ANAさんが、2020年、2021年に引き続き、2022年もプレミアムポイント（以下「PP」）大幅大増量のキャンペーンを打ち出してきました！！
2022年は国内線も回復基調のため、「PP大増量は2021年までのボーナスタイムで、2022年はPP増量キャンペーンはないのかも・・」と個人的に思っていたのですが・・。
回復基調を本物にするため（笑）、やっぱり2022年もPP大増量キャンペーンをぶっ込んできましたね！！
そして、2022年のキャンペーンは、2020、2021年の「獲得PP2倍」のキャンペーンとは違い、国内線搭乗1区間ごとに1,000PPが追加でもらえる・・というものになっています。
過去2年と条件は違いますが、使い方によっては爆発力がものすごいので（笑）、過去2年と同じくらいSFC修行には狙い目のキャンペーンと考えても良いですね。
あ、ちなみにプレミアムポイント（PP）とは、ANA便のフライトへの搭乗により獲得できるマイルとは全く別のポイントです。
そして、このポイントを貯めることで、ANAの上級会員ステータスを獲得できるんです。
| ステータス | 所要PP | 備考 |
| ブロンズ | 30,000 | |
| プラチナ | 50,000 | SFC申込可能 |
| ダイヤモンド | 100,000 |
ANA上級会員ステータスの種類と、ステータスの獲得に必要なPPが上記のとおり。
そして、私をはじめ（笑）多くのANAマイラーが一度は到達を目指すのが・・。
一度発券すると、制度が改悪されない限り一生涯に亘りANAプラチナ会員資格同等の優遇が受けられる、「ANAスーパーフライヤーズカード（SFC）」が発券できる、ANAプラチナ会員資格です。
そして、ANAプラチナ会員（50,000PP）を獲得するためにANA便に乗りまくることを、俗に「SFC修行」と言うんです（笑）。
そして、今回のキャンペーン期間中なら獲得PPが搭乗1区間あたり1,000PPも追加付与されるので、今なら通常時よりも大幅に簡単に上級会員資格（＝プラチナ会員資格）に手が届く・・ということになるんですよね。
あ、この上級会員ステータスの獲得に必要なPPは地上で獲得することはできず、実際にANA便（コードシェア含む）に搭乗することでしか手に入れることができません。
ということで、このボーナスPPキャンペーン、上級会員ステータスに興味が無い方には正直全く意味のないキャンペーンなんですが（笑）・・・。
ANA上級会員ステータスが欲しい方・・。
特に一回取得すると年会費を支払い続ける限り一生上級会員ステータスが維持できる！ANAスーパーフライヤーズカード（以下、SFC）の資格が欲しい方には・・。
絶対に見過ごすことができないキャンペーンなんです！
早速、ご紹介します！！
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キャンペーン概要
では、2022年も無事開催された（笑）、ANAのボーナスプレミアムポイントキャンペーンの概要を解説します。
といっても内容は超簡単でして・・上記のとおり、対象搭乗期間となる2022年4月25日（月）〜2022年7月31日（日）までの、ANA国内線搭乗1区間につき、1,000PPがボーナスとしてプレゼントされるんです。
対象となるのは、対象搭乗期間中に搭乗したANA国内線全路線となっており、特段除外路線などはありません。
もちろん、すでに予約済みのフライトも対象となり、特段キャンペーン登録等も必要ないので、ご安心を。
一点だけ注意点があるとしたら・・。
対象となる運賃は、上記のとおりマイル積算率75％以上の国内線運賃のチケットだけです。
ただ、ANA SUPER VALUE75などの格安運賃、株主優待割引運賃も適用対象なので・・。
正直、かなりの「ザル条件」です（笑）。
ただし、ANAダイナミックパッケージなどの「個人包括旅行運賃」や・・。
「ANAにキュン」などで購入できる「ANA SUPER VALUE SALE」運賃など、マイル積算率50％となる一部対象外の運賃もあるので、ご購入の際は適用運賃条件を確認するようにしてください。
簡単に言えば、期間中（2022年4月25日（月）〜7月31日（日））にマイル積算率75％以上の運賃でANA国内線に搭乗すれば、無条件に1区間あたり1,000PPもらえるってことなので・・。
これ、使い方によってはめちゃくちゃな破壊力を秘めています（笑）。
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ボーナスプレミアムキャンペーンの攻略法
