2019年8月。報道等を見ていても日韓関係がまさに悪化の一途を辿っていた時期ですが、そんな中、名古屋-仁川を結ぶアシアナ航空のOZ121便エコノミークラスに搭乗し、ソウルに行ってきました。
ソウルへ向かうのはあくまでホノルル便の乗り継ぎが目的ですので入国はしませんが、アシアナ航空でソウルへ行く、というだけで「大丈夫か?」と若干不安になっていたのは事実です。
単純なソウル旅行なら見送っても良かったんですが、何しろ1年前に・・こんなことになるとは思っていなかった時に予約したホノルル行きビジネスクラス旅行ですからね。キャンセルはできなかったんで、思い切って行ってきました。
名古屋ー仁川を結ぶOZ121便エコノミークラスの搭乗記と、気になる機内食の様子などをお届けします。
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カウンターオープン~手荷物預け入れ
この日は夏休み期間中ということもあり、国際線チェックインカウンターはセントレア中部国際空港とは思えないこの大行列。長蛇の列です。
そして、アシアナ航空のカウンターオープンは出発2時間前の9:05。実際のカウンターオープンは9:10過ぎでした。出発時間の2時間前というのは想定の範囲内ですが、かなりの行列でしたから、オープン時間に少し配慮があっても良かったかも。
OZ121便でソウルに飛び、その後OZ232便ビジネスクラスでホノルルに飛ぶ旅程です。
機内預かり手荷物のスーツケースはスルーバゲージでホノルルまで。このチケットは実は別切りチケットだったんですが、カウンターの係の方にお願いしたところ特段の問題なく、スルーバゲージが可能でした。
また、カウンター業務の方はほぼ?日本人の方。私の担当も日本人の方でしたので、カウンター業務の時点で日韓関係の悪化によるサービス等への影響を感じることはなかったですね。
チェックイン完了後、まずはお約束のプレミアムラウンジセントレアへ。
その後、KALラウンジに寄って、搭乗です。
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機内の様子
早速搭乗開始です。この日の機体はスターアライアンス塗装のA320でした。
エコノミークラスのシートとシートピッチはこんな感じ。確かに若干古さを感じるシートではありますが、エンターテイメントもしっかり用意されており、USBでの充電ができるなど設備的な面での不満は一切なしです。
何しろ実飛行時間1時間20分程度という短距離便ですからね。逆にビジネスクラスに搭乗する意味があまり見いだせない、と言った方が良い便かもしれません。
エンターテイメントには日本語版もしっかりあります。1時間強では映画が1本見切れないという弱点はありますが、少なくとも退屈するようなことはありません。
ここは非常口席。足元広!
CAさんとお見合い状態なのは若干気にはなりますが、座席指定すると快適に過ごせそうです。ただし、片道1人3,000円とお値段もそれなりにしますが・・。
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気になる機内の様子・機内サービス
さて、気になるのは機内の様子ですね。
私が利用したのは2019年8月上旬でしたが、まず機内は完全に「満席」でした。乗客の割合としては日本人8割、韓国人2割、といったところでしょうか。韓国人の方が少なかった、というのが印象ですね。
私の隣に座ったのは、韓国大好きの主婦のお二人。少しお話を伺うと、毎月ソウルに行っているそうですが、特段不安に感じる点やサービスレベルの低下などは見られないとのこと。
このOZ121便も、乗務員の方に日本人の方もいて、特段冷たくされるとかサービスレベルが低下するとかそういったことは一切なし。もちろん、韓国人乗客とのトラブルみたいなものももちろんですが一切なし。
本当に何の問題もないフライトでした。少なくともフライトに関してだけ言えば、今のところ過度に気にしすぎる必要はない。そんな感じを受けましたね。
もちろん、飛行経路図に示された竹島の表記など、突っ込みどころはありますが、アシアナ航空も韓国政府の認可企業ですから、政府の意向には従う必要があるんでしょう。これはANAやJALも同様ですよね。
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機内食の様子
水平飛行に入ると、すぐに機内食のサービスがあります。
機内食がこちら。蓋を開けると・・・。
こんな感じ。メインは鶏むね肉のプルコギ風とご飯。その他、パンとバター、ヨーグルト、お水がつきます。ドリンクをワゴンサービスで注文できますが、「コーラ」「オレンジジュース」「水」の三択です。
コーヒーやアルコール類の提供はありませんが、短距離便ですので十分でしょう。
カトラリー、調味料系はこんな感じ。個人的にはコチュジャンが付属していたのが嬉しかったですね。最近はコチュジャンがつかなくなり、頼まないともらえなくなった・・とも聞いていたので、これは良かったです。
そして、メインの鶏むね肉のプルコギ風。これが超うまい。昔からアシアナ航空は機内食が美味しいので好きだったのですが、やっぱりここも健在ですね。一時はアシアナの機内食といえば欠食→業者の社長が自殺するなど大変な時期もあったようですが、特段問題ありませんでした。
コチュジャンをたっぷりとつけていただきました。
ただ、下の子ども(幼稚園児)には当然コチュジャン抜きでも辛かったようで、結局白いご飯の部分とパンとバターを食べていました。
その他のヨーグルトなどの様子はこんな感じです。
食べ終わったら、このように一箱にまとめて返却できるのが良いですね。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
隣国同士の対立感情が高まる中でのアシアナ航空OZ121便の利用でしたが、機内サービスを含め、日韓関係の影響等を感じることはないフライトでした。この後、乗り継ぎまでの時間はアシアナ航空のビジネスラウンジで過ごしましたが、こちらも同様に特段不安に感じるところも一切ありませんでした。
以上、アシアナ航空OZ121便エコノミークラスの搭乗記をお伝えしました。到着後ホノルル行きOZ232ビジネスクラス搭乗までの間利用した、アシアナラウンジの様子はこちらからどうぞ。
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