2020年夏休みの海外旅行の予定は全部コロナでキャンセル・・。
だから2021年こそは、思いっきり海外旅行に行きたい!って方、そして、来年の旅行の計画をはじめた!って方も、多いのではないでしょうか。
そして、そんな方は多分そろそろ2021年夏休みの海外旅行の予約・検索をはじめている頃なんじゃないかと思いますが・・。
実は、ANA推しの「青組」の皆さんはお気づきかもしれませんが、ANAは2021年10月以降の国際線航空券の払い戻しや予約変更に対する特別対応について未だ発表していません。
このため、2021年のGWや夏休み国際線航空券が滅茶苦茶購入しづらいんですよね。
一方、JALは2021年の夏休みまでを対象とした特別対応を既に発表しているので・・国際線の予約に際しての精神的な安心感がかなり違います。
2021年夏休みのANAとJALの国際線予約に対する特別措置の違い、そして今後の見通しを解説します。
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ANAの国際線航空券特別対応

まず、ANAが2020年8月現在発表している国際線航空券(有償航空券・特典航空券)の特別措置の内容がこちらです。
- 以下の条件に当てはまる国際線航空券について、無料払戻もしくは2021年3月31日までの間の無料の予約変更(1回限り)が可能
- 購入:2020年7月9日までの購入分
- 搭乗日:2020年9月30日までの搭乗分
7月9日までに購入した、9月30日搭乗分までの国際線航空券について、無料払戻もしくは2021年3月31日までの間の無料の予約変更が可能です。
そして、この特別対応、7月9日以降更新されていません。
つまり、ANA国際線の場合、例2020年7月9日以降に購入した航空券は、原則として全てこの特別措置の対象外・・ということになっています。
このため、例えば現在購入した最大355日先までのANAの国際線航空券は、このルールのままだと通常のANA国際線航空券の運賃規則がそのまま適用されるんですよね。
もちろん、そもそもフライトが欠航の場合は当然無料払い戻しの対象となりますが・・。最も心配なのは「一応フライトは飛ぶけど、実際にはちょっと行くの無理じゃね?」って場合です。
例えば、帰国時に検疫・隔離措置14日・・っていわれると通常の勤め人の場合はいくらフライトが飛んでもちょっと行けそうにありません。
また、2020年8月の沖縄の緊急事態宣言のように「行けるけど、今旅行は止めておいた方が良い」って場合は、払い戻し不可・変更不可チケットの場合は、自己都合キャンセルとなり、全額自己負担になります。
ただでさえ怒り心頭のコロナのせいでこんな負担まで発生なんて、泣くに泣けません。
何しろ・・ここ最近のコロナの状況を見ていると1年後、1年先と言ってもどうなっているかさっぱり分かりません。
にもかかわらず、この段階で、予約変更ができなかったり、払い戻しがそもそも不可、もしくはそれなりの手数料が掛かる運賃、つまり割引航空券を購入するのは、かなり躊躇しちゃいますね。
特典航空券の場合は例外的にキャンセル料が極めて安く、1人3,000ANAマイルですが・・それでも、キャンセル料が取られるのは痛いですよね。
かといって、予約変更可能な運賃のチケットは、割引チケットに比べればそれなりに高額ですからね。さすがに購入は躊躇してしまいます。
このように、ANAでの国際線の予約はかなり怖いのが現状なんです。
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JALの国際線航空券特別対応

一方、JALはいち早く2021年夏休みまでを見据えた国際線航空券の特別対応を打ち出しています。
まず、2020年9月30日までに発券した全ての運賃の国際線航空券について、2020年9月30日までの間は、360日先までの日程で何度でも変更料金なしで予約変更が可能です。

そして、2020年10月1日以降も、第一区間の出発は1回に限り、変更料金無料で日程の変更が可能なんです。
また、第二区間以降は回数の制限なく、変更料金無料で変更が可能です。
つまり、2020年8月に2021年の夏休みの航空券を購入しておいても・・1回限りですが、予約の変更は可能なんですよね。
実際には変更には手続きが必要になりますし、場合によっては差額の支払い等が必要になる可能性もあります。
ただ、そうは言ってもあくまで「ルール通り」のANAと違い、特別措置で「1回だけ予約変更ができる」という安心感・・。これ、ANAとは正直精神的にかなり違うといっても良いと思います。
JAL推しの方がうらやましいです・・。
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2021年夏の海外旅行の予約はANA派は「待ち」が正解?

ということで、例年ほぼ1年前には予約を入れている来年夏の夏休みの海外旅行・・具体的には「ハワイ」ですが、来年のANA便の予約はもう少し様子を見ようかと思っています・・。
ちょっと怖すぎて‥なかなか予約が入れられませんよ・・。何らかの特別措置が打ち出されるか、もしくは例年に比べても安い運賃になるまでは、もう少し「待ち」ですね。
現時点で検索している限り、ハワイ行きのANA国際線航空券の価格はほぼ昨年と同額程度・・って感じです。
その割に例年に比べキャンセルや予約変更を強いられるリスクが例年に比べ極めて高い・・となると、ちょっとすぐの予約は難しい・・ですよね。
これで例えばJALのように「1回だけ」でも予約変更が可能・・となると、かなり精神的に予約しやすくなるんですけどね。
ANAさん・・是非ANAのA380に乗りたいと思っているので、このあたりの旅行者心理を是非くみ取っていただけるとすぐさま予約しちゃうんですけどね・・。
・・・というか、今年のハワイ旅行やSFC修行のキャンセルで戻ってきた約90万円分のANAスカイコイン、全部叩き込んで予約しますけどね・・(笑)。
ANAさんが打ち出す「次の一手」を待ちたいと思います。
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