網走といえば・・「網走の壁は高えぞ・・」で有名な網走刑務所でお馴染みですよね(笑)。
そして、実は現在の網走刑務所は1983年の全面改築に伴い、改築前の歴史的建造物を別の土地に移設復元してまして・・。
この以前の網走刑務所の歴史的建造物は、移設先の土地で「博物館 網走監獄」として超絶観光地化されております(笑)。
そして、この移設後の「博物館 網走監獄」の名物なのが、そう、実際に網走刑務所で提供されているという「監獄食」(かんごくしょく)なんですよね!
実際に網走刑務所で提供されている監獄食・・つまり臭い飯(笑)を食べる機会なんてそうそうないので、監獄食目的で(笑)網走監獄を訪問してまいりました!
早速、監獄食って実際にどうだったのか?ご紹介します。
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博物館 網走監獄とは
では、まずは「博物館 網走監獄」とは?ってことから簡単に。
「博物館 網走監獄」は、1983(昭和58)年に開館した、歴史的に貴重な旧網走刑務所の建物を保存展示している博物館です。
網走刑務所自体は上記のとおり1983年に全面改築されたのですが、その際に旧網走刑務所の歴史的な・・19世紀後半から20世紀初めに建てられた建物25棟を、現在の「博物館 網走監獄」に移築復元したんですよね。
つまり、網走刑務所の場所は昔と変わらないのですが、全面改築にあたり歴史的建造物を移築した場所が、現在の「博物館網走監獄」なんです。
現在の実際の網走刑務所とは、場所も建物も全く違うのでその点についてまずはご理解をお願いします。
ちなみに、この移築した建物のうち、8棟が国の重要文化財、6棟が登録有形文化財です。
あ、当然博物館の展示には現在の網走刑務所の建物や、実際の監獄食(笑)も紹介されているので、現在の網走刑務所、そして歴史的な以前の網走刑務所の両方を見学できる施設と思っていただければと思います。
ちなみに、「博物館 網走監獄」は、東京ドーム3.5個分もの広大な敷地に、25棟もの歴史的な建物があるので、急いで見学しても約1時間、ゆっくりと見て回ると2時間かかります。
個人的には、見学+監獄食で1時間30分は見てほしいところですね(笑)。
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監獄食
そして、この博物館網走監獄の・・超絶名物と言ってよいのが・・。
こちら、監獄食なんですよね。
これ、ガチで現在の網走刑務所の昼食として出された食事メニューを再現したものなんだとか。
本来は、味噌汁ではなく番茶が出されている・・とのことですし、多分味付けももう少し味が薄い&甘味がないのだろうとは思いますが、ガチ刑務所昼食・・ってのはかなり興味深いですよね。
あ、実はこの監獄食堂(笑)には監獄食以外にも監獄産和牛のロコモコ丼とか、ラーメンとかカレーなどもあるのですが、わざわざ網走監獄まで行って食べるものでもない(笑)と思うので・・。
監獄食堂に行ったら、監獄食を食べておきましょう。
あ、この監獄食は上記のとおり基本的には網走監獄入館前、入館受付の左隣にある「監獄食堂」でいただけるのですが・・。
ハイシーズンなどは、旧網走刑務所の「二見ヶ岡刑務支所」が会場になっていることがあります。
地図的にはこちらですね。
基本的には「監獄食堂」で提供されているって思っていただければ大丈夫です。
ちなみに、監獄食堂は入館前に立地しているので、入館料を払わず、監獄食だけ食べる!ってこともできます。
折角なので、網走監獄を見学するのがもちろんおすすめですけどね(笑)。
で、私が訪問した際は「二見ヶ岡支所」での提供でしたので・・。
実際の囚人たちのマネキン展示と一緒に監獄食を食べる(笑)という、とんでもないシチュエーションでの監獄食体験となりました。
えっと、この博物館網走監獄の展示って、笑っちゃうくらいリアルなので・・。
ガチで囚人たちと混じって監獄食が食べられちゃいました(笑)。
そして、この網走刑務所の基本的な理念?というか方針が・・。
自給自足(笑)。自分たちで作った作物や醤油・味噌・漬物などがメインの食材だったそうです。
ですが、それは明治〜対象時代の話でして・・少なくとも1983年の現在の建物への全面改築後は自給自足ではないとのこと。
ということで、提供されている監獄食は、旧網走刑務所ではなく、現在の網走刑務所のメニューを模したものになっています。
焼き魚はサンマかホッケが選べるので、最近貴重な(笑)サンマにしてみました。
そして・・これ本当にけしからんのですが・・まず秋刀魚が超美味しい(笑)。
さすが北海道、サンマがガチなやつですね。これ、本当にこんな美味しい刑務所飯出てるんですかね・・。
副菜類も普通に美味しい。
あ、味噌汁ではなく実際は番茶ってことですが、それにしてもこれは美味しいです。
そして、米7、麦3の通称「臭い飯」も・・。
全然臭くなくて美味しい(笑)。実際に提供されている食事とは大きく違うんでしょうが・・全般的に超美味しいですね。
・・これなら刑務所ありかも・・。
なんてことは思ってはいけません!!
この博物館網走監獄には、実際の網走刑務所の6人部屋も展示されてますが・・。
こんなところに6人詰め込み生活なんて嫌すぎますからね。
こちらが、独房。
・・もし監獄食が美味しくても、絶対にこんなところに何年もいるなんて嫌です(笑)。
ということで、監獄食のおいしさには惑わされないようにしてください。
あー、でもこんな感じでちょいちょい実際の網走刑務所の12月31日の夕食メニューを忠実に再現したもの・・。
とかの展示があって、これおせちやん!!って感じで美味しそうだったりするんですよね(笑)。
ただ、絶対に見た目より監獄生活は超悲惨ですのでくれぐれも惑わされないようにしましょう(笑)。
当然、全て冗談ですけどね(笑)。犯罪ダメ!絶対!です(笑)。
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展示も面白い
そして、この博物館網走監獄ですが、監獄食も当然美味しいのですが、基本的に展示が超面白いです(笑)。
いちいち場面をマネキンで忠実に再現しているのですが、ちょいちょいステレオタイプな感じをぶっ込んできており、笑えてきますし、勉強になります(笑)。
こんな感じだったんだろうな・・。
って感じの展示が多く、臨場感があるんですよね。
そして、展示で有名なのは、こちらの「五翼放射状平屋舎房」ですよね。
えっと、脱獄できないように通路の常時監視できる位置・・五翼の放射状の舎房の扇の要部分に監視所を設けてあります。
ですが、それでも脱獄したという(笑)・・。
『ゴールデンカムイ』に登場する脱獄王・白石のモデルになった白鳥由栄の脱獄シーンが再現されており、これは一見の価値ありです。
また、明治〜大正にかけては囚人は実は北海道開拓の労働力としても酷使されており・・。
いわゆる「タコ部屋」再現なども、興味深いです。
個人的には、監獄食+北海道開拓史の勉強も兼ね、一度は訪れても面白いと思います。
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監獄食は意外に美味しい
以上、意外にめちゃ美味しい(笑)、北海道 博物館網走監獄の「監獄食」をご紹介しました!!
監獄食体験も当然面白いですが、網走監獄や網走刑務所の歴史的な意義も学ぶことができる、なかなか有意義な観光地だと思います。
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