ANAがハワイ・ワイキキの中心部に所有する自社ラウンジ「マハロ・ラウンジ」。
ANAが誇る超弩級ジャンボジェットA380の就航に合わせ内装がリニューアルされるとともに、従来のANAトラベラーズ催行のツアー客(ANAハローツアー、WEB限定ツアー、ANAマイレージクラブ会員限定ツアー「旅作」など)専用のラウンジから、AMC(ANAマイレージクラブ)会員なら、現金もしくはマイルで誰でも利用できるラウンジに生まれ変わりました。
ANA「マハロラウンジ」の利用価値、入室条件と利用方法を徹底解説します。
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マハロラウンジの場所と利用価値

今回ご紹介するANA「マハロラウンジ」の場所がこちら。
ワイキキのちょうど中心部に位置する、DFSの隣、ワイキキ・ショッピングプラザの2階にあります。これ正直、滅茶苦茶便利な場所なんですよね。
そして、ANAがこのワイキキの中心部の非常に便利な場所にラウンジを構えている理由。その大きな理由は、実は「ホテルチェックインまでの待ち時間」の時間つぶしを想定しているんです。
というのも、ANAのホノルル便は、全フライトが現地時間の朝に到着します。
ホテルには通常、午後にならないとチェックインができませんが、「マハロラウンジ」には、更衣室やお荷物のお預かりサービスがありますので、到着してすぐに着替え、身軽になって街に繰り出すことができます。
でも、このラウンジの利用は、2019年5月までは前述のとおりANAトラベラーズ催行のツアー客専用のラウンジで、ANAツアーの参加者以外には利用ができなかったんです。

しかし、2019年5月以降、これまでどおりANAトラベラーズ催行のツアー客は無料で利用できますが、AMC会員であれば、現金もしくは現金相当のANAマイルを支払うことで有償で利用が可能になり、さらに便利になりました。
これはもちろんA380の利用客を意図したサービスであることは自明ですが、実は、ANA便以外の利用者でも利用できてしまうんですよね。
ANAツアー参加者にはもちろん、AMC会員(他社便でハワイに到着する方を含む)にとってもかなり利用価値が高い。そんなラウンジだと思います。
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マハロ・ラウンジでできること

マハロラウンジの利用価値は、前述のとおり午前中便でハワイに到着後、ホテルへのチェックインまでの間の荷物預かり&着替えができる更衣室の提供にあります。
このサービスがあることで、ハワイ到着初日の時間を有効に活用することができます。大きな荷物を抱えてショッピングや観光はできませんからね。
が、これ以外にも様々なメリットがあるんです。
- オプショナルツアーの手配
- ミールクーポンの予約や販売、レストランの予約
- 現地情報(交通情報、ルート情報)
- 日本語新聞・雑誌の閲覧
- 手荷物お預かりサービス
- 円⇒USドルへの両替
- ラウンジ内WiFiサービス(無料)
- 傘のレンタル(無料)
- スマートフォンレンタル(有料)
- ベビーカーレンタル
(有料/滞在中1台10USドル)
このマハロ・ラウンジの充実のサービスがこちら。もちろん、常駐スタッフは完全日本語対応可能です。

さらに、ラウンジならではのコーヒーやソフトドリンクも無料で飲み放題です。
「初めてのハワイだし・・午前中到着なんだけど、ホテルチェックインまでの時間どうしよう・・」「まず、現地情報を日本語デスクで聞きたい」「荷物を預けて、チェックインまでの間に買い物に出かけたい」なんてニーズをお持ちの方に、完璧にマッチするサービスだと思います。
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マハロラウンジの利用料金・営業時間

このマハロ・ラウンジの利用料金がこちらです。
AMC会員とその同伴者であれば、1人20ドル相当の現金もしくはANAマイル(マイルの場合は1人約2,500ANAマイル程度)を支払うことで、マハロラウンジを利用できます。
なお、12歳未満の子どもは無料です。(※ANAツアー利用者は、これまで通り無料で利用可能)
1人20ドルもしくは2,500ANAマイル・・ちょっと高いかな?と思われるかもしれませんが、到着日から10日間ラウンジの利用ができますので、滞在中毎日利用することも可能です。毎日利用は・・しないかもしれませんが、利用することを考えればお得ですね。
この利用頻度を考えて利用するかどうかを選択すればよいと思います。
ちなみに、繰り返しですがANA便の利用がラウンジ利用の条件ではない(AMC会員であることが条件)ので、他社便利用者でも、AMC会員であれば、1人20ドルもしくは約2,500ANAマイルを支払えば、このマハロラウンジを利用することは可能です。
- 営業時間 8:00~18:00
ちなみに、気になる営業時間は上記のとおり。
かなり早朝に到着しても、8:00~18:00まで営業しているので手荷物を預けてショッピングや観光に繰り出しても全然大丈夫です。使い方によっては、かなり利用価値の高いラウンジと言えそうですね。
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マハロラウンジをAMC会員に開放した意味
このマハロラウンジは、繰り返しですがこれまでANAツアー利用者専用のラウンジでした。
それを、AMC会員全体に開放した意味・・それはやはり同じ日系の航空会社JALとのガチンコバトルの一環と考えるのが自然でしょう。

というのも、JALはANAのA380に対抗した新しいハワイ行きキャンペーン「JAL Hawaii」で、上記の「ホテルアーリーチェックインプラン」の提供を開始したんですよね。
JAL便もそのほとんどがハワイ到着は午前中なのですが、上記のプランでは、JAL便の利用者が特定のホテルを利用する場合、なんと12時からのアーリーチェックインを確約してくれる、というかなり素敵なプランなんです。
ANAとしては、このアーリーチェックインプランへの対抗措置として、このマハロラウンジのAMC会員への有償開放というサービス提供に至った・・と考えても、あながち間違いではないと思います。
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まとめ

ANAがホノルルの中心部に開設している「マハロラウンジ」。
これまではANAツアーの利用者専用ラウンジでしたが、有償にはなりますが他社便の利用者を含めAMC会員全体に利用対象が拡大されたので、格段に使いやすいラウンジになりました。
ANA便をはじめ、アジアからのハワイ到着便の多くは午前中着のことが多いので、ホテルチェックインまでの時間つぶしに、利用価値の高いラウンジと言ってよいと思います。
また、到着から10日間利用することができるので、1人20ドル(約2,500ANAマイル)の支払いでも、利用回数によっては十分元が取れると思います。特に現地ツアーやレストランの予約などを、頻繁に日本語で相談したい方などにとってはおすすめと言えそうです。
マハロラウンジの予約はこちらからどうぞ。日本円での支払い(カード決済)はもちろん、ANAマイルでのお支払いどちらでも行うことができます。
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