シンガポール航空A350ビジネスクラス搭乗記!シンガポール発クアラルンプール行きSQ106短時間フライト!

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シンガポール航空といえば、超豪華で有名なビジネスクラスは当然のこととして(笑)、さらにファーストクラスを超える「スイート」クラスの設定があるなど・・。

上級クラスのシートやサービス超弩級に凄まじくゴージャスなことで有名な航空会社です。

ですが・・シンガポール航空のビジネスクラス以上のシートって、ANAなどシンガポール航空以外のスターアライアンス提携特典航空券への開放が無茶苦茶渋くって・・。

ANAマイルでシンガポール航空特典航空券が予約できない。ビジネスクラス・ファーストクラス発券制限について

上記関連記事でもご紹介したとおり、シンガポール航空ファーストクラスの特典航空券は、ANAをはじめとしたスターアライアンス提携特典航空券への開放対象外

さらに、基本的に機材が新しい機種(A350-900、A380-800など)ではビジネスクラスの特典航空券もほぼ解放しておらず・・。

原則日本発着便ではこれら最新機材にはほぼ乗れないんですよね。

ですが・・・実はこの最新機材、海外発着便の一部なら、ANAマイルの特典航空券でも乗れるんです(笑)。

そして、この超弩級最新機種である「A350-900」のビジネスクラス特典航空券がANAマイルでも取れるのが・・シンガポールと東南アジア各国の首都を結ぶ路線なんです。

ということで、ANAマイルでは縁遠い=陸マイラー的に乗る機会の少ない(笑)シンガポール航空A359ビジネスクラスの搭乗記をご紹介したいと思います。

思った以上にゴージャスすぎる機材でした!!

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シンガポールからクアラルンプールへ

はい(笑)。

それでは、シンガポール航空SQ106便ビジネスクラスで、シンガポールからクアラルンプールに向かいます。

この日の最終目的地は、台湾なんですが(笑)乗り継ぎのためにクアラルンプールに向かいます。

エバー航空のビジネスクラス台湾便がクアラルンプール発しか取れなかった!ってことと、このA350−900という超高級機材に乗ってみたかった!ってのが、今回のフライトの理由です(笑)。

そして、この日の機材はこちらのシンガポール航空が誇る超長距離機材(笑)A350-900

A350-900といえば世界最長路線(2023年3月現在)であるシンガポール−ニューヨーク(JFK)を結ぶ約15,340km約19時間のフライトに投入されている機材なんですが・・。

なんと、この日のシンガポールからクアラルンプールのフライトの飛行距離は・・たったの297kmなんです(笑)。

15,340kmの世界最長路線を結ぶかと思えば・・たったの297kmフライト時間約30分という超短距離路線にも投入されているという・・それだけ燃費の良い機材なんだと思っておきます(笑)。

そして、これこのような燃費性能&長距離航続性能を持つので・・要はめちゃ新しい機材なんですよね。

このため、提携航空会社の特典航空券には通常開放されておらず、普通、ANAマイルでの特典航空券では乗れないのですが・・この日は運良く検索に引っ掛かり、乗ることができました。

こういった検索でぽちぽちやってると面白いフライトに乗れちゃう!!ってのも、ANA陸マイラーの醍醐味だと勝手に思っています(笑)。

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シート

そして、このシンガポール航空A350-900で圧倒的なのが・・こちらのシートなんですよね。

なにしろ世界最長距離路線に投入されることもある機材ですので、とにかく馬鹿みたいにだだっ広い・・上の写真的に見るとこんなのみたことないわ・・ってくらいのシート幅なんです。

で、実際のシートがこれ。

やばっ(笑)横方向にも縦方向にもめちゃ広すぎますもん・・。特に横方向に広すぎる・・。

ビジネス エコノミー
座席幅 77cm 46cm
前後幅 152cm 81cm

エコノミークラスの座席幅は46cm、前後幅は81cmなのに対し、こちらのシートなんと座席幅が77cmと・・1.5倍以上あります。

前後幅は152cmですがビジネスクラスとしてはこのくらいあるのが普通なんですが・・。

とにかく圧倒的に座席幅が広すぎです(笑)。2人くらいなら平気で座れそうですからね(笑)。

ちなみに、ANAさんのこちらのビジネススタッガードの場合、シート幅は約55センチ(21.5インチ)です

どれだけ、この77センチというシート幅のシートが・・イカれた座席幅かがお分かりいただけるのではないかと思います。本当めちゃ広いです(笑)。

シート配列はこのとおり1-2-1となっており、どの席からでも通路にアクセスできるようになっています。

まあ、とにかくゆったり感満載のシートです(笑)。

シートも大きければ、モニターも大きくて超立派です。

そして、真ん中右のシート下に、穴が空いているのがお分かりでしょうか??

