ANA国内線座席指定のおすすめは「国際線ビジネスクラスシート」。特典航空券なら座席指定無料!

この記事には広告が含まれています

ANA国内線普通席の座席指定、おすすめはどの座席なのでしょうか?

一般的におすすめと言われるのは、まずは非常口座席です。とにかく足元が広いのが特徴ですので、座席指定できる場合はまずは第一優先になるでしょう。

ANA国内線非常口座席のメリット/デメリットを解説!手荷物が座席下に置けないって本当?

次におすすめなのは、いわゆる「バルクヘッド席」。いわゆる「一番前の席」ですので、こちらも足元に余裕があることが特徴です。

エアアジア国内線ホットシート最前列席の実力を口コミ。ビジネスクラスくらい広い最強座席

しかしながら、これらの座席はあくまで「足元の広いエコノミークラス席」です。

シートの横幅も、そして縦方向のピッチもべらぼうに広い本物の国際線ビジネスクラスシートが座席指定できるとしたら、これが断然おすすめだと思いませんか?

ANA国内線で、運よく搭乗出来たら絶対に座席指定するべき「国際線ビジネスクラスシート」に実際に乗ってきましたので、レポートします。

スポンサーリンク

国内線の一部に国際線機材で運航する路線がある

これ、あまり知られていませんが、ANA国内線には一部に国際線機材で運航している路線があります。

ただし、国際線機材での運行は不定期になりますので、ANAの国内線時刻表には掲載されていません。そして、国内線に投入されることがある国際線機材は、B767-300ER機です。国内線の機材表記としては「B763」と表記されます。

ちなみに76Pという機材もあります。こちらもB767-300ER機ではありますが、国内線仕様のプレミアムクラス設定機材のことです。「B763」表記の便が、国際線機材です。

例えば、こちらはB767-300ER機が投入されている路線の一つ、成田ー名古屋(中部)路線です。一番下、ANA495便をご覧ください。この日は、機種は32P便になっていますよね。

翌日を検索してみましょう。すると、機種が変わっていますよね??このB763表記の機材が、国際線機材です。

このように、763の機材は毎日投入されているわけではなく、投入されている路線であっても週2~3便程度の運航のみとなっています。

このように、「国際線仕様機」の表記がありますよね。

国際線仕様機ですから、前列の1~7列はビジネスクラス仕様の席が配置されています。

もちろん、実際に座席指定もできます。シート配置が15列以降は2-3-2なのに、1列~7列は2-1-2になっていることがお分かりですか?これ、完全にビジネスクラスのシートマップです。

そして、驚くべきことにこの座席は普通席扱いなんです。

つまり、上記でもお分かりのとおり、座席指定できる場合は追加料金不要で指定できるんです。つまり、国内線普通席料金でビジネスクラスシートに乗れるってことです。これ、結構嬉しくないですか?

スポンサーリンク

B763機材の運航路線

さて、このビジネスクラス座席搭載のB763の運航路線ですが、実は残念ながらあまり多くはありません

関西ー東京(羽田)
  • 関西ー羽田 21:10-22:30 ANA098便
  • 羽田ー関西 7:10-8:25 ANA093便
東京(成田)-名古屋(中部)
  • 成田ー名古屋 18:25-19:40 ANA495便
  • 名古屋ー羽田 7:40-8:55 ANA492便

B763国際線機材が投入されているのは、主には上記2路線です。

関空ー羽田便は・・どうでしょう、週1回運航があるか、無いかくらいのレア便ですが、一応運行しています。

一方、狙いやすいの成田ー中部路線です。週3便程度は運航しているので、成田ー中部路線に乗る方は、B763が運航していないか確認してみるのがおススメです。

スポンサーリンク

B763国際線ビジネスクラスのシート

そして、実際に乗ってきましたよ。成田ー中部の国内線のビジネスクラスのシートに。

シートはこちら。国際線ビジネスクラス仕様のシートです。

当然ながら、全然前の席に足が届かないくらい広いですし、シートピッチも比べ物になりません。何しろ、エコノミークラス、つまり普通席が2-3-2のアブレストのところ、2-1-2ですからね、横幅は1.4倍程度広いですし、縦方向には1.5倍程度広いです。

