楽しかったシンガポール旅行からの帰国便。シンガポール航空SQ672便ビジネスクラスに搭乗して、チャンギ空港からセントレアに戻ります。
2017年6月のシンガポール旅行の最後も、ビジネスクラスで締め。ブック・ザ・クックで注文したロブスターテルミドールも含め、シンガポール航空のビジネスクラスを満喫しましたので、搭乗記として紹介します。
目次
- 1 シンガポール航空(SQ)の最新機材のビジネスクラスはANAマイルでは予約不可
- 2 シルバークリスラウンジを満喫して、眠い目をこすりつつ搭乗
- 3 シートは惜しい!172度リクライニングのライフラットシート
- 4 深夜便でもシャンパンのウエルカムドリンクサービスあり
- 5 機内食は1回。夜食か朝食かを選択可能
- 6 機内サービスを尻目に、アイマスクをして爆睡
- 7 早朝7時(日本時間)に朝食のサービス開始
- 8 ロブスターテルミドールがドーン!と到着
- 9 機内の様子、WCなど
- 10 定刻どおりセントレアに到着。快適すぎて印象が残らない(笑)
- 11 家族のお迎えを待って、プレミアムラウンジセントレアへ
- 12 ビジネスクラスのサービスを楽しむなら昼便、時間・費用節約なら深夜便もあり
シンガポール航空(SQ)の最新機材のビジネスクラスはANAマイルでは予約不可
ご存知の方も多いと思いますが、シンガポール航空の最新機材、具体的にはA380、A380-800、B777-300ERのビジネスクラス以上の座席は、ANA特典航空券には開放されていません。※一部、例外あり
それもそのはず、これら機材のビジネスクラスは、こんな感じのファーストクラスと同等のシートです。座席数も少なく、他社特典旅行者に解放する余裕はなくて当然です。
そして、上記機材以外のビジネスクラス座席も、ANAでの特典予約ではかなり予約がとりづらいです。1ヶ月前くらいまでは他社特典予約対象者にはなかなか開放しない・・というのがSQビジネスクラスの現状です。
今回、A330-300というお世辞にも新しいとはいえない機材でしたが、サービスの質の高さで有名なシンガポールエアラインのビジネスクラスが予約できたのはラッキーでした。
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シルバークリスラウンジを満喫して、眠い目をこすりつつ搭乗
SQ672便の出発時間は深夜1時30分。セントレア到着は現地時間で8時55分です。時差は1時間ですので、実質の飛行時間は6時間弱です。
搭乗直後からたっぷり、しっかり眠れるように、チャンギ空港のシンガポール航空ビジネスクラス以上搭乗者限定であるシルバークリスラウンジでしっかり飲ませていただき、眠い目をこすりつつ搭乗です。
ビジネスクラス専用搭乗口から、ふらふらと搭乗です。
シートは惜しい!172度リクライニングのライフラットシート
本日お世話になるシート兼ベッドがこちら。172度までリクライニングできるライフラットシート。
乗客が多くて、しかも私(窓際)の臨席には身長2mはあろうかという屈強なアメリカ人の若者が搭乗しており写真が取れませんでしたが、フラットにした座席はこんな感じ。
2列目以降の席では、足元のフットレスト部分がちょうど前席の足元に入り込む形となります。もちろんANAのスタッガードシートとは比べるべくもありませんが、ものすごく睡眠欲求の高い深夜2時~5時では、すべり落ちることもなく十分睡眠をとることができました。
最前列、バルクヘッド前座席も選択肢としてはあり
最前列(バルクヘッド)の座席がこちら(降機時に撮影したものです)。正直最後まで座席指定をバルクヘッドにするか2列目以降にするか迷ったのですが、バルクヘッド座席もありだと思います。
2列目以降は、窓際にすると私のように臨席が背の高い方だと通路に出るのが非常に困難です。一方、バルクヘッド席はご覧のとおりかなりのピッチがありますので、通路へのアクセスも楽です。
問題はバルクヘッド席はバシネット席(乳幼児のネット座席)でもありますので、小さい子ども連れのお客さまが搭乗する可能性があること。ただ、深夜便に乳児連れもなかなか考えづらいので、バルクヘッド座席も考えようによってはありだと思います。
あとは、運ですね(笑)。
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深夜便でもシャンパンのウエルカムドリンクサービスあり
深夜便ですが、ウエルカムドリンクサービスでしっかりシャンパンをいただきます。
ドリンクホルダーは独立してますので、臨席に気を使う必要はありません。
シートコントローラーはこちら。一般的ですね。フラットっぽいけど微妙に傾斜がついているのがリアルです。
モニターも大きいです。今回は寝て起きて朝食食べたら到着でしたので、一切使いませんでしたが・・。
機内食は1回。夜食か朝食かを選択可能
機内食は1回。夜食にするか、到着2時間前に朝食としていただくかを選択できます。
一応メニューが配られ、希望を聞かれます。
お休み前に和食のお弁当・・・食べる人いるのか?と思っていましたが、結構いました(笑)。ちなみに「お休み前に」というのは深夜便のメニューのことで、夜食べても、朝食べても同じメニューです。
逆にいうと、朝食を夜食としていただくことも可能ということですね。
このメニューには折り返しの名古屋-シンガポールの昼食メニューも載っています。
今度は一度シンガポール航空名物サテーを食べて見たいです!
ドリンクも滅茶苦茶充実しています。一番下に、まさかの「ミロ」もオーダーできると書かれています。速攻で爆睡しましたので、ドリンクは全く楽しむことはできませんでした。
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機内サービスを尻目に、アイマスクをして爆睡
夜食を頼んだ方は、ここから機内サービスがスタート。21時頃から居酒屋シルバークリスで一杯いただいていた私は、朝食を楽しみに、ここで睡眠です。
シンガポールの夜景が綺麗です。さようならシンガポール。また、なんとなくすぐに来るような気がします!
