新型コロナ禍で折角貯めた大量ANAマイルの使い道がない・・。
ってことも大きなきっかけとなり、陸で貯めた大量ANAマイルをANAスカイコインに交換し、「フライト料金完全無料」でのANA-SFC修行という、かなりマニアックな(笑)修行を実践しています。
往路は、生まれて初めてのANAプレミアムクラス搭乗&石垣島訪問!ってことで超絶テンション爆上がり状態で石垣島に到着したわけですが・・。
なんと、到着早々石垣島滞在時間約1時間30分で、那覇経由で本拠地名古屋へと戻ります。
折角生涯初めて石垣島に、しかもこれまた生涯はじめてプレミアムクラスに搭乗してやってきたのに、なんと石垣島には1時間30分しか滞在しないってのが・・いかにもSFC修行っぽいですよね。
石垣ー那覇、また那覇ー名古屋のプレミアムクラス搭乗記と、那覇空港で購入した「大東まつり寿司」などについてご紹介します!!
スポンサーリンク
目次
石垣空港から那覇空港へ
SFC修行の第一回目は、まずは名古屋-石垣島にANAプレミアムクラスでフライト。
その後、石垣島での宿泊等はせず、那覇経由、本拠地名古屋に戻る旅程にしました。単純往復にしなかったのは、単純に同一機材、同一CAさんの便に乗るのが恥ずかしかったからです(笑)。
そのためだけに、無駄に金払って石垣-那覇のANAプレミアムクラスに乗る・・。
大量ANAマイルを貯めているからこそできる、至福の贅沢・・って感じでしょうか。
- 運賃(A):11,820円
- 獲得PP(B):1,017PP
- PP単価(A/B):11.62
ちなみに、今回の石垣-那覇のフライトのプレミアム・ポイント単価(PP単価:1PPを取得するための費用)は、11.62円と・・まずまずなんですよね。
あ、SFC修行のPP単価は、約10円程度が「お得」の目安になります。
50,000PPでSFC取得可能なANAプラチナステータスに到着するので、PP単価10円なら、50万円でSFCが取得できる計算になりますね。
はっきり言って短いフライトですので普通席でも良かったんですが・・。
どうせなら陸で貯めたマイルで、完全無料&完全プレミアムクラスでのSFC修行を目指しているので、折角ならプレミアムクラスに搭乗してみることにしました。
スポンサーリンク
シートは一般的なプレミアムクラスシート
ということで・・実質石垣島滞在時間約1時間弱で(笑)、復路の那覇便に搭乗です。
復路のシートは、ANAプレミアムクラスでは一般的なこちらのタイプのシート。
公式HPから写真を拝借したものがこちらですね。
一般的・・ということは他の機材にも多く導入されているシートです。
さすがにちょっと古くなっており、シートのへたりは隠せませんでしたが、シートピッチは127cmあり、普通席とは段違いのシートなのは間違いありませんでした。
ちなみに、ディバイダ―(隣の方との「壁」)は確かに大型ですが、リクライニングさせないと、あまり意味はなかったですね。
スポンサーリンク
短距離路線だが機内食もばっちり
なお、この石垣-那覇のフライトは、フライト時間たったの1時間ですので、水平飛行時間は約10分程度。
超短距離路線ですが、そこはANAプレミアムクラス。きっちり、機内食のサービスがあるんですよね。
短い水平飛行時間中に効率よくドリンク&食事を提供するため、まずは離陸前にドリンクメニューが配られます。
「ご存知のことかと思いますが、水平飛行時間が10分程度と大変短いので、ドリンクを先に選んでおいてください・・」とのこと。
大丈夫です。そんなことは全然知りません(笑)。水平飛行に入るまでにしっかり選んでおきますね・・。
ということで、水平飛行に入ってからすぐに提供されたのがこちらの軽食です!
