このイベント?というか、キャンペーン、そんなに好評だったんですかね?
ANAさんが、2021年に開催し・・ANAさん的には「好評だった」という(笑)、「プレミアムメンバーステイタス獲得チャレンジ」を、2022年も継続開催しています。
あ、実は「獲得チャレンジ」という名称からは、正式には改称となっており、「ライフソリューションサービス利用が多い方のステイタス獲得条件」(長い)が・・。
プレミアムメンバーステータス獲得の条件に新たに加わった!ってのが正式な内容となります。
2022年も、これまでのフライトでしか獲得できないPP(プレミアム・ポイント)の累積で、ANA上級会員(プレミアムステータス)が獲得できる!っていうANA上級会員資格獲得ルールはそのまま維持した上で・・。
新たに、ANAのサービスの利用数とANAカード&ANAPayの利用額によるプレミアムステータスの獲得条件が追加されている・ってのが大まかな内容になりますかね。
ANAさんは、フライト一本足打法からの脱却に向け「マイルで生活できる世界」を目指した多角化を進めており、その戦略に沿ったキャンペーンなんです。
ただ、これどのくらいの人がこの条件で獲得できるの?ってくらい、ハードルは相当高いんですが・・。
それでも、2021年の達成条件からは若干ハードルが下がっているので、狙う!って人も・・いらっしゃるかもしれません。
早速、2022年度も継続開催されることになった、「プレミアムメンバーステイタス獲得チャレンジ2022」(ライフソリューションサービス利用が多い方のステイタス獲得条件)の内容を解説します!
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目次
ANAプレミアムメンバーステイタス獲得チャレンジ2022の内容

では、まずは「プレミアムステータス獲得チャレンジ2022」の概要を見ていきましょう!
と言っても、前年開催のプレミアムステータス獲得チャレンジ2021と、大枠は同じとなっています。
冒頭にもご紹介しましたが、これまでのPP(プレミアム・ポイント)のみでのANAプレミアムステータス獲得条件はそのままに・・。
PP獲得条件が若干(笑)引き下げられ、新たに、ANAのライフサービス利用数+ANAカード&ANAPayの利用額との合わせ技で、ANAプレミアムステータスが手に入る・・ってのが主な内容になりますね。
ただ、唯一違うのが、2021年も超絶ハードル高かった(笑)、ANAカード&ANA Payの利用額条件が若干引き下げられました。
ただまあ・・それでも結構条件厳しいんですけどね・・。

ステータス | ブロンズ | プラチナ | ダイヤ | ダイヤ+ | |
獲得PP | 15,000 | 30,000 | 50,000 | 80,000 | 150,000 |
サービス利用数 | 4 | 7 | 7 | 7 | 7 |
ANAカード/Pay決済額 | 300万 | 400万 | 500万 | 400万 | 600万 |
参考:PPのみ獲得条件 | 30,000 | 50,000 | 100,000 | - | |
2021との違い | ▲100万 | ▲200万 | ▲100万 | +3 | - |
気になる新しいステータス獲得条件と、ちょっと図では数字が見にくいので数字のみ抜粋したものがこちらです。
例えば、ANAプラチナ会員サービスは、本来PPのみですと50,000PPの獲得が必要なんですが・・。
このキャンペーンを利用すれば、30,000PP利用+ANAのサービスを7サービス利用+年間400万円以上のANAカード/ANAPay決済で獲得できる・・ってことですね。
そして、2022年のキャンペーンの最大の特徴としては、昨年あまりの金額水準に多くのチャレンジャーのやる気を大幅に削いだ(笑)・・。
ANAカード/ANAPayの利用額合計が、それぞれ100万~200万円ほど引き下げられています。
特に、このステータス以上を獲得しないと意味ないステータスである「ANAプラチナ会員資格」の決済額条件が、前年の600万円から200万円も引き下げられ、400万円になっているのは朗報ですが・・。
それでも、ハードル滅茶苦茶高いのは変わりません。
何しろ、毎月30万円ずつカード利用しても360万円ですから・・このハードルはなかなか厳しいでしょう・・。
ANAさんもそれはわかったうえで、2021年度に比べ条件を引き下げてきたわけですが、それでも、厳しいです(笑)。
このあたりのハードルの設定の仕方は・・やっぱりANAさんはあまり上手くないですね。

あ、ANAカード&ANAPayの決済額のインパクトが強すぎて(笑)、ANAライフサービスの「利用数」についての言及が漏れてましたね。
上記の12個のANAのサービスから、実質7つ以上の利用が必要です。
①ANAのふるさと納税、②ANAストア、③空港内店舗(ANAフェスタ)、④A-Style、⑤ANAマイレージモール、⑥ANAトラベラーズ、⑦マイルが貯まる加盟店、⑧ANAカードマイルプラス・・。
このあたりを利用すれば、何とか7つ以上の利用はできるでしょうから、こちらは何とかイケると思います。
やっぱり、ANAカード&ANAPayの決済額のハードルがけた違いに高いですね。
-
対象者 ANAマイレージクラブ会員
-
適用開始日 2021年12月16日(木)~
- 条件1(PP) 2022年1月1日~2022年12月31日
- 条件2(利用数) 2021年12月16日~2022年12月15日
- 条件3(決済額) 2021年12月16日~2022年12月15日
そして、上記でご紹介した3つの条件、1⃣プレミアムポイント、2⃣ANAサービス利用数、3⃣ANAカード&ANAPayの決済額の各条件を・・。
上記の期間内に達成することで、チャレンジ成功!となり、2023年4月以降1年間のANA上級会員サービスがゲットできます。

あ、ちなみにフライト利用でのANA上級会員サービス資格獲得の場合、獲得後数日後からプレミアムメンバー事前サービスが提供され、最大約2年近くプレミアムメンバーサービスが受けられるのですが・・。
このライフソリューションサービス利用のステイタス獲得では、プレミアムメンバー事前サービスは対象外となっています。
期間内のANAカード&ANA Payの利用実績を集計する必要があるので、これはやむをえないですかね。
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従来のステータス獲得条件には変更なし

そして、ここで超絶朗報です!!
この「プレミアムメンバーステイタス獲得チャレンジ2022」ですが・・・あくまでステータス獲得の新たな選択肢の一つであって、従来のPPのみでのステータス獲得条件は健在です。

このように、ANA公式HPのQAにも明記されていますからね。
あー、これは本当に良かったです。
年間400万円も決済しないとプラチナステータスに達しない・・なんてことになったら、私を含めた多くの給与所得者(サラリーマン)であるSFC修行僧は枕を並べて討ち死にですよ・・全く。
正直、このチャレンジ、本気でチャレンジ感満載過ぎですからね。
特にSFC取得条件となるプラチナステータスを目指すなら、正直このステータス獲得チャレンジで、400万円利用+7サービスを利用して、30,000PPでOK!って条件より・・・。
普通に50,000PPを目指した方が絶対にハードルは低いと思います。
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決済額の達成条件

そして、一応決済額の達成条件の・・詳細も見ておきましょう。
正直、このステータスチャレンジの最大のハードルとなる、ANAカード/ANA Payの決済額ですが・・。
これは上記のとおり、ANAカードの決済額+ANA Payの決済額の合算が対象となります。(※ANAカードからANAPayへのチャージ金額を除く)
ANA Payは正直まだまだ使えるところが少なすぎですので・・、実質はANAカードの決済額で勝負することになりそうです。
- 2021年12月16日から2022年12月15日決済分
- ANAカード〈法人用〉での利用分は対象外
- カードに付帯している電子マネーの利用額は対象外
- ANAカードからANA Payへのチャージ金額は対象外
- ANAカード間の利用額の合算(例:ANAVISAとANAダイナースの合算等)は不可
実際の利用期間と注意点がこちらです。
利用期間は前述のとおり2021年12月16日(水)からの1年間ですので、この1年間全力でANAカードを利用しましょう(笑)。
その他、これ結構重要なんですが、ANAカード間の利用額の合算は不可ですので、1枚のANAカードで1年間決済修行を続ける必要があります。
ご注意を。

その他細かい注意点はありますが・・。
最大の注意点は、そう、ANAのキャンペーンでおなじみの「参加登録」です。
参加登録をしないと、どれだけANAカードを使いまくってもすべて水の泡ですので、このチャレンジに参加してみよう!って方は、絶対にこの参加登録を忘れないようにしてください。
参加登録を忘れて400万円決済したら・・。多分、抜け殻になるので本当にご注意を。
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SFCの改悪・制度変更はなし!

ということで、ANAプレミアムメンバーステイタスの獲得条件には・・実質大きな変更はないと言えるでしょう(笑)。
例えば、SFC(ANA Super Flyers Card)の獲得に必要な、ANAプラチナ会員の取得に、30,000PP+年間400万円カード決済か?それとも、50,000PP獲得か?と言われれば・・。
完全に、50,000PP獲得した方が「簡単」です(笑)。
一応、年間決済額が600万円から400万円に引き下げられてはいますが、それでもハードルは十分高いですからね。
一方、ANA陸マイラーなら、フライトなら完全無料で乗れちゃうので(笑)、下記の関連記事のとおり完全無料でのSFC修行解脱(ANAプラチナ会員:50,000PP獲得)も夢でもなんでもありません(笑)。
そして、これまた朗報ですが、SFCのサービス自体にも、一切改悪等は発表されていません。
ということで(笑)、SFC修行僧の2022年の修行の方向性には、大きな変更はないですね。
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まとめ

以上、2022年も継続開催されている、「ANAプレミアムステータス獲得チャレンジ2022」について解説しました。
あ、「ライフソリューションサービス利用が多い方のステイタス獲得条件」が新たに追加された!ってのが、正式な言い方になります。
2021年のステータス獲得チャレンジに比べると、ANAカード&ANAPayの決済額条件が下がったのは朗報ですが・・。
それでも、プラチナ会員取得に必要な決済額は400万円と、簡単には達成できない条件です。
もう少し、チャレンジする気になる条件だと「ちょっと頑張ってみるか!」と思い、その分カードやサービスの利用者も増えると思うんですが・・。
この条件だとそもそもチャレンジする気にもなれませんからね?
初めから諦める金額設定なので、どこまでANAサービスの利用拡大につながるのか、その効果は本当に疑問ですね・・。
2021年の内容が「好評」だったの??(疑問だな・・)ってのは、そういう理由もあるんです(笑)。
ただまあ、このハードルの高さの結果?、SFC(スーパーフライヤーズカード)への影響が全くなかったのが、唯一の喜ばしい点ですかね。
SFC修行は・・このステータス獲得チャレンジを無理に狙わず、PP修行で達成するのが・・2022年も現実的になりそうです。
この2022年度ステータス獲得チャレンジの詳細は、こちらのANA公式プレスからご覧いただけます。
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私は普段の生活にちょっとの工夫をするだけで、年間50万ANAマイルを貯めています。え・・そんなにマイル貯まるの?と興味が湧いた方は、ぜひこちらも併せてご覧ください。
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