ANA「Skipサービス」終了は超残念。「Smart Travel」はスマホがない子連れに厳しい

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ANAの国内線/国際線搭乗方法が、2022年5月からいつの間にか(笑)「Smart Travel」という新たな方式にリニューアルされています。

これに伴い、2006年から親しまれて?きた、「Skipサービス」も2023年3月末で終了になったり・・。

合わせて、国内線の自動チェックイン機も、2023年3月末以降、順次その稼働を停止しています。

正直、国内線の自動チェックイン機なんて使ったこともない(笑)ので別に稼働を停止しても実害はありませんし、Skipサービスも、この「Smart Travel」方式が実質代替策になっているので大きな変更はないといえばないのですが・・。

実は、このSmart Travelってスマホを持っていること前提のサービスなので、人数分のスマホを持ってない小さな子連れにとって、実は意外に厄介・・というか、ちょっとした改悪になっています。

早速、注意点を簡単に解説します。

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Smart Travelとは

では、ANAさんが2022年5月から順次開始している・・。

新しい搭乗方式である「ANA Smart Travel」について簡単に解説していきます。

まず、これが「Smart Travel」開始前の国内線搭乗スタイルです。

Webや電話で航空券を予約し、チェックイン手続きのためにカウンターに並び搭乗券で保安検査場、搭乗口を通過する・・というスタイルでした・・かね?(笑)。

ここでポイントとなるのが赤字の「チェクイン手続きのためにカウンターに並び」「搭乗券で」ってところでして・・。

すでに多くの方がお気づきだと思うんですが、ANA「Skipサービス」/スマホでの搭乗券が普及しているので・・。

正直、「これが従来の国内線搭乗スタイルです〜」と言われても、チェックイン手続きのためにカウンターに並んだり、紙の搭乗券で保安検査場を通っている人の方が少ないと思います。

で、こちらが「これから」の「Smart Travel」による搭乗手続きわけですが・・。

これ・・お分かりですかね?正直これどう見てもこれまでの「Skipサービス」と変わりがないんですよ。

違いがあるとすれば、「チェックインをオンラインで行う」ことと「モバイル搭乗券を受け取る」という選択肢しかなくなったってことなんです。

つまりこれ・・単純にいうと「チェックインのスマホ(オンラインデバイス)化」と、「紙の搭乗券の廃止」施策なんです。

そして、はっきり言ってこれ前者の「チェックインのスマホ化」なんてこれまでもあってないようなものなのでこれどうでも良くって・・。

特に重要なのは赤字の「紙の搭乗券廃止」ってところなんですよね。

スマホを持っているほとんど全ての方にとっては、多分これまでと全く変わりのない搭乗手続きなんですが・・。

スマホを持っていない方・・特に子どもについては、これめちゃ面倒くさくなっちゃってます。

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Smart Travel子連れの注意点

ということで、紙の搭乗券根絶(笑)を目的としている・・としか思えないこの「Smart Travel」なんですが・・。

なにしろ「スマホ持ってるやろ」ってことを前提としている搭乗方式のため、子連れの場合は注意点がかなりあります。

まず、これもう本当に超重要ですが、とにかく子どもの分のQRコード付き搭乗券(e-チケット控え)は、必ず事前に紙で印刷して空港に持参した方が良いです。

なにしろ原則紙での搭乗券は発券しないことを前提としているので、紙の航空券は請求しないと発券されません

そして、カウンターで頼めば発券してもらえる(笑)紙の航空券の発券の際にも、これまでは代表者(例えば親)のQRコードがあれば全員分の紙の航空券を発券してもらえたのですが・・。

いちいち子どもの分のQRコードを人数分見せないと、紙の航空券が発券されません。

これが、猛烈にめんどくさくって・・こっちもスマホしか持ってないので、いちいちQRコードを表示するのがめちゃ大変です。

自動チェックイン機に行けば発券できますが・・自動チェックイン機も2023年4月以降順次無くなりますしね(笑)。

正直、想像以上に大変だったので・・子どもの分のQRコード付き搭乗券(e-チケット控え)は、印刷して持参するのが無難ですね。

ということで、これつまりANAさんの紙の搭乗券廃止には寄与しますが・・その分子連れは自分の家で印刷する必要があるという・・。

サービス向上なんだかよくわからない感じになっちゃってます。

あ、一応Skipサービスや自動チェックイン機のサービス終了以降も・・。

オンラインチェックインを利用できない方=スマホを持っていない方向けにはこれまで通りカウンターでの手続きはできるそうですので、ここはまあ安心ですかね。

ただ、前述のとおり超めんどくさいです。

あ、一応国内線自動チェックイン機の寿命は、2024年4月まで伸びたようです(2023年3月追記)。

ご高齢の方や子連れには紙の搭乗券が自動で出せない!ってのは、お互いに大変ですからね(笑)。

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Smart Travelに望むこと

ANAさんにお願いしたいのは・・。

紙での手続きでの撤廃!Smart Travelへの移行!については、このペーパーレス&SDGsの時代に全く異論もありませんし、その通りだと思うのですが・・。

基本発想が「スマホ持っているやろ」ありきなので、スマホ持ってない!って方、例えばスマホを持つ年齢ではない小学生以下の子連れへの配慮がちょっと足りないですかね。

簡単にいえば、スマホを持っていない子どもには、もっとスムーズに紙の搭乗券を発券して欲しいです。

私自身もスマホ1個しか普段は持ち歩かないので、子どもの搭乗券もスマホありきにされるとめちゃストレス貯まります。

ここが・・改善点ですかね。

あ、多分その他1人1台スマホをお持ちの方の場合は、正直これまでのSkipサービスとこのANA Smart Travelの違いは全くないと思います。

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まとめ

ということで、Skipサービスの終了と、ANA Smart Travelスタート!の・・。

子連れ旅行者への影響を簡単にご紹介しました。

正直、SkipサービスとANA Smart Travelでの搭乗手続きの間の違いはほぼ・・というか全くないので、違いはこれを口実をした紙の搭乗券の発券廃止にある・・・としか思えません。

そして、その動き自体は全く否定しません。

が、1人1台スマホを持っていない子連れの場合、これ結構面倒なんですよね・・紙の搭乗券を持たせる以外ない子どものことも、もう少し配慮していただけるとありがたいですね・・。

多分、すぐ改善されると思いますけどね。

ANA Smart Travelについてはこちらからご確認いただけます。

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