日本人のソウルフードって、何だと思いますか?
そんなの、カレーに決まってますよね(笑)。
この日本人のソウルフード「カレー」を手軽に食べるために、ボンカレーをはじめ、さまざまなレトルトカレーが生み出されてきたわけですが、ここにきて、レトルトカレーの最終進化系が爆誕しました。
それが、日清食品のカレーメシです。
日清食品の創業者安藤百福氏は、1958年に発売したチキンラーメンに続き、実は1974年に「カップライス」を発売し、見事に大コケしていますが・・。
百福氏は時代の先を行き過ぎただけ。やっと時代が百福氏に追いついたと言えるでしょう。
カレーメシシリーズの全種類/全辛さレベルの試食結果から導き出した、カレーメシの筆頭カレー、つまりキングオブカレーメシを選出してみたいと思います。
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目次
カレーメシのラインナップ



こちらが、2023年現在販売中のカレーメシ軍団です。
- ブラックカレーメシ欧風ビーフ
- カレーメシ
- ハヤシメシデミグラス
- キーマカレーメシスパイシー
- カレーメシシーフード
- バターチキンカレーメシまろやか
- スパイスカレーメシチキン
- ゲーミングカレーメシジンジャーキーマカレー
- カレーメシビーフミニ
- 完全メシ カレーメシ欧風カレー
- 完全メシ キーマカレーメシ スパイシー
以前はカレーメシとハヤシメシは別種類だったんですが・・。
いつの間にかハヤシメシもカレーメシ軍団に合流しています。(笑)。
正直・・・どれもみんな美味しそうじゃないか・・。
まずは、王道のカレーメシを題材に、作り方と味を確認していきます。
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王道のカレーメシから

まずはこれから作って&食べておくほかありません。
王道の「カレーメシ」(ビーフ)です。

作り方はこちらのとおり、熱湯を注いて5分待ち、食べる直前にグルグルとかき混ぜるだけです。
カップ麺と比べると、待つ時間は同じでグルグルとかき混ぜる手間が増えただけともいえます。
一方、カップ麺にありがちなスープを後入れしたり蓋の上で温めたり後入れの様々な味変トッピングを入れたりという手間がないので、ほとんどカップ麺感覚で食べられます。

カップ側面には、このように「よく混ぜると無駄にうまいぜ!」と書かれていますが、よく混ぜることは決して無駄ではありません。というか、混ぜれば混ぜるほど美味しくなります。
むしろ、混ぜまくれって感じです。それくらい、混ぜれば混ぜるほど美味しくなります。
そして、気になるカロリーは465Kcal。結構あるな・・って感じですね。カレーメシ一つで十分朝食やランチにはなると思います。
カレーメシ開封の儀

こちらが、カレーメシの中身です。乾燥米と具材の・・ちょうどど真ん中に、どでかいカレールーが鎮座しています。
そして肝心の香りは・・カレーといえばカレーですが、ちょっと独特というかワキ〇の香りがしない?これ?
コクを出すためにココアパウダーを使っているそうなので、その影響かも知れません。
でもまあ、食べる時には気にならなかったので、気にしすぎでしょう。
お湯を入れて5分待ってグルグルかき混ぜる!

では、熱湯を注いでいきます。熱湯を入れると・・めちゃ泡立つなおい!
なんだかよくわかりませんが、ものすっごい泡が立ちます。何なんだこの泡は・・。
多分、米粒の間の空気が気泡となって浮かんできているのだと思いますが、難しいことは考えずそういうもんだと思って、そっと蓋を締め、5分間待ちます。
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5分たったら無駄に混ぜろ!6分待ってもよいくらい

きっちり、5分経過後のカレーメシの内部の様子が、上の図の一番左上です。泡は消えていませんが、気にしてはいけません。
え・・・全然カレーっぽくないじゃん・・。って思うんですが、ここからグルグル混ぜていくと・・左上からZのように内部が変化していきます。
どうでしょう、1~2分くらい混ぜていると、完全にドロドロ系のカレーになります。
待てば待つほど米が水分を吸ってドロドロになりますので、個人的には6分くらい待つ方がおススメです。「カレーといえば、ルー(カレーソース)多めでしょ」派の方には、まさにたまらない一品だと思いますね。
味はめちゃ美味い!そして、あまり辛くはない

こちらが完成系のカレーメシです。
何でしょう。このよく煮込んだカレーにご飯を叩き込んだ感。
私個人的な大好きな「ルー多めカレー」な感じで、半端なく好きなタイプです。
そんなんできるんやったら、先に言っといて欲しかったってレベルです。
そして、肝心の味も、決して辛くはないんですがしっかりカレーの味&スパイシーな香りがして、めちゃウマ。

そして、食べすすめていくとさらにコメが水を吸って膨らんで、まさにこれルー多めのカレーそのまんまですよ。
量的にもカロリー的にも結構あるので、大人の男性でもボリューム的には大満足できると思います。
スゲーな・・カレーメシ。このレベルの美味しいカレーがお湯を注いだだけで食べられるのは、まさに驚嘆に値しますね。
シーフードカレーメシ

王道カレーメシのおいしさに驚愕しつつ、次にシーフードカレーメシにも手を伸ばしてみましょう。
カレーの中でも、シーフードカレーは美味しいに決まってますからね。

そして、シーフードカレーメシがこちら。
むむ・・見た目には全くカレーメシとの違いが分からない・・。
ただ、一口食べると感じるのが濃厚なシーフードの香り。なんて言うんでしょうね。日清カップヌードルシーフード味の香りですね。シーフードの香りが口いっぱいに広がって・・美味し。
ただ、若干シーフードの香りが強くカレーの香りが消され気味なところは残念なところでしょうか。ただ、これは個人的な嗜好であって、このシーフードカレーはかなりレベルの高い味だと思います。
トマトチキンカレーメシ

