ワールドプレゼントからANAマイルへのポイント交換の優先順位について

三井住友ANAカードのポイントプログラムである「ワールドプレゼント」は、もちろん直接ANAマイルに交換ができますし、Gポイントを経由してANAマイルへと交換する通称「LINE」ルートのポイント交換経由地としても、非常に重要な役割を果たします。

そして、このワールドプレゼントですが、大きく「通常ポイント(獲得・調整ポイント)」と「プレミアム・ボーナスポイント」の2つのポイント種別があります。

さらに、ここが複雑なんですけど、この2つのポイントはANAマイルへの交換価値が全く違います。

そしてこの2つのポイント、交換価値はもとより、さらにワールドプレゼントからANAマイルやGポイント等への交換時の減算順位も違うので、実際のポイント使用時に一体どちらから消費されるのか?が実際の損得に大きく関係するとともに、実際にかなりテクニカルなので、私のブログでも問い合わせが多いんですよね。

このため、このかなり複雑なワールドプレゼントの各種ポイントをANAマイルに交換する順番、減算順位についてできるだけわかりやすくまとめてみました。

※この記事ではANAカードの場合に絞って解説していますので、ご注意ください。

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ワールドプレゼントのポイント種別

冒頭少し解説したとおり、三井住友カードのポイントプログラム「ワールドプレゼント」は、付与されるポイント種別が大きく2つに大別されます。

具体的には、上記の2種類ですね。

  1. 獲得・調整ポイント
  2. プレミアム・ボーナスポイント

そして、この2つのポイントですが、実は使い道やその価値が実は微妙に違っていて使い方を間違うと大損なんですよね。

この2つのポイントの持つ価値と、実際の利用方法をさらに深堀していきます。

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①獲得・調整ポイント

まず、①の「獲得・調整ポイント」について解説します。

この①獲得・調整ポイントは、簡単に言ってしまえばいわゆる「通常ポイント」です。

三井住友ANAカードのポイントプログラム「ワールドプレゼント」は、1,000円利用で1Pがもらえます。この、1,000円のショッピング利用でもらえるポイントが、「通常ポイント」すなわち獲得・調整ポイントとなります。

普通にショッピングに利用したらもらえるポイントってことです。

この通常ポイント、1,000円利用でもらえるポイントがたったの1Pです。このため、一見「もらえるポイント少なっ!!」って思ってしまうのですが、実は、1Pの価値=1円じゃないんですよね。

このANAカードでの通常ポイント1Pの価値を図解したのが、下記の表です。

カード種別 1Pの価値
プラチナカード 15ANAマイル
ゴールドカード 10ANAマイル
一般・銀聯カード 5ANAマイル

上記のとおり、通常ポイント1Pは、プラチナカードで15ANAマイル、ゴールドカードの場合10ANAマイルに交換可能です。

1,000円のショッピングでもらえるANAマイルが、プラチナカードの場合15ANAマイルになりますので、マイル還元率は1.5%です。ゴールドカードの場合で1%、一般カードでも0.5%ですので、そう悪くない・・というか、かなり高いマイル還元率だと思います。

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②プレミアム・ボーナスポイント

次にご紹介するのが、②のプレミアム・ボーナスポイントです。

そして②プレミアム・ボーナスポイントは、①の通常獲得ポイントとは獲得方法・価値ともに全く別のポイントになります。

②プレミアム・ボーナスポイントの主な獲得方法は、以下の2つです。

  1. マイペイス・リボ利用時の2倍ボーナスポイント
  2. 他社ポイントからの交換

つまり、この②プレミアム・ボーナスポイントは、ショッピング利用でもらうポイントではなく、キャンペーンのボーナスポイントや、他社ポイントからの交換でもらえるポイントなんですよね。

そして、ここで重要な注意事項を。

このプレミアム・ボーナスポイントは、前述のとおり他社ポイントからの交換でも獲得できます。そして、他社ポイントからの交換での獲得レートは、1P=5円の価値になるんです。

つまり、他社の5円相当のポイントも、1プレミアム・ボーナスポイントに交換できるということです。

そしてこの価値は、マイペイス・リボ利用時のボーナスポイント獲得時でも同じです。

つまり、このプレミアム・ボーナスポイントの価値は、1P=5円ってことなんです。

でも、このプレミアム・ボーナスポイントは、三井住友ワールドプレゼントのポータルサイト「Vpass」からそのままANAマイルに交換してしまうと、1P=3ANAマイルにしか交換できません。

上記のとおり、プラチナカードであろうが、ゴールドであろうが、保有カード種別に関わらず、ANAカードユーザーの場合、直接ANAマイルに交換するとこの②プレミアム・ボーナスポイントは一律1P=3ANAマイルにしか交換できないんです。

でも・・この②プレミアム・ボーナスポイントは前述のとおり1P=5円の価値を持つので、一旦Gポイントに交換してANAマイルに交換することで、1P=4.05ANAマイルに交換することができるんですよね。

このあたりから何を言っているのか意味不明な方もいらっしゃると思いますので、なぜ5円=4.05ANAマイルに交換できるのか?について、もう少し詳細に解説していきます。

ワールドプレゼントからANAマイルに交換する「LINEルート」

上記でご紹介したプレミアム・ボーナスポイントを1P=4.05ANAマイルに交換するために必要なポイント交換ルート、通称「LINEルート」について本当に簡単に解説します。

この交換ルートは、具体的には、下記のポイント交換ルートです。

ANAカードで貯めたプレミアム・ボーナスポイントをANAマイルに交換する場合には「ワールドプレゼント」から、ポイントサイトをはじめとした他のポイントからの交換は、ワールドプレゼントより左から目で追ってご覧ください。

三井住友ワールドプレゼントの「②プレミアム・ボーナスポイント」は、そもそも1P=5円の価値がありますので、Gポイントに等倍、つまり同じく1P=5円の価値で交換できます。

これは、前述のとおり①通常ポイント、②プレミアム・ボーナスポイント全く同一の価値で交換可能です。

その後、LINEポイント経由東京メトロポイントで0.9倍、東京メトロポイントからANAマイルで0.9倍にそれぞれ倍率が乗算されますので、②プレミアム・ボーナスポイントであっても、1P=5円=4.05ANAマイルに交換可能※なんです。

※1P=5円×0.9×0.9=4.05ANAマイル

そして、各種ポイントサイトで貯めたポイントも、PeX経由→ワールドポイント経由→Gポイントに交換することにより、同様に1P=ANA4.05マイルに交換可能です。

つまり、この②プレミアム・ボーナスポイントは、Gポイント経由でANAマイルに交換するのが最もお得なんです。

【2019年最新】LINEルートでANAマイルを貯める方法。移行率0.81倍のソラチカ経由メインルート

【2019年最新】LINEルートのポイント交換スケジュール総まとめ。各ルートの締日とANAマイルへの最短交換方法

「それは分かった。じゃあ、プレミアム・ボーナスポイントは、Gポイント経由でANAマイルに交換しよ!」と思われると思いますが、実は、そう簡単ではないんですよね。

かなり前置きが長くなりましたが、ここから、プレミアム・ボーナスポイントをGポイントに交換する際の注意点等について解説します。

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通常ポイント・ボーナスポイントの交換方法と減算順位

自分で書いていても申し訳ないくらい滅茶苦茶複雑なので、ここまでの解説をもう一度確認しましょう。

ANAカードの2大ポイントの種別と価値は、下記のとおりです。

  • 通常ポイント:1P=5ANAマイル以上に交換できるので、直接ANAマイルへの交換がお得。
  • ボーナスポイント:直接ANAマイルへ交換してしまうと、1P=3ANAマイルにしか交換できないので、一旦Gポイントへ交換して、4.05倍の価値でANAマイルに交換するのがお得。

こういうことでしたよね。

では、例えば上記のようなポイント保有数の場合、どのように交換するのが最もお得なのでしょうか。

いわゆる①通常ポイントに相当する上段の「獲得ポイント」472Pは、一般カードの場合でも1P=5ANAマイル、ゴールドカードの場合は1P=10ANAマイルに交換できるので、ANAマイルへの交換がお得です。

一方、下段の②「ボーナス・プレミアムポイント」409Pは、直接ANAマイルに交換すると1P=3ANAマイルとなり、約1,200ANAマイルにしか交換できないので、Gポイント経由でANAマイルに交換することで、1P=4.05ANAマイル、つまり約1,600ANAマイルに交換した方がお得ですね。

ここまでを理解したうえで、例えばこのままこの948ポイントをまとめてGポイントへの交換を選択すると、以下のとおりの画面が表示されます。

普通に「お申込みはこちら」をクリックしてみましょう。

ここが本当に危ないのですが、このように、なんと全く価値の違う「①通常ポイント」と「②ボーナスポイント」が合算して、900Pが利用できてしまうんですよね。

ここまでかなり詳しくご紹介したとおり、この通常ポイントとボーナスポイントは、全く価値が違いますここでGポイントに交換してよいのは、②ボーナスポイントの400Pだけです。

例えばここで900Pを入力すると、本来1P=10ANAマイルに交換できる通常ポイントまで、1P=4.05ANAマイルにしか交換できないGポイントに交換することになってしまいます。

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ボーナスポイントの減算順位

そして、ここがこの記事で最も重要なポイントですが、他社ポイントを含むANAマイル以外へのポイント移行時には、減算順位は「ボーナス・プレミアムポイント」が優先されるということを、くれぐれも覚えておいてください。

つまり、ここまでご紹介した私の事例で言うと、Gポイントへ移行するのは400Pまでにしておかないと大損ということです。

このワールドプレゼントの減算順位は、本当に間違える方続出の難所です。

はっきり言ってかなり複雑なんですが、是非、この機会にこの違いと減算順位等について、覚えていただければと思います。

先に①通常ポイントを使い切るという選択肢もあり

ここまで、通常ポイントとボーナスポイントの減産順位をご紹介しましたが、発想を変えて、先に①通常ポイントを使い切るという選択肢もあります。

上記のとおり、ANAマイレージ移行可能ポイント(ANAカード)は、私の保有しているANAワイドゴールドの場合、1P=10ANAマイルに交換可能なポイントですので、その分だけ先にANAマイルに交換してしまうんです。

「お申し込みはこちら」をクリックし・・・。

ポイント表示上は、保有全ポイントが表示されますが・・・。

1P=10ANAマイルに交換できる①獲得ポイントのみ、交換可能ポイントとして表示されます。

先に①通常(獲得)ポイントを交換してから、②ボーナスポイントを交換する方法も「あり」だと思います。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

この「ワールドプレゼント」からANAマイルへの交換って、初心者の方はもちろん、上級者の方も実はよくわからない、意外に盲点になるポイント交換ルートだと思います。

ここが意外に盲点になってしまうのは、ワールドプレゼントのポイントが大きく2つの種別があり、しかもその価値が2つの種別によって違い、しかもこの2つの種別の交換方法によって、最終的にANAマイルとして獲得できる価値が違うという、滅茶苦茶複雑なシステムがその根底にあるんですよね。

この記事もご参照のうえで、ANAカードのポイント交換をご検討いただければと思います。

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