ANA「用途・期間限定マイル」とは?貯める方法で用途と有効期限が変わる制度を解説!

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ANAマイルの有効期限といえば獲得から一律3年と覚えておけばよかったのですが・・。

2022年4月からの「用途・期間限定マイル」制度の導入により、なんと積算事由(貯める方法)により用途と有効期限が変わる制度が導入されたため・・。

なんと、一部のマイルにつき用途が違い、さらに有効期限が3年より短いものが混じることになりました(笑)。

あ、ここからご紹介しますが、これまでどおり有効期限の短いマイルから先に使われる・・という制度には変更がなく、用途制限も限定的なので、ガンガン使っていれば特に影響はないといえば・・ありません(笑)。

ですが、陸マイラーにはちょっと気になる制度変更であることは確かだと思います。

結論から言うと、現時点では陸マイラーにはほとんど影響はないのですが、動向は注視しておいた方がよさそう・・って感じですかね。

早速、「用途・期間限定マイル」の概要と今後の展望などについて解説します。

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用途・期間限定マイルとは

では、まずは簡単にこの「用途・期間限定マイル」制度について解説します。

上記のとおり、2022年4月以降キャンペーンなどにおける積算マイルを対象に用途・期間限定マイルを導入いたします・・。

とのリリースになっていますね。

積算事由 グループ 有効期限
フライトやライフソリューション グループ1:通常マイル 36ヶ月後の月末まで
キャンペーンなどでの積算マイル グループ2:期間限定マイル キャンペーンにより可変
グループ3:用途・期間限定マイル
グループ4:航空関連サービス・期間限定マイル

え・・それってどういうこと?ってのを解説したものが、こちらですね。

まず、一番上、「フライトやライフソリューション」で獲得(積算)されたマイル「グループ1:通常マイル」にグルーピングされ・・。

用途と有効期限はこれまでどおり、用途制限なしの36ヶ月後の月末まで(3年)になります。

あ、ちなみにライフソリューションってのは、飛行機の利用以外に、買い物など生活におけるさまざまなサービスの総称です。

ANAショッピング「A-Style」などでの獲得マイルや、日常の移動でマイルが貯まる「ANA Pocket」での獲得マイルなんかが対象になりますが・・。

これらサービスの獲得マイルの用途と有効期限は今後も変わらない・・ってことになります。

そして、新たに設定されたのが、表のその下「キャンペーンなどでの積算マイル」です。

このキャンペーンなどでの積算マイルは、「グループ2:期間限定マイル」「グループ3:用途・期間限定マイル」「グループ4:航空関連サービス・期間限定マイル」4カテゴリーに分類され・・。

それぞれ、用途と有効期限が異なる・・ということになったんです。

ただ、「用途・期間限定」マイルのうち、「用途」については、上記のとおりグループ1〜4いずれのカテゴリーのマイルに分類されても、実はほとんど違いがありません。

特に、特典航空券(国内線/国際線/スターアライアンス)アップグレード特典ANAスカイコインというANAマイルの主要用途には問題なく使えるので・・。

実質「用途」限定という点についてはほぼ・・というか全く影響はありません

ということで、ほぼ影響はないにも関わらずこんなに細かくグルーピングしたら、個人的には・・これANAさんも管理が相当大変じゃね?って勝手に心配しちゃいますね(笑)。

ということで、ANAマイルを貯めている方にとっての影響は、実質「有効期限」限定・・ってことになりますかね。

マイルの価値を徹底解説。1ANAマイルは一体何円なのか?

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獲得ルートによる有効期限の違い

ということで、実は用途限定はあまりに気にしなくて良いってことが判明したので・・。

ここで気になるのは「有効期限が3年じゃない積算(加算)理由って・・何?ってことですよね(笑)。

実はこれ、上記のとおり2022年4月11日(月)以降に開始するキャンペーンから適用になるってこと以外・・公式発表からはよくわからないんです。

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ただ、ANAさんの公式表記を見るに、たとえばこんな感じのまさに「キャンペーン」で獲得できるANAマイル「用途・期間限定マイル」に分類されるものと思われます。

そして、陸マイラー的にはめちゃくちゃ気になる(笑)、ポイントサイトのポイントやホテルポイントをANAマイルに交換した場合はどうなんだ・・ってことですが・・。

これは、シンプルにキャンペーンでの獲得ポイントではないので、普通にグループ1に分類され、有効期限3年ってことになりますね。

陸マイラー的な影響はほぼなさそうなので、ここは安心です。

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変更スケジュール

では、この「用途・期間限定キャンペーン」の導入に伴う、従来のマイル口座の積算基準からの変更スケジュールも簡単に。

まず、2022年4月10日(日)積算分までは、積算事由(加算ルート)に関わらず一律有効期限は3年間です。

一方、2022年4月11日(月)以降のマイル積算分は・・。

上記のとおり、またここまでご紹介のとおり獲得事由により用途と有効期限が異なりキャンペーン参加によるマイル積算はグループ2〜4に分類され、用途と有効期限が異なります

