いやー、この私が「SFC修行開始!」って記事を書く日が来るとは・・思ってもみませんでした!!(笑)。
人生何があるか分かりませんね。だから楽しいんでしょうけどね!
まさか、まさかの「フライト料金完全無料」の、SFC修行がついにスタートです。昨年はコロナで全旅程キャンセルになってしまったので、2年越しのSFC修行になりますね。
1回目のフライトは、日帰りでの石垣島です。旅程は、名古屋ー石垣ー那覇ー名古屋という行程・・通称「三角とび」ですね。
なんでこんな旅程にしたか?というのは・・この後詳しくご紹介していきます。
あ、ちなみにSFC修行とは、一度取得すると年会費を支払い続ける限り、ほぼ一生涯ANA上級会員ステータスを維持することができるクレジットカード「ANA Super Flyers Card」(スーパーフライヤーズカード:SFC)の発行資格を得ることができる、ANAプラチナ会員を目指し・・。
プラチナ会員到達に必要な50,000プレミアム・ポイント(PP)を貯めるために、ANAのフライトに乗りまくる行為の俗称です(笑)。
何しろ目的が50,000PP獲得なので・・これ簡単には貯まらないため、飛行機に乗りまくる必要があるんです。
ちなみに、ANA普通席のバリュー運賃で東京(羽田)ー北海道を往復して貯まるPPは約1,500PPです。たったの。
なんとこの羽田ー北海道旅程の場合、33往復が必要になるなど、かなりの回数フライトを重ねる必要があるので・・修行と呼ばれているんです。
SFCと、そのメリットについては、以下の関連記事をご覧ください。
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目次
修行だけど、修行はしない
そして、今回の私のSFC修行スタイルがこれ!
「え、何言ってんの?」って感じかもしれませんが、私のSFC修行スタイルは「修行だけど、修行しない」というものにしました(笑)。
個人的にエコノミークラスが嫌いで、一瞬でも早く狭い機内から出たい!と思うタイプなんですよね。家族旅行とかならまだしも、修行で何回も乗ろう!という気は毛頭ないので、国内線普通席(エコノミークラス)を乗りまくる「The 修行」は原則却下(笑)。
超軟弱ですが、軟弱上等!です(笑)。
ということで、基本はプレミアムクラス専門のSFC修行にしました。
また、私自身が極度の恥ずかしがり屋(笑)ということもあり、同じ便で往復するフライトも、CAさんが同じ方の確率が高く恥ずかしいので却下。
- 修行だけど「The 修行」はしない
- 原則プレミアムクラス
- 現地1泊などを付けて、折角なら旅行を楽しむ
- 同じ便で往復はしない
ということで、私のSFC修行のお約束は上記のとおりです。
ふざけんな、というご批判は、甘んじて受けます(笑)。でも、何しろ全て陸で貯めたマイル&ANAスカイコインでフライトは全額無料のSFC修行です。
そして、SFC修行なんてこれ普通の方の日常生活の一ページではないですからね。
自分のスタイルで思いっきり楽しんで修行したいと思っています。
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記念すべき1回目は「三角とび」
ということで、記念すべき第1回目のSFC修行の旅程ですが・・。
名古屋ー石垣ー那覇ー名古屋の・・全てプレミアムクラスの「三角とび」にしました。
宿泊は無し、一日で全てのフライトが終了する行程ですね。
というのも、出発時点で私の地元愛知に出されていた緊急事態宣言は既に解除されていましたが、首都圏は未だ継続中・・。
このため、緊急事態宣言中の他のSFC修行の予約は全て4月以降の日程に変更をしてきたのですが・・。
愛知県の緊急事態宣言も解除されてかなり経過しましたので、この出発日の日程だけは残し、出発することにしました。
ただし、愛知県は解除済みとはいえ、未だ首都圏は緊急事態宣言中でしたので、さすがに宿泊は無し。
当然、現地滞在も空港だけ、機内以外での飲食はなし、しかもマスクをしたまま一言もしゃべらないという・・結局修行ちっくな旅になっちゃいましたけどね(笑)
日帰り石垣島となると、本当は往復同じフライトの方が楽なのですが・・そこは極度の恥ずかしがり屋の私(笑)。
自分なりのお約束を守って、「同一フライトでの往復」はせず、名古屋から石垣に飛び、一旦那覇に飛んで、那覇から名古屋に戻る「三角飛び」旅程にしました。
あ、ちなみにANA伝説のPP2倍キャンペーンの開始前でしたので、このフライトのPPは2倍にはならず、通常の獲得PPです。全く後悔はないですけどね。
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セントレアカードラウンジへ
ということで、超久々の中部国際空港「セントレア」にやってまいりました。