アメニティはアイマスク、靴下、スリッパだけ。中距離路線ですが結構寂しいラインナップです。眠いのに機内サービス中は明るいままのため、重宝しました。
ヘッドホンも普通のヘッドホンですが、耳栓代わりには十分です。
早朝7時(日本時間)に朝食のサービス開始
ちょうど日本時間の早朝7時(シンガポール時間6時)に朝食のサービスが開始です。水平飛行に移り就寝できるのが大体シンガポール時間の2時過ぎですので、4時間くらいはしっかり眠れます。私は乗り物で一切眠れない人なのですが、ビジネスクラスであればライフラットシートでも十分休めました。
陸マイラー活動続けていて、本当によかったです。
朝食はブック・ザ・クックにチャレンジ
シンガポールエアラインのビジネスクラスといえば、通常の機内メニュー以外の好きなメニューを、豊富な選択肢の中から選べる「ブック・ザ・クック」が有名です。
そして、ちょっと勘違いしやすいのですが、ブック・ザ・クックのメニューを見ると、「朝食としても注文可能」というメニューがあります。
これは、「朝食のみ提供の便での朝食として注文できますよ!」という意味です。SQ672便のような、搭乗後の深夜食もしくは到着2時間前の朝食を選択できる場合は、普通に朝食としてブック・ザ・クックの全てのメニューを選択できます。
予約方法 ~Web編~
予約は電話もしくはWebですが、Webが簡単かと思います。
予約の管理画面から、お食事の「選択/変更」をクリック。
するといきなり英語のメニューになってちょっとびっくりしましたが、カテゴリーを「BOOK THE COOK」に変更して、「Selection」から「Classic lobster thermidor」を選択します。
なぜかメニューがABC順で見づらいのですが、落ち着いて選択しましょう。
お目覚めのドリンクからサービススタート
まずはホカホカのおしぼりのサービスがあり・・・。
お目覚めのドリンクメニューからサービススタート。お水、オレンジジュース、トマトジュースからチョイス。管理人はトマトジュースをいただきます。かなり濃厚で美味しかったです。
このあたりから、朝食を選んだ方達が窓のシェードを開け始めるとともに、CAさんも雑誌を使って(笑)シェードをあけて行きます。このため、朝食ではなく夜食を採った方々も明るすぎてなんとなく起床(笑)。ちなみに、起床された方にはフルーツの軽食がサービスされていました。
ゆっくり寝たい!という方は、逆に先に寝入ったほうが得策かもしれません。
ロブスターテルミドールがドーン!と到着
朝食はまずはコーヒー+フルーツからスタート。パイナップル美味しいっす・・。おなかに優しい味でした。
せっかくなら朝からシャンパン行ってやろう!と思ってましたが、さすがに飲めませんでした。
そして!事前注文済みのロブスターテルミドールです。
ブック・ザ・クックでこんなヘビーなものを頼んでいるのは私くらいか?と思っていましたが、ステーキはもちろん、飲茶など皆さん思いおもいのメニューを注文されていました。
ロブスターの存在感はすごいのですが、かといって朝食として食べきれないほど重くかつボリューミーかというと、それほどでもありません。朝食として十分食べきれるレベルです。
ロブスターはプリッとしていて、本当に美味しいです。
途中で暖かいクロワッサンがサーブ。
ロブスターも、サフランライスも、思ったより重くなくパクパクといただけました。
機内の様子、WCなど
機内の様子。十分に余裕のある座席構成であることがお分かりいただけるかと思います。
お手洗いの広さもビジネスクラスとしては普通ですね。CAさんが頻繁にお掃除をされていましたので、いつも清潔でした。
アメニティは無いに等しいですが、こんなものでしょうか。ラウンジで済ませておくことをおすすめします。
定刻どおりセントレアに到着。快適すぎて印象が残らない(笑)
そうこうしているうちに、セントレアに到着です。行程のほとんどが睡眠で、起きて、ご飯を食べたら着陸ですので、爆睡した私にはほとんど印象が無いフライトでした。ビジネス利用だとしたら、最高のフライトですね。
私のように特典旅行でガッツりサービスを満喫したい派の旅行者にとっては、やはり深夜便より昼間便をおすすめしたいと思います。
お世話になったシート(窓際)を再度撮影。ヘッドレストの乱れが熟睡の証です。
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家族のお迎えを待って、プレミアムラウンジセントレアへ
この日は家族が迎えにきてくれて、セントレアで食事をしてコストコで買い物をして帰る予定。
プライオリティタグがしっかりつけられた「村尾」をキャッチアップして・・・税関もほぼスルー。
到着時でも利用できることをアピールしているセントレアプレミアムラウンジで妻と子どもの到着を待ちつつ、ビールをいただき、楽しかったシンガポール旅行も完結です。
ビジネスクラスのサービスを楽しむなら昼便、時間・費用節約なら深夜便もあり
SQ672便に搭乗して改めて思ったのが、ビジネスクラスでの睡眠クオリティの高さ。一世代前のシートですが、乗り物では全く寝ることのできなかった管理人が爆睡です。
ただ、寝てしまうのでビジネスクラスのサービスという面では・・堪能する時間がありません。一方で、時間の節約になりますし、海外でのホテル一泊の代わりにビジネスクラスシートで熟睡できるというメリットがあります。
どちらも捨てがたい魅力だと思います。この搭乗記が、皆さまの検討の一助になれば幸いです!
【ひとつ前の旅行記】
[blogcard url=”https://dietmiler.com/201706businessclass4″]【ひとつ後の旅行記】
今回で完結です!
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