ライフラットシートとは何か。寝れない、ずり落ちると噂のビジネスクラスシートの実力を検証する

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ビジネスクラスで海外旅行!

なんといっても楽しみなのは、ビジネスクラスならではの豪華な食事やドリンクはもちろん・・。

エコノミークラスより何倍も広く、ゆったりとしたシートですよね。

特に、過去の長距離路線の海外旅行で、狭苦しく、寝られないエコノミークラスで苦しんでいた方にとっては、ビジネスクラスのゆったりシートで旅行できる!というのは、何物にも代えがたい楽しみだと思います。

でも、その楽しみなビジネスクラスシートが、2010年代になってほぼスタンダードになってきた「フルフラットシート」ではなく、「ライフラットシート」と聞いた瞬間に・・。

「ライフラット?なにそれ?」「ちゃんと横になって眠れるの?」と心配になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私自身、エコノミーをはじめとした「角度の付いた座席」では、例え10時間以上の深夜便フライトでも一睡もできない体質なんですが、そんな私がライフラットシートの実力について解説してみたいと思います。

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ライフラットシートとは

ライフラットシートとは、上記のように、リクライニング角度が165度~170度前後と、ちょっと足先が下がる形ですが、ほぼフラットにシートを倒すことができるシートのことを言います。

「ほぼ」横になって眠ることができるのですが、完全に180度までリクライニングできるかというとそこは残念ながらできず、ちょっと足先が下がり、頭が上がります。このため、人によっては「残念フラットシート」「ずり落ちシート」なんて呼び方をする方もいますね。

このライフラットシートの(航空会社側の)メリットは、シートピッチの圧縮です。

フルフラットシートの場合、縦方向に約180cm以上のシートピッチが必要になりますが、ライフラットシートの場合2列目以降はちょうど下がった足先を前席の下に潜り込ませる形にすることで、シートピッチを約150cmほど取れば、「ほぼフラット」のライフラットシートを設置することができるんです。(上記の写真ではバルクヘッド席(最前列席)のため、上記の説明対象外ですが、ちょうど足元が前席下に潜り込む、と想像してみてください。)

この「シートピッチを圧縮できる」というメリットから、ライフラットシートは2000年代にかなり流行した座席になります。

2010年代に入り、フルフラットの座席が普及してきましたが、飛行機の耐用年数は約30年と言われますので、まだまだライフラットが現役の機材も多いんです。

ビジネスマンの搭乗率の高いドル箱路線などはフルフラットにほぼ移行しつつありますが、地方路線やリゾート路線などでは、まだまだ実際に遭遇する確率の高いシートだと思います。

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ライフラット以下のビジネスクラスシートはあるの?ライフラットは「はずれ」なの?

そうか・・フルフラットじゃないってことは、「はずれシート」なのか・・どうせ、眠れないんだろうな・・。と思いましたか?安心してください。ここから詳しく紹介しますが、ライフラットって、十分快適かつ、恵まれたシートです。

まず、ビジネスクラスのシートでも、ライフラットよりリクライニングの角度が浅いシートはまだまだ現役です。例えば、上記は香港ー羽田を結ぶANAのNH822便のビジネスクラスシートです。

ANA NH822香港ー羽田ビジネスクラス搭乗記。ビジネスクラス深夜便はホテル代わりになる?

2021年11月17日

このNH822便のビジネスクラスシートは、深夜便であるにも関わらずライフラットですらありません。

シートピッチはもちろん広めですがリクライニングはこの程度しかありません。(ちょっと暗めですみません。深夜便なので・・)

もちろん、エコノミーに比べればこのシートでも超快適といえますが、さらにこのビジネスクラスシートに比べれば、170度近くにリクライニングするライフラットシートは、もう死ぬほど快適なシートと言えることがお分かりいただけると思います。

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ライフラットシートの快適性

実際に、どれくらいライフラットが快適なのか、実際の搭乗記からご紹介してみたいと思います。

例えば、これは私がシンガポールー名古屋で搭乗したSQ672便A330のライフラットシートです。

SQ672 シンガポールーセントレア(名古屋) ビジネスクラス搭乗記 ロブスターテルミドール最高でした

2020年6月14日

リクライニング角度はこんな感じで172度なんですが、もうこれ、滅茶苦茶眠れました

もちろん、フルフラットに比べれば一歩劣るのは確かです。確かなんですが、やっぱり、「ほぼ」横になれるのって、人間にとって全然違うんですね。

前述のNH822香港ー羽田便でははっきり言って「うとうと」するくらいしかできませんでしたが、このライフラットシートなら、完全に爆睡できました。

何度も言いますが、フルフラットと比べてどうか、と言われればそれはフルフラットに軍配は上がります。でも、エコノミーやリクライニング角度の浅いビジネスクラスの座席に比べれば、それはもう十分、快適な座席であるといえると思います。

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ずり落ちる・・という評判については?

そして、このライフラットシート、人によっては「ずり落ちシート」なんて名前で呼ぶ方も確かにいらっしゃるのは事実です。

もちろん180度のフルフラットではないので、頭が高く、足が低くなりますので当然足元方向へのG(重力)がかかるのはある程度仕方ありません。

このため、まずはライフラットシートに搭乗する、と決まった場合、気を付けるのは服装でしょうか。ビジネスクラスにナイロン素材で搭乗する方はあまりいないとは思いますが、ナイロン系の・・いわゆるツルツル素材の服装の場合、確かに、滑ってしまう感じになるのは確かですね。

できるだけ、滑りにくいような素材の服で搭乗する(もしくは着替える)と、ずり落ち防止にはかなり効果があると思います。あと、小柄な方、女性や子どもの場合も、シート中央付近にほぼ「すこっ」と収まりますので、あまりずり落ち感は感じないようです。

このため、一番ずり落ち感があるのは、中肉中背・・よりも若干背の高めの男性だと思います。私もそうですが・・でも、巷で指摘されるほどのずり落ち感覚はなかったですけどね。前述のとおり、摩擦係数高めの服装で搭乗すると、ずり落ち感覚をある程度防ぐことができるように思います。

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ライフラットシートは十分眠れるシート

以上、ライフラットシートの実力についてご紹介しました。

もちろん、ライフラットシートがフルフラットシートやホテルのベットと同レベルで熟睡できるシートかといわれると、それは違うと思いますが・・少なくとも、フルフラット以外のリクライニングシートの中では最高水準のシートであることは間違いないと思います。

確かにずり落ち感はあります。それは否定しませんが、それでも、機内ということを考えれば全然快適に眠ることができます。特に、リクライニング角度の浅いシートに比べると、格段の違いを感じることができると思います。

折角のビジネスクラスフライトが・・ライフラット・・残念!と思っている方、安心してください。

シートピッチも十分ですし、横になって十分爆睡できるシートですので、躊躇することなく利用していただければと思います。

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