【交換停止】dポイントはANAマイルに交換できる?実際に検証した結果

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NTTドコモのdポイント。

貯めているという方も多いでしょうし、ドコモユーザーの方の場合などは知らないうちに貯まっているという方も多いのではないでしょうか。

そして、dポイントのフライトマイルへの交換先といえば、直接交換できるJALマイルのイメージが強いのですが、実はdポイントはANAマイルにも交換ができます。しかも、交換率は63%とまあまあの水準です。

というか、交換率的にもJALマイルの50%を超えていますので、個人的にはANAマイルに交換した方がお得なんじゃないかと思います。

dポイントのANAマイルへの交換方法を解説します。

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dポイントからANAマイルへの交換ルート

まず、この記事でご紹介するdポイントからANAマイルへの交換ルートの全体像がこちらです。

上記のとおり、dポイントからPontaポイント、LINEポイント、東京メトロポイントを経由してANAマイルに交換するルートになります。この交換ルートで交換することにより、dポイントをANAマイルへ交換率0.63倍で交換できます。(0.95×0.83×0.9×0.9≒0.63倍)

冒頭にもご説明しましたが、dポイントはこのようなちょっと面倒くさいポイント交換ルートを利用してわざわざANAマイルに交換しなくても、JALマイルに直接交換ができます。ただし、上記のとおりJALマイルへの交換率は50%(1円=0.5JALマイル)です。

しかし、JALマイルは「PLUS」サービスの開始により、特に国際線の特典航空券のマイレージチャートが暴騰し、極端に特典航空券が取りづらいマイルになってしまいました。特にハワイ路線の場合はとてもではないですがマイルで特典航空券は取れません。

空席が無いのではなく、空席連動型のマイレージチャートのため、例えばビジネスクラスでハワイに行こうと思うと、大人1人で20万マイル超が必要になることが「ザラ」なんです。これではJALマイルを貯めようとは・・・なかなか思いませんよね。

JAL国際線特典航空券PLUSでハワイ便のマイルチャートが暴騰!使いにくいJALマイルに!?

JALマイルを上回る0.63倍という交換率的にも、そして特典航空券の取りやすさの観点からも、個人的にはdポイントはANAマイルへ交換することをおすすめしますね。

【完全版】ANAマイルで国際線特典航空券を予約する7つの方法。もう取れないとは言わせない!

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ポイント交換スケジュール

このdポイントからANAマイルへの交換、ANAマイルへの交換までにかかる期間と交換スケジュールは、それぞれ上記のとおりです。

なんと、これ最大4か月間もかかってしまうんですよ。でも、上記の図では一体どのタイミングでどのように期間が掛かるのか分かりにくいと思いますので、もう少し詳細に図示したものが下記の図になります。

ポイント スケジュール
d Ponta 月末までに申請で翌月末完了
Ponta LINE 5営業日
LINE メトロ 15日までに申請で翌月11日までに完了
メトロ ANA 20日までに申請で翌月5日までに完了

上記のとおり、例えば4月にポイント交換を開始すると、ANAマイルに交換完了するのはなんと約4か月後の8月5日頃、ということになります。

一番期間が掛かるのが、dポイントからPontaポイントへの交換です。月末までに申請しておくことで、翌月末に交換完了となります。このため、最大で約2か月もかかってしまうんですよね。PontaポイントからLINEポイントへの交換以降は、通常のLINEルートと同じなのですが、このdポイントからPontaポイントへの交換期間約2か月が致命的です。

ただ、正直このルートはANAマイルを貯める主力ルートではないので、そうはいってもそんなに神経質になることはないでしょう。

Pontaポイントに交換したことを忘れちゃうことが一番危険ですので、例えばスマホなどのカレンダー機能などに登録しておくなど、リマインドを忘れないようにしてください。

