【大改悪?】ANA国内線運賃制度変更で予約が取れない!具体的影響まとめ

2018年から新たに導入されたANAの新しい運賃制度。

本格導入されたのが2018年7月からですが、どうやら大改悪の制度変更だったようで、その改悪の全貌が徐々に見えてきました。

【7月1日から】ANA国内線特典航空券の予約開始時期と発券の新ルールまとめ。マイル旅行がさらに身近に

2018.06.26

個人的に、この運賃制度変更は好意的に受け止めていたので、ここまでの改悪方向の影響があるとは・・正直驚きです。

具体的に、どの運賃での予約にどのような影響が出ているのか。具体的な影響をまとめてみました。

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①株主優待運賃への開放座席数が減少

これが、最も大きく、しかも影響の大きな改悪です。

上記のとおり、今回の運賃・予約制度の変更で、株主優待割引運賃の予約開始時期が、出発の355日前に変更になりました。

ここまでは良いんです。何しろ、株主優待割引運賃はほとんど「一般運賃」と同じ扱いでしたので、空席さえあればほぼ予約することができる座席でした。

株主優待割引運賃のメリットといえば、これら旧「旅割」「特割」の予約が難しい繁忙期や、旅割・特割の販売期間が終了した直前予約時などに、割安な価格で航空券を購入できることですので、予約日が前倒しされることはほとんど意味がないし、利用価値もない変更です。

というか、そんな前から予約できるなら、株主優待割引運賃より割安な旅割75(新名称ANAスーパーバリュー75)とかの予約をすれば良いんですからね。

つまり、株主優待割引のメリットは「直前や繁忙期(一部除く)でも、安価にチケットが取れる」ことだったんです。このメリットを裏付けていたのが、「株主優待割引運賃」の座席予約の優先度が、「一般運賃」とほぼ同じ扱いだったこと。

本当に一部の繁忙期を除き、一般運賃での座席予約席数が残っていれば株主優待運賃も予約できる。

それが、株主優待運賃のメリットだったんですが・・。それが、今回の運賃・予約制度の変更に際し、なんとANAスーパーバリュー21(旧旅割21)以下の扱いの座席になってしまったんです。

例えばこれはとある日の羽田ー那覇便。9:15羽田発のANA995便は、普通席でも残り8席とかなり予約が難しい状況になっています。

一応、バリュー・スーパーバリューでも予約できることになっていますが・・。

実際にバリュー・スーパーバリューで予約できる座席はこのとおり。バリューなら何とか予約できますが、スーパーバリューの場合21(旧旅割21)区分の席しか予約ができません。

そして、これまではこの場合でも「大丈夫!株主優待ならもっとお安く予約できる!」って感じだったんですが・・。

えっ・・・って感じです。

まさかの、空席待ち表示。つまり、ANAにとっての株主優待運賃は、ANAスーパーバリュー21以下の扱いの座席に成り下がった・・ということです。

いや、これは結構な改悪だと思いますよ。何しろ、株主なのに安売り顧客扱いされているってことですからね。

ANAの株主優待券は確かにオークションなどでの流通の活発化により、株主以外の利用が多いことは事実だとは思いますが、ガチの株主の方ならブチ切れしていてもおかしくないレベルの改悪だと思います。

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予約期間の違いを利用すれば予約は可能・・なのか?

この「株主優待割引運賃」は、一応AMC会員以外に販売されている「ANAバリュー」や「ANAスーパーバリュー」よりも早期に販売が開始されるので、その発売前に予約すれば予約できると言えばできるのですが・・前述のとおり、株主優待はこれら運賃よりも割高なことが多いので、そんな予約にはほとんど意味がありません。

