ANAが上級会員向けラウンジ利用基準の変更(改悪)を正式発表。同行者は同一フライトへの搭乗が必須に

スターアライアンスが2021年1月に加盟各社に通知したとされていた、スターアライアンスゴールド会員(=ANA上級会員)向けのラウンジ利用基準の変更ですが・・。

ここにきて、ANAからも「スターアライアンスの定める基準の変更により」とのただし書き付きで、正式にアナウンスがありましたね。

変更点を簡単にまとめると、スターアライアンスゴールドメンバーは、これまで同日中フライトに搭乗する同行者1名を、スターアライアンス加盟航空会社が運営するラウンジに同伴できたんですが・・。

2021年5月3日以降、この「同日中」の基準が、同一のフライトに搭乗する同行者1名に変更になるんです。

正直、一般ユーザーにはあまり影響のない改悪?ですが、どのような方に影響があるのか?その狙いは?も含め、簡単に解説します。

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航空会社ラウンジとは

航空会社ラウンジとは、各航空会社が自社の上級会員および上級クラス(国際線ファースト・ビジネス、国内線プレミアムクラスなど)搭乗者向けに用意している、専用のラウンジです。

正直、サービス的にはクレジットカード付帯のいわゆる「カードラウンジ」とは段違いの、超絶サービスを受けることができます。

当然ですが軽食はもちろんアルコールを含めたドリンクも飲み放題、ラウンジによってはシャワーや仮眠室の用意もある、超快適空間なんです。

ラウンジでゆっくりしたい・・そのためだけに空港に4時間前に到着しちゃう(笑))くらい、そのくらいメリットのあるサービスなんですよ!!

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多くの方がSFC修行など苦労をして航空会社の上級会員資格を取得する理由は、このラウンジサービスが付帯する!って理由も大きいんです。

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ラウンジ利用基準の変更

で、2021年3月4日に公表された、ラウンジ利用基準の変更についてのリリースがこちら

ANAダイヤモンドサービス、プラチナサービス、そしてスーパーフライヤーズ(SFC)会員は、現在「スターアライアンス・ゴールド」メンバーとして、搭乗便のクラスが仮に国際線エコノミークラスや国内線普通席であっても、このゴールドメンバーの会員資格で、同行者1名とともにスターアライアンス加盟航空会社のラウンジが利用できるわけですが・・。

スターアライアンスによるラウンジ利用基準の変更により、同行者のラウンジ利用ルールが変更になるんです。

あくまで同行者のルールですから、本人が利用するだけ!って場合は特段の変更はないので、まずはご安心を。

2021年5月3日から変更 変更前 変更後
国際線・国内線 同日中便 同一の便

そして、変更内容がこちら。なお、変更は2021年5月3日以降出発便から適用になります。

変更内容を簡単にいうと、これまで、同行者は同日中のANA便もしくはANAコードシェア便(国内線)もしくはスターアライアンス加盟航空会社のフライト(国際線)に搭乗する場合で、スターアライアンスゴールド会員資格所有者と同時にラウンジに入室すれば、ラウンジが利用できたんです。

つまり、家族じゃなくても行先やフライトが別々の人でも同行すればラウンジに入れたんです。

このルールで最も利用される機会が多かったのが、出張同行ですかね。例えば、同じ会社の同僚で別々の目的地にフライトするAさんとBさんの場合・・。

例えばAさんが上級会員ステータスを持っていて、Bさんは平会員・・。

会社の出張なので当然2人ともエコノミークラス!!でも、フライトはAさんが10時発!Bさんは11時発!なんて場合、AさんがBさんを同行者としてラウンジに行けば、Bさんも航空会社ラウンジが利用できたんです。

また、このルールを上手く利用すれば、例えばネットのお知り合いとたまたま同日のフライト!ってことが分かった際に、まさかのラウンジオフ会を開いたり、また場合によってはSNSで全く見ず知らずの同行者を募る・・なんてこともできていたんですが・・。

2021年5月3日からのルール変更により、同一便でのフライトが必須になったため・・この出張前のラウンジミーティングや、まさかのラウンジオフ会なんてことは、同一便でない限りできなくなる・・つまり、かなり難しくなるってことですね。

これ一応、改悪?といえば改悪ですが・・。

正直、私のように出張なんて一切なし!旅行は家族連れ専門です!!って方には、ほぼ関係のない「改悪」ですね(笑)。

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上級クラス(ファースト・プレミアムクラス等)搭乗資格での利用条件は変更なし

なお、今回のルール変更は、あくまでスターアライアンスゴールドメンバー(ANA上級会員)の資格でラウンジに入室する際のルール変更であり・・。

ANAの上級クラス(ファーストクラス、国内線プレミアムクラス等)に実際に搭乗する際、つまり「搭乗者資格」でラウンジに入室する際の条件には変更がありません

これまでと同じように、同行者1名がラウンジに入室でき、同行者のフライトは「同日中」であれば大丈夫です。

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ルール変更の主導者は

なお、今回のルール変更を仕切って(主導して)いるのは、ANAの発表にもみられるように、あくまで加盟航空会社26社を誇る「スターアライアンス」です。

スターアライアンスでは、加盟各社の上級顧客を「スターアライアンスゴールドメンバー」としてステータスマッチさせることで、各国の空港やラウンジの相互利用を促進しています。

この目的は・・超簡単ですね。

例えばANAが上級会員向けのラウンジを世界各地で運営するのは超大変ですが・・。

例えばドイツではルフトハンザの、そしてシンガポールではシンガポールエアラインの上級会員向けラウンジが・・そして、この両社は日本ではANAのラウンジが相互利用できれば、独自に運営する必要がなく、お互いにメリットがありますからね。

それが、この世界最大の航空連合「スターアライアンス」のメリットの一つです。

そして、この利用ルールの変更は実は既に2021年1月初めには加盟各社に通知されています。

詳細はLoyaltyLobbyさんのこちらの記事(英語です)に詳しく記載されていますが・・。スターアライアンスとしては2021年5月3日の変更を、2021年1月には既に各社に通知済み。

一方、ルール変更の自社HPでの顧客への通知は各社に任せたようです。

また、LoyaltyLobbyさんの記事でも「実際の影響は軽微」と記載がありますが、私もそう思います(笑)。

ただ、正直スターアライアンス加盟各社も、そして加盟団体であるスターアライアンスの経営も超苦しいでしょうから・・。

まあ、小さいことではありますが、本当の同行者以外の抜け道的なラウンジ利用条件はとりあえず潰した・・ってのが真相でしょうかね。

なお、ここまでご紹介のとおり、例えば家族など同一便で同行者は問題なくラウンジ利用ができるので、SFCメンバーなどにも、特に影響はありませんね。

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まとめ

以上、個人的には事前情報通りですが・・中には「ちょっとびっくり」って方もいるかもしれない(笑)、ANA上級会員資格でのラウンジ利用ルールの変更についてご紹介しました。

同行者のラウンジ利用条件が「同日中」のフライトから「同一」のフライトへの変更ですから正直ほとんどの方には全く影響ないんですが・・。

こんなところにも航空会社の経営難の一端が見える・・と考えると気がかりであることは事実ですね。

また、実際にこの制度を利用していた方には涙目の改悪・・かも知れません。

心配すればきりがありませんが・・今後・・例えばSFCとスターアライアンスゴールド会員とのステータスマッチが無くなったりしないか・・個人的に心配なのはその点ですね。

もちろん私にはどうすることもできませんが(笑)、今後も状況は注視したいと思います。

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ANAのこのルール変更の公式発表は、こちらからご覧いただけます。

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