SFC修行は陸マイラーに必要?SFCのメリットとデメリット

SFC修行って、ご存知でしょうか?

まさに「一生モノのステータス」と言えるANA「スーパーフライヤーズカード」を手に入れることを目的に、例えば沖縄日帰りなどあり得ない行程で飛行機に乗りまくることを、俗に「SFC修行」といいます。

これ、陸マイラーなら大半の方がご存知のことかと思います。が、陸マイラー以外の方にはあまり一般的ではないかも知れませんね。

そして、最終目的である「スーパーフライヤーズカード(SuperFlyersCard)」の頭文字3文字が「SFC」なんですよね。だから「SFC修行」なんです。

まさに陸マイラー活動とセット、同一視されているといっても過言ではないこの「SFC修行」ですが、実は私はやったことありませんし、SFCは持っていません。※2020年3月、ついにSFC修行に挑戦することにしました!

SFC修行は陸マイラーに必要なのか?

その必要性と、SFCのメリット・デメリットを解説します。

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目次

スーパーフライヤーズカード(SFC)とは?

まず、SFCについて簡単にご説明します。

そしてその前にご紹介しておかねばならないのが、ANAの上級会員制度「プレミアムメンバーサービス」です。

このプレミアムメンバーサービス、飛行機に乗りまくる優良顧客を対象とした、飛行機の予約からラウンジサービス、実際の搭乗後に至るまで、あらゆるところで超優遇を受けることができるサービスです。

このプレミアムメンバーサービスは、毎年1月1日から12月31日までの1年間に、ANA便およびスターアライアンス便に搭乗することで獲得できる「プレミアムポイント(PP)」を一定数貯めることで取得でき、「ブロンズ」「プラチナ」「ダイヤモンド」の3つの資格があります。

そしてプレミアムメンバーサービスは前年1年間の獲得PPに応じ、翌年4月1日から翌3月31日まで受けることができます。

このサービスはPP獲得の翌年1年間限定のサービスです。

つまり、このステータスを維持するためには、毎年飛行機に乗りまくる必要があるんです。出張族の方は毎年維持可能!って方も多いでしょうが、日常的に飛行機に乗らない方は、なかなかこのステータスを維持し続けるのは厳しいですよね。

しかしながら、この1年間限定のANAプレミアムメンバーサービスのうち、「プラチナメンバーサービス」とほぼ同等のステータス半永久的に維持できるクレジットカードがあるんです。

それこそが、スーパーフライヤーズカード(SFC)なんです。

このカードを取得できれば、後はクレジットカードの年会費さえ毎年支払えばANA「プラチナメンバサービス」とほぼ同等のサービスが毎年受けられるんです。

まさに「一生モノのステータス」と呼ばれるのはこの理由からなんですよね。

SFCを取得する方法

この「一生モノのステータス」であるSFCを取得する方法が、以下のとおりです。

SFC取得方法
  • 1月1日から12月31日までの間に50,000PP(プレミアム・ポイント)を貯める
  • 翌年4月からの「プラチナ」サービスが確定(達成の翌月からすぐに「プラチナ事前サービス」がスタート)
  • 「プラチナサービス」および「プラチナ事前サービス」期間中のみ、SFCの申込可能

上記のとおり、SFCを取得するためには、50,000PP(プレミアム・ポイント)を貯め、ANAプレミアムメンバーサービスの「プラチナ」ステータスに到達する必要があります。

この50,000PPを貯めるために飛行機に乗りまくることを「SFC修行」、そしてまさに修行中の方のことを通称「SFC修行僧」と呼びます。そして、50,000PPに到達することを通称「解脱」と言います。

SFC修行とは、つまり「SFCの発券に必要なANAプラチナステータスを獲得するためのPP稼ぎ旅行」のことなんです。

当然ながら大金を突っ込んで、時には同じ機材・同じCAさんの搭乗便に、現地滞在数時間で往復搭乗したり、何の意味もなくシンガポール往復するなど、傍から見ると「何やってんの」的な、一部「苦行」ともいえる行動が伴うため、「修行」という俗称が定着しているんです。

もちろん、この修行には十分な意味があるんですが、知らない方から見ると奇異な行動に・・見えますよね。普通(笑)。

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PP(プレミアムポイント)とは?

