海外旅行といえば、グルメですよね。折角海外まで行くわけですから、現地でも評判のレストランで、美味しい料理に舌鼓を打ちたいところです。
ただ、その際にネックになるのが「予約」です。人気のお店であればあるほど、予約は必須ですが、相手は海外ですからね。電話で予約するのはかなりの度胸が必要ですし、メールでの予約も英語となるとかなりハードルが上がります。
そんな時、便利なのがJCBカードの旅行専門ポータルサイト「たびらば」と、レストラン予約サイト「グルヤク」です。この2つのサイトをセットで利用することで、無料もしくは手数料格安で海外レストランの予約ができます。
また、アメリカ圏の場合「Open Table」での予約が絶対的に便利です。
海外レストラン予約はどのような方法で行うのが便利かつ格安なのか?その方法を解説します。
スポンサーリンク
目次
海外レストラン予約をお得に行う3つの方法
海外レストラン予約は、以下の3つの方法ならWebで簡単に予約できて、しかも日本語で予約できるので便利です。
順番 | 方法 | 手数料 | 予約締切 |
① | JCBたびらばWeb予約 | 無料 | 出発10日前まで |
② | JCBたびらば経由グルヤク | 108円/件 | 利用希望時間の24時間前 |
③ | Open Table | 無料 | 当日予約も可能 |
上記①から③の順番で、お目当てのレストランの予約が可能かどうか確認してみるのが最もお得かつ簡単な方法だと思います。
今回③に順位付けした「Open Table」ですが、実は予約手数料が完全無料で、かつ当日予約も可能と機能的にはこれが一番便利なんですよね。
でも、OpenTableはアメリカ発祥のサイトのため欧米のレストラン予約が中心でアメリカ文化圏以外での登録レストラン数が圧倒的に少ないこと、そして①と②の方法はJCBプラザの海外現地のサポートも受けられることを考えると、個人的なおススメはこの順番かと思います。
ただし、上記3つの予約方法のうち①と②は当然?のことながらJCBカードを保有していないと利用することができません。
ただ、安心してください。旅を愛する陸マイラー必携の「ソラチカカード」はJCBカードですので、ソラチカカードホルダーはこのサービスを利用することができます。
スポンサーリンク
①JCBたびらばWeb予約で予約する
海外レストラン予約を無料で簡単に行う方法として、まず真っ先におすすめしたい方法がこちらです。
JCBの「たびらばWeb予約」で予約する方法ですね。
予約対象地域は、以下の地域で、全部で約500店舗超のレストランが予約できます。
ハワイ | グアム | ロサンゼルス |
韓国 | 台湾 | 香港 |
マカオ | シンガポール | タイ |
フランス | サンフランシスコ | ラスベガス |
ニューヨーク | オーストラリア | ニュージーランド |
そして、なんといっても凄いのが、これ、全部無料で予約できるんですよ。もちろんJCBゴールドカードじゃなくても大丈夫です。一般カードのソラチカカードでももちろん無料で予約できます。
これ、かなり凄いサービスです。
ただし、お気をつけいただきたいのですが、このサービスは、実際に海外現地のJCBプラザラウンジもしくはJCBプラザ等を通じて直接店舗に予約を入れるシステムのため、予約完了までに若干の時間が掛かります。
このため、日本出発の10日前までに予約をしておく必要があります。
また、実際に検索してみるとお分かりかと思いますが、意外に予約できるレストラン数は多くありません。ただ、予約できるレストランの多くに例えば会計から15%OFFなどのJCBの優待がついていたりするので、予約できた場合はかなりお得に利用することができます。
予約方法
予約方法は非常に簡単です。まずJCBたびらばのWeb予約のページに行きます。
そして、サイドメニューからエリアを選び、さらに「Webで予約ができるお店」をチェックし、検索ボタンを押します。
現地のおすすめ店舗の詳細ページより、「WEB予約はこちら」ボタンを押します。
この後、実際の予約情報を入力していきます。なお、情報入力には特段難しいところはありませんが、ポイントを2点だけご紹介しておきます。
まず1点目としては、予約にあたっては予約希望時間が予約できなかった場合の代替の希望時間帯の入力が可能です。
前述のとおり、この予約は自動的な予約システムではなくJCBプラザの方が直接お店に予約を入れる形式のため、予約確定までのやり取りに数日間とちょっと時間が掛かります。
この代替の希望時間帯を広くとっておくことで、予約希望時間に空きがない場合、「この時間帯なら取れました」と代替の提案をしていただけます。どうしてもピンポイント・・という希望が無ければ、許容できる時間帯を提示しておくことで、特に人気店の場合は予約の確率がかなり上がります。
予約が完了すると、上記のようなメールが届きます。リアルタイム予約ではないので、場合によっては「満席でした」という返事が返ってくることもあります。私の場合、希望時間12:00、希望時間帯を11:00~13:00で予約申し込みしたところ、「11:00を予約しました(この時間以外は全て満席でした)」との回答がありました。
ちなみに、予約申し込みから返信までは最長2日、最短2時間程度でした。
このように、回答までには少し時間が掛かることを前提に、余裕をもって予約申し込みしましょう。
スポンサーリンク
②JCB経由グルヤクで予約する
そして、この記事のほぼ本命となる海外レストランの予約方法がこちらです。
日本語で予約できる海外レストラン予約サイトとしては「グルヤク」が有名ですが、グルヤクで予約すると1名あたり540円(税込)もの予約手数料が取られます。1名で540円ですからね?4名だと2,000円超です。
レストランの予約に2,000円はさすがにちょっと・・って感じだと思いますが、これ、なんとJCB経由でグルヤクの予約をすると1予約あたりたったの108円(税込)で予約できるんです。
1予約あたりですので、人数関係なく108円です。
これ、滅茶苦茶お得です。やるなJCB!って感じですね。
JCBたびらば経由のグルヤク予約の注意点
この滅茶苦茶お得なJCBたびらば経由のグルヤク予約ですが、1点だけ注意点があります。
それは、JCBたびらば経由のグルヤク予約はいわゆる「機能制限版」でなんです。
これ、全く同じようなトップページですが、左が本家グルヤク、右がJCB経由グルヤクです。違いがお分かりでしょうか?
