもちろん、1年後でも海外に行ければ御の字ですし、その費用に充当できれば万々歳ですので、この特別対応に仮になるのであれば、大歓迎です。

いずれにせよ、夏休みの国際線チケットの特別対応がどうなるのか?今後も注視したいと思います。

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