ANAでんきがサービス開始!気になる料金プラン&陸マイラー的お得度を徹底解説!

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ANAが目指す「マイルで生活できる世界」の実現に向け、ついに?ANAが電力供給事業に参戦です。

新型コロナで経営に深刻な影響を受けた「航空・旅行事業」の一本足打法からの脱却に向けた多角化戦略の一環・・。

ということで、その狙いとしては非常に分かりやすいものとなっています。

そして、気になるのは我々陸でマイルを貯める陸マイラーにとってこの「ANAでんき」は果たして「お得なのか?」ってことですよね(笑)。

気になる料金プランを含めた、陸マイラー的お得度を解説したいと思います。

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サービス体制&メリット

では、気になるANAでんきのサービス概要からご紹介していきます!!

と言ってもちょっと複雑なので・・ポイントを以下に簡単にまとめますね。

ANAでんきサービス概要
  • サービス開始日:2021年7月26日(月)
  • 対象地域:日本全国(沖縄・一部離島を除く)
  • 対象:ANAマイレージクラブ会員
  • 料金プラン:電気料金は地域電力会社が提供する従量電灯相当。特典としてマイルを還元。
  • マイル特典内容:
    ANAカード会員には月額固定マイルとして毎月300マイル
    ANAマイレージクラブ会員には月額固定マイルとして毎月200マイル
  • スキーム:サービス提供はKDDI。ANAは販売委託および特典提供

ANAでんきサービスの概要がこちら。

まず、サービスは2021年7月26日から既に開始されています。

申込み可能な地域は日本全国となっており、ANAマイレージクラブ会員であれば誰でも(後述する一部電力プランの契約者を除く)申し込むことが可能です。

そして気になる料金プランについては・・これは重要かつ複雑ですのでこの次の項で詳しく解説します。

そして超絶気になるANAでんきのメリットですが・・。

ANAカードを持っている方AMC(ANAマイレージクラブ)会員は、毎月300ANAマイル積算、カードを持っていないAMC会員は200ANAマイル積算となっています。

なお、この積算マイルには使用量は関係なくANAでんきと契約していれば毎月無条件にもらえます。

毎月の使用量が少ない場合の方が・・お得度が感じられる条件になっていますね(笑)。

つまり、ANAカード保有者なら年間3,600ANAマイルが、AMC会員でも2,400ANAマイルがもらえる計算です。

また、最後に・・これは提供される料金プランにも関係するのですが、このサービスの実際の提供者はKDDIとなっています。

あくまでKDDIの電力供給サービスをANAブランドの「ANAでんき」として売り出し・・ANAはプロモーションやANAマイルの特典の提供を行う・・というスキームの様です。

よく考えると・・ANA PayのサービスもJCBのスマートコードに完全に相乗りでしたので・・。

ANAは経験の乏しいサービスに直接参入するのではなく、まずは他社サービスとのコラボにより早期のサービスインを優先する・・。

そんな戦略のように・・傍から見ていると見えますね。

ANA Payとは?メリット&使える店は?上級会員資格も獲得可能?という疑問に全力回答する

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料金プラン

そして・・超絶気になるANAでんきって果たしてお得なの?

って疑問に答えるために超重要なファクターとなるのが「料金プラン」な訳ですが・・。

これ、サービス開始当初は上記のとおり「地域電力会社が提供する従量電灯相当」となっています。

そして、KDDIのANAでんき専用ページを見に行くと分かるんですが・・。

これ、各地電力会社の「従量電灯」料金と全く同じなんですよ(笑)。

わざわざ、地域ごとの料金単価も変えているので、本当に、ぴったり同じなんです。

このため、現在各地の電力会社の「従量電灯」を契約している方は・・。

このANAでんきに乗り換えることで、ANAマイルがもらえる分だけお得になる!ってことになります。

あ、ちなみに「従量電灯」というのは、超絶一般的な電気の契約の名称です。

電力自由化?なにそれ?って感じで、これまで一度も電気の契約を見直したことが無い!って方や、一人暮らし(アパート・マンション)の方、電気・ガス併用マンション等にお住いの方で、ご利用の方はまだまだ多いと思います。

一方、オール電化住宅やエコキュート・電気温水器をお使いの方、太陽光発電をお持ちの方などは、従量電灯である可能性はほぼない(笑)。

そして、今現在従量電灯でない方がこのANAでんきに契約変更すると・・。

電気代的に不利になるケースの方が多い・・ばかりか、温水器(エコキュート)などを使っている方は、そもそも契約できないこともあります。

こちらのとおりですね。

現在従量電灯以外の契約!って方は、KDDIのお客さまセンターに良く確認してから契約した方が良いでしょう。

一方、従量電灯は使用量が少ない方が安い(3段階料金)っていう特徴があるので、一人暮らしの方などにおすすめの料金といえますね。

なお、気になる・・各地域の電力会社の従量電灯以外の料金は無いの??ってことですが・・。

現在のところ、従量電灯以外の料金メニュー用意がない・・ということになっています。

このため、実質的には現在従量電灯の契約の方からの乗り換えを想定している・・と考えて良さそうです。

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スタートダッシュキャンペーン適用可能!

そして、この「ANAでんき」ですが、2021年7月のサービス開始から9月末までの期間限定でスタートダッシュ「Wマイル」キャンペーンを実施中なので・・。

新規契約者全員にまずは1,000ANAマイルがもらえ・・・。

さらに、抽選35名に40,000ANAマイルが当たります!

個人的には抽選は特典にカウントしないことにしているので(笑)、まずは簡単に言うと1,000ANAマイルがもらえる!ってことですね。

どうせ契約を考えているなら(笑)、このチャンスは逃さないようにしてください。

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ANAでんきはお得?

以上、2021年7月にサービスインしたANAでんきについて解説しました。

で、気になるのが結局「お得」なの?ってことですが・・。

これは非常に分かりやすいんですが、現在各地域の電力会社の「従量電灯」をお使いの方は何しろ料金単価が全く同じでさらに追加でANAマイルをもらえるので、ほぼ確実にお得!と言えると思います。(温水器などをお使いの方を除く)

一方、従量電灯以外の契約の方は・・まずは料金単価や使い方次第ですので比較が難しいのが正直なところですが・・。

多くのケースで、不利になる可能性が高いと思います。

現在の電気の契約が地域の電力会社の従量電灯以外!って場合は、かなり慎重になった方が良いですね。

何しろ、もらえるマイルはANAカード所有者でも年間最大3,600ANAマイルです。

3,600ANAマイルくらいなら陸マイラーなら1か月で悠々獲得できるマイルですので、そのあたりのことも考慮しつつ・・乗り換えを検討するって感じが正解でしょうかね。

ということで、ANAでんきは各地域の電力会社の標準メニューと単価が全く同じで、ANAマイルを最大月300ANAマイル付与するという・・。

かなりコンサバ(保守的)な滑り出しになっています。

ただまあ、このあたりはANAさんも織り込み済み、まずは確実にメリットが出る層(=従量電灯契約層)に対し、どれくらい反応するかの様子見・・って感じではないでしょうか。

従量電灯契約で無い方は・・・すぐに乗り換えどうこうというより、料金メニューの充実など今後の展開を見てからでも遅くないかも・・しれません。

ANAでんきのサービス概要はこちらから確認ができます。

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