そうなんです。選べるレストランの軒数が圧倒的に違いますよね。
例えば、本家グルヤクの場合、ビーチリゾートカテゴリにはハワイ、グアム、プーケット、セブ、バリ、ダナン、サイパン、パラオと並んでいますが・・・。
JCBたびらば経由グルヤクの場合、ハワイ、グアム、プーケットの3つだけです。
このように、まずは利用できる都市がかなり制限されています。
また、利用できる都市の中でも、予約できるお店が本家版よりも少しだけ少な目です。これは多分JCBカードが利用できるかどうかによる違いだと思います。
ただ、そうは言っても下記の人気の9都市の約1,500超の店舗で利用が可能ですし、しかも1予約108円ですからね。絶対に利用価値があると思います。
ハワイ | グアム | シンガポール |
香港 | 台湾 | 韓国 |
タイ | フランス | アメリカ本土 |
このグルヤクとJCBたびらばWeb予約とのセットは、海外レストラン予約にはかなり使える組み合わせだと思います。
スポンサーリンク
グルヤクでのレストラン予約のメリット
グルヤクでの海外レストラン予約には多くのメリットがあります。そしてこれはJCB経由でも本家グルヤクでも同様です。
①24時間前までもちろん日本語予約可能、かつ24時間前までは何度でも変更OK
まずこちらはオンライン予約の最大のメリットですね。24時間前まで予約可能で、もちろん日本語で予約ができます。
さらに、24時間前までなら何度でも変更OKです。
②365日対応のサポートセンターがバックアップ
現地で不安なことがあっても、365日対応のサポートセンターがバックアップしてくれるので安心です。
これだけ便利なサービスが1予約108円なら、まあ納得の水準なのではないでしょうか。2,000円と言われるとちょっと使おうと思えないのですが、108円なら全然OKです。
スポンサーリンク
グルヤクでのレストラン予約方法
では、予約方法を簡単に解説します。
まず、JCBたびらばのホームページに行きましょう。まず、「グルヤク JCBカード会員専用予約サイトにアクセスする」ボタンをクリック
旅行先の都市名を選び、予約したいレストランを検索します。
レストランの予約に際しては、「席のみ予約」と「セットメニューの予約」を選ぶことができますが、おススメは「席のみ予約」です。(セットメニューは割高になる可能性あり。ただし、現地で注文するのが苦手な方にはこちらもおススメ)
席のみ予約を続けていきます。次からのページが、予約情報の入力・確認ページです。
なお、このグルヤクの予約もオンラインで直接予約確定ではなく、予約申し込み後、実際の予約結果の返答が返ってくるタイプの予約方法です。
このため、予約希望日時はできるだけ多く提示しておくと、予約の可能性が高まります。
JCBたびらば経由の場合、ここまでご紹介したとおり予約手数料は予約人数に関わらず1予約に対し108円です。
一方、本家グルヤクの場合1名540円なので、4人の場合2,160円・・。ちょっと、いやかなり躊躇してしまう値段です。JCBたびらば経由以外では私は・・使わないかもしれません。
次に、予約手数料を決済するためのクレジットカード情報の入力が必要となります。クレジットカード情報入力画面になるので、JCBカードの番号・有効期限・名義人・セキュリティーコードを入力・確認してください。
もちろんですが、利用できるのはJCBカードだけです。予約が実際に完了したら、108円が登録したカードから引き落とされます。
予約完了画面が表示されたら、予約申し込みが完了です。
ただ、この画面が出たからといって実際の予約が確定したわけではありませんのでご注意ください。なんかこの画面、紛らわしいんですが、あくまでグルヤクに対してのレストラン予約の依頼が完了しただけなんです。
予約完了は、グルヤクからの予約完了メールをもって確定になりますので、結果をお待ちください。
スポンサーリンク
③Open Tableで予約する
さて、ここからご紹介する方法が、ここまでご紹介したJCBたびらばとは全く違う海外レストランの予約方法になります。
それが、Open Tableを利用して予約する方法です。Open Tableは1998年にアメリカで設立されたレストラン予約専門サイトです。現在は、ホテル予約で有名なbooking.comの傘下にあります。
アメリカ | カナダ | イギリス |
スペイン | アイルランド | メキシコ |
イタリア | オランダ | ドイツ |
香港 | シンガポール | タイ |
日本 | オーストラリア |
上記がOpen Tableを利用してレストラン予約ができる国の一覧です。が、その設立がアメリカであることもあり、日本をはじめとしたアジア圏はまだまだ圧倒的に弱く、中心は太字で示したアメリカおよびその文化圏での利用となります。
