ANAマイルの価値と使い方を徹底解説。1ANAマイルは一体何円なのか?

ANAマイルの価値は、円に換算すると1ANAマイル=2円以上が定説とされています。

でも、私が陸マイラーになる前の一番の疑問点が、「本当に、マイルの価値って2円以上なの?」「ANAマイルって、貯めても本当に使えるの?」「実は、現金に交換した方がお得なんじゃないの?」ってことでした。

何しろ、各種ポイントサイトで貯めた1円分のポイントは、最も移行率の高いLINEルートでANAマイルに交換しても、1円=0.81ANAマイルにしか交換できません。

例えば10,000円分のポイントをANAマイルに交換したら、8,100ANAマイルにしか交換できないってことです。

これ、なんか見た目上ですが1,900ポイント分目減りしているように見えますよね。

つまり、8,100ANAマイルを、実際に10,000円以上の価値で使えないと、結局ポイントをマイルに移行したことで損をしているってことです。でも、マイルを1マイル=2円以上の価値で使えるなら、16,200円分の価値ということなので、マイルに移行して得ができるっていうことですね。

私がこれまでに貯めたマイルは約100万マイル。このマイルを実際に使用して、本当に1マイル=2円以上の価値で使えたのか?実際にANAマイルを貯めて、利用して実感した本当のマイルの「価値」について徹底解説します。

なお、マイルの貯め方は、以下の関連記事で詳しく解説しています。

【ANAマイルの貯め方】年間50万マイル以上貯める、たった2つの方法。

2016.12.22

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ANAマイルの使い方

ANAマイルの使い方は、大きく2種類です。

  1. 特典航空券に交換する
  2. 特典航空券以外(商品、イベント参加など)に引き換える

世間一般的にも、①が王道のように感じますね。

実際に、①の方が実際のマイルの価値をより高く使うことができます。でも、②も意外に?お得に使うことはできてしまいます。

それぞれ、いったいどれくらいの価値で使えるのでしょうか?実際の私の使用例を踏まえて計算してみました。

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①国際線特典航空券に交換する

国際線特典航空券、それもビジネスクラス以上の特典航空券に交換することが、最もマイルの価値を高く使う方法だと思います。

国際線特典航空券に交換した場合の、発券クラスによる1ANAマイルの価値を、詳しく見て行きましょう。

①ファーストクラスの場合

まず、ファーストクラス航空券・・ここではANAの羽田ーフランクフルトの特典航空券に交換するケースで計算してみましょう。こちらが私が在住する名古屋ーフランクフルトのファーストクラス往復航空券を普通に予約した場合の運賃です。

価格は驚きの2,915,000円。291万円って・・・自動車買えますよ。しかもかなり良い車が買えます。

楽勝、10年くらい乗れてしまいそうな自家用車が買える金額が、往復の航空券チケットだけで掛かるって、すごいですよね。

そして、ファーストクラスには格安航空券という概念はないので、この価格で購入するほかありません。つまり、実際にこの金額がかかる、ということです。

この旅程のファーストクラス特典航空券の取得に必要なマイルは、165,000ANAマイル。

つまりファーストクラスの特典航空券への交換に利用した場合、1ANAマイルの価値は2,915,000円÷165,000ANAマイル=17.66円で使えるということです。

でも・・ファーストクラスなんてそんな簡単に予約できないでしょ?そんな夢物語・・と思ったあなた。

そんなことはありません。私は実際に予約して、さらに搭乗してヨーロッパ旅行してきました

【人生初ファーストクラス】陸マイラーの到達点、ヨーロッパ路線ANAファーストクラスを発券しました

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ANAファーストクラス搭乗記。NH223羽田ーフランクフルト12時間の快適フライトの全貌公開

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断言したいと思いますが、一般庶民がファーストクラスに搭乗するには、社長にでもなるか、陸でANAマイルを貯めるしかないと思います。だって、ヨーロッパ往復だけで300万円ですよ。そんなチケット、陸マイラーでもやってないとコスパ的にとてもではないですが発券できません。

ANA&LEXUSコネクション。ファーストクラス限定の羽田空港ターミナル間移動サービスの全貌とは

2018.11.23

ちなみに、ファーストクラスだと、羽田空港国内線から国際線への乗り継ぎ時に、ANA&LEXUSコネクションというボーディングブリッジにレクサス横付け送迎サービスが受けられるんです。

