経営の多角化を進めるANAさんが・・今度はホテルのサブスクリプション(定額泊まり放題)サービスの実証試験を開始しましたね。
名称は、これまたANAさんらしく「そのまんま」の名称となる(笑)「チョイ住み」です。
また、「実証試験」と記載したとおり、このサービス、とりあえずは実験的な導入となっており・・。
結果を踏まえてサービスの本格導入含め、検討していくことになっています。
ということで(笑)、このANAさんが手がけるホテルサブスクサービス「チョイ住み」の概要と・・。
果たしてどれだけお得なのか?ってことについて検証・解説したいと思います。
- 実証試験完了後、特段新サービスのアナウンスはないですね・・。
- 実証試験止まりで、サービス化はされないのかもしれません。
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サービス概要
はい。
では、早速「チョイ住み」の概要から見ていきましょう!
と言っても簡単で・・ANAトラベラーズで人気の全国各地の宿泊施設を、定額(6泊7.2万円から)で利用できるサービス・・ってことなんですよね!
募集要項がこちら。
まず、販売されるのは期間中最大30泊まで利用できる「マンスリープラン」と・・。
同じく期間中最大6泊まで利用できる「ウイークリープラン」の2種類となっており、募集人数はこの2種類合わせて100名まで限定となっています。
このサービス後ほど詳しくご紹介しますが意外にお得なんですが・・この100名に速攻到達するのか、それともガラガラなのか・・で、この後のANAさんとしてのサービス展開が決まってきそうです。
なお、申し込みは2022年2月18日(金)から既に開始されており、宿泊期間は2022年2月25日(金)〜4月25日(月)までとなっています。
宿泊期間2ヶ月というとなんとなく期間はありそうですが・・マンスリープランの場合なにしろ30泊ですので(笑)、そんなに時間があるわけではありません。
なお、ここが結構重要ですが、全ての宿泊施設で朝食付きプランとなっています。
そして、これもかなり重要ですが・・。
マンスリープランでは必ず3連泊以上が必要・・ってとこまでは良いのですが、なんと、最大連続宿泊数が13泊までなんですよ・・。
ということで、期間中同じホテルに必ず3泊以上、そして13泊まででチェックアウトする必要があります。
つまり、30泊、全て同じホテルにお籠り・・ってのはできない仕様になっているんです
サービス名が「チョイ住み」なので・・その名のとおりマンスリープランでもそんなに長くは住めないんです(笑)。
このあたりが、いわゆる高級ホテルが単体で用意する「定額貸切プラン」とは微妙に異なる点って感じですかね。
30泊の用途って、多分滞在型だと思うので・・。
30泊を使い切ろうと思うと少なくとも3つのホテルを利用する必要があるってのは多分微妙に使いづらいと思います。
一方で、ウィークリープラン(最大6泊まで宿泊可能)では、2連泊以上すれば、最大宿泊数は6泊までなので1ホテル滞在で権利を全て使いきれます。
ウィークリープランの方が使いやすそうですね。
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お得度検証
で(笑)、ここで気になるのが、このANAのホテルサブスクって・・お得なの?ってことかと思います。
まず、気になる料金ですが、上記のとおりマンスリープランの場合1名利用で348,000円ですので・・1泊あたり11,600円(税込)ってことになります。
朝食付きであることを考えるとこれはかなり安いと思いますが・・。
前述のとおり2ヶ月で30泊使い切れるか?ってのがポイントですかね。
そして、ウィークリープランの場合、2名で126,000円ですので、2名1室で1泊あたり21,000円(税込)の計算です。
あ、ちなみにこのプラン料金、現金(カード払い可)は当然のことながら、全額マイルでの支払い(1円=1マイル)も可能です。
ただ、1円=1マイルという交換率は決してお得なわけではないので、大量に有効期限が切れそうなマイルがある!とかっていう特殊事情がある時以外は、マイルを無理に利用する必要はありません。
そして、ここがこの「チョイ住み」プランの最大の特徴なんですが・・。
対象ホテルに、ヤバいくらいの高級ホテルが含まれているんです。