16:30出発という中途半端なフライトですが、この後那覇-名古屋のプレミアムクラスの搭乗予定で・・当然さらに夕食の機内食が出る予定ですので・・。
ちょうど良いくらいの分量!って感じでした。
そして、お分かりですかね?カトラリーが・・なんと木製なんですよ。
新型コロナでなかなかフライトする機会も、さらに機内食を頂く機会もありませんが、ANAさんも着実に進化していますね。
そして、この日のメニューがこちら。
- ハンバーグとアボガドのサンドイッチ
- 菜の花とタマゴのロールサンド
- 合鴨スモークとにんじんマリネ
- ハンダマのコールスローサラダ
- メロン・オレンジ・キウイフルーツ
- 合計:317kcal
軽食としては十分・・って感じですかね。
短距離路線としては十分すぎるくらいの機内食でございました。
ちなみに、こちら創業明治17年の老舗「豆政」さんの豆菓子は、持ち帰り前提・・ということでほぼ同時に持ち帰り用の袋が配られました。
おうちで食べると・・プレミアムクラスの楽しい思い出よみがえって・・なかなか嬉しいお土産になりました。
と、楽しく食事を楽しんだりしていると、本当に「あっ」という間に、那覇空港に到着です。
プレミアムクラスに乗っていると、1時間程度のフライトならほぼワープしたような感覚で到着できてしまいますね。
スポンサーリンク
那覇空港で大東寿司を物色
ということで、本当に「あっ」という間に那覇空港に到着です。
これで本日フライトの3フライトのうち2つが既に終了と考えると・・。ものすごく悲しいですね・・。予想以上にプレミアムクラスは快適なので、これは既にSFC「修行」とは言えないレベルです(笑)。
ただ・・ここで一つ誤算が。
なんと、石垣-那覇便のB738が・・・そのまま那覇-名古屋の機材だったんですよね。そんなのある?って感じです。
私の知識がないだけかもしれませんが、まさかそんなことがあるとは気づかなかった・・。同一機材を避けるために三角飛びにしたのに、意味ないじゃん・・って感じです。
ただ、実際に搭乗してみるとさすがに機材は同じですがCAさんは別の方・・のように思いましたので、特段恥ずかしくはありませんでした(笑)。
そして・・乗り継ぎの時間に物色するのが・・那覇空港のお土産といえばこれ!な「大東寿司」です。
この大東寿司、沖縄の遥か東に浮かぶ「大東島」の名物寿司ということで、まさにこの那覇空港でしか買えない!という名物お土産なんですが・・。
残念ながら、大東寿司は今日は売り切れ!
17:30過ぎで売り切れですから、かなり競争率は高めですね。入荷は午前中1回、午後1回の2回だけですので、午後入荷分が売り切れてしまうと、もう入荷はありません。
ただ、この日はちょっと気になっていた同じく大東島産の「大東まつり寿司」が1個だけ残っていたので購入。
ちなみにこの大東まつり寿司は、太巻き寿司を更にしゃりと卵焼きで巻いた5貫入り極太巻寿司です。
南大東島では、以前は卵の供給が少なく、お祝い事や祭りの時に伊達巻風に巻いたこのお寿司を良く食べていたという・・・そんな伝統のお寿司なんですよね。
この大東寿司、ボリューム感満点のため(笑)、自宅に持ち帰って家族と食べましたが・・・。
なんていうんでしょうね。本当に、田舎寿司・・って感じの、甘味の効いた優しいお寿司です。
私自身一度も大東島には行ったことがありませんが、大東島にも、こんな私の田舎で食べるような優しいお寿司の味が根付いているんだ・・と考えると、本当に日本ってまだまだ奥が深いですね・・。
どっちがおススメ?と言われると「大東寿司」の方がさわら(ヨコシマサワラ)お寿司ですので珍しいのは確かですが、この日本の「原点」を垣間見ることができる「大東まつり寿司」もなかなかおすすめですよ。
スポンサーリンク
那覇-名古屋ANAプレミアムクラスで帰名
大東まつり寿司などを購入していると・・。
あっという間に、搭乗時間です。同じくANAプレミアムクラス那覇-名古屋便で、セントレアに戻ります。
夕方便ですので、このようにサンセットが非常に美しく、印象的なフライトでした。
あ、前述のとおり機材は石垣-那覇便と全く同じでしたので、いわゆる一般的なプレミアムクラスのシートですね。
そして、この日3回目のANAプレミアムクラスの夕食がこちら。
いや・・しかしANAプレミアムクラスで旅行をしていると、食事やドリンクの心配というか、飲食関連の費用や準備を考える必要が無いのは大きいですね。
まあ、それだけフライト代金が高い!といえばそれまでですが、何しろ私は完全無料で修行しているので、恩恵の方が多く感じてしまいますね。
この日のプレミアムクラスの夕食は、ANAの名店コラボ「THE CONNOISSEURS」による、京都新門前「米村」さんとのコラボメニューです。
「THE CONNOISSEURS」は、名古屋という中途半端な路線では提供されておらず(笑)、羽田・伊丹・関西・札幌(新千歳)・福岡・沖縄(那覇)という、ドル箱路線の発着便でしか提供されていないので、ちょっと楽しみにしていたんですよね。
- 海老とブロッコリーのマリネ
- 南京とクリームチーズのパテ
- ひろうす
- キャベツとイタヤ貝のサラダ
- 鶏つくね団子 赤ワインソース
- キーマカレー
- ラタトゥイユ、ズッキーニ
- ドライカレー
- 合計:425kcal
那覇-名古屋便のANAプレミアムクラスの夕食メニューがこちらでした。
ドライカレーにキーマカレーを組み合わせるというメニューが・・ちょっと奇抜か?と思いましたが、味の深みがあって滅茶美味しい!!