そして、最も気になるのが・・ここですよね。
そう、2020年、2021年のPP増量キャンペーンが「獲得PP2倍」とわかりやすいキャンペーンだったんですが、この1区間につきボーナス1,000PPって・・お得なの？ってことです（笑）。
ただこれ、ちょっと考えていただくとすぐわかるんですが・・。
「PP2倍」の場合、当然ながら1回あたりでもらえるPPが多い方が、2倍で増量となるPPも多くなります。
| 片道 | 往復 | キャンペーン適用後 | ボーナス | |
| PP2倍 | 1,500 | 3,000 | 6,000 | ＋3,000（1区間1,500） |
| 500 | 1,000 | 2,000 | ＋1,000（1区間500） | |
| 1,000PP | 1,500 | 3,000 | 5,000 | ＋2,000（1区間1,000） |
| 500 | 1,000 | 3,000 |
例えば、上段の2020年、2021年に開催された「PP2倍キャンペーン」の場合・・。
1回搭乗、つまり片道で1,500PPもらえる路線だと、往復で3,000PP。
ここからPP2倍となるため、キャンペーン適用後は往復で6,000PPもらえる計算なので・・キャンペーン増量PPは3,000PP（1区間あたり1,500PP）です。
一方で、1回搭乗（片道）で500PPもらえる路線だと、往復で通常1,000PPのところ、PP2倍キャンペーン適用で往復2,000PPもらえるため、キャンペーン増量PPは1,000PP（1区間あたり500PP）です。
そして・・下段の今回の2022年のボーナスプレミアムポイント1,000PPキャンペーンでは、搭乗路線に関係なく、1区間あたり1,000PPもらえるので・・。
キャンペーン適用後の総獲得PPは、片道獲得PPが多い路線では少なくなりますが、片道獲得PPが少ない路線では、逆に多くなるんです。
というのも・・1回搭乗で1,500PPもらえる路線でも、500PPもらえるキャンペーンでも、もらえるボーナスPPは1区間1,000PPで同じですからね？？
ということで・・もう、お分かりですよね？？
つまり、比較的低価格の短距離フライトの方が、今回のキャンペーンは有利なんです。
近くの目的地にサクッと日帰り・・なんてフライトで、予想以上の大量PPが手に入るんです！！
例えば、上記のような東京（羽田）ー大阪（伊丹）のスーパーバリュー28での往復、合計19,320円の場合（実際の運賃です）で計算してみますと・・。
通常片道搭乗で手に入る420PPに加え、1,000PP・・合計1,420PP（片道）が手に入るんです！
つまり、このなんでもない（笑）東京ー大阪の往復というフライトで、なんと2,840PPという、脅威のPPが手に入ってしまいます。
そしてこの往復のPP単価（運賃÷獲得PP＝1PP獲得にかかった費用）は・・19,320円÷2,840PP＝6.8円です（笑）。
あ、ちなみにSFC修行僧が（笑）お得の目安とするPP単価は、10円なら超優秀・・ってのが相場です。
SFCが取得できるANAプラチナ会員資格獲得に必要なPPは50,000PPですので、50,000PP×10円＝50万円ってのがSFC修行の一つの相場なわけですが・・。
この6.8円というPPは、何気なく利用できる、しかも短距離路線としては脅威的ですね・・。
なにしろ、ご存じのとおり羽田ー大阪は1日何便も飛びまくっているので、2往復くらいなら余裕で可能ですので・・・
約6,000PPを1日で、しかもPP6円台で獲得することも可能なんです。
もちろん、SFC修行に鉄板の那覇路線でもその破壊力はすごくって・・。
上記、羽田ー伊丹と同日に、伊丹ではなく沖縄に24,320円の運賃で修行フライト（往復）すれば・・。
片道で1,476PPもらえるので、キャンペーンなしでも往復2,952PP。
これで24,320円なら、PP単価8.23円で、キャンペーンなしでも十分お得なんですが・・。
キャンペーン期間中なら、片道1,000PPずつボーナスが付与されるので、往復4,952PPがもらえる計算となり、PP単価は脅威の4.91円（笑）。
単純計算で約10往復、約25万円でSFC修行が達成できてしまうんです。
短距離路線でPPを稼ぐのもよし、那覇路線とかで2,000PPボーナスで一気に大量PPを稼ぐのにも使える・・。
実は、PP2倍キャンペーンに勝るとも劣らない、脅威のキャンペーンなんですよ・・。