この穴は、シートをフルフラットにした際に、足を突っ込んで伸ばす穴(笑)です。

シートが広い分、フルフラットにした際の足を伸ばす自由度の狭さに驚きますが(笑)、なにしろシートが広いので実際にはそこまで気にはなりません。

足元はこんな感じ。

足元には荷物は置けませんが・・奥に見える靴置き台の上になら、荷物をおくことができます。ま、靴置き台レベルですので、そこまで大きな荷物は置けません。

まあ、しかし・・このシート本当に広いわ・・。

私史上最大のシートですね。王様気分です(笑)。

シートには、ミネラルウォーターが一本配置されていました。

そして、ご覧ください・・このモニターのコントローラー・・。スマホの時代ですので、国際線機材といえばこの程度が当たり前になってきたんですよね・・。

ANAさんと比べると・・ANAさんはスーパーファミコンって感じなので(笑)、ここは日本のフラッグシップキャリアとしてもうちょっと頑張って欲しいところです。

スーパーファミコンがわからない方は・・ガラケーと読み替えてください(笑)。

あ、ANAさんの最新鋭機材「The Room」ならもう少し新しいですけどね(笑)。

そしてこのシート、当然ながらグイングインと電動で動きまくります(笑)。

ただし、フルフラットにするには実はシートのロックを解除する必要がありますのでご注意を。

このフライトは飛行距離297km・・フライト時間約30分ですので、フルフラットにする時間があるかが勝負です(笑)。

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ウエルカムドリンク

搭乗後、あまりに広いシートに感激してバシャバシャ写真を撮っていると・・。

ウエルカムドリンクのサービスがスタート。

このフライトたった30分のフライトなんですが、ウエルカムドリンクに軽食のサービスまであるんですよね(笑)。

この日は早朝ということもあり、ドリンクはオレンジジュースかアップルジュースか水・・ということですので、ここは水で(笑)。

シャンパンやビールはラウンジでいただいてきたので、水がちょうど良いです・・。

チャンギ空港シンガポール航空シルバークリスラウンジ訪問記!ビジネスクラス専用ラウンジの実力とは

しかし、コップは当然ながらガラスのコップですからね。

プラコップ上等のANAさん・・。

世界標準からは少しずつ遅れをとっているのではないかと思います(笑)。

ということで、飛行機は慌ただしくタキシングを開始。

フライト時間たったの30分という、超絶短いフライトに向かいます。

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機内食

ということで、飛行機はシンガポール・チャンギ国際空港を離陸。

しかし・・空港が大きいからか、タキシング(車輪での移動)時間も長かったな・・10分位は移動しましたかね??

離陸してからは・・なにしろ飛行時間が30分(笑)ですので、普通考えればドリンクの提供程度なんですが・・このフライト、一応国際線&シンガポールークアラルンプールというドル箱路線のため、一応軽食のサービスがあります。

離陸後、多分普通よりも短い10分程度でシートベルトサインが消灯し、猛烈な勢いで機内食(軽食)がサービスされます。

この日は「ローストビーフサンド」「チキンサンド」かってことだったので・・。

反射的にローストビーフサンドをチョイス。

飲み物はコーヒー、紅茶、お水にジュースって感じです。時間がなさすぎてメニューなどはありません。この日は紅茶をお願いしました。

サンドイッチは袋から出す時間がないって感じですかね(笑)。

袋から出してみました(笑)。

そしてこれシンプルなんですが・・ローストビーフもぎっしり詰まっており、チーズもぎっしりジェル状のテリヤキ風ソースも絶妙で・・。

超絶美味しい(笑)。やばい軽食ですね。

ただ、いかんせん時間がなさすぎです(笑)。多分、食べることのできる時間は約3〜4分だと思います。

イメージとしてはワゴンで給仕していただいて・・給仕し終わった帰りにもう撤収って感じですね。

ただ、この時間でこのクオリティのお食事を出してくるのがすごいと思います。

一応、こんな立派なカトラリーがついてくるんですが・・。

絶対に使う暇はないと思います。手でサクッと食べちゃってください。

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着陸まで

そして、軽食を下げていただいたところで・・。

最終の着陸体制(要シートベルト)まで残り5分程度しかない(笑)ので、サクッとお手洗いへ。

蘭の花が活けてあるのが、いかにもビジネスクラスです。

そして、これすごいのですが・・。

アメニティがなんと英国王室御用達の「PENHALIGON’S」(ペンハリガン)なんですよね。

「QUERCUS」(クァーカス)ブランドですので・・もちろん最高級ラインではありませんが、なかなかの逸品です。

この辺りもやっぱ一歩先行ってるんですよね、シンガポール航空は。

そして、座席に戻って、ちょっとフルフラットにしてみようかな・・。

あ、そうだ座席裏のロックを外さないと・・と思っていたら、もう時間切れ(笑)。実質の水平飛行期間は約10分程度なので、本当に短いフライトなんですよね。

実際の飛行時間はこんな感じ。

8:34にテイクオフして、9:06にランディングしてるってことは・・飛行時間は32分です。近すぎです(笑)。

ということで、あっという間にクアラルンプール国際空港(KLIA)に到着です。

ものすごい座席幅のシートを堪能しようと思ったら、いつの間にか目的地についていた・・そんな目まぐるしいフライトでした(笑)。

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まとめ

ということで、強烈座席幅(笑)を誇る、シンガポール航空A350-900チャンギ空港発クアラルンプール行きSQ106便ビジネスクラス搭乗記をご紹介しました!

個人的には、普通に日本で社会人生活を送っていたら、多分絶対に乗ることはない(笑)、最新鋭のビジネスクラスに・・。

陸マイラーなら研究すれば(笑)乗れちゃうってのも、めちゃくちゃ楽しみにしてまして・・。

これまた、ANAマイルを陸マイラーとして貯める原動力になっています。

新型コロナで約3年乗れなかったので、こうなったらもう、ガンガン取り返していきますよ!!

ということで、無事クアラルンプールに到着したので・・まずはクアラルンプール空港のラウンジでゆっくりする予定です(笑)。

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