2020年の夏~秋に比べると、人出も心なしか戻ってきたように感じます。
そして、出発前に向かうのは・・セントレア名物?の、カードラウンジ「プレミアムラウンジセントレア」です。
セントレアは、これ多分日本でもここぐらいでは?と思うのですが、カードラウンジなのに、ビールなどアルコールが飲み放題!&ナッツ類など簡単なおつまみが食べ放題!のラウンジなんです。
詳しくは上記の記事をご参照いただければと思いますが、正直、ANA&JAL共同運営の「エアラインラウンジ」より、カードラウンジの方がレベルが上なんですよね。
エアラインラウンジよりカードラウンジが上ってのは、本当に超珍しいんですけどね。
国際線はさすがに「スターアライアンスラウンジ」が充実していますが、国内線ならカードラウンジの方がおススメです。
ということで、まずは出発前に、お約束のラウンジビールから。
ちなみに、セントレアまでは電車で来て電車で帰宅し・・さらにフライトで空港間を往復するだけですから、自動車の運転などは一切ありません。
ちょっと天候は良くありませんが、飛行機は定刻通り出発。
機材は、正直セントレアにはこの機材しかないのか?ってくらいおなじみの、B737-800(B738)です。
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プレミアムクラスに初搭乗
ということで、あれよあれよという間に(笑)、本日のプレミアムクラス座席とご対面です。
そして・・個人的に、プレミアムクラスの搭乗は初めてなんです。感慨深いですね!
そもそも、私は陸マイラーとして大量マイルを貯めていますが、その目的はほぼ全てが海外にビジネスクラス以上で旅行するためと言っても過言でなく・・。
国内線は・・時間も短いしそれほど頻度も多くないので、どうせ狭いならLCCでも十分!って考えの持ち主なんですよね(笑)。
ということで、これ多分SFC修行をしなければ、一生プレミアムクラスに乗ることも無かったかもしれません。
人生って、何が起こるか分からないものですね。
シートはこちらの、B738としては比較的新しいものでした。
名古屋便は基本良い機材は回ってこないんですが・・これはラッキーだったかもしれません。
着席後、ビジネスクラス同様担当のCA様からのご挨拶があり、上着を預かっていただけるなど細やかなサービスがあります。ウエルカムドリンクが無い以外は、ビジネスクラスとほぼ同等のサービスですね、
「すみません・・。実はポイントサイトで貯めたポイントでANAマイルを貯めて、そのマイルをANAスカイコインに交換して修行している超ニッチな変人系搭乗者なので・・どうか・・どうか本当にお構いなく・・。」
と心の中で詫びつつ、満面の笑顔で会釈を返させていただきました(笑)。
前後の座席間隔は、ご覧の通り窓2個分ですので、印象的には普通席の約2倍広い感じ。
実際には、プレミアムクラスが127cm、普通席は約80cmですので、約1.6倍程度・・というか、それでも無茶苦茶広いですね。疲れが全く違います。
そして・・あるじゃないですか。
約3時間のフライトを超快適に過ごすための必需品「スリッパ」が(笑)。これはかなり嬉しかったですね!!
また、水平飛行に移りすぐに配布されたのが、こちらのアルコールシートと、シートを破棄するためのビニール袋。
これ、何に使うのかな?と思っていたら、テーブルや、肘掛などを除菌するアルコール除菌シートのようです。
とりあえず・・手を拭いてしまったのは内緒です(笑)。
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機内食は少なめだが美味!
飛行機が水平飛行に移り、アルコール除菌も完了したら、ほどなくして機内食のお時間です。
国内線普通席では機内食は出ませんので、これは完全にプレミアムクラスならではの贅沢です。
繰り返しですがSFC修行でもしない限りプレミアムクラスに乗ることは無かったと思うので、個人的には超貴重な体験って感じですね!
まずは、ドリンクのチョイスから。
ここは普通に?スパークリングワインにしておきました。ちなみに、シャンパンは羽田発着の伊丹・札幌・福岡・那覇便でしか提供されていません。
ちなみに、プレミアムクラスの食事は、朝食(10:29まで)、昼食(10:30~13:29)、軽食(13:30~16:59)、夕食(17:00以降~)と、時間帯別に提供メニューが異なります。
どうせなら・・昼食か夕食などしっかりしたものを食べたいところですが、これはフライト次第ですね(笑)。
そして、この日の昼食がこちら。
そしてこれがヤバい。すげえ美味そう(笑)。
国際線短距離路線のビジネスクラスの機内食を、ちょっとだけボリュームダウンした・・って感じでしょうか。ただ、一品一品のクオリティはほぼ同じくらい素晴らしいです!