2022年のキャンペーンって（笑）。
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バリュートランジットがさらに神
ということで、このキャンペーン「1区間搭乗で1,000PPボーナス」なので・・。
実はPP2倍キャンペーンに比べ、1回搭乗ごとでもらえるPPが少ない短距離路線でも破壊力がある・・ってことはお分かりいただけたかと思います。
ですが、実はそれより破壊力があるのが、乗り継ぎ・・なんですよね（笑）。
なにしろ、1区間搭乗で1,000PPボーナスってことは、とにかく搭乗区間を増やすことが有利に働くので・・。
例えば国内乗り継ぎ便の場合、片道2,000PP、往復4,000PPが・・ボーナスでもらえるんです。
往復4,000PPが・・ボーナスって・・とんでもなさすぎです（笑）。
そして、この国内線搭乗区間を増やす乗り継ぎ便で超絶おすすめなのが、ANAバリュートランジット運賃を利用することなんです。
ANAバリュートランジット運賃には、いわゆる通常割引運賃である「ANAスーパーバリュー」ではもらえない、搭乗するだけでもらえるプレミアムポイント（PP）、通称「搭乗PP」が、なんと1搭乗当たり200PPも貰えるんです！！
こちらですね・・。
この搭乗でもらえる200PPは、こちらも1区間ごとに200PPずつもらえるので・・この搭乗ポイントだけで、往復で4区間、800PPがもらえます。
このため、例えばこちらの羽田ー千歳ー根室中標津のANAバリュートランジット28運賃（42,420円）での往復の場合・・。
まずは、東京（羽田）ー札幌（千歳）で965PP（片道）がもらえます。
あ、この965PPには、バリュートランジットでもらえる200PPの搭乗PPを含んでいます。
そして、乗り継ぎ後の札幌（千歳）ー根室中標津でもらえるPPが、467PP（搭乗PP200PPを含む）。
| 出発 | 到着 | 通常PP | 搭乗PP | ボーナス | 合計PP |
| 羽田 | 札幌 | 765 | 200 | 1,000 | 1,965 |
| 札幌 | 根室中標津 | 267 | 200 | 1,000 | 1,467 |
| 根室中標津 | 札幌 | 267 | 200 | 1,000 | 1,467 |
| 札幌 | 羽田 | 765 | 200 | 1,000 | 1,965 |
| 合 計 | 6,864 | ||||
つまり・・なんと当日で往復できてしまう羽田ー札幌ー根室中標津をANAバリュートランジットで往復するだけで・・。
一撃6,864PPも手に入ってしまうんです。
そして、この6,864PP獲得に必要なフライト料金は42,420円でしたよね？？
つまり、PP単価は・・42,420÷6,864＝脅威の6.18円です（笑）。
PP単価的には東京ー那覇便には一歩劣りますが、なんと言っても、一撃で獲得できるPPが半端なさすぎです（笑）。
このように、近距離フライトや、ANAバリュートランジットなど乗り継ぎ便を含むフライトを組み合わせることで、PP単価5〜6円台でのSFC修行解脱も夢ではない。
そんな、爆得キャンペーンだと思います！！
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まとめ
以上、2022年度も満を持して登場！の、ANA国内線ボーナスプレミアムポイントキャンペーンをご紹介しました！
2022年のキャンペーンの最大の特徴は、区間を問わずフライト1区間あたり1,000ボーナスPPがもらえる！ってキャンペーンなので・・。
フライトの区間が短くても往復2,000PPもらえてお得度が半端なく、さらに乗り継ぎ便とかが加わると破壊力がさらに増す！ってことですね。
ANA SFC修行の絶好のチャンスだと思いますので、この機会、是非逃さないようにしてください！！
この2022年「ANA国内線ボーナスプレミアムポイントキャンペーン」は、こちらのANA公式HPから確認いただけます！
年間50万マイルを貯める。陸マイラーのはじめ方はこちらから
私は普段の生活にちょっとの工夫をするだけで、年間50万ANAマイルを貯めています。え・・そんなにマイル貯まるの？と興味が湧いた方は、ぜひこちらも併せてご覧ください。
当ブログにアップされている、年間50万ANAマイル貯めて特典航空券を発券する方法、マイルの価値、そしてマイルの使い方は、以下にまとめています。順に読んで行くだけで、陸でマイルを貯める方法が誰でも簡単に理解できます。
