バンコクスワンナプーム国際空港から中部国際空港雪の、TG646タイ国際航空ロイヤルシルククラス(ビジネスクラス)。
中部国際空港セントレアへと帰国する便の、ビジネスクラス搭乗記をレポートします。
この帰国便はB787の機材ですし、中距離路線に位置づけられますので、しっかりしたビジネスクラスサービスが期待できます。
早速レポートしたいと思います。
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目次
優先搭乗→ウェルカムドリンク
スワンナプーム国際空港のTG646便の出発ゲートはご覧のとおりかなりの人が出発を待っている状況。
この日のフライトも、ビジネスクラスを含めほぼ満席でした。
私はビジネスクラスの搭乗ですので、タイ国際航空が誇るロイヤルシルクラウンジでぎりぎりまでゆっくりして来ました。このため、私が到着したらすぐにロイヤルシルク(ビジネス)クラスの優先搭乗が開始です。
出発時間の30分前ですので、ほとんど定時運行だと考えてよいと思います。
本日の機材、B787が見えます。
ビジネスクラスですので、前方入り口から搭乗です。
ウエルカムドリンクサービスの前に、ドリンクメニューを確認します。
シャンパンはヴーヴ・クリコ。白ワインはアンリ・ブルジョア・サンセール・レ・バロンヌとシャブリ・プルミエ・クリュ。
ま、よくわかりませんけどね。かろうじて知っているのはヴーヴ・クリコくらいでしょうか。
赤ワインは、ピエール・グルーバーのピノ・ノワール、シャトー・ダルサンス、コート・デュ・ルーション。
赤ワインのコート・デュ・ルーション以外は香港-バンコク便とほぼ一緒です。タイ国際航空の中距離便ですので、銘柄は統一ということかと思います。
ANAの中~短距離便ではウェルカムドリンクがないことがほとんどですが、タイ国際航空の場合、中~短距離便でもビジネスクラスならウェルカムドリンクサービスがあります。
当然、ここではまずはシャンパンをいただきます。離陸前の慌しい中ではありますが、CAさんにしっかり挨拶していただき、ウェルカムドリンクのサービスまで完璧です。
CAさんはタイの方で、ものすごくお綺麗な方でしたが、日本語は全くダメ。
とはいえ英語は流暢で私は意思疎通には問題ない方でしたが・・・私の隣の席のおじいさんは全く英語が喋れずに苦戦していました。
仕方ないので、私が通訳して差し上げましたが、まあ、英語が喋れないなら喋れないなりになんとかなるんだろうな・・とも思いましたね。
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シート
この日はほぼ満席。隣にも当然ながら乗客がおり、なかなか機材の写真を撮ることができませんでした。
これは降機時に撮影したもの。シートピッチは152cm、シート幅は48cmもあり、リクライニングは180度、フルフラットで余裕で横になれるシートです。
もちろん、ANAのスタッガードシート等に比べればパーソナル感は少ないですが、フルフラットになりますのでしっかり睡眠がとれます。
ちなみに私は180度横になれないと寝られない性質で・・・。エコノミークラスだと、10時間以上のロングフライトかつ深夜便であっても一切寝ることができません。
決して眠たくないわけではないのに、寝られない・・本当に苦痛です。同様に、新幹線などでも一切寝ることはできません。
別に神経質というわけではないのですが、「完全に横にならないと」寝られないんですよね・・。
その点、このシートはフルフラットになりますので、さすがの私でも熟睡できます。中~長距離路線でビジネスクラスに搭乗する際は、是非ともフルフラットシートを選びたいところです。
ちなみにこのシート、Rockwell CollinsのDiamondというシートだと思われます。
ビジネスクラスのシートって、いったいどこのメーカー製?という疑問を持たれた方は、上記関連記事をご覧ください。
通路に出やすくするため、シートに微妙に角度がついています。ただ、窓側ですと通路側の方がフルフラットで熟睡されている場合はさすがに通路には出づらくはなります。
気になる方は、2-2-2の真ん中2列を選べば、確実に通路に面しています。
自分の座席では、16インチの大画面でエンターテイメントが楽しめます。
私のシートは最前列の窓側座席のため、足を入れるスペースも大きめです。
リモコンもイケてます。(何故か有線ですが)
側頭部付近に、コンセントやペットボトル置きスペースがあります。シートをフルフラットにするとちょうど頭の横に来て、使いやすいです。良く考えられたシートですね。
このB787には窓にシェードがないのですが、GENTEX社の電子カーテンという最新の調光システムが取り入れられており、このボタン操作で調光ができます。
これ、地味にすごい技術ですよね。
この電子シェードのおかげで、真昼間でしかもシェードを下げていませんが、夜のような暗さです。
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アメニティはNaRaYa
中距離路線ですので、アメニティが配られます。この日のポーチはNaraya。
Narayaの中に入っていたアメニティがこちら。必要十分、一式そろっています。
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機内食がスタート
飛行機が水平飛行に移り、楽しみにしていた機内食がスタートです。日本時間は時差+2時間ですので、現在13:00過ぎ。食事を取るにはちょうど良い時間です。
タイの定食「サムラップ」、または洋食(エビ)、または和食(松花堂弁当)から選択です。タイの定食「サムラップ」も捨てがたいのですが、私は洋食を選択。
タイと言えば海老。さらに私は海老が大好物。それに、サムラップも和食もワンプレートでの提供です。折角ですので、コースでいただきたいですからね。
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前 菜
まずは前菜。スモークチキン、スイートポテトサラダ。
皿の左に見えるのはマスタードのソース。ポテトはアーモンドチップと合わせていただくと最高に美味しいです。
合わせるのは、シャンパン「ヴーヴ・クリコ」。なんとなく、お決まりのシャンパンショットを撮ってみました。
メイン(主菜)
この日のメインは、タイガー海老のスペックハム巻き。マッシュパンプキンとブラックオリーブのコリアンダー炒めが添えられます。
この写真にはありませんが、途中、暖かいガーリックトーストが配られます。そしてこのタイガー海老、4匹ほどいるのですが・・写真で見てお分かりかどうかわかりませんが、ものすごく・・大きいです!