あ、「ひろうす」ってメニューがありますが・・これは豆腐をつぶして野菜などを混ぜて揚げたものを炊いた料理・・がんもどきっぽい料理になりますね。
まずは、おかず軍団をおつまみに、またまた角ハイボールで一杯。
あ、左上に見えるのが「ひろうす」です(笑)。
いやー、新型コロナ禍でなかなか海外に行けない時期ですが、こうやってビジネスクラスっぽい食事を楽しめるって・・・。
プレミアムクラス最高すぎですね。
そして、こちらがお食事のドライカレー&キーマカレー(With ラタトゥイユ)です。
これ、どうやって食べるんだろう・・って思っていたんですが、ドライカレーとキーマカレーを併せて食べると、味のコンビネーションで滅茶美味しかったです。
ヤバい・・本当に贅沢すぎます。一応SFC修行なんですけど、ここまで正直全然修行じゃないです。
レストランや居酒屋をはしごしている感覚ですね。
そして、食後はスパークリングワインをおつまみとともにまったりと。
ちなみにおつまみはトンでもない量を配っていただけるので、お断りしないとおつまみで超満腹になります。
また、ドリンクも、夕方便でビジネスマンの皆さんが仕事から解放される時間帯だからか、おすすめの頻度が半端ないんです。
なんと、着陸前に揺れが予想されるため、まだ残量十分あり!のうち、「今のうちもう一杯どうですか!?」っておすすめがありましたからね。超絶居酒屋モードですよ。これ。
そしてこのフライト夕方便でしたので・・最後まで美しいサンセットを楽しむことができたフライトでした。
この後、家族にLINEで会話などをしていると、なんと妻と子ども達が車で中部国際空港まで迎えに来てくれることになり・・。最後の最後まで「楽々」で、第1回のSFC修行を終えることができました。
何度も言いますが、これ、完全に修行じゃなかったですね。楽しすぎました。
スポンサーリンク
第一回SFC修行まとめ
ということで、名古屋-石垣-那覇-名古屋を1日で、全てプレミアムクラスで三角飛びするという第1回SFC修行。
このフライトで獲得したPPは、6,449PPです。これ、多分1年間で獲得したPPとしては、自分史上最大のPPだと思われます(笑)。
これだけのPPがたったの1日で獲得できるんですから、やっぱりプレミアムクラスを利用した修行は、なかなか効率が良いと思いますね。
旅程 | 金額 | 獲得PP | PP単価 |
名古屋-石垣 | 34,640 | 3,020 | 11.47 |
石垣-那覇 | 11,820 | 1,017 | 11.62 |
那覇-名古屋 | 34,660 | 2,412 | 14.36 |
合計 | 81,120 | 6,449 | 12.57 |
そして、今回の第1回SFC修行のトータルのPP単価がこちら。
最後の那覇-名古屋が絶好の時間帯の便だったということもあり、14.36と全体のPP単価の足を引っ張りましたが、トータルすれば個人的には納得のPP単価12円台となりました。
この旅程はSFC修行のPP単価的には確かに高いんだと思いますが、一撃で獲得できるPPが多いので、修行回数の削減など時間的なメリットが大きいですからね。
そして・・一番大きいのは、この81,120円もするANAプレミアムクラスのフライトチケットが・・なんと陸で貯めたANAマイルを利用することにより完全無料だったということですね。
ということで完全無料!のプレミアムクラス搭乗なら、ヤバいくらいSFC修行が楽しい!ってことが分かったので・・。
これからのSFC修行も、超絶楽しく完走したいと思っています!というか、既に修行じゃないですけどね!
<次のSFC修行記>
<1つ前の旅行記>
<参考記事>
年間50万マイルを貯める。陸マイラーのはじめ方はこちらから
私は普段の生活にちょっとの工夫をするだけで、年間50万ANAマイルを貯めています。え・・そんなにマイル貯まるの?と興味が湧いた方は、ぜひこちらも併せてご覧ください。
当ブログにアップされている、年間50万ANAマイル貯めて特典航空券を発券する方法、マイルの価値、そしてマイルの使い方は、以下にまとめています。順に読んで行くだけで、陸でマイルを貯める方法が誰でも簡単に理解できます。