ここからご紹介しますが完全無料で、しかもリアルタイムで予約ができるため、ハワイを含むアメリカおよびその文化圏への旅行の際にはかなり使えるレストラン予約サイトです。
Open Tableの特徴
Open Tableの特徴は、なんといってもレストランの予約が完全無料で、しかもリアルタイムで行えることです。リアルタイムですから、予約リクエスト後に予約の可否をドキドキしながら待つ必要はありません。空席が一目瞭然に分かるんです。
これ、どういう仕組みになっているかというと、各レストランがOpen Tableに加入すると、Open Table社が提供する「Guest center」という予約管理システムを一緒に導入することになります。
この予約システムは、私たちが予約するOpen Tableの予約システムにダイレクトにリンクしているので、予約結果の回答に時間を要することなく、画面上でリアルタイムに空席の有無が確認できるんです。
そして、予約手数料は加入したレストランががOpen Table社に支払うシステムになっています。(ちなみに、1人当たり300円だそうです。)このため、我々利用者は完全無料でレストランの予約ができるんです。
スポンサーリンク
Open Tableでの予約方法
Open Tableでのレストランの予約は、スマホのアプリもしくはHPから行います。
ちなみにOpen tableのレストラン予約方法は極めて原始的で、「検索窓に店舗名称を打ち込む」。これが一番簡単です。
実際にHPから「トマホーク・ステーキ」で有名なハワイのステーキハウス「ルースズクリス ステーキハウス」を予約してみましょう。
では、実際に予約しますが・・まず最初に行うこと。それが検索都市の設定です。
というのも、Open Tableは普通に検索してしまうと現在地周辺のお店を検索しますので、海外現地のお店が検索結果に出てきません。
今回レストランの検索がしたい都市はホノルルなので、検索窓に「honolulu」と入力し、表示された「Locations」内にある「ホノルル」をクリックしましょう。
すると、このようにハワイ>オアフ島に検索都市が設定されました。この検索都市設定を行わないとお目当ての海外レストランがいくら待っても出てこない、ということになりますので、ご注意ください。
なお、ここまででお分かりのとおり、Open Tableのデータベースは原則として日本語非対応です。日本の店舗を除き、海外レストランの名称などは、日本語では検索できませんのでご注意ください。
このため、ルースズクリスステーキハウスの場合、正式名称である「Ruth’s Chris Steak House」と入力する必要があります。今回予約するのはワイキキビーチウォーク店ですので、赤枠内の店舗をクリック。
すると、このように予約可能時間が表示されます。これ、前述のとおりお店の予約システムに直接アクセスしていますので、予約のリクエストではなく、実際にお席が空いている時間なんです。
希望の時間の空席が表示されていたら、予約するをクリックすれば予約完了です。リアルタイム予約が可能なので、もちろん当日予約なども可能です。
- 使える都市がアメリカ中心で限られている
- お店の検索システムの対象言語が英語のみ、しかもちょっとトリッキー
上記の弱点はあるものの、なんといっても無料なので、ハワイなど利用できる地域では非常に便利に利用できるのが、このOpen Tableだと思います。
スポンサーリンク
まとめ
いかがでしたでしょうか?
例えばダイナースカードやアメックスゴールドなどの予約サービスを利用することでも海外レストランの予約は可能ですが、電話する必要があるなどいろいろと面倒です。
その点、今回ご紹介した3つの方法は、無料もしくは108円と格安で予約ができ、しかもWebで予約が完結するのでかなりお得で便利な方法だと思います。
個人的には、便利だと思っていたけどちょっと高かった「グルヤク」がお得に利用できるのはかなり使えると思います。
JCBカードをお持ちの方・・というか陸マイラーなら絶対に持っているとは思いますが(笑)、是非この方法も利用してみてください。
年間50万マイルを貯める。陸マイラーのはじめ方はこちらから
【まずここからご覧ください】当ブログにアップされている、年間50万ANAマイル貯めて特典航空券をガンガン発券する方法、マイルの価値、そしてマイルの使い方は、以下にまとめています。順に読んで行くだけで、陸でマイルを貯める方法が誰でも簡単に理解できます。
私はポイントサイトを利用して、夫婦で年間50万ANAマイルを貯めています。え・・そんなにマイル貯まるの?と興味が湧いた方は、ぜひこちらも併せてご覧ください。