うっひょーって感じですよ。でも、私のような庶民でも現実に乗りましたからね。手が届く現実なんです。

ANAビジネスクラス搭乗記。NH210デュッセルドルフー成田便の機内食とアメニティをご紹介

2018.12.22

私はファーストクラスチケットは往路のみにして、復路はビジネスクラスにしました。それでも十分お得なんですが、往復でチケット代金は普通に買うと約250万円。必要マイルは137,500ANAマイルでした。

1ANAマイルの価値は、約18円で使えた、ということになります。

陸マイラーでないと絶対に搭乗することのできないと断言できる「ファーストクラス」の特典搭乗券が発券できる。往復200万円超の超絶航空券に、実際に手が届くんです。

その価値は、実際に1ANAマイルの価値がいくらかという論点とは別の、まさに「プライスレス」な価値があるといえると思います。

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②ビジネスクラスの場合

私は2017年6月に名古屋ー羽田ーシンガポールー名古屋のビジネスクラスに、実際にマイルを使った特典航空券で搭乗し、シンガポール旅行を楽しんできました。普通に購入すると、540,500円もするチケットです。50万円って・・普通自分のお金なら絶対発券しないですよ。

ANAビジネスクラス搭乗記。NH841便羽田ーシンガポールの機内食の全て

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一方、この旅程の発券にかかった金額は、63,000ANAマイル。1ANAマイルの価値は、540,500円÷63,000ANAマイル=8.58円です。

ファーストクラスの破壊力にはやや劣りますが、それでもものすごくお得ですよね。陸マイルを貯めているから、気軽に発券できましたが、普通絶対に手が出ないチケットです。

③プレミアムエコノミークラス

プレミアムエコノミークラスでも比較してみましょう。

上記、東京ーシンガポールのプレミアムエコノミーのValue運賃の場合、往復で158,000円です。

一方、シンガポール往復のプレミアムエコノミークラス搭乗に必要なマイルは、51,000マイル。マイルの価値は、3.09円です。もちろんファーストクラスやビジネスクラスに比べると見劣りはしますが、それでも十分な価値で使うことができます。

④エコノミークラス

最後に、一応エコノミークラスも比較しておきましょう。

同じく、東京ーシンガポール往復のエコノミークラスのチケットは、往復で61,000円。結構な金額ですが、ファーストとかを見た後だと「安い」と思っちゃいますね。

エコノミークラスの特典航空券発券に必要なマイルは35,000ANAマイルですので、1ANAマイルの価値は1.74円ということになります。

うーん、これはかなり厳しいですね。やっぱり、ANAマイルは単価の高い上級クラスに乗ってこそ、最大の価値を発揮するということかと思います。

国際線特典航空券発券によるマイルの価値

クラス 1ANAマイルの価値 1万Pの価値(参考)
ファーストクラス 15円超 12万円超
ビジネスクラス 7~9円 5~6万円超
プレミアムエコノミークラス 3~4円 2~3万円超
エコノミークラス 1.5~2円 1.2~1.6万円超

ANAマイルを国際線特典航空券に交換した際のマイルの価値が、上記のとおりです。

冒頭に「10,000P(円)をANAマイルに交換すると、8,100ANAマイルにしかならない」と書きましたが、この8,100ANAマイルは、表の一番右「参考」のとおり、ファーストクラス特典航空券に移行した場合、約12万円超の価値として、ビジネスクラス特典航空券に移行した場合、5万円以上の価値として、計算上、それぞれ使えるということになります。

また、プレミアムエコノミークラスの特典航空券への交換でも、2倍以上の価値で使えます。

「でも・・・マイルに交換するためには数万ポイント必要になるんでしょ?そんなにポイント貯めるって、難しいよ・・」と思ったあなた。そんなことありませんよ。

マイルを貯めることは本当に簡単なので、以下の記事も参考にポイントを貯めてみてください。ビジネスクラスなんて余裕、ファーストクラスにも本当に乗れてしまいます。

【ANAマイルの貯め方】年間50万マイル以上貯める、たった2つの方法。

2016.12.22

国際線特典航空券の予約方法

ANAマイルは国際線特典航空券を予約することが難しい、と言われることもありますが、実はそんなこともありません。

下記関連記事をご覧いただければ、ANAマイルでほぼ確実にビジネスクラス以上の特典航空券を発券することはできると思います。

【完全版】ANAマイルで国際線特典航空券を予約する7つの方法。もう取れないとは言わせない!

