あの超絶わかりにくいことでお馴染みの(笑)、総務省様肝入りのマイナンバーカード&キャッシュレス決済普及施策「マイナポイント」の第2弾が・・。
2022年6月30日から、ついに実際にポイント付与開始となりましたね!
そしてこのマイナポイントの第1弾って・・本当に心折れそうになるくらい複雑かつポイントの取得方法がわかりにくく、マイナポイント難民が続出した制度ですからね。
わかりにくさの例で言いますと・・例えば、まずここからご存じない方も多いんじゃないか?と思うんですが・・。
マイナポイントというポイントは存在しません(笑)。
マイナンバーカードの普及促進策として国民に対し付与されるポイントは、あくまでキャッシュレス決済事業者の独自ポイント・・例えば「楽天ポイント」とか、三井住友カード「Vポイント」などの形で付与されます。
そして、これらマイナンバーカードの普及促進策として付与されるキャッシュレス決済事業者の独自ポイントのことを総称して、「マイナポイント」と呼ぶんです。
流石に、超強烈に難解だった第1弾を反省してか、総務省様も広報活動はかなり強化しているので・・。
マイナポイントをもらう方法は、Yahoo!での検索で表示される「Yahoo!くらし」の特設サイトを見たり、総務省のマイナポイントのHPを見ればなんとなくわかるようにはなってきたのですが・・。
マイナポイントとしてもらうポイントのおすすめ&お得なのはどのポイントなのか、お得な使い方は?
なーんてマニアックな情報は、当然ながらほとんど紹介されていません。
この記事では、マイナポイントとしてもらうポイントはどのポイントがおすすめか?ってことについて・・陸マイラー的視点から(笑)解説します。
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目次
マイナポイントは何がお得か

はい。
では、早速マイナポイントでもらうポイントは、どのポイントがおすすめなのか?ってことについて解説していきます。
え・・いやいや1円=1ポイントで付与されるので、どのポイントをもらっても価値は一緒なんじゃないの?
って普通思うと思われますが・・それは違います(笑)。

確かに、国の公式発表では、今度は最大20,000円分もらえる!という書き方をされているわけですが・・。
あくまで、最大20,000円分ですからね?
何しろもらえるのは現金ではなく決済事業者発行の独自ポイントですから、この独自ポイントは実は例えばANAマイルやソラシドエアのマイルなど・・。
現金相当の価値で使わなくても、他社ポイントに交換もできるんです。

例えば三井住友カード「Vポイント」の場合、上記のとおりANAマイルへの交換可能なことを公式に認めてます。
※ただし、獲得ポイントは「通常ポイント」のため、ANAカード所持者でも1P=0.6ANAマイルへの移行になります。詳細は、以下の関連記事を一読ください。
そして、ANAマイルといえば・・1ANAマイル=2円以上の価値は確実と言われる価値可変ポイントですので・・。
せっかくもらったマイナポイントは1P=1円で利用するのももちろんありですが・・。
より高い価値で使える、例えばANAマイルなどに交換するのが、賢い消費者ってもんだと思います(笑)。

なにしろ、ANAマイルを貯めれば、日本全国自由に旅行に行けてしまいますからね。
せっかくお国からもらえるマイナポイント・・1P=1円以上の価値で使うためには、マイルへの交換が個人的には超絶おすすめです。
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マイナポイントの付与方法

そして、ここで・・マイナポイント第2弾の重要情報も簡単にご紹介しておきます。
マイナポイントは、冒頭の繰り返しですがキャッシュレス決済事業者の独自ポイントが付与される制度ですが・・大きく以下の3つのマイナポイント(笑)に分かれています。
- マイナンバーカードの新規取得で5,000円(第1弾&第2弾)
- 健康保険証としての利用申し込みで7,500円(第2弾)
- 公金受取口座の登録で7,500円(第2弾)
まず、①がマイナンバーカードの取得&キャッシュレス決済の利用で5,000円もらえる施策。
これは第1弾ではこの施策限定で実施されていた施策でして・・この第1弾でもらっていない!って方に対し、第2弾でも継続されている施策ですね。
そしてこの①のマイナポイントは、実際のキャッシュレス決済の利用額の25%がポイントバックされる仕組みになっていまして・・キャッシュレス決済を利用もしくはチャージしないと、ポイントがもらえないんです。
具体的には20,000円の決済利用もしくはチャージで、5,000円分のポイント(25%ポイントバック)がもらえる!って制度なんです。