期間限定dポイントはANAマイルには交換不可

なお、上記青枠内のとおり、期間限定ポイントはポイント交換には利用できないので、ANAマイルに交換することはできません。

実は期間限定dポイントはANAマイルに交換できないことも無いのですが、今回ご紹介しているPontaポイントを使った交換ルートで交換することはできません。期間限定dポイントをANAマイルに交換する方法は、また別の記事で詳しくご紹介します。

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実際のポイント交換方法と注意点

では、このdポイントからANAマイルへの交換方法について、実際の画面を見ながら解説していきます。

①dポイントからPontaポイント

まずは、dポイントからPontaポイントへの交換ですが、これはdポイントのポータルサイト「dポイントクラブ」から簡単に交換可能です。

1口5,000Pからの交換になりますので、最低5,000Pのdポイントを貯める必要があります。また、上記赤枠内のとおり1口(=5,000P)あたり250Pの交換手数料が掛かってしまいます。このため、dポイントからPontaポイントへの交換率は0.95倍ということになります。

②PontaポイントからLINEポイント

そして、最大の難関がこちら。PontaポイントからLINEポイントへの交換です。

ポイント交換自体はPontaのポータルサイトから特に苦労なく行うことができるんですが・・問題は、1回のポイント交換数量が、たったの120Pが上限ということなんです。

例えば10,000P分のPontaポイントをLINEポイントに交換しようと思うと、83回も交換を繰り返す必要があります。これ、スマホでもPCでも腱鞘炎を起こしそうなほど大変です。

また、たまに「在庫切れ」を起こすこともあり、在庫切れ時はそもそもLINEポイントへのポイント交換を申し込むことすらできなくなることがあります。ポイント交換で在庫切れって、一体どういうことなんだ?と思いますが、これ、たまにあります。要はPonta側にとってはLINEポイントへの大量ポイント交換は多分、若干損をする構図になっているということだと思います。

ポイント交換に手間がかかる、そして謎の在庫切れリスクがあることにはご注意ください。

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③LINEポイントから東京メトロポイント

そして、次のステップがLINEポイントから東京メトロへのポイント交換ですが、こちらもLINEのポータルサイトから簡単にできます。

一気に最大10,000Pと大量のポイントを東京メトロポイントに交換できるようになり、さらに便利になりました。具体的な交換方法等は、以下の関連記事で詳しく解説しています。

【閉鎖】LINEルートでANAマイルを貯める方法。移行率0.81倍のソラチカ経由メインルート

【朗報】LINEポイントからメトロポイントに一度に交換できる数量が10倍に爆増!その狙いとは?

④東京メトロポイントからANAマイルへ

そして、最後のポイント交換となる東京メトロポイントからANAマイルへの交換には、1P=0.9ANAマイルという驚異の移行率を誇るポイントプログラム「東京メトロポイント」を有する通称「ソラチカカード」を所有することが必要です。

ソラチカカードを使ってANAマイルを貯める方法は以下で詳しく解説しています。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?dポイントをANAマイルに交換する方法をご紹介しました。

私はドコモユーザーなんですが、dカードゴールドを所持さえしていれば、ドコモのカード料金をdカード払いにしていなくてもなんと毎月ドコモへの支払いの10%がdポイントとしてポイントバックされるんですよね。

このため、いつの間にかdポイントって結構貯まっているんです。

しかも、dカードゴールドは案件的にも陸マイラーなら絶対に発券しておきたいカードです。

このドコモ回線利用特典としてもらえる10%分のdポイントは、「年会費に充当する」というのも一つの使い方ではありますが、どうせなら1ANAマイル=2円以上では使えるANAマイルに交換するのも「あり」だと思います。

PontaポイントからLINEポイントへの交換が若干面倒ですが、それを除けば特段引っかかることなく0.63倍というまずますのレートでANAマイルに交換することができます。

以上、dポイントをANAマイルに交換する方法を解説しました。何かのご参考になれば幸いです。

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私は普段の生活にちょっとの工夫をするだけで、年間50万ANAマイルを貯めています。え・・そんなにマイル貯まるの?と興味が湧いた方は、ぜひこちらも併せてご覧ください。

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