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ANAマイルで夏休みハワイ!ビジネスクラス特典航空券を家族4人分予約した方法とは?

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例外的にハワイ行きの特典航空券は激戦が続いていたのですが、2019年からはANAが超弩級ジャンボジェットA380をホノルル路線に投入します。

ANAマイルがついに「特典航空券が取りやすいマイル」に。A380ホノルル便就航がもたらす2つのメリット

2018.12.31

これにより、ANAマイルでハワイ!も、本当に現実のものとなると予想されます。

つまり、貯めたANAマイルは、特典航空券として滅茶苦茶お得につかうことが現実にできるんです。

①’国内線特典航空券に交換する

次に、国内線特典航空券に交換する場合の価値を確認していきます。

そして、国内線特典航空券の場合、価値はもちろん「取りやすい」のが嬉しいポイントです。家族4人の週末旅行に、本当に手軽に行くことができます。

行きたかったあの旅行先が、本当に身近になります。何しろ、航空券は特典航空券で実質無料なので、ホテル代+飲食代に多くの費用を割くことができます。

私の場合、2017年9月の週末に、親子4人で函館に行ってきました。

ちょうど私が訪問した週末土日の名古屋函館往復の航空券料金がこちらでした。ANASuperValue75を使用しても、家族4人で146,880円です。

かなりお安い値段で比較していますが、それでもこれだけかかるということです。

この特典航空券は、レギュラーシーズンで国内線往復15,000ANAマイル×4人、合計60,000ANAマイルで発券できました。

国内線での1ANAマイルの価値は、146,880円÷60,000ANAマイル=2.4円で使えた、ということになります。

国内線で使用すると、最近はLCCとの競争も激しく運賃も低めですので、そんなにマイルの価値を高く使うことができるわけではありませんが、それでも1マイル=2円以上の価値は確保可能です。

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国内旅行に手軽に行ける価値はプライスレス

国内線特典航空券での利用は、国際線に比べれば確かにマイル単価は低めかもしれませんが、国際線と違い、完全無料で発券できます。

このため、空席を見つけたら、ふらりと週末旅行を無料で楽しむこともできてしまうんですよね。

この魅力は、プライスレスな魅力だと思います。

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ANAスカイコインに交換する

特典航空券を発券するのではなく、ANAスカイコインに交換する、という方法もあります。

ANA SKY コインは、ANAホームページで航空券や旅行商品のお支払いにご利用できる電子クーポンです。

上記のとおり、ANASKYコインは1P=1円の価値で、ANA航空券やANA主催のツアー、旅作などに使えます。そして、赤枠内のとおり、ANAVISAワイドゴールド会員であれば1ANAマイル=1.6スカイコインに移行できるので、1.6円の価値で使える、ということになります。

「でも、なんでわざわざそんなことするの?直接特典航空券に移行すれば1ANAマイル=2円以上の価値で使えるのに」と思ったあなた。その疑問はごもっともです。

でも、SKYコインには一つ大きなメリットがあります。実は国際線特典航空券には特典航空券の「枠」(解放されている座席数)の数が決まっており、人気路線は非常に予約が取りにくいんです。

しかも、特典航空券の枠が2席だったりすると、家族4人での旅行はそもそも無理、ということになります。

でも、ANASKYコインでの旅行は通常のお金を支払っての旅行と同様に扱われますので、空席さえあればチケットを購入可能です。例えばハワイ路線など、特典航空券での確保に争奪戦が発生する路線の場合、SKYコインに交換したのち、チケットを確保するという技を使うことができるということです。

実際にはビジネスクラスを家族4人確保しようと思うと100万円以上・・・ANAマイルで62万マイル以上を貯める必要がありますが、私の知り合いには夢のビジネスクラスハワイ旅行を実現するためにこの方法でビジネスクラスチケットを発券した剛の者もいます。