- 玉子焼き
- 鮭塩焼き
- 鴨燻製ロース
- 蓮根はさみ揚げ
- すき焼き風煮物
- 菜の花辛子和え
- 赤ピーマン甘酢漬け
- 青かっぱ漬け
- 筍ご飯
- 合計:389キロカロリー
そして、この日のお品書きがこちら。
メインのお料理が玉子焼きと鮭塩焼き、ご飯が春らしく筍ご飯と、プレミアムクラスデビューの私にぴったりのオーソドックスなメニューで超好感度高いんですよ。
玉子焼きと鮭塩焼きですからね。お母さんか!って感じです。
スパークリングワインは、事前情報通り、175mlの超小瓶で提供されました。
飲みきりサイズで非常に便利ですが・・もう少し量があっても良かったかも(飲みすぎ)。
おかずは、いずれも一口サイズで小ぶりですが、彩りも鮮やかで、ドリンクと合わせると最高です。
これは、蓮根はさみ揚げかな?
量的には確かにちょっと少な目?と感じますが、ご飯と合わせて389kcalですので昼食としてはちょうどいい分量・・って感じですね。
そしてこれが美味しすぎてお酒がすすむすすむ・・。正直、既に修行でもなんでもないですね。単なる道楽旅行です。
このフライトなら、正直どれだけでも乗れますよ。楽しすぎです。
お食事は、筍ご飯とお味噌汁、漬物。
筍がしっかり焼き目がついており、一緒に炊き込まれているのは蕗(ふき)かな?春らしく、超爽やかなご飯でした。
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ドリンクは飲み放題
本日の目的地は、何しろ緯度的には台湾より南の石垣島です。フライト時間は、約3時間もかかります。
あ、食事中もそうですが、食事終了後も、飲食物を口に運ぶ際以外はマスク装着。当然一人旅ですので、ドリンクの注文時以外は基本無言です。
そして、食事を終えても、まだまだフライト時間はありますからね。周囲の皆さんは、食後のコーヒーなどを頂いているところですが、私は食後の焼酎水割りです。
こちらは芋焼酎の「夕」(せき)ですね。
60mlの小瓶で提供されます。水割りに・・とお願いすると氷とお水がもらえるので、自分の好みの濃さに・・さすがに機内なので薄めに割っていただくと、なんとも言えないまったりした時間を過ごすことができます・・。
また、基本ドリンク類が空くと、CAさんから次のドリンクのおすすめがあるので、滅茶苦茶飲み放題空間なんですよ。プレミアムクラスって。
事前にダウンロードしておいた動画や小説などをタブレットで見ていると・・。ヤバいくらい楽しすぎますね。
これから先のSFC修行も、プレミアムクラスばかりなのでもう楽しみしかなくなりました。
そして、沖縄や石垣方面のフライトだと、若干短時間ですがほぼビジネスクラス的なサービスを味わうことができるってことが、よーくわかりました。
動画を見ているとどうしてもお供のドリンクが欲しくなるので・・。
三杯目は、サントリー角ハイボール。こちらも水で薄めたりしながら飲むとまったり飲むことができます。今回はストレートで行きましたけど。
到着が近づいてきたので、最後はお水。
なんか・・雲海の上に、富士山が山頂をのぞかせているような構図になりましたね。
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石垣島到着
飛行時間は約3時間で・・徐々に高度を下げ、石垣島に到着です。
しかし・・美味しいご飯を頂いて、アルコール飲み放題!で映画見ながらまったり・・。しかも座席は広くてプライベート感が半端なく、疲れがかなり軽減される・・。
いや・・初めて経験しちゃいましたが、プレミアムクラス、なかなか病みつきになりそうです(笑)。
到着後は、帰りの沖縄便までの待ち時間が約1時間30分弱・・。
ちなみに、石垣島に来たのは生まれて初めてですが、なんと1時間30分で後にするという・・ここは修行っぽいですね。
もちろん、滅茶苦茶後ろ髪を引かれますが、ご時世上仕方ありませんし、どうせまた来るので(笑)、ここは人との接触を極力回避しつつ、ミッションを遂行に集中します。
まずは、もちろん無言のままとりあえず到着ロビーに出ます。機内預けの荷物などは全くありませんからね。プレミアムクラスなら先頭で降機可能なので、到着後約3分程度でロビーに到着です。
到着ロビーには、このような石垣市長さんからの切実な呼びかけが。
