ピーチ・アビエーションが、航空会社にとっての「鬼門」とも呼べる定額乗り放題(サブスクリプション)サービスを検討中!とのニュースが話題です。
そして、このサービスどうやら既にピーチの経営トップも認めており、「本当」に実現するらしいです。
ただ、報道によると席数限定のかなり狭き門のようなんですが・・運よく買えればどうも超絶お得のようですので、欲しい方は狙って行っても良いかもしれません。
ピーチが検討中の定額乗り放題(サブスク)サービスの概要、サービス期間、設定路線、気になる料金などについて、現時点で分かる情報をまとめてみました。
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目次
ピーチが定額乗り放題プランを検討!?
【ピーチ 国内定額乗り放題検討】https://t.co/1BV3gL9a2k
LCCのピーチ・アビエーションが、国内の全路線が定額で乗り放題になる新サービスを検討していることが判明した。内容が異なる複数のプランを用意する予定で、料金は月約2万円からを想定している。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) December 23, 2020
まず、2020年12月23日にYahoo!ニュースで報じられた記事がこちらですね。元ネタは・・共同通信かな?
- ピーチ・アビエーションが、国内の全路線が定額で乗り放題になる新サービスを検討中
- 国内の路線で何度でも利用できる
- 内容が異なる複数のプランを用意する予定
- 料金は月約2万円からを想定
この記事のポイントがこちら。
まず、国内の全路線が定額で乗り放題になる新サービスを検討している・・とのこと。
しかも、サブスクリプション(定額使い放題)サービスですので当然ですが、国内の路線で何度でも利用でき、料金は月約2万円から・・ということですから、これ本当なら旅好きの方にはかなり興味深いサービスだと思います。
ピーチ、国内線”1ヶ月乗り放題パス”販売へ https://t.co/MTUqPiO6Qi pic.twitter.com/FjeRiHoBye
— TRAICY(トライシー) (@traicycom) December 24, 2020
そして、この記事には航空メディア「Traicy」さんが後追いの記事を出しており、その記事によると・・・。
- (ピーチ・アビエーションの)森健明最高経営責任者(CEO)は、中部国際空港で取材に応じ、「検討しているのは事実。しっかり準備をして、然るべきタイミングでご説明したい。」と話した
とありますので、既にピーチ・アビエーションの経営トップ(森CEO)も検討の事実を認めているんですよね!!

ピーチ・アビエーションは上記の通り本拠地大阪と東京を中心に、名古屋(新規就航)路線など各地を結ぶ国内全28路線を展開しています。
この全28路線には、沖縄、石垣島、北海道なども含まれています。この28路線に乗り放題!!というのは、かなり魅力的ではないでしょうか??
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サービスの詳細も見えてきた!!
ピーチが国内線全路線で1カ月定額乗り放題 21年2月にhttps://t.co/8sQlolzeLR
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) December 23, 2020
そして、さすがの取材力を誇る日経新聞が、さらなる詳細記事を掲載しています!!
- 国内線全線が1カ月間定額で乗り放題
- 期間は2021年2月の1カ月間限定
- 販売座席数は180席限定。2021年1月より販売
- 座席のみが利用できる「ライトプラン」と、座席指定のほか手荷物を1つ預けられる「スタンダードプラン」の2種類を販売
- 先着30席のみ、「ライトプラン」なら19,800円、「スタンダードプラン」なら29,800円で販売
- 31席目以降は、それぞれ29,800円、39,800円
・・正直、ほぼ全貌公開って感じなんですが(笑)。
まず、気になるサービスの期間と利用路線ですが、2021年2月の1か月間のみ、約30の国内路線全路線に乗り放題、ということになっています。
ただし・・ここが一番のポイントですが、販売座席数は全部で180席限定です。これが多いのか?少ないのかは分かりませんが、全国で180席ということは、そんなに多くはないと言えるでしょう。
また、気になる料金プランは座席のみ利用可能な「ライトプラン」と、座席指定+手荷物1つ預け入れ可能な「スタンダードプラン」が用意され、ライトプランもしくはスタンダートプランの先着30席のみ、10,000円引きの最低19,800円から・・となっています。
31席目いこうは、それぞれ29,800円、39,800円です。
サービスが同じなら安い方がお得に決まっているので(笑)、この席取り競争に参加する気がある方は、先着30席を狙って行くのがおススメ・・と言えそうです。
・・多分、相当激戦でしょうけどね(笑)。
なお、販売開始は2021年1月からとなっていますので、詳細は公式の発表or続報を待ちましょう。
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サブスクが航空業界の「鬼門」である理由

ちなみに、この定額乗り放題サービス(サブスク)は、航空業界にとって・・正直「鬼門」と言えるサービスです。
至近の例では、エアアジアXがマレーシアでサブスクサービスを開始しましたが、その後すぐに全路線の運航停止になり本当の意味で「紙くず」となって爆死したばかりですし・・。
ANAが2010年に販売した「プレミアムパス300」は、なんと1年間、国内線プレミアムクラスの300回まで乗り放題というかなりぶっ飛んだサブスクサービスでしたが・・。
本当にきっちり300回・・ただ往復プレミアムクラスに乗って食事とアルコールを飲みまくるという「猛者」を生んでしまい、これまた自爆しましたからね・・。
古くは、アメリカン航空がなんと「生涯ファーストクラスに乗り放題」というチケット「Aエアパス」を25万ドル(当時の為替レートで約5500万円)で販売し、なんと1万回もファーストクラスに乗られてしまい、一切利益を生まないお荷物チケットになっちゃった・・なんてこともありました。
音楽聞き放題!とか、牛丼食べ放題!なんてサブスクと違い、航空機はイメージとして「高価」ですので、「乗りまくって元を取らないと!」と思いがちなので、思った以上に利用される・・という側面があるんです。
ピーチも多分「実験」としての販売だと思いますが、これ定着するのか?非常に楽しみですね。
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まとめ

以上、壮大な社会実験?とも言えそうな、ピーチ・アビエーションの国内線定額乗り放題サービスについて、現時点で分かる情報をまとめてご紹介しました。
正直、ご紹介した通りフライトとサブスクサービスの組み合わせはあまり上手くいった事例がないのでかなり気になるところですが、意欲的な取り組みであることは確かですからね!!
ピーチ・アビエーションさんのチャレンジには敬意を表したいと思います。
え?お前は買うのか?って?・・・私は、多分仕事もあってそんなに乗れないので、ちょっと様子見だと思います。
以上、気になるピーチの定額乗り放題サービスをご紹介しました!!
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