プレミアムポイント(PP)とは、ここまでご紹介したANAプレミアムメンバーのステータス決定のために利用される、マイルとは全く別にフライトごとに付与されるポイントのことを言います。

例えば上記は成田~那覇をプレミアムクラス(バリュー運賃)で搭乗した際の片道のPPです。

2,860PPがもらえる、という計算になっていますね。

例えば50,000PP貯めようと思うと、この成田~沖縄の場合50,000÷2,860=17.48回・・つまり9往復搭乗すればよい、ということになります。9往復なら・・何となく現実感がありますよね?

東京~那覇往復でSFC修行する方が多いのは、このようにPPが貯めやすいという側面が大きいんです。

このPPについては、こちらのANA公式ページで事前に試算が可能です。

SFC取得に必要な費用の目安

このSFC修行、一般的にはPP単価(1プレミアムポイントを取得するための単価)が10円程度ならかなり優秀、と言われます。

それでも、50,000PPということは50万円の出費が必要になる、ということになりますね。

50万円・・これ結構な金額ですよね。超優秀な方でPP単価7円台、という方もいらっしゃいますが、それでも35万円はかかります。

ただ、このSFC修行を手出し0円で行う方法もあります。

それが、ANAマイルをANAスカイコインに交換する方法です。ANAワイドゴールドホルダーなら1ANAマイル=1.6円に交換ができますので、仮に50万円かかるとしても、約32万マイルでその全額を賄うことができます。

ANA陸マイラーなら32万マイル程度なら特段問題なく獲得できますので、無料でSFC修行をすることもできます

この「無料でSFC修行」も、ANAファーストクラスと同じく陸マイラーの一つの到達点と言っても過言ではないと思います。

ANAスカイコインの使い方。マイルからの交換方法とお得な使い道を解説

【ANAマイルの貯め方】年間50万マイル!陸マイラーがマイルの貯め方を徹底解説

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SFCのメリット

では、このSFC修行、50万円かけて修行するほどのメリットって一体どんなものがあるのでしょうか。

SFCメンバーになると、前述のANAプレミアムサービス「プラチナ」ステータスとほぼ同じ特典が受けられるのですが、その内容を確認してみましょう。

旅を快適にするサービス(Comfort)

プレミアムメンバー専用デスク

まずは、旅を快適にするサービスです。

SFC会員は一般会員とは違うプレミアムメンバー専用のサービスデスク(電話窓口)を利用できます。

ただ、最近はプレミアムメンバーがかなり増えてきており、以前よりつながりにくくなったとの声を聞くことがあります。ただ、専用デスクがあるというのはやはりかなりのステータスと言えるでしょう。

ラウンジの利用

そして、これがSFCの最大級のメリットと言っても過言ではないでしょう。

SFCがあれば、エコノミークラスの搭乗時であっても、カードホルダーおよび同乗者1名まで、ANAおよびスターアライアンス便で出発の際航空会社ラウンジが利用できます。

もちろん、国内およびホノルルでは、超高級ラウンジであるANAラウンジも利用できてしまいます

さらに、SFCメンバーは「スター アライアンス・ゴールド」メンバーにもステータスマッチされるので、スター アライアンス加盟航空会社運航便の搭乗時に、全世界1,000カ所以上の空港内にあるスター アライアンス加盟航空会社のラウンジが利用できます。

ラウンジはビールをはじめとしたドリンク飲み放題、食事食べ放題のまさに「夢の空間」です。

空港でちょっと時間があるからビールでも・・とか、あわせてちょっと食事とかしてたら結構なお金を使いますが、SFCメンバーならそんな心配はありません。

また、海外の空港ならスターアライアンス提携ラウンジが利用できます。

この「ラウンジ無料利用権」がかなり大きいんです。このために修行する、という方も一定程度いらっしゃいますね。

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座席のアップグレード

SFC会員に毎年一律で配られる「アップグレードポイント」を利用して、国内線はプレミアムクラスへ、国際線はビジネスクラスやファーストクラスへ座席のアップグレードができます。