こういう方法もある、ということで覚えておいてください。

ANAスカイコインの使い方。マイルからの交換方法とお得な使い道を解説

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②特典航空券以外に交換する ~商品に交換する~

次に②特典航空券以外に交換する方法を紹介します。まずはプレゼントとの交換からです。特典航空券の影に隠れた形になっていますが、ANAセレクションで、マイルをお好きなプレゼントに交換することができます。最低交換単位は1万マイルです。

そしてこのANAセレクションでの肝心のANAマイルの交換率ですが・・・1ANAマイル=約1円というのが一般的な交換率です。

ANAセレクションで45,000ANAマイルとの交換でもらえるこのダイソンのヘアードライヤーですが・・・

メーカー希望小売り価格は48,600円(税込)。1ANAマイル=約1円ですね。正直、特典航空券等に引き換えるのと比べると、圧倒的に価値が低くなります

ANAセレクションでの狙い目は、このようなANAセレクション「限定」のANAグッズでしょうか。

ANAのロゴが付いたオリジナル商品が欲しい!という人は利用すればよいと思いますが・・・ANAセレクションは1P(円)=0.81マイルに交換してマイルを貯めている陸マイラーにはおすすめはできませんね。

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特典航空券以外に交換する ~イベントに参加する~

特典航空券以外でANAマイルを利用するもう一つの方法。それが、イベントに参加する方法です。

この方法は最低利用マイルが低いのが特徴で、数千マイルから参加できるイベントがあります。

例えば、このキッザニアのANAカードスペシャルデーの場合、1人1,500ANAマイルから参加できるため、1ANAマイル=1.75円ほどの価値で利用することができます。

また、利用に必要なマイルの量が少な目なので、半端マイルを利用する手段としても有効に活用できます。

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まとめ

以上、陸で貯めたポイントをANAマイルに交換すると、一体1ANAマイル=何円で使えるのか?について、徹底的に解説してきました。

解説してきたとおり、1ANAマイルは国際線ビジネスクラス以上の特典航空券を発券することで、約7円~8円以上、ファーストなら15円以上の凄まじい価値で利用することができます。

ビジネスクラス以上で優雅に旅行してみたい、旅行してみたかった人にとっては、非常にメリットが大きいと思います。

また、国内旅行の場合少しマイルの価値は低くなりますが、週末に家族4人で行きたかったあの場所にふらりと旅行することも、簡単にできてしまいます。

このように、ANAマイルの価値は、特典航空券に交換してこそ最大の価値を発揮します。ANAセレクションやイベントへの参加はあくまで補助的な利用方法であって、特典航空券への交換こそが、最も価値を高く使う方法です。

一方のデメリットは、国際線ビジネスクラス以上の特典航空券は、それなりに取りづらいということ。特に、夫婦2人とか自分1人とかならまだしも、親子4人となると、なかなか特典航空券が取れない・・・と思われがちなんですが・・。

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上記のとおり、実は、ルールをよく見極めて行動すればANAマイルでも国際線ビジネスクラス以上の予約は可能です。

ANAのビジネスクラスにこだわらなければ、スターアライアンスの提携先旅行会社のビジネスクラスの座席は混雑度に応じて急遽特典枠に開放されたりしますので、あきらめずに探せば親子4人でビジネスクラスに乗ることは十分できます。

まあ、いちいち特典枠を探すのは面倒くさいといえば面倒くさいのですが、親子4人でビジネスクラスなんて、滅多にできない経験ができるんでしたら、時間をかけても楽しい時間だと思いますよ。

機内で高級シャンパン「クリュッグ」を優雅に楽しみ・・・

機内なのに、こんな優雅な食事して・・。

フルフラットになるスタッガードシートや・・・・

憧れのファーストクラスシートで熟睡しながら海外旅行。こんな素晴らしい経験ができるのは、陸マイラーの特権だと思います。

1ANAマイル=2円以上で、間違いなく使える。私の実体験から、断言したいと思います。

年間50万マイルを貯める。陸マイラーのはじめ方はこちらから

【まずここからご覧ください】当ブログにアップされている、年間50万ANAマイル貯めて特典航空券をガンガン発券する方法、マイルの価値、そしてマイルの使い方は、以下にまとめています。順に読んで行くだけで、陸でマイルを貯める方法が誰でも簡単に理解できます。

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