アップで撮影してみました・・この大きさ、お分かりいただけますかね??
ご覧のとおり、プリップリで最高に美味しいです。スペックハムというハムのことは知りませんでしたが、海老と一緒にいただくとほのかな塩味が海老のうまみを引き立て、良く考えられた料理だと思いました。
ここでドリンクはシャブリ・プレミア・クリュにチェンジ。
シャブリは魚介類と最高に合いますね。至福のひと時を満喫です。
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チーズ
続いてチーズが配られます。
私は甘いチーズは苦手なので、左上のフルーツチーズはいただきませんでしたが、口直しにフルーツをいただき、カマンベールチーズをおともにまたまたシャブリを・・・ワインとチーズの組み合わせは鉄板ですね。
デザート
デザートはバナナのシロップ漬けとイチゴとオレンジのパンナコッタから選べます。
すでにお腹がいっぱいでほとんど食べられませんので遠慮しましたが、出すだけでもぜひ出させて欲しいとのこと。ワインのおかわりと合わせて、バナナの方をオーダーしました。
食後の暖かいおしぼりとともに、デザートまで。さすが・・・ビジネスクラスの食事ですね。完璧です。
折角ですので一口だけ。ココナッツミルクとバナナの香りが良く合って美味しいデザートでした。うちの子どもとか、好きだろうなー、という味ですね。
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機内食まとめ
やっぱりビジネスクラスです。美味しいです。
これはメニューが当たりだったのかもしれませんが、見た目といい、味といい、サービスといい、今回の旅で3回目のビジネスクラスの食事でしたが、最高に満足できる食事でした。本当に、もうエコノミークラスには戻れません。
ちなみに、お隣のおじいさんは和食の松花堂弁当を、たぶん何もオーダーとか聞かれずに持ってこられてました。
チラッと拝見しましたが、「これだったら、絶対洋食だな」という感じでした。やはり、日本発便は和食、日本着便は洋食・・・という選択肢が一番なのかもしれませんね。
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機内食終了後はお昼寝モード
機内食終了後は、約2時間真っ暗に調光され、お昼寝モードへ突入。
私は、寝酒にシーバスリーガル12年をハイボールでいただきます。ちなみに、ハイボールでは通じませんので、「With Soda」と注文します。
シートをフルフラットにした状態。最前列のためちょっと切れていますが、このように、前の物置スペースとシートがつながり、ベットが完成します。
私もさすがの弾丸ツアーで疲れたため、ここから1時間30分ほど爆睡。この管理人が飛行機で眠れる日がやってくるとは・・・。何せ、シンガポール-フランクフルトの14時間のフライト(出発深夜)でも一睡もできなかった体質の人ですからね。ビジネスクラスのフルフラットシートに、本当に感謝です
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TG646ロイヤルシルククラス まとめ
バンコクからセントレアまで約6時間のフライトですが、全く、これっぽっちも疲れはありませんでした。
エコノミークラスだったら、ちらちらと時計をみつつ・・あー・・まだ後2時間もある・・と考えてしまう中距離フライトも、逆に「あー、もう到着しちゃうなー、残念だなー」と感じてしまうくらい、快適な空の旅を楽しめましたね。
やはり短距離路線よりは、中・長距離路線でこそビジネスクラスは威力を発揮すると思います。また頑張ってマイルを貯めて、今度は家族でビジネスクラス旅行しようと、モチベーションが非常に高まる旅になりました。
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