国際線のアップグレードは結構厳しいので、利用価値があるのは国内線のプレミアムクラスへのアップグレードでしょうか。国内線のアップグレードは4Pから可能で、SFC会員には毎年一律4Pが配布されるので、年1回必ずアップグレードが可能ということになります。

ちなみにこのアップグレードポイントはラウンジの利用やANAスカイコインへの交換にも利用できます。

ANAアップグレードポイントとは何か?使い方と使い道を徹底解説!

各種優先サービス(Priority)

国内線の先行予約

次にご紹介するのが、各種優先サービスです。

まずご紹介するのが、国内線の優先予約サービスですね。運航ダイヤ期間ごとに一斉発売する国内線を、有償運賃、特典航空券ともに一般会員よりも先行予約できます。

ずるいぞ!って感じですが、これができるのが「ステータス」ってものですよね。

国内線座席指定の優先

SFC会員は、国内線の座席指定時に一般会員には通常ブロックされている座席からも、優先的に座席指定ができます。

なお、SFCよりさらに上「ダイヤモンドサービス」会員は選択可能なすべての座席から座席指定できますが、このダイヤモンドサービス会員にのみ開放されている座席も、SFC会員には搭乗日2日前の0:00に追加されます。

最前列の1A席とか、一般会員では予約できない座席が解放されているんです。

予約時の空席待ちの優先

ANA国内線、国際線、またスターアライアンス加盟航空会社航空券の、空席待ちの優先予約ができます。

空席待ちしても乗らないといけないような超多忙なビジネスマンには嬉しいサービス・・なんでしょうね。

国際線特典航空券・アップグレード特典の優先

そして、個人的にSFC会員の最大のメリットと感じるのがこちらですね。

国際線特典航空券・アップグレード特典予約の優先です。

公式HPには「国際線特典航空券の予約および空席待ちを優先的に承ります」との記載がありますが、空席待ちはどうでも良く、最大のポイントは「予約の優先」なんです。

この予約の優先、特典航空券の発券「枠」が、SFC会員(ANAプレミアムサービスメンバー)にだけ多く開放されるんです。

例えば、ハワイ行きのANAビジネスクラス特典航空券の1機当たりの発券枠は、1便あたり「2席」です。しかも超激戦です。こんなの取れねーよ!って感じですし、親子4人の場合発券枠が2席しかないのでそもそも同一便では絶対に取れません。

しかしながら、SFC会員の場合、発券枠が「4席」なんです。激戦のハワイ路線の特典航空券発券枠がまさかの2倍ですよ?超優先されてますよね?これ。

これ、本当にかなりのメリットです。2席は多分一般会員とも共通の発券枠なんですが、残りの2席はANAプレミアムサービスメンバー限定の発券枠ですので、ある程度競争率も下がります。

これはかなり羨ましい、SFC会員最大のメリットだと思います。

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手続きを迅速にするサービス(Smart)

優先チェックインカウンター

次にご紹介するのが、旅を優雅にする、各種「迅速化」サービスです。

まず、SFC会員は、国内線・国際線ともにANAプレミアムサービス会員優先カウンターでの優先チェックインが利用できます。

空港カウンターは時間帯によっては激込みのことがあるので、これも地味に嬉しいサービスです。

手荷物受取の優先

SFC会員になると、エコノミークラスへの搭乗時でもPriorityタグがつけられ、優先的に手荷物の返却サービスが受けられます。

このサービスは国内線、国際線、またスターアライアンス加盟航空会社で受けることができます。

手荷物許容量の優待

国内線では搭乗クラス別の無料手荷物許容量に、さらに+20kgを無料で預け入れることができます。

また、国際線では搭乗クラスの無料手荷物許容量に+1個無料で預け入れることができます。また、スターアライアンス加盟航空会社の場合、個数制の場合は+1個、重量制の場合は+20kgを無料で預け入れることができます。