観光産業は大事ですが、感染拡大は阻止しなければならない!ですからね。私も、とにかくサクッと帰ります(笑)。
一応、ロビーから出たすぐ左手にある、このおなじみの看板?前で写真だけ撮影。
石垣空港外の滞在時間、たったの約1分(笑)、もちろん無言で、ロビーに戻ります。
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お土産を5分で買う
この後は出発&到着ロビーに戻り、5分でお土産を買います。
「南ぬ島」石垣島空港の売店は、出発&到着ロビー1Fにあります。出口方面に向かって左側が「JALカウンター側」、右側が「ANAカウンター側」ですね。
各航空会社の系列のLCCのカウンターも、同じ方面にあります。
まずは、ANAカウンター側にある、「(有)砂川冷凍総合食品」さんで・・。
お店の人気No1!石垣牛ハンバーグを購入。
こんな感じで、既にかなり厳重に梱包+保冷剤付きですので、当日中に自宅に持ち帰るだけならなんの問題もありません。
あとは、金城かまぼこ店さんのかまぼこと・・。
JAL側のお店で、じゅーしぃの素を購入。
多分、市内の店舗で購入すればもう少し安いのでしょうが、何しろ滞在時間が少ないので、時間的な価値を考えれば納得の価格です。
ちなみに石垣牛ハンバーグは・・。
肉汁がヤバいことになっており、滅茶苦茶美味しかったです!!
かなりジューシーなので、さっぱり食べたい方は大葉と大根おろしを添えるとさっぱり食べられます!もちろん、煮込みハンバーグや、多分ハンバーガーにしても美味しいと思います。
じゅーしーも・・ヤバかった。
さすがお値段もそれなりですが(笑)、味も滅茶美味しい!
こういう現地でのお土産が買える!ってのも、SFC修行の醍醐味ですよね。私のように、現地滞在約1時間半!って場合でも空港売店でお買いものできるので、旅行気分を味わうことができます。
滞在時間が短い!って場合は、事前にターゲットを決めておくと良いと思いますね。
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ANASFC修行初レグを終えて
ヤバい。これはヤバい。
楽しすぎる。プレミアムクラスで、詰め込みすぎないように旅すれば、SFC修行はヤバいくらい楽しいですね・・!
まあ、こんなの修行じゃない!って言われれば、もうその通りなんですけどね(笑)。
- 獲得PP:3,020
- 運賃:34,640円
- PP単価:11.47
そして、このフライトのPP単価は上記のとおり11.47円。
あ、ちなみにPP単価とは、1PPを手に入れるために必要なお金・・ってことです。50,000PPでプラチナ会員なので、この11.47円の単価で50,000PPを貯めると、50,000×11.47円=約574,000円で解脱できる・・ってことになります。
私はPP単価よりもフライト回数の少なさ(=楽ちんさ)とフライトの楽しさ、快適さを追求する「修行しないSFC修行」を目指しているので、それにしては十分納得のPP単価だと思います。
ただ、このフライト後にスタートしたのがこの超絶2021年春PP2倍キャンペーン!なんです。
今回のフライトはこのキャンペーンの対象外ですが・・まあ、仕方ないですね。
というか、そもそも50,000PPきっちり貯める気満々だったので、今回のフライトがPP2倍にならない!ってよりも、以後のフライトがPP2倍になるって・・「超ラッキー」以上の感想はないです(笑)。
また、国内線プレミアムクラスは初体験でしたが、正直病みつきになりそうですね(笑)。
以上、自分史上初!の国内線プレミアムクラス搭乗記と、ANA-SFC修行のファーストレグをご紹介しました。
帰りの、石垣-那覇、那覇-名古屋のプレミアムクラスフライトは上記関連記事からどうぞ!
年間50万マイルを貯める。陸マイラーのはじめ方はこちらから
私は普段の生活にちょっとの工夫をするだけで、年間50万ANAマイルを貯めています。え・・そんなにマイル貯まるの?と興味が湧いた方は、ぜひこちらも併せてご覧ください。
当ブログにアップされている、年間50万ANAマイル貯めて特典航空券を発券する方法、マイルの価値、そしてマイルの使い方は、以下にまとめています。順に読んで行くだけで、陸でマイルを貯める方法が誰でも簡単に理解できます。