ポイントサイトから楽天ポイントへの交換レートが超絶改悪!何故?その理由とは

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普段からポイントサイトを利用する機会の多い方、そして楽天経済圏ユーザーの方はもうお気づきの方も多いかもしれませんが、実は各ポイントサイトから楽天スーパーポイントへの交換レートが、順次改悪されています。

いわゆる「楽天経済圏」外のポイントサイトから楽天ポイントへの交換は、ほとんどすべてのサイトで2020年6月以降交換レートが改悪となるんです。

具体的には、等価交換が「当たり前だった楽天スーパーポイントへの交換レートが、軒並み等価交換不可となり、楽天ポイントへ交換することにより約25%程度価値が目減りすることになります。

何しろ、これまで等価交換だったのがいきなり75%程度の交換率に改悪ですからね?

楽天スーパーポイントはANAマイルのように1P=2円以上で使えたりするような可変ポイントではなく、単純に1P=1円の価値しかありません。

つまり、これはもうほぼ交換ルート「封鎖」といって良いほどのインパクトがある改悪だと思います。

各ポイントサイトのポイントから楽天スーパーポイントへの交換は、陸マイラーとしてはあまり利用することのないポイント交換ルートですが、楽天経済圏を頻繁に利用する方にとっては実は結構気になる改悪ではないでしょうか。

今回の改悪の概要と、その狙いについて考察してみたいと思います。

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ポイントサイト → 楽天スーパーポイントへの交換が軒並み改悪!

では、今回の交換レートの改悪の状況について、サクッと確認していきましょう。

まずはこちらですね。ドットマネーさんから楽天ポイントへの交換が、2020年6月25日以降390マネー→300楽天ポイントへと改悪になります。

同日までは、上記のとおり300マネ―(円)→300楽天ポイントへの交換・・つまり完全等価で交換可能だったんですよね。

このため、今回の改悪により、交換率は等倍から0.77倍(300楽天ポイント÷390ドットマネー=0.77)への超絶改悪になります。

何しろ等倍(100%)から、交換率77%への改悪ですからね?

実質23%の目減りってことは・・ドットマネーからのポイント交換は楽天ポイント以外にも数多くあるので、これでは楽天スーパーポイントに交換する価値はほぼなくなったといっても過言ではないでしょう。

例えばドットマネーからなら、現金への交換が完全等価でできますからね。楽天ポイントに交換するくらいなら、現金に交換した方が断然お得です。

同じくポイント交換経由サイト「PeX」でも、上記のとおり6月1日から楽天ポイントへの交換レートが改悪になります。

これまで、1,000PeXポイント(100円)=100円分、つまり完全等価での楽天スーパーポイントへの交換が可能だったのですが、6月1日からはPeXポイント130円=100円分の楽天スーパーポイントへの交換になります。

これまたドットマネーと同じく0.77倍での交換に改悪になるんです。

このPeX交換率の変更は、ドットマネーと同じくほぼ交換ルートの封鎖といって良いほどのインパクトがあると思います。

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ポイントサイトでも改悪

この改悪の動きは、ポイントサイトからの直接交換でも同じタイミングで適用されています。

例えば、上記ポイントサイトの雄「ハピタス」さんでも、ハピタスポイントから楽天ポイントへの交換率が、これまでの1ハピタスP(円)=1楽天ポイント、つまり等価交換から、上記のとおり1.3P=1Pへと改悪になります。

これまたドットマネーやPeXと同じく、交換率が100%→77%へと改悪になることになりますね。

同じく、ポイントサイト「モッピー」でも、交換手数料が改定になります。

従来手数料無料であったモッピーポイント→楽天ポイントへの交換の手数料が150P~必要となるため、同じく等価交換ができなくなります

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改悪は何故?その理由とは

ここまでご紹介したように、ポイントサイトから楽天ポイントへの交換は実質ほぼ閉鎖になったわけですが・・。

これって、何故こんなことに‥しかも一斉になったんでしょうか。

私の推測も含まれますが、これはほぼ確実に楽天ポイント側から仕掛けたものだと思います。

では、その仕掛けの理由は何故なのか?ここが当然気になりますよね。

そして、この楽天側の理由と戦略は、楽天三木谷社長の5月13日の記者会見の発言で、その一端を伺い知ることができます。

■(楽天モバイルは)楽天経済圏とのシナジーが成功の鍵

現状楽天モバイルと楽天市場とのシナジーはほとんどないが、「(楽天スーパーポイントにより)実質的に無料で携帯電話が使えるようにということが実現する」(三木谷社長)ことが成功のカギになる。

ここ、すごく重要ですね。

ご存知の通り、楽天はその存亡をかけて「楽天モバイル」に全力を傾けてきています。

そして、楽天モバイルは少なくとも700万ユーザーを集めないと黒字化はできないと、三木谷社長自身が表明しているんですよね。

このため、完全な楽天モバイル「ばら撒き」施策を仕掛けてきていることは、皆さんもご承知のことと思います。

さらに、もう当初は完全に赤字上等の楽天モバイルなんですが、今後の黒字化(成功)のカギ「楽天市場とのシナジー」とこれまた三木谷さんは明言しているんです。

そして、そのシナジーこそが楽天ポイントを通じた、楽天モバイルと楽天経済圏との一体化構想なんですよね。

つまり、楽天市場など「楽天経済圏」で付与された楽天ポイントを楽天モバイルの通信料に充当するのは、全然OK!なんですが、ポイントサイトのような楽天経済圏以外のポイントを楽天モバイルも通信料金に充当されたら、もう滅茶苦茶赤字なので、当面は勘弁してほしい

この結果、今回の各ポイントサイトから楽天ポイントへの交換レートの改悪につながった・・というのが、改悪の理由ではないでしょうか??

これは勝手の推測ですが、当たらずも遠からず・・という気がします。

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楽天ユーザーはANAマイルを貯めよう!

いかがでしたでしょうか?

ここまで解説したとおり、2020年6月以降「楽天経済圏」外のポイントサイトで貯めたポイントを楽天ポイントに交換すると、これまでのような等価交換はできず、かなり目減りすることになります。

この結果、特に楽天経済圏ユーザーは、ポイントサイトで貯めたポイントを楽天ポイントに交換する意味は無くなってしまいました

であれば、個人的には楽天ポイント貯蓄派のポイントサイトユーザーには、是非ANAマイルを貯めることをおすすめしたいと思いますね。

楽天ポイントに交換すると0.77倍に目減りしますが、ANAマイルに交換すると、一旦0.75倍(1円=0.75マイル)に目減りしたように見えますが、このマイルは実際には2円以上の価値で使えますからね。

楽天ポイントに交換するより間違いなくお得に使えます。

ポイントサイトで楽天ポイントを貯めている!って方は、是非陸マイラーヘの転向を・・検討してみてはいかがと思います。

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