ただ、例外的に繁忙期については、これら割引運賃は予約の大激戦が予想されるので、いっそ株主優待で先廻りで予約することがメリットとして残るのですが・・

さらなる問題は、ANAスーパーバリュー「アーリー(EARLY)」の存在です。

このANAスーパーバリューアーリーも、9月3日9:30以降、株主優待運賃と同じ搭乗355日前から販売されます。

このため、もし株主優待割引運賃の航空券上の「序列」がANAスーパーバリューと変わらないなら、株主優待割引席が発売早々に売り切れてしまうことになり、GWや年末年始などの繁忙期には、これまで比較的取りやすかった株主優待割引運賃での予約がさらに難しくなることが予想されます。

これは・・株主優待ユーザーの方にはかなり大きな改悪だと思いますね。

②特典航空券の予約がさらに争奪戦に

2つ目の改悪がこちらです。

上記のとおり、ANAマイルを用いた国内線特典航空券の予約が、ANAバリュー・スーパーバリューと同じく運航ダイヤ期間ごとに一斉発売になったことにより、予約がかなり難しくなりました。

これまでは、2か月前の同日からの発売だったので、「毎日が発売日」状態だったのですが、「半年間一斉発売」になったことで、発売日周辺で予約が埋まってしまう確率がかなり高くなってしまったように感じます。

それを後押ししているのが、この特典航空券の発券ルールの変更ですね。

上記赤枠内のとおり、特典航空券の発券ルールが、搭乗日前日まで予約変更が可能となり、さらに有効期間も発行日の翌日から起算して1年間に大幅に伸びたことで、「予約したけど、後から日程を先延ばし」という変更がかなり容易になりました。

このことも、特典航空券を「とりあえず予約しておこう」という消費者心理を後押ししているのではないかと思います。

これにより、一斉発売開始日という「特定日」に、半年先までの特典航空券について全国のAMC会員とガチバトルの必要性が生じることになってしまいました。

これまでは搭乗2か月前ということで、予約開始日が分散していたこと、そして予約変更のハードルが若干高かったので、それなりに国内線の場合予約が取りやすかったんですが・・。

予約変更ルール上は改善に見えて、実は予約の取りやすさの面は改悪。

それが、今回の国内線運賃・予約制度変更の結果だと思います。

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ANAスカイコインの方が、国内線予約は簡単か?

このブログでも何回も紹介してきましたが、時期や価格によっては、ANAマイルの特典航空券での国内線予約よりも、スカイコインでの予約の方が安い場合もあります。

ANAマイルで国内線特典航空券予約に使うべき裏技!マイルで国内線を最得で予約する方法

2018.07.25

特典航空券の場合、今回の予約制度変更により、上記のとおり予約がかなり難しくなる傾向のように思います。

しかし、例えばANAスーパーバリュー21の場合でも、スカイコイン(1マイル=最大1.7コイン(円))に換算すると、マイルでの特典航空券発券よりもスカイコインの方がお得な場合もありますので、特典航空券が取れない!という際は上記の方法もお試しください。

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株主・マイラーへの対応はこれで良いのか?

ANAは、株主およびANAマイラーへの還元として、上記ハワイ路線へのA380の投入によるマイラー向け特典航空券の増席や、さらにはANAの株主向けのハワイ旅行特典を検討しているそうです。

しかし・・今回の運賃・予約制度変更は、これらマイラー・株主に対する見解の真逆方向の変更になっています。

特に国内線株主優待運賃の改悪は結構な衝撃ですよね。

個人的には、全般的に、ANAの運賃・予約制度が「早い者勝ち優先」の傾向に変化していることが、非常に気になります。

株主優待運賃のメリットは、この早い者勝ちに乗り遅れた方向けの救済策だったんですが、今回の改悪によりその方法の先行きが見通せなくなったこと。

そして、国内線特典航空券の予約も、なし崩し的に早い者勝ちの制度に移行してしまったこと。

この結果、これら「株主優待」「マイル特典」の航空券が、かなり取りにくくなってしまったように感じています。一斉発売日の当日に予約競争で勝負する・・というのは、なんか折角株主であること、マイラーであることの意味がないように感じますものね。

全然、優遇されている感がありません

ANAに期待しているからこそ、今後の展開について注視していきたいと思っています。

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