ただまあ・・そんなに荷物は持って行きませんけどね。

専用保安検査場の利用

国内線では、羽田、新千歳、伊丹、福岡の4つの空港で、ANA PREMIUM CHECK-INから直結している専用保安検査所が利用できます。

これ、空港によってはかなり快適で、一般の保安検査所よりかなり早く通過することが可能です。

また、国際線の場合、成田ならスターアライアンスゴールドトラックもしくはプライオリティレーン、羽田ならプライオリティレーンが利用できます。

優先搭乗

これはおなじみのサービスですよね。

飛行機への搭乗に際し、優先搭乗サービスが受けられます。

「スターアライアンスゴールド会員様、スーパーフライヤーズ会員様は優先搭乗をご利用いただけます・・」なんてコール、耳に残っている方も多いのではないでしょうか。

ビジネスクラス以上の場合優先搭乗にはあまり意味はありませんが、エコノミークラスの場合は頭上のコンパートメントが争奪戦になることも多いので、搭乗客が多い、しかも観光客の機内持ち込みが多い路線などではかなりの威力を発揮します。

マイカー・バレーの優待(成田)

空港駐車場の優先予約(羽田)

これは「へーっ」って感じのサービスでしょうか。

成田空港では駐車場のバレーサービス(車の出入庫を係の方にお願いできるサービス)が優待料金で利用できます。

そして、到着後ANAアライバルラウンジでくつろいでいると、なんと空港まで車を持ってきてくれるという超至れり尽くせりのサービス付きです。

ただ、これは無料サービスじゃないですからね。優待価格で利用できるだけで、もちろん有料です。

また、羽田空港の駐車場P3を優先的に予約できます。ただ、これも予約が優先的にできるというだけで、もちろん有料のサービスです。

香港国際空港の出入国優先レーン利用可能

「こんなサービスもあるんだ」、その第2弾がこちらですね。

香港国際空港の出入国優先レーンが利用可能です。香港国際空港は慢性的に出入国レーンが混み合うので、これは意外に使えるサービスです。

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充実の特典サービス(Delight&Selection)

フライトボーナスマイル

そして、充実の特典はまだまだ続きます。

まずこちらですね。フライトボーナスマイルです。

有償フライトで加算されるボーナスマイルが、SFC一般カードが35%SFCゴールドカードが40%と、通常のANA一般カード10%、ANAゴールドカード25%よりも15~25%程度優遇されます。

