夏休みの国内旅行需要の確保に向け、ANAがまたかなりの神キャンペーンを打ち出してきましたね。
なんと、2020年6月26日以降に予約した、2020年7月1日から2021年1月31日までの対象運賃の国内線チケットについて、最大355日先の便への変更(区間変更を含む)が、変更に伴う手数料(取消手数料・払戻手数料)無料で行うことができる「あんしん変更キャンペーン」がスタートしたんです。
※2021年1月31日搭乗分までに期間延長されました!
もちろん、対象運賃には早期割引運賃である「ANA SUPER VALUE」運賃等も含まれています。
正直、2020年夏休みの予定が立てづらい!って思っている方の心配事2トップと言って良いのが、「コロナでキャンセルした場合のキャンセル料」と、「GoToトラベルキャンペーンの動向」だと思います。
その2大心配事の一つが解消するんですから、これはかなりの朗報といって良いのではないでしょうか。
早速、このANAの神キャンペーンであるANA国内線「あんしん変更キャンペーン」を解説します。
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7月~1月末の国内線の変更手数料が無料に!

では、早速このANA独自のキャンペーンである「あんしん変更キャンペーン」について解説します。
と言っても概要は上記の通り超絶簡単で、いわゆる早期割引運賃である「ANA SUPER VALUE」など、通常は発券後予約変更には超高額の変更手数料が必要となる航空券であっても、なんと最大355日先の便への変更(区間変更を含む)が、変更に伴う手数料(取消手数料・払戻手数料)無料で行うことができるというものです。

変更が可能な対象運賃は上記の通りです。
ANA SUPER VALUE 75や、ANA SUPER VALUE PREMIUM 28など、利用頻度の高いバリュー運賃は全て含まれているので、これで安心して国内線を予約することができますね。
なお、このキャンペーンの対象となるのは、2020年6月26日以降に予約した、2020年7月1日~2021年1月31日搭乗分のANA国内線航空券となっています。
対象搭乗期間が7月~1月末までの対象期間外の場合、そして購入が6月26日以前の場合はこのキャンペーンの対象とならないので、ご注意ください。
そして、このキャンペーンが「神」であるもう一つの理由がこちらです。
なんと、予約変更には区間変更が含まれるんです。つまり、行き先の変更が可能ってことなんです。
本当は夏の沖縄に行きたかったけど・・新型コロナの影響で残念キャンセル・・って場合、例えば冬の北海道に行き先を変更することも可能なんですよね。
そして、なんと差額が発生した場合は返金対応もしてもらえます。
これ、正直無茶苦茶な神対応だと思います。
ただし、これは当然ですがキャンセル(全額返金)はできません。あくまで355日先までの便への変更が可能となるだけですので、ご注意ください。
事例紹介

では、実際の事例で変更のケースを確認してみましょう。
例えば、①のケースの場合、7月15日に予約していたフライトを9月30日のフライトへ変更しています。この場合、手数料なしで変更ができ、さらにフライト差額分である11,000円が返金されます。
また、②のケースの場合、往路はこの「あんしん変更キャンペーン」対象期間内ですが、復路はキャンペーン期間の対象外です。
しかしながら、この航空券は往復のチケットですので往復一体として扱われます。つまり往路がキャンペーン期間内であれば、復路は期間外であっても変更は可能です。
このケースでは変更後の航空券の方が高くなるので、追加の航空券代金を支払うことで、変更が可能となります。

一方、予約変更できないケースも確認しておきましょう。
まず①のケースの場合は、購入済みのチケットの出発日が10月3日です。この場合、出発日が9月30日出発までの「あんしん変更キャンペーン」対象期間外となるので、予約変更には手数料と差額の支払いが必要になります。
また、②のケースの場合、購入した日が4月1日と6月26日以前ですので、同じく予約変更には手数料と差額の支払いが必要となります。
・・・実は私も、6月中旬に夏休みの国内線買っちゃったんですよ・・無念。この場合、このあんしん変更キャンペーンの対象にはなりません。
このキャンペーンの概要と具体的な予約変更の方法は、こちらのANA特設ページをご覧ください。
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JAL、スカイマークの対応は?

さて、このANAの神対応、JALを含めた国内線の全航空会社も揃って横並びで実施しているのか?というと、実はそんなことも無いんです。

例えば、JALは国際線についてはこのANAとほぼ同じ内容の「予約変更手数料無料」の特別対応を打ち出していますが、国内線については上記のとおり減便・運休路線以外は通常対応となっています。
同じく、スカイマークも国内線の特別対応は6月30日までで終了となっており、7月以降は通常通りのキャンセル・変更対応です。
それもそのはず・・これ、なかなか横並びは厳しい施策だと思います。
この予約変更手数料無料って、多分ですがANAにとっては事務手続き的にはかなり負担がかかる施策だと思うんですよね。電話対応も増えるでしょうし、入金・返金処理等でそれなりに手数料負担も増えるでしょう。
そもそも予約変更できないから航空券を安くしているのであって、その予約変更を手数料無料で可能にするってのは、多分、それなりのリスクがある施策だろうと・・推測しますね。
だから、各社によって対応が分かれているんだと思います。
一方、7月以降は、「アフターコロナ」ということで、各社横並びではなくそれぞれ需要を取り込むための別戦略・・・が鮮明になったとも言えます。こういった競争がみられるようになったことは、非常に喜ばしいことだと個人的には思います。
そして、この施策GoToキャンペーンの様子見で出足があまり良くない夏休みの国内旅行の早期取り込みを狙った施策ですからね。
下記関連記事でもご紹介しましたが、いわゆる「パック旅行」じゃなければ交通費はGoToトラベルキャンペーンの割引対象にならないので、行き先が決まっている方は、是非航空券がお安いうちに早めの予約をおすすめします。
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ANAあんしん変更キャンペーンで夏休みの航空券をお得に予約しよう

以上、ANAが2020年夏休みの国内旅行需要を取り込むための「渾身の施策」であるあんしん変更キャンペーンをご紹介しました。
仮に夏休みにどうしても旅行ができない!って場合でも、355日先まで予約変更が手数料無料で可能ですので、予約を躊躇していた方はSUPERVALUE運賃が残っているうちに、早めの予約をおすすめしますね。
そして、これがまさに「神対応」なんですが、このキャンペーンなんと差額を支払う(or払い戻しを受ける)ことで行き先の変更も可能なんです。
2020年下半期の国内旅行の飛行機の予約はANA一択!ってくらい、かなりあんしん&お得だと思います。
GoToトラベルキャンペーンも開始され、感染状況も落ち着くと徐々に国内線航空券を含め国内旅行市場が動き出すことが予想されるので、是非まだ動きが少ない今のうちに、国内線の航空券は確保しておきましょう。
ANAなら、予約変更可能ですよ!!
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