東南アジア最大級の国際線ハブ空港、シンガポールチャンギ空港。
めちゃくちゃ便利な空港ですので、到着後はサクッと入国して観光に繰り出したいところですが、問題は、このチャンギ空港意外に深夜便が多い!ってことなんですよね。
深夜便で到着しますとMRTが動いていないのでタクシー移動が基本になっちゃいますし、シンガポールの宿泊代金もなかなかのもの(笑)ですからね。
特に単純にトランジット!(深夜到着・早朝出発等)の場合、市内まで行こう・・という気にはならない方が多いと思います。
そんな場合に便利なのが、そう、空港トランジットホテルなんですよね。
チャンギ空港には各ターミナルにそれぞれトランジットホテルが存在し、入国せずとも仮眠を取ることができるので・・深夜便でのトランジット(乗り継ぎ)の選択肢に真っ先に入るのが、このトランジットホテルだと思います。
ただ、それでも結構なお値段するんですけどね(笑)。
今回は、中でもそれなりに割安な(笑)ターミナル1の「Aerotel」トランジットホテルに逗留してみましたので、宿泊記をご紹介します。
トランジット難民の方のご参考になれば幸いです。
あ、到着便は以下のブログでご紹介しています。
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目次
チャンギ空港トランジットホテルの種類
はい(笑)。
ではまず、簡単に超弩級にだだっ広い空港である、シンガポール「チャンギ空港」の見取り図から見ていきましょう。
ご覧のとおりT1〜T3(T=ターミナル)にそれぞれエリア区分されており、このT(ターミナル)ごとに、それぞれトランジットホテルが運営されています。
あ、例外的にT4はLCC向けの新ターミナルということもありトランジットホテルはありません。
また、到着後このT1〜T3に滞在する限りは、入国しなくても空港での滞在が可能です。
そして、一旦入国した後に訪問することができる、2019年4月オープンの大型複合施設「Jewel」内にもトランジットホテルが存在するので・・。
トランジットホテルとしては、入国しなくても利用できるT1〜T3のトランジットホテルを利用するか、もしくは一旦入国してJewel内にあるトランジットホテルを利用するか・・。
というのが、選択肢になります。
場所 | ホテル名称 | 最安料金(6h・シングル) |
T1 | Aerotel | 約140SGD |
T2 | Ambassador | 約200SGD |
T3 | ||
Jewel | Yotel | 約250SGD |
そして、各ターミナル/Jewelのホテル名称と、最安料金の比較がこちら。
ホテルの料金は当然ながら空室状況や予約サイト等で違うわけですが、参考の料金が上記のとおりですね。
Jewel内にあるYotel(ヨーテル)は正直2019年開業のJewel内にありめちゃ新しくて綺麗ですが、シングルでも250SGD(約25,000円と)とかなりお高いです。
また、T2、T3のAmbassador(アンバサダー)トランジットホテルもそれなりにお高いので・・。
一番お安いのは・・それでもそんなに安い!ってほどでもないお値段ですが(笑)、T1にあるAerotel(アエロテル)なんですよね。
到着したANA便のターミナルがT1ということもあり、今回はアエロテルを利用しました。
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到着→入国せずトランジットホテルへ
ということで、この日はANA NQ801便でシンガポールに到着したのが・・現地時間1:00過ぎ(笑)。
流石に眠いわ!!ってことで、あらかじめ予約しておいたAerotelに向かいます。
シンガポール航空の「シルバークリスラウンジ」とかで時間を潰してもよかったんですが・・まあ、自分ももういい歳(笑)ですので、ラウンジで雑魚寝する歳でもないかなと(笑)。
あ、チャンギ空港は乗り継ぎ利用者も多いので、空港のベンチで寝ている方、床で寝ている方、ラウンジで寝ている方は普通にいます(笑)。
今回予約した「Aerotel」の場所は、T1の赤矢印部分ですが・・。
正直、だだっ広すぎてよくわからない(笑)と思いますので、こちらのチャンギ空港のマップからあらかじめ確認しておきましょう。
ちなみに、チャンギ空港は1階は到着(入国後/出国前)エリア、2階は出発(入国前/出国後)エリア、3階はラウンジ&トランジットホテルエリアと考えておくと、理解が早いです。
上記の地図で確認する場合でも「L3」(3階)で位置を確認してください。
こちらがAerotelのチェックインカウンターですね。
現在午前1時過ぎですが・・人がいますね(笑)。あ、午前1時になるとエスカレーターも止まっていることがあるので、普通に階段だと思って登ってください。
このAerotelを運営しているのは、空港ラウンジでお馴染みの「Plaza Premium」グループになります。
そしてこのAerotelですが、なぜかトランジットホテル&空港ホテルの癖に・・プールがあるんですよね。
当然ながら深夜は営業していませんが(笑)、昼間の時間帯に時間潰しに利用する場合は、プール使ってみても面白いかもしれません。
ただ、昼間の時間であれば正直シンガポール航空の「シルバークリスラウンジ」など、空港ラウンジで十分ゆったりできると思います。
チェックインカウンター横には・・。
このようなラウンジスペースがあります。
なお、このAerotelは最低6時間という時間貸しの宿泊でも、1食付きとなっており、フロントで注文すると、こちらのラウンジスペースで食事をとることができます。
お水や紅茶、コーヒーなども飲み放題でいただけるので、ちょっとしたリラックスにはぴったりですね。
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シングルルーム
ということでなんと言っても眠いので(笑)、探索はそこそこにして・・。
お部屋に向かいます。
お部屋の配置の全体像がこちら。
右下の細かいお部屋(笑)がシングルルームで、こちらのお部屋にはシャワーがなく、共用のシャワー(4室)を利用します。
それ以外は結構広めのお部屋になっており、それぞれの客室にシャワールームがあります。
シングルルーム(8㎡)のお部屋がこちら。
・・あ、全然許容範囲ですね(笑)。これなら、全然ありです。
ベッドは完全にシングルですが、大柄な欧米人でも大丈夫なくらいの広さはあります。
また、シーツやマットレスも超清潔です。
備品としては、大きなバスタオルと、歯ブラシ、シャワーキャップ。
歯ブラシが用意されているのも地味にポイント高いです。
コーヒーや紅茶の準備もありましたし・・。
日本人御用達(笑)の、スリッパの用意もありました。
あと、大画面の壁掛けテレビもありますが・・。
ま、寝るだけですので利用はしませんでした。多分、フライト情報も表示されるはずですので、ギリギリまでお部屋を利用したい方にはおすすめですね。
そしてこのお部屋に実際に5時間ほど仮眠しましたが、これは・・かなり快適です(笑)。
一番大きいのが、このお部屋防音がめちゃ効いていて、かなり静かです。
ただし、他のお部屋の出入りのドアの開閉音はかなり響くので、この点はまあ仕方ないですかね。
ということで、とりあえずもう空港のソファで寝るとか、空港ラウンジで寝るとかって年齢でも・・ないかな?って方は、迷わず利用して損はないと思います(笑)。
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シャワールーム
そして、私も簡単に利用しましたがシャワールームも簡単に。
上の写真のとおり、このシングルルーム区画の突き当たりに、4部屋のシャワールームがあります。
なお、ツインルーム以上のお部屋の場合、お部屋にシャワールームが用意されているのでご安心を。
シャワールームはこんな感じ。
清掃済みのシャワールームなのか、使用済みなのかは入ってみないとわからない(笑)ので、清掃済みのシャワールームを使ってください。
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食事
そして、ご紹介したとおり、なぜかこのAerotelは・・。
トランジットホテルなのに、1泊食事付き(笑)のホテルなんです。
この日のメニューは「シンガポール・チキンライス」「アメリカンブレックファスト」「パスタ」「日本食(サーモン明太子焼きとご飯)」「ベジタリアンメニュー」でした。
あ、メニューは都度変わるので、参考程度でご覧ください。
そのほかにも、なぜか電話で注文できるルームサービスメニューまであるんですが・・。
普通は、この無料でついている食事で十分・・というか、この後フライトを控えている方などはラウンジでの飲食の方がテンション上がると思います(笑)。
あ、注文はチェックインカウンターで行いまして・・。
こちらのラウンジで座っていると、運んでいただけます。
せっかくシンガポールに来たんだから!ってことで、注文したのがこちら!!
シンガポール・チキンライスですね。
もちろん、本場のチキンライスと比べてはいけませんが、トランジットホテルの朝食の一品と考えれば案外お得感があります(笑)。
食べた瞬間、あの東南アジアの風が(笑)口いっぱいに広がる感じで・・。
シンガポール入国してないのにシンガポールが感じられるのはなかなかありだと思います。
料理の提供も早いので、チェックアウト前にサクッといただくのは十分ありですね。
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まとめ
以上、シンガポールチャンギ空港の最安トランジットホテル「Aerotel」宿泊記をご紹介しました。
最安とはいえそれなりのお値段はするわけですが、他のホテルはさらにお高い(笑)ので、T1利用者の方も、そうでない方も、選択肢に入れられるホテルだと思います。
深夜便で、空港から移動せずにとりあえず寝たい!って方には、真っ先に選択肢にしても大丈夫かと。
そして、このAerotelですが・・正直、楽天トラベルやじゃらん、Agodaなどのホテル予約サイトよりも、公式サイト経由の予約の方が安いです。
こちらの公式サイトから金額を確認したうえで・・その他のサイトの金額も確認してみてください。
お次は、約1日プライベートな用事を済ませたのちに、クアラルンプール経由で台湾に向かいます。
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