なお、プレミアムカード(プラチナカード)はSFCも普通のカードも50%で変わりありません。

オリジナルネームタグ

SFC会員資格を取得すると、本会員限定ですがこのオリジナルネームタグがもらえます。

・・・いらんけど。って人も多いと思いますが、意外につけている方も見かけますね。

ライフスタイルマガジン

SFC会員には、ANAプレミアムメンバー専用の会報誌「ana-logue」(エーエヌエー・ローグ)が配布されます。

配布は、年3回です。・・・いらんけど、って方は配布を停止することもできます(笑)。

ダイアリー、カレンダー、手帳のプレゼント

SFC会員には、毎年SFC会員限定手帳もしくはレフィル、そしてこれに追加してカレンダーが配布されます。

手帳とカレンダー、これは毎年利用するものですのでもらうと意外に便利ですよね。

SFC会員サービスはANAプラチナメンバー同等サービス

ここまでSFCのメリットを解説してきました。

これだけのサービスが、クレジットカードの年会費だけで半永久的に受けられる、というのは驚異的ですよね。

陸マイラー的に超魅力的なのは、国際線特典航空券の発券枠の開放数が増えるというメリットと、ANAラウンジをはじめとしたラウンジ利用権でしょうか。

この2つがあるだけで、クレジットカードの年会費分くらいなら完全に元が取れてしまいますよね。

サービス プラチナ SFC
プレミアムメンバー専用デスク
ラウンジの利用
座席のアップグレード
国内線先行予約
国内線座席指定の優先
空席待ちの優先(予約時、空港)
国際線座席指定料金の免除
国際線特典航空券予約枠の優先
優先チェックインカウンター
手荷物受取の優先
手荷物許容量の優待
専用保安検査場の利用
優先搭乗
バレーパーキングの優待(成田)
空港駐車場の優先予約(羽田)
香港出入国の優先レーン
フライトボーナスマイル
ANAカード継続特別ボーナス
オリジナルネームタグ
ライフスタイルマガジン
手帳・カレンダー

そして、ANAプレミアムメンバーサービスの「プラチナ」会員資格と、SFC会員とのサービスの差を比較したものがこちらです。

どうです?SFCはほとんどプラチナ会員資格と同等のサービスが受けられるのがお分かりでしょうか?

まず、プラチナにあってSFCに無いという決定的な違いがあるのは、国際線の座席指定料金の免除が受けられるかどうかと、ANAカードの継続特別ボーナスがもらえるかどうか。

また、国内線座席指定の優先とフライトボーナスマイルは、プラチナの方が若干優遇幅が増えるだけで、もらえることには変わりはありません

つまり、SFCはほぼプラチナ会員資格と同じと考えても良いと思います。このプラチナ会員資格がカードを所有しているだけで一生涯続くんです。

だから「修行」してまでSFCを取得する方が多いんですよね。

SFCのメリットは「家族カード」にあり

そして、実はプラチナ会員にはなくSFC会員にだけ存在するメリットもあるんです。

中でも最も大きいのは、「家族カード」の存在です。SFCはクレジットカードですので当然ながら家族カードも発券でき、家族カードでも本会員のカードとほぼ同等のサービスが受けられるんです。

一方、プラチナ会員資格は当然ながら本人のみです。家族カードのように増殖させることはできません。

例えば夫婦と子ども2人の家族の場合、夫がSFC本会員、妻がSFC家族会員になれば、ANAラウンジに同伴者それぞれ1人ずつ無料ですので、エコノミークラス利用時でもANAラウンジを親子4人で利用できるわけです。

これまたSFCの大きな魅力の一つです。

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SFCのデメリット

ここまで、SFCのメリットをご紹介しました。

これ、正直完全無欠と言って良く、できることならSFCを取得したい!と考えてしまうメリット満載のカードであることは間違いはありませんね。

だから正直このカードの取得の手間とお金を上回るだけのメリットを使い倒せる方にとっては、はっきり言ってデメリットなんて「ないんじゃないかと思います。

また、このカード、ANAプラチナ会員相当、そしてスターアライアンスゴールドという「ステータス」でもあります。

例えば「財布」を例にとると、高級ブランドの財布でも1,000円で買ったビニール財布でも、財布という機能には変わりありません。しかしながら、より高価なブランド品を買う人もいます。

その理由は人それぞれですからね。

ただ、個人的に私はSFCは取得していませんし、今後も取得するつもりはないんですよね。※SFCが超絶お得に取得できるボーナスタイムを利用して、修行に挑戦することにしました。

ですので、ここからはデメリットというか、私の考えるSFCを取得しなかった理由をご紹介します。

ビジネスクラスに乗ればほとんどのサービスを代替可能

私がSFCを取得しなかった最大の理由がこれです。

私は陸マイラーですから、そもそもフライトでマイルを貯めることは一切考えていません。このため、有償で購入した場合の加算マイルが増えるメリットにはあまり意味がありません。

また、国内線のメリットもほとんど無視です。出張族ではないので国内線にはほとんど乗りませんし、乗るとすれば国際線特典航空券の国内区間が大半です。また、国内旅行ならわざわざマイルを使わずともLCCでも十分だと思っています。