便によっては、こちらのシートのこともあります。

こちらも、猛烈にシートピッチがある国内線ではもったいなさすぎるくらいのシートです。

スポンサーリンク

座席指定が可能な運賃

さて、冒頭にもご紹介のとおり、この国際線ビジネスクラスシートは、普通席の扱いです。つまり、普通席と同じ料金で座席指定もできてしまうということです。

ただ・・実は格安航空券だと、座席指定できないんですよ。なんと。

例えば、東京(成田)と名古屋を結ぶANA495便の場合、スーパーバリュー75Kの運賃だと・・・。

ダメです。前方のビジネスクラス席は座席指定できません。

ANAもわかっているというか、なんと、格安チケットの場合国際線ビジネスクラスの座席は指定させてくれません。※AMC(ANAマイレージクラブ)の平会員の場合。SFCなどステータス会員だと座席指定できるかもしれません。)

そして、ご丁寧にも「選べる座席の範囲が広がる運賃が選べます」という、アップグレードのお誘い画面まで表示されるんです。

運賃を変更することで、国際線ビジネスクラス座席の指定ができるようになります。

ただ、この金額見てください。なんと+10,700円ですからね。そもそもスーパーバリュー75Kの運賃が8,450円なので、倍以上の運賃ってことになります。

確かに国際線ビジネスクラス座席は快適性が高いですが、そうはいっても搭乗時間は1時間程度です。さすがにこの価格差では躊躇してしまいますよね。

ちなみに、座席指定するためにはANAバリュー3運賃(3日前までに購入)への変更が必要です。

特典航空券なら座席指定可能

なんだ・・結局座席指定できないんじゃん・・。と思われましたか?

ご安心ください。完全無料で国内線の「国際線ビジネスクラスシート」に乗れる方法はもちろんあります。

それが、特典航空券で搭乗する方法です。

特典航空券ならこのとおり、バッチリ前方ビジネスクラス座席の選択が可能です。

B763の運航に運よく搭乗するスケジュールでの旅程となった場合は、特典航空券の利用がおすすめと言えそうですね。

スポンサーリンク

まとめ

まとめ
  • ANA国内線には、国際線機材で運航している路線がある
  • 国際線機材はB763-300ER機
  • 機材表記は「B763」
  • ビジネスクラスシートは普通席扱い
  • 事前に座席指定可能だが、格安チケットでは指定できない
  • 特典航空券なら、事前座席指定可能

いかがでしたか?かなりレアではありますが、ANA国内線には国際線機材が投入されている路線が存在します。

国際線機材ですので、当然ビジネスクラスシートの搭載があります。このシートも普通席扱いですので、事前座席指定することで、国内線なのに国際線ビジネスクラスシートを体験することができます。座席指定するなら絶対的におすすめのシートですね。

ただ、このシート、ディスカウントチケット(スーパーバリューなど)では指定できません。一方、特典航空券なら事前に座席指定可能ですので、運よく搭乗できる場合は特典航空券を利用するのもありかもしれません。

特典航空券をゲットするのに必要なANAマイルの貯め方は、以下の関連記事で詳しく解説しています。

年間50万マイルを貯める。陸マイラーのはじめ方はこちらから

私は普段の生活にちょっとの工夫をするだけで、年間50万ANAマイルを貯めています。え・・そんなにマイル貯まるの?と興味が湧いた方は、ぜひこちらも併せてご覧ください。

【ANAマイルの貯め方】年間50万マイル!陸マイラーがマイルの貯め方を徹底解説

2019年3月15日

当ブログにアップされている、年間50万ANAマイル貯めて特典航空券を発券する方法、マイルの価値、そしてマイルの使い方は、以下にまとめています。順に読んで行くだけで、陸でマイルを貯める方法が誰でも簡単に理解できます。

ANAマイルの貯め方・使い方などマイルに関する記事まとめ

2023年9月21日



AD