一方、今回第2弾で新たにスタートする②健康保険証としての利用申し込みで7,500円!と・・。
③公金受取口座の登録で7,500円!合計15,000円分のポイントは、実際のキャッシュレス決済でのお金のお支払いやキャッシュレス決済へのチャージは不要!
なんと、利用申し込み&登録だけでもらえるんですよね(笑)。
ということで、これめちゃくちゃお手軽にもらえるんですが・・1点だけでかい落とし穴があるのでここには注意してください。

で、その落とし穴って何?ってことですが・・。
上記の通り、一旦マイナンバーカードにキャッシュレス決済のポイントを紐付けてしまうと、取消・変更は原則できないんです。
つまり、ANAマイルに交換したいから!!って理由で特定のポイントに紐づけて・・結局マイル貯めるのはやめちゃった(笑)って場合、あまりメジャーじゃないポイントの場合利用方法に苦慮しますからね(笑)。
今後もマイナポイントの施策が継続する可能性はあるので、ある程度汎用性のある(笑)ポイントを選択した方が良いです。
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お得なポイントは?
三井住友カード「Vポイント」

で(笑)、前置きが長くなりましたがマイナポイントとしてもらうポイントに選んでおいて間違いないポイントは・・。
こちらですね。三井住友カード「Vポイント」です。
そもそもVポイント自体を電子マネーとして利用することもできますし、三井住友カードのカード決済に1P=1円で充当することもできるので、現金等価で普通に使えます。

さらに、前述のとおりANAカード会員ならマイナポイント=三井住友カードVポイント(通常ポイント)1P=0.6ANAマイルに交換できるので・・。
15,000Pもらえれば、9,000ANAマイルに交換できる計算ですからね(笑)。
マイナポイントは家族それぞれ別々のキャッシュレス決済のポイントに紐づける必要があるので、合算して利用するのはなかなか難しいんですが・・。
例えば家族1人分とか、夫婦2名分だけでもANAマイルに加算できればこれは大きいです。
繰り返しですが、Vポイントに交換しておけば普通に1Vポイント=1円で簡単に利用できますしね(笑)。

また、これは「ソラシドエアカード」所有者限定ですが・・。
なんと、Vポイント1Pをソラシドエアマイル2マイルに交換できるので、マイナポイント15,000Pもらえれば、一撃で30,000ソラシドエアマイルに交換できます。
区間 | L | R | H | |
東京 | 宮崎 | 9,500 | 12,000 | 14,000 |
熊本 | ||||
長崎 | ||||
鹿児島 | ||||
大分 | ||||
沖縄 | 福岡 | 9,500 | 12,000 | 14,000 |
宮崎 | ||||
鹿児島 | ||||
神戸 | ||||
東京 | 11,000 |
13,000 |
15,000 |
|
名古屋 | ||||
石垣 | 7,500 | 9,500 | 11,500 | |
名古屋 | 宮崎 | 9,500 | 12,000 | 14,000 |
鹿児島 | 9,500 | 11,000 | 13,000 |
これ、ソラシドエアマイルでの往復の特典航空券(1名分)発券に必要なマイル数のチャートですが・・。
ハイシーズンでも、余裕で沖縄に2名も往復できるだけの・・30,000ソラシドエアマイルが1人分のマイナポイント(15,000P×2倍)だけで手に入ります。
ということは・・例えば夫婦それぞれ15,000円分のマイルをソラシドエアマイルに交換すれば、余裕で沖縄に4人で往復するだけのソラシドエアマイルが手に入ります。
繰り返しですが、これはソラシドエアカード所有者限定での交換とはなりますが、爆発的にマイルを貯めることができますからね。
この三井住友カード「Vポイント」としてマイナポイントをもらうのは、なかなか応用の範囲が幅広く(笑)おすすめです。
重要追記

Vポイントへの交換は受付停止中でしたが、2022年9月1日(木)から交換開始となることが発表されました!!
9月以降、Vポイントでマイナポイントを受け取ることができるようになります!
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nanacoポイント

そして、もう一つ陸マイラー的におすすめなのが・・。
セブン&iホールディングスの「nanacoポイント」とマイナポイントの紐付けです。
nanacoポイントは、上記のとおり1年に2回程度ANAマイルへの交換、ANAスカイコインへの交換のレートがなんと50%増量となるキャンペーンを実施するので・・・。
- 500ポイント(円)=375ANAマイル(0.75倍)
- 500ポイント(円)=750スカイコイン(1.5倍)
このキャンペーンを利用すれば、マイナポイント=nanacoポイントをなんと業界最高倍率となる0.75倍(500P=375ANAマイル)でANAマイルへ・・。
さらに、1.5倍(500P=750スカイコイン)でANAスカイコインへ交換できます。
まず、15,000円分のnanacoポイントが、1.5倍の価値で使えるANAスカイコインに交換できるってだけでかなりお得ですし・・。
0.75倍でANAマイルに交換できる!ってのも、三井住友カード「Vポイント」の交換レートを完全に凌駕するので、この方法はかなりおすすめですね。
nanacoポイントの有効期限は約2年(当年4月1日〜翌年3月31日までに獲得したポイントの有効期限は、翌々年3月31日まで)あるので、交換しておいて、あとはキャンペーン開催まで果報は寝て待つ!って感じですかね(笑)。
当然、nanacoポイントはセブンイレブンやイトーヨーカ堂などで1P=1円で使えるので、使えなくて困る!という心配もありません。
この方法も、かなりおすすめです。
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見送った方がよい&交換できないキャッシュレス決済ポイント

そして、ここまでお薦めしたキャッシュレス決済ポイントとは逆に・・。
マイナポイントとの紐付けはちょっと考えた方が良い&そもそも交換できないポイントも簡単に。
まず、これはウエル活ガチ勢の方にとってめちゃくちゃ残念なんですが・・。

ウエル活ガチ勢御用達の「Tポイント」は、マイナポイントに対応していないので・・。
そもそもTポイントとマイナポイントを紐づけることができません。
つまり、マイナポイントをTポイントとしてもらい、簡単に毎月20日にウエルシア薬局で1.5倍でサクッと使う!ってことはできないんです。

また、古くからのANA陸マイラーの方にとってお馴染みの・・。
JCBカード発行のANAカードの中で、1円=0.9ANAマイルという極端に高いマイル交換率を誇る「ソラチカカード」の交換率を利用するってこともできません。
というのも、JCBカードはマイナポイントに一応対応しているんですが・・。
JCBカードのポイントプログラム「OkiDokiポイント」への交換ではなく、一律JCBカードのカード決済額との相殺という形で還元されるんです。
つまり、ポイント還元ではないので、そもそも他社ポイントやANAマイルへの交換ができないんです。
あ、同じくセゾンカード(永久不滅ポイント)も決済額相殺ですのでご注意を。
ということで、やっぱり三井住友カード「Vポイント」もしくは「nanacoポイント」への交換が・・ANA陸マイラー的にはおすすめですね。
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まとめ

以上、マイナポイント第2弾でもらえるマイナポイント最大20,000円分(第1弾5,000円+第2弾15,000円)を・・。
額面以上の価値で使う、陸マイラー的メソッドをご紹介しました(笑)。

なにしろ、マイナポイント第2弾の15,000円は、健康保険証としての利用申し込み&公金受取口座の登録だけで・・。
実際のキャッシュレス決済の利用やチャージ等が不要でもらえてしまいますからね!
つまり、登録だけ、完全無料でもらえてしまうポイントですので、これはうまく利用しておきたいところです。
そして、マイナポイントは他社ポイントやマイルに交換可能なポイントに交換すれば額面以上の価値で使えるので、せっかくなら他社ポイントへの交換がおすすめなんです(笑)。
そして、そもそもマイナポイントをもらう!ってことのハードルが激高だったんですが、ここは流石に説明がわかりやすくなってきたので・・。
マイナポイントをもらう方法は、こちらの総務省様の公式HPでまずはご確認を。
その上で、紐付けするキャッシュレス決済業者発行のポイントは、一旦紐づけると原則変更することができないので・・。
この記事をご参照の上、ご検討いただければと思います。
年間50万マイルを貯める。陸マイラーのはじめ方はこちらから
私は普段の生活にちょっとの工夫をするだけで、年間50万ANAマイルを貯めています。え・・そんなにマイル貯まるの?と興味が湧いた方は、ぜひこちらも併せてご覧ください。
当ブログにアップされている、年間50万ANAマイル貯めて特典航空券を発券する方法、マイルの価値、そしてマイルの使い方は、以下にまとめています。順に読んで行くだけで、陸でマイルを貯める方法が誰でも簡単に理解できます。