そうなると、私にとってのSFCのメリットって、国際線特典航空券で海外旅行(年1~2回)に行くときに、どれだけメリットがあるか?ってことに集約されるんですよね。

この考え方かなり重要で、メリットがあっても使わなければ意味がないんです。例えば国内旅行や出張で年50回ほどフライトする!って方は滅茶苦茶使う機会が多いのでこのSFC絶対に持っておくべきですし、そもそもANAプレミアムメンバーかも知れません。

ただ、私の場合のSFCのメリットの発揮の機会は実質年1~2回の海外旅行時のみ。

そして、この旅行にビジネスクラス(Cクラス)を利用した場合のサービスと、SFCの主要なサービスを比較した結果がこちらです。

サービス Cクラス SFC
プレミアムメンバー専用デスク
ラウンジの利用
国際線特典航空券予約枠の優先
優先チェックインカウンター
手荷物受取の優先
手荷物許容量の優待
専用保安検査場の利用
優先搭乗

このように、SFCの空港および機内での優先サービスは、ビジネスクラスに乗れば普通に享受できます。ANAラウンジも普通にビジネスクラスなら利用できますしね。

プレミアムメンバー専用デスクはありませんが、特典航空券の予約はWebでやりますのでこれは影響なし。

大半のサービスはビジネスクラスに乗れればカバーされます。だとすれば、数10万円も出してSFC修行をする必要は・・少なくとも私にはないなって言うのが、私の基本的な考え方でした。

ただ、全額マイルで・・しかもたったの15万マイルで取得できるなら話は別です。このため、2020年3月にSFC修行を決意しました。

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特典航空券予約枠の優先は捨てがたい!

もう一つ・・これはかなりの・・いや最大のメリットと感じるのは「国際線特典航空券枠の優先」です。

ANAマイルは貯めやすいマイルですが、決定的に厳しいのが国際線特典航空券の発券です。特にハワイ路線は激戦すぎて、家族4人とかでビジネスクラスに乗るのはかなりの難易度です。

一方、SFCを持っていると、少なくともハワイ路線のビジネスクラス特典航空券の発券枠は2席から4席に増えますからね。

国際線特典航空券発券の難易度を下げることができるこの「国際線特典航空券枠の優先」は、私にとっては正直このメリットだけのためにSFC修行しようか、と考えるくらいの大きなメリットです。

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まとめ

以上、陸マイラーにとってのSFC修行の必要性と、SFCのメリット・デメリットについて解説しました。

SFCはここまでご紹介したとおり、ANAプラチナメンバー相当のメリットを、一度取得するとクレジットカードの年会費を支払い続ける限り継続可能という驚異の会員資格です。

取得にはかなりのお金(ANAスカイコインで取得する方はかなりのマイル)が必要になりますが、メリットを享受できる方にとっては取得する価値は十分にあるカードだと思います。

一方、デメリットがあるとすれば取得するにはそれ相応のお金と時間が必要になる、ということでしょう。私のようにメリットを享受できる機会が年1~2回、という方にとっては、貯めたマイルでビジネスクラス特典航空券を取得すれば、SFC同等のメリットを享受できますのであまり取得する価値は無いかもしれません。

ただ、その特典航空券の取得がSFC会員なら「国際線特典航空券枠の優先」のメリットでさらに取りやすくなるというのが・・最も悩ましい点なんですけどね(笑)。

また、「一生モノのステータス」の言葉どおり、ANAプラチナ相当そしてスターアライアンスゴールドメンバー資格を持っていると、空港ではかなり優遇されるのは確かです。

あえて言いますが、空港、そして機内って完全な身分社会ですからね(笑)。高ステータスを持ち、上級クラスに搭乗している客は徹底的に優遇されます。ステータスは、持っておいて絶対に損はありません。

大事なのは、何にメリットを見出し、それを実際に享受できるか?その見極めです。

陸マイラーがみんな持っているから・・ではなく、あなたにとって本当にSFCが必要か?

日々の生活や今後のライフプランを良く検討し、取得に挑戦するかどうかを決断してください。

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