そして、その用途のグルーピングと、有効期限はキャンペーンごとに違い、キャンペーンごとに明示されます。

ただし、ご紹介のとおり用途の制限は、実質的にはマイルの利用価値には影響がありませんからね。

このため、注意すべきは有効期限が異なる・・具体的には有効期限が短くなるってこと限定と考えておけば良いでしょう。

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その他の注意点

その他、気になる注意点も簡単に。

まず、異なるマイル口座グループ・・たとえばグループ2とグループ4で同じ有効期限のマイルがある場合は・・。

グループ4からグループ1の順でマイルが減算されます。

これは、グループ4が最も用途の制限があり、グループ1が最も用途の制限がないから・・という理由によります。制限のあるマイルから先に、自動的に減算されるんです。

お次の注意点がこちら。

ANAの上級会員資格である「ダイヤモンドサービス」資格を獲得すると、資格期間中はANAマイルの有効期限が無期限になるのですが・・。

このダイヤモンドサービス期間中は、有効期限やグループにかかわらずANAマイルの有効期限は全て無期限となります。

そして、ダイヤモンドサービスメンバーの資格を失効した場合は、グループにかかわらず全ての未使用マイルの有効期限が36ヶ月後の月末までになります。

ダイヤモンドメンバーサービス的には、用途はともかく有効期限への影響はない!ってことになりますね。

最後に、ダイヤモンドサービスメンバーと同じくマイル有効期限のない「ANAミリオンマイラー」の方は・・。

当然ながら、これまたANAマイルのカテゴリーによらず生涯マイルが失効することはありません

上級会員の方には、実質ほとんど改悪はない!ってことになりますね。

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受け止め方と今後の展望

ということで、ANAさんの「用途・期間限定マイル」の導入陸マイラー的受け止め(笑)ですが・・。

まず、用途限定マイルの概念については、前述のとおりほぼ影響はありません

用途制限ルールは導入されますが、「特典航空券(国内線・国際線・スターアライアンス)」「ANAスカイコインへの交換」という、ANAマイルの利用価値的に最重要な使い方への用途制限はないので・・ここは改悪でもなんでもないでしょう。

また、有効期限の短縮についても・・個人的にはマイルは使ってナンボ(笑)だと思ってますので、これまた実質影響はないですかね。

この陸マイラーの世界やポイントサイトの世界には、改悪はあっても改善はほぼありません(笑)。

さらに、新型コロナのように、誰もが予想しない理由でマイルはあっても使えない!なんてこともありますからね。

ということで、マイルは貯めたらガンガン使った方が・・結局は改悪前にお得に使える!ってことになるんですよね。

このため、今回の「用途・期間限定マイル」の導入でも、ポイントサイトのポイントがANAマイルに交換でき、さらには有効期限がちょっと短くなるくらいであれば(笑)、正直ほとんど痛くはありません

今後恐れるべきなのは・・。

ANAマイルの獲得経路によっては「特典航空券に使えない」「ANAスカイコインに交換できない」といったANAマイルの最も重要な用途への用途制限がかかることと・・。

そもそも、ポイントサイトのポイントからANAマイルに交換できなくなる!ってことだと思います。

その意味では、今回の発表程度ではまだまだ陸マイラーは健在ですので、安心してマイルを貯めちゃいましょう(笑)。

あ、ちなみにフライトキャリアであるANAさんが、付与したマイルを特典航空券に利用できない改悪を行う!ってのは・・個人的にはないと思っています。

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まとめ

以上、実はちょっとドキッとした(笑)、ANAマイルの「用途・期間限定マイル」の開始について解説しました。

ただ、ご紹介したとおり「用途制限」については特典航空券とANAスカイコインというANAマイルの最重要用途については制限がかかっていませんし・・。

有効期限については、有効期限を気にするくらいなら使った方がお得(笑)ですので、この「用途・期間限定マイル」の開始について、現時点ではそこまで深刻に気にする必要はなさそうです。

ただまあ、改悪の序章といえなくは・・ないんですけどね(笑)。

ということで、とりあえずすぐさま何かやばいことになった!ってことではありませんが、気になる制度変更であることは確かですので・・。

状況は、注視していきましょう!!

ANAさんの「用途・期間限定マイル」導入の詳細については、こちらANA公式HPでご覧いただけます。

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