例えばこちらの帝国ホテル大阪ですとか、ANAインターコンチネンタル別府リゾートの予約がとれれば、まず間違いなく「元」は取れます(笑)。
例えば、ANAインターコンチネンタル別府リゾートの場合・・。
朝食付きで1泊2名で70,000円超とかしますので、1泊で既に元が取れます(笑)。
そして、宿泊するホテルの宿泊ポリシーに応じて添い寝対応もできますし、春休み期間もバッチリ含まれているので・・。
春休みに連泊!とかを予定している方には意外におすすめできると思います。
あ、ただし上記に記載のとおり必ず事前に直接宿泊施設へ連絡するとともに、予約フォームにその旨記載するようにしてください。
あ、ちなみに前述の衝撃のお得度だった(笑)ANAインターコンチネンタル別府の場合・・。
1つのベッドに対し、子ども1名まで添い寝で無料で利用できます。
もう一つの注意点としては、この「チョイ住み」プランはいわゆるバーゲン料金なので、宿泊はリクエスト予約となります。
確実に宿泊できるわけではないので、この点にも注意が必要ですかね。
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対象ホテル
- ANAクラウンプラザホテル千歳
- ホテルモントレ札幌
- 札幌グランドホテル
- ANAクラウンプラザホテル札幌
- ホテルマイステイズプレミア札幌パーク
- 定山渓万世閣ホテルミリオーネ
- グランドパーク小樽
- 品川プリンスホテル メインタワー
- 銀座グランドホテル
- ANAインターコンチネンタルホテル東京
- ホテルニューオータニ
- 京王プラザホテル
- ホテルニューオータニ幕張
- ホテルニューグランド
- 横浜桜木町ワシントンホテル
- ANAクラウンプラザホテル金沢
- ANAクラウンプラザホテル富山
- ANAクラウンプラザホテルグランドコート名古屋
- 名鉄グランドホテル
- ホテルトヨタキャッスル
- ホテルヴィスキオ大阪 by GRANVIA
- ホテルグランヴィア大阪
- シェラトン都ホテル大阪
- ホテルニューオータニ大阪
- 帝国ホテル 大阪
- 京都センチュリーホテル
- ホテルグレイスリー京都三条
- 神戸ポートピアホテル
- 三井ガーデンホテル福岡中洲
- ホテルニューオータニ博多
- ANAクラウンプラザホテル 福岡
- ホテルモントレ長崎
- 長ANAクラウンプラザホテル 長崎グラバーヒル
- 阿蘇リゾートグランヴィリオホテル
- ANAクラウンプラザホテル 熊本ニュースカイ
- ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ
- ラグナガーデンホテル
- レクー沖縄北谷スパ&リゾート
- ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート
- 沖縄かりゆしビーチリゾートオーシャンスパ
- リザンシーパークホテル谷茶ベイ
- 沖縄ハーバービューホテル
そして、地域ごとの対象ホテルがこちら。
中国四国地区の対象ホテルが「0」なのが残念といえば残念なんですが・・。
その他の地区には高級ホテルが揃っており・・特に赤字のホテルに宿泊できれば確実に元が取れそうです(笑)。
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まとめ
以上、使い方によってはかなりお得な、ANAのホテルサブスク(定額泊まり放題)サービス・・。
「チョイ住み」プランの概要とお得度を解説しました。
正直、マンスリープランは、マンスリープランのくせに(笑)最大連続宿泊数が13泊までと、30泊使い切ろうと思うとホテルを最低3つはハシゴする必要があるので・・。
宿泊可能期間が約2ヶ月であることを考えると、あまり使い勝手が良いとは言えません。
ということで、狙い目はどう考えてもウイークリープランです。
この記事でご紹介した、元が取れる高級ホテルに6連泊で大人2名で126,000円はまさに破格のお値段なので・・。
対象ホテルに宿泊の予定がある方などは、狙って行っても面白いと思います。
あ、この「チョイ住み」プラン、マンスリーとウイークリー合わせて100名限定となっているので・・気になる方はお早めのお申し込みをどうぞ。
ANAの「チョイ住み」プランは、ANA公式HP・・こちらからご覧いただけます。
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