次に食べ比べてみるのがこちら。
「AIが考えた」らしい、トマトチキンカレーメシです。

「AIを無駄に活用。ヤバい。なんかヤバい。」と書かれています。AIってとりあえず言ってみたかった感がめちゃ漂っています。確かにヤバいです。

で肝心の実食がこちら。まず、かなり残念だったのが、なんかちょっとシャビシャビなんですよ。トマトチキンカレーメシ。
個人的には、カレーはルーと混然一体となった「ドロッと」した感じが好きなんです。

例えていうなら、もう立ち食いそば屋の黄色いカレー。まさにこんな感じですけど、もうこれが好きなんです。
一方、このトマトチキンカレーメシは、多分AIが考えた結果そういう仕様なんだと思うんですが、リゾット風というか、かなりシャビシャビな出来上がりです。
AIが作ったからか、ちょっと小洒落た感じに仕上がっているんですよね。そして肝心の味も、もちろん美味しいのですが、若干酸っぱいです。トマトの自己主張強すぎるんです。
一応トマトだけだとトマト目立ちすぎって言われるとかわいそうだから、「俺も行くわ」って感じでチキンも来た。そんな感じでしょうか。でもトマト強すぎてチキンの存在感はほとんどありません。
AIは多分ネットの世界の発信が多い若年層からの情報で成長しているんだと思いますが、おっさん層の日本人なら黄色いドロッとしたカレーが大好きなんですよ。この上のソバ屋のカレー見た?これですよ。カレーといえば。
まさに「AI破れたり」ですね。決して美味しくないわけではありませんが、比較するなら個人的一押しは絶対カレーメシです。
キーマカレーメシ

そして、最後にご紹介するのがこちら。キーマカレーメシ(スパイシー)。

「スパイシー」の名に恥じず、辛さレベルは今回ご紹介した4種類のカレーメシの中で唯一の「4」になっています。
というか、他が全部「3」なので、この辛さレベルってなんか意味あるの?って思っていましたが、一応意味はあったようです。

肝心のお味は・・確かにこれはかなりスパイシーです。
そして確かにスパイシーで香り高いんですが、決してメチャ辛いわけではありません。スパイシーなんですよ。これ、キーマカレーっぽい特色は十分に表れていますね。
一方、これまた日本のカレーとの違いを出そうとしたのか、どう作ってもシャビシャビになってしまうのが・・残念。どちらかというとキーマカレーって液体っぽくなく、お米と挽肉のぶつかり合いのゴツゴツした感じだと思うので、そういう方向になってくれるとより食べたくなるかもしれませんね。
カレーメシ カップヌードルカレー味

そして最後の・・これ本当に必要?って感じなのが、このカレーメシ「カップヌードルカレー味」。

実際に作って食べてみました。
これは、完全にカップヌードルカレー味(笑)。この味に慣れた方は、ほっとする味でしょう。ただ、完全にカレーメシビーフ味と被るので、どうしてもこの味じゃなきゃダメ!って人以外は、素直にカレーメシで良いのではないかと思いますね。
番外編:ハヤシメシ

ここまでカレーメシ軍団をご紹介しましたが、一応ご紹介しておきたいのがこの「ハヤシメシ」です。
本来の作り方は似て非なるものなんですが、家庭だと8割以上作り方が同じなので、どうしてもカレーとセットになってしまうのがこのハヤシですよね。
まさに陰と陽というか、マリオとルイージというか、お互いが望むと、望まないとに関わらずセットで比べられてしまう・・宿命にあるといっても過言ではないでしょう。

実際に作って、食べてみました。
うん。これはこれで美味しいですよね。ただ、やっぱりカレーメシのようなインパクトには欠けますね。
そもそも、このカレーメシはカレーをコンセプトで作られた商品のはずなので、途中までの作成行程が同じという理由で「ハヤシもあるでよ!」と言われて比較されてしまうのはちょっと可哀そうといえばかわいそう。
ただ、美味しいハヤシライスであることは確かですので、ハヤシ好きな方にはおすすめできるレベルですね。
ちなみにやっぱりハヤシメシもカレーメシに比べてしまうと若干シャビシャビですが、それがハヤシっぽいといえば、そういうことなんだと思います。
カレーメシはアウトドアや保存食だけではもったいない

このカレーメシの食べ方。
良くアウトドアや保存食としての利用がおススメされるわけですが、正直この美味しさならそんな食べ方だけではもったいなくて、普段使いに十分足ると思います。
レトルトカレーがコンビニでも1パック100円を切るこのご時世、コメさえ炊いてレトルトカレーをレンチンすれば、超お手軽に本格カレーが食べられるのに、あえてカレーメシを食べる。
それくらいの美味しさは十分ある存在ですね。
ちなみに、保存期間は製造日から6か月間になっています。以外に・・保存食品としては短めですが、ちょこちょこ購入しておいて期限が短いものから食べて行ってもよいと思います。
おススメランキング
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記事をご覧になってお分かりのとおり、個人的なおすすめ順位は上記のとおりです。
特にカレーメシは日本の誇りといってもよい商品だと思います。

もうね。例えて言うならこの感じですよ。
少な目ライスに、家庭で作ったカレールーをたっぷり掛けて、ご飯をスプーンで「カッカッカッカッ!!」って多めのルーにまぶして食べるこれが再現されてるんですよ。
カレーをソウルフードと信じるあなたに、是非